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第35話 カレン復活

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 第35話 カレン復活
 
 悪の組織ダークネスシャドーに旅客機が乗っ取られたと機長から通報が入ったのは10分前。
 今ジェット旅客機は沢山の乗員を乗せたまま東京都心に突入しようとしていた。
 
 「ただちに撃墜せよ」

 自衛隊機がその命令を受け憐れな乗客ごと旅客機を撃墜しようと空対空ミサイルを発射する。
 そのミサイルが旅客機に命中する直前ミサイルが爆発した。
 
 「待ってください!!僕とカレンが乗客を救って見せます!!」
 

 そう言ってブルーバスターヒロは天空から飛翔して、レーザーライフルの遠距離射撃でジェット旅客機に命中しようとしたミサイルを次々と破壊する。
 その隙にレッドバスターカレンは高速で飛行するジェット旅客機に飛び乗り非常口から機内に侵入した。
 客室に一瞬だけ空気の逆流が発生し激しく揺れるがすぐにロックするとカレンは乗客に銃を向けている戦闘員へ突撃する。
 狭い機内なのでレーザーブレードは使わず体術だけで仕留めていく。
 戦闘員に肘内をして体勢を崩させたあと怪人を仲間の戦闘員へ向かって放り投げる。
 怯んだ戦闘員に向かい蹴りを放ち次々に無力化していった。
 
 「おのれレッドバスターカレン!!」
 
 トンボのような怪人が複眼を怒りに光らせ口から毒針を飛ばす。
 それを戦闘員で受け止めるカレン。
 戦闘員の断末魔の叫びが機内に響き渡る。
 その叫びが途切れる前にカレンは毒針の雨を突破しトンボ怪人の首をレーザーブレードで切り飛ばした。
 ダークネスシャドーにハイジャックされていた旅客機は無事解放され、空港に着陸し乗客の歓呼の声に答えたあとカレンとヒロは天空へと飛翔して去っていった。
 そこで映像は途切れた。
 
 ☆☆☆
 
 悪の組織ダークネスシャドーの本部がある東京都心にある巨大ビル。
 その最上階がダークネスシャドーの基地になっていた。
 その中の幹部用住居。
 住居といっても実質No2である女幹部アリシアの部屋は広く貴族の屋敷の内部と言われても驚かない豪華な室内だった。
 広いリビングルームには大きなソファーやテーブルが置かれ、壁には絵画が飾られている。
 床には高級絨毯が敷かれ、家具も一流品が並ぶ。
 部屋の主が座るであろう革張りの椅子には誰も座っていない。
 女幹部アリシアとペットは寝室にいた。

 彼女の前には四つん這いになった宮村和美がいる。

 和美は全裸で首輪をつけられ、手足は鎖で繋がれていた。
 そして、股を大きく開き、陰部を曝け出してそこに極太のペニスのようなアリシアの尻尾を突っ込まれていた。
 
 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐ!!
 
 「あああああ♡ああっ♡あああーー♡アリシア様きもちいい♡気持ちいいです♡」
 
 高速で激しくピストンを繰り返す尻尾ペニス。
 ヴァギナだけでなくアナルにまで挿入されている。
 和美は獣のように四つん這いで喘ぎながら身体を震わせていた。
 
 「ひぐう♡ふぐっ♡あはああ♡あっ♡あっ♡あああっ!!あーーあーっ♡あああ♡」
 
 拉致された和美は殺されること無くアリシアのペットとして性処理玩具扱いで生かされていた。
 人間扱いはされずアリシアが飽きるまで犯され毎日乱暴にシャワーを浴びせられている。
 服も着せてもらえず24時間床に這いつくばって寝る時以外は首を鎖で繋がれていた。
 食事は人間の食べれるものではない。
 猫用のエサ皿に入ったキャットフードだ。
 最初は抵抗したが、無理やり口の中に入れられて無理矢理咀嚼させられる。
 味も臭いも最悪だが食べないと殴られるので仕方なく食べるしかなかった。
 トイレも当然猫用を使う。
 抵抗する意思は初期に行われた媚薬を使った調教で砕かれた。
 アリシアがいる間は性処理道具のように扱われたあと鎖で繋がれる。
 目には光が無く抵抗の意思どころか尊厳さえない。
 そんな状態で一月ほど経過していた。
 その間に何度も薬漬けにされて快楽に溺れさせられたのだ。
 今の彼女は完全に従順な雌猫奴隷となっていた。
 今もこうして尻を突き出し自ら腰を振っている。

 「いいニャ♡もっと腰を動かすニャ。ちゃんと気持ちよくしてあげるニャ」
 
 「はい♡ありがとうございます♡」
 
 言われるままに腰を動かす和美。
 そのたびに乳首が床で擦れ快感が走る。
 もう何も考えられなかった。
 ただご主人様の命令に従うだけの存在になっている。
 やがて限界を迎えたのか和美の身体が痙攣し潮を吹きだした。
 それと同時に大量の愛液が溢れ出し尿まで漏らしてしまう。
 それでもなお腰を振り続ける和美を見て満足そうに微笑むアリシア。
 同時に彼女も絶頂を迎え膣内射精を行う。

 「出すわよ。ご主人様の精液をたっぷりと注いであげる」
 
 「はいい♡沢山沢山注いでください♡」
 
 女幹部アリシアは果てた和美の顎を掴んで無理やり顔を寄せると強引にキスをした。
 性的快感に和美の鼠径部にある淫紋がピンク色に点滅している。
 快感を得るたびに和美はエナジーをため込む人間エナジータンクと化していた。
 
 「レッドバスターカレンが復活したそうよ。和美の親友が生きていた。喜びなさい」

 「か…れん?」
 
 すっかり幼児退行したようで精神的に崩壊した和美に親友雛月カレンの名前は思い出せない。
 なぜか懐かしいような胸を締め付けられるような感情だけが沸き起こる。
 和美の瞳から涙がこぼれて頬を濡らす。
 愛液と精液と和美の涙が絨毯に染みを広げた。
 
 「ふふ。もうすっかり快楽に蕩けたようだニャ。和美にはまたエナジーをたっぷりと吸わせてあげるニャ」
 
 「嬉しいですアリシア様♡」
 
 そう言って和美はアリシアの身体に身体を摺り寄せて甘える。
 その姿は愛玩動物そのものだった。
 その瞳は虚ろで何も映していない。
 アリシアはそんな哀れな少女の頭を優しく撫でてやった。
 この少女はもう自分のものだ。
 誰にも渡さない。
 永遠に飼ってやろう。
 そう決意して女幹部は微笑んだ。
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