僕とボクっ娘勇者の異世界ファンタジー純愛和姦冒険物語~転生した僕は恋人のボクっ娘勇者と幸せラブラブSEXしながら魔王を倒して世界を救います~

屠龍

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第3章 愛しい時間

☆第20話 ミレーヌと一つに。

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 ☆第20話 ミレーヌと一つに。
 
 「ーーー痛ッ!!」
 
 ミレーヌが痛みに叫ぶと同時に僕のペニスが若草のようにうっすらと萌える緑色の陰毛をかき分けて、ミレーヌのヴァギナの中に挿入された。
 初めての女の子のヴァギナは少しだけ淡いつゆのように濡れていたがまだ十分濡れた状態では無かった。
 ミレーヌのヴァギナが僕のペニスを受け止めるように亀頭を包みながら刺激を与えてくる。
 処女の証の血痕がシーツに染み込んで、ミレーヌの初めてを貰った事を実感する。
 幼いころからクラスで男女問わず人気があって、気高くまっすぐな性格で優しく美しい少女の処女を奪った。
 僕は征服欲と性欲に突き動かされそうになりながら、それに耐えてミレーヌが落ち着くまで待つ。
 
 ミレーヌは瞳に涙を浮かべてとても痛そうだ。
 涙の雫は頬に流れそうなくらい溜まっていたがミレーヌは気丈にも涙を見せないように我慢をしている。
 自分が涙を流したら僕が行為をやめてしまうと知っているのだろう。
 罪悪感が襲ってくる。
 僕はとても大切な女の子を傷つけてしまった。
 一緒になれた感動とかよりそれが先に立つ。
 
 「ミレーヌ、抜くね!!」
 
 これ以上痛みに苦しむミレーヌを見ていられない。
 そう思って腰を動かしてペニスを抜こうとした時、ミレーヌに手を掴まれた。
 その手は痛みに震えていたが強い意志を感じさせるように僕の手を掴み離さない。
 
 「やだ。ユキナと一つになれたんだからボク最後までしたいよ」
 
 「でもミレーヌすごく痛そうだよ」
 
 「痛いけど大丈夫。お願いゆっくり動いて」
 
 ミレーヌの言葉に頷いて僕は出来るだけ優しくミレーヌの中を抽送する。
 まだ濡れ切っていないヴァギナがきついくらい締め付けて来る。
 処女の証とミレーヌの愛液がぽたぽたとシーツに染みを作っていた。
 
 ミレーヌの身体がシーツを乱すように揺れる。
 よほど痛いのだろう、気丈にふるまっていても無意識に体が動いてしまう。
 僕は獣欲に流されそうなくらい気持ちいいがゆっくり優しく動いていく。
 ミレーヌの顔を見ながら痛みに耐える様子に心が痛んだ。
 
 いつも微笑んでくれたミレーヌの顔が苦痛に歪みながら、それでもやめないで欲しいというように僕を見つめている。
 ぎゅっと僕の手を握る手は震えていて苦痛が伝わるようだ。
 涙を浮かべながら気丈に微笑むミレーヌが愛しくて僕は慣れないながら優しく動こうとする。
 僕とミレーヌの接合部から血が垂れてシーツに小さな赤い染みが付いた。

 「はあ…はあっ!!ユキナっ…あああ」

 「ミレーヌ…ミレーヌ…もうすぐだから」
 
 僕のペニスが締め付けられる快感と共に湧き上がってくる射精感。
 痛みに耐えて微笑んでくれるミレーヌが愛しくて昂ってしまう。
 出来るだけ優しくしようとしても逸る気持ちと僕も性行為は未経験ゆえに乱暴になってしまう。
 こんなに愛しいのに。
 大切にしたいのに。
 僕の稚拙な性技のせいでこんなにミレーヌが痛がってる。
 
 「ごめんねミレーヌ」
 
 「ボク大丈夫だよ。ユキナと一つになれて幸せ」
 
 そう言って微笑んでくれたミレーヌを抱きしめると、ミレーヌの奥に達したペニスから快感が沸き起こってくる。
 僕は快感を求める性欲に流されないようにゆっくりと動く。
 でもそんなゆっくりとした動きでも、ペニスを締め付けるミレーヌの中が気持ち良すぎて射精を抑えられない。
 
 「ミレーヌっごめん僕もう!!」
 
 「いいよユキナ。来て。ボクはユキナと一緒にいきたい」
 
 その言葉を聞くと同時に僕はミレーヌの中に射精した。
 熱い精液がミレーヌのなかに射精される。
 
 どびゅっ!!びゅくびゅくびゅくっ!!
 
 「ああ…ユキナがボクの中に広がってる」
 
 ミレーヌも僕に抱き着きながら身体の奥で精液を受け止めてくれた。
 びゅくびゅくっと最後まで射精する。
 射精の快感とミレーヌとSEXできたという幸福感に浸りたいけどすぐに抜かなきゃ。
 ミレーヌが痛くないようにやさしくペニスを抜いた。
 
  「んんっ…!!」
 
 抜いた瞬間ミレーヌが痛みを我慢する声が聞こえて僕は慌てて治療魔法を唱えた。
 ピンク色をした魔力がミレーヌの柔らかくすべすべした鼠径部に染み込むように広がっていく。
 乱暴に扱って傷ついたミレーヌの膣壁やヴァギナの傷が塞がりミレーヌの痛みも治まったようだ。
 
 「はあ…はあ…」
 
 ミレーヌは涙目で顔を伏せている。
 余程痛かったのだろう。
 罪悪感で胸が苦しい。
 美しい顔は疲労の色が濃く、濡れた肌からは汗が滴っている。
 柔らかくて長いさわり心地が上質の絹のような緑色髪は汗で濡れていた。
 
 美しい。
 
 慣れない性行為で苦痛を与えてしまったというのに僕はそう思ってしまう。
 この顔を幸せで満たしたいと心からそう思う。
 
 「ごめんね。痛かったよね」
 
 僕はミレーヌの手を取って詫びる。
 SEXってもっとロマンチックなものだと思っていた。
 あんな獣みたいな行為だなんて思わなかった。
 僕が後悔しているとミレーヌが優しく手を繋いでくれる。
 たおやかな美しい手は苦痛のあとの脱力で震えていた。
 
 「痛かったけど、ずっとずっと、子供の頃からユキナの事大好きだったからボク嬉しいよ」
 
 そう言って満面の笑顔で答えてくれた。
 僕の恋人になってくれるのかどうか、今すぐ答えが聞きたい。
 嫌なら肉体関係にならないだろうしミレーヌが好きだと言ってくれるのは嬉しい。
 でも思春期の興味でSEXしただけと言われたらどうしよう。
 
 (今更何言ってるんだ。もうSEXしちゃったんだから覚悟を決めろ)

 そう思って臆病な自分の尻を叩く。
 ミレーヌが時間が欲しいと言っているなら待つしかない。
 その答えが拒絶だったとしても受け入れよう。
 僕はミレーヌが好きだ。
 その答えは変わらない。
 
 「ユキナどうしたの?」
 
 ミレーヌが微笑みながら僕の顔を覗き込む。
 その笑顔に僕の心が温かくなる。
 僕の想い人はどうしてこんなに可愛くて愛しいのだろう。
 
 「ミレーヌが僕の恋人になってくれたら凄く嬉しいのにって思ってたんだ」
 
 「ごめんね…ボク」
 
 「わかってる。僕は待つよ。だからミレーヌもゆっくり考えて」
 
 「うん♪」
 
 僕がそういうとミレーヌが嬉しそうに満面の笑みをしてくれた。
 答えは急がなくていい。
 僕はミレーヌが好きだ。
 僕の気持ちは変わらないから、あとはミレーヌ次第。
 ミレーヌが僕を選んでくれたら凄く嬉しいけどそれは先の話。
 冒険者は明日死ぬかもしれない。
 それなら今日は思い残す事は無いようにしないと。
 
 「ユキナは子供の頃の事覚えてる?」
 
 「子供の頃って学校とかで遊んだ事とか?」

 「そうそう。そういうの」
 
 「ん~そうだね。みんなで湖でよく泳いだ事とか今でも思い出すよ。初めて見た時ミレーヌって男の子みたいだった」
 
 僕がそういうとミレーヌが笑いながら
 
 「あはは。ボクもあの頃は自分が女の子とかって思ってなかったよ。身体もちんちくりんだし、まだ生理も来てなかったからね。男の子とか女の子とかよくわかってなかったんだよ♪」
 
 ミレーヌはそう言いながら楽しそうに笑う。
 あの時はこんなふうにミレーヌとベッドで裸になってSEXまでしちゃうなんて想像もしなかった。
 
 「ボクはね。最初ユキナの事、女の子だと思ったんだよ」
 
 「え、何で?」

 「だってユキナって肌白いしあの頃は身体が細かったからね。男の子と一緒に遊んでる女の子だと思って声をかけたんだ。それにみんな楽しそうだったからボクも友達になりたくて」
 
 言われてみればあの頃の僕はまだ背も高くなく…今でもそれほど高くは無いけど。
 身体もまだ成長途中だったのもあって細かった気がする。
 言われてみれば女の子に見えなくもない。
 確かにヤオやミンみたいに男子と一緒に遊んでいる女子もいたけど。
 僕って頼りないのだろうか?
 
 「でも年々男の子の身体になっていくユキナを見ててボクは悔しいって思ったんだよ」
 
 「悔しいってなんで?」
 
 「だって背丈も伸びて腕とか胸とかに筋肉ついて。それまでボクのほうが得意だった水泳も木登りや駆けっこもユキナに勝てなくなって行ったから。どうして神様はボクを男の子にしてくれなかったのって思ってたんだ」
 
 そういうものなのかな?
 自分では当たり前だと思ってたから全然気が付かなかった。
 活発で陽気に笑ってたミレーヌが僕の事を羨ましいと思ってたなんて知らなかったよ。
 
 「ユキナはボクの事をどう思ってたの?」

 「うんと……嫌わないなら言うけど」

 「ボクの事えっちな目で見てた?」

 そう言って笑いながら僕の頬に指を当てるミレーヌ。
 その通りなので何も言えない。
 
 「……ごめんね」

 「あはは。それってボクの魅力にあてられてたって事でしょ?それだったら許してあげる♪」
 
 僕がミレーヌを好きになったのは最初に出会った時。
 あの時僕は一瞬天使に見えたミレーヌの事を女の子として好きになり、今こうやって恋人みたいな会話をしている。
 昔の僕にこんな未来を教えたら多分信じないだろうな。
 そんな事を思いながらミレーヌと他愛もない話をして一緒の布団で眠りにつく。
 僕の胸の中で静かに寝息をたてている愛しい女の子。
 ミレーヌは絶対死なせない。
 僕はそう誓った。
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