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フラッシュバック
初めての歌い手友達
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投稿して一週間、ホシの初めての「歌ってみた」の結果はというと。
やはり、鳴かず飛ばず。
結果には正直驚いていない。
自分の実力と歌声を考えると正当な評価だ。
『再生回数:45、いいね数:1。』
雪からもらった貴重な1いいねだ。
「綾人、世間はまだ綾人の魅力に気づいていないだけだよ」
と雪は謎に励ますが、俺はちっとも悲しんでいないから大丈夫だ。
それよりも!
いまさらだが、初めてのSNSを満喫していた!
そして俺が興奮している様子をいち早く察知した雪から口酸っぱく言われた。
「綾人、SNSは危険だよ。自分の個人情報は絶対に発信してはいけないよ。初めて写真投稿するときは僕に最初にみせなさい」
ーーだから、保護者かよ!
と思いつつ、SNSに関してはいわば俺は1年生みたいなもの。
大人しく雪の言うことを聞きます。
雪からいわゆるSNSのガイドラインの指導を受けながら、俺は歌い手「ホシ」として自分と同じような新人歌い手のSNSや投稿を見つつ、コメントをしたりしていた。
ーーいやぁ!歌い手さんに直接コメントできるって素晴らしい!!!
コメントしてなにかに繋がったか?というと、なーんにも!
俺、無名だから相手にされない、、、
それでも俺には野望がある。
それは・・・『歌い手友達をつくること!』
ここの界隈、そして雪のSNSを見たところ、歌い手同士が自分たちの投稿にコメントしたり、雑談しているのを見た。
そして俺はそれにとんでもなく憧れてしまった。
学校外の友人。
サッカーでいわゆる共通な「好き」なことで繋がっている仲間を失った俺は、これに飢えていたようだ。
「だったら綾人、SNSに僕をフレンドとして追加して相互フォローしようよ」
と雪に提案される。
だけどフォロワー1万人いる雪は、俺からすると、まだ絡んではいけない相手だ。
それに雪経由での友達はできるかもしれないが、俺は最初に自分で友達をつくりたい!
それを伝える度、雪は萎れた顔をしつつ、渋々理解してくれた。
・
・
・
相変わらず俺は相手にされないが、楽しく自分と同じ新人歌い手さんの投稿や動画を漁りながら過ごしていた。
SNSのタイムラインと自分の歌ってみたの動画のページを毎朝見るのが日課になりつつある中、自分の歌ってみた投稿ページの異変に気づいた。
「えっ!?動画にいいねが付いてる!」
初めて見た、「いいね数:2」!
ーー誰っ?誰っ?
残念ながらコメントはなく、くれた人が誰なのかまったく分からない。
だけど、俺はどうしても雪以外からもらった初「いいね」の人物を突き止めたく、手がかりを必死に探した。
スマホを両手に必死にスクリーンをスクロールしている俺はとても滑稽だったかもしれない。
「あっ、この人。俺のSNSの歌ってみたの投稿に最近いいねしている」
歌ってみたの動画投稿を報告をしたSNS投稿は、発信当時は同じような新人歌い手から「いいね」をもらっていたが、2週間経ったいまは落ち着いていた。
その中から、昨日この投稿に「いいね」をしている人がひとりいた。
オレンジ色の髪の毛、同じくオレンジ色の瞳の男の子のアイコン。
「『ナツ』さん」
そこからはSNS初心者とは思えないほど、俺はナツさんのSNSと動画投稿サイトへたどり着けた。
どうやらナツさんは歌い手をやりつつ、ゲーム実況を行う活動者のようだ。
どの動画から見るから迷いつつも、歌ってみたの動画を視聴することに。
彼が歌った曲は、『サマーパッション』。
ポップでハイテンションはリズムと歌詞。
ナツさんのいわゆる少年!的な声にぴったり。
アイコンイラストに似合う、爽やかで元気が出る声だ。
そこから俺は夢中に彼の動画を視聴し、「いいな」と思ったものにも躊躇なく「いいね」を押していた。
俺が特に気に入ったのは彼の「サファリカート8」のゲーム実況。
これは俺でも知っているレーシングゲーム。
ゴーカートに乗っているポップで可愛らしい動物キャラを操作し、町中をレーシングするゲームだ。
ただのレーシングゲームと違うのは、相手の運転を妨害できるランダムなアイテムを使える点だ。
老若男女から人気のあるゲームで、一番有名なキャラは赤い熊の「ベリオ」と緑の熊の「ベジージ」。
ちなみに俺が好きなのは白いアザラシの「ミゾレ」。
ナツのゲーム実況はとにかく面白い。
毎度過剰に反応しているわけではなにが、とにかく喋る。
無言の時間がないのでは?と思うほど彼はしゃべり倒すが、その内容も濃い。
ーーこの人のワードセンスが流石なんだよなぁ
「高校生なのにほぼ毎日夜に実況しているなんて、すごいな」
ナツさんの紹介文を見ると高校生のようだ。
そして歌い手、ゲーム実況の活動を始めたのも2ヶ月前。
チャンネルの登録者数は50名、SNSのフォロワー数は110名と、絶賛フォロワー数が0名の俺と比べたら月とすっぽんだ。
それでもーー
「友達になりたいな」
コメントを送ったところでまた相手にされないかもしれない。
それでも、送らずにはいられない。
ーー返信なくても、彼の歌ってみたと実況が「良い!」と思ったこの気持ちだけでも届くといいなぁ
そう思いながら、俺は一心不乱にスマホで打ち始めた。
***
『こんにちは、ホシといいます。
ナツさんの『サマーパッション』とサファリカート8のゲーム実況でファンになりました。
応援しています。』
『ホシさん、こんにちは、ナツです。
チャンネル登録とSNSのフォローありがとうございます。
こちらこそチャンネル登録とSNSフォローさせていただきます。
ホシさんの「ロストタイム」の歌ってみたとてもよかったです、いいねしました』
返信をもらった俺は自分の部屋で踊り出した。
ーー初めての返信!
恋している女子高生か、と思われるかもしれないけど仕方ない。
嬉しいものは嬉しい。
そしてあんなにはっちゃけている声とは裏腹に返信はとても丁寧なナツさんに好印象をもった。
そして返信をもらってからいいねの数は変わっていない。
ということはー!
やっぱり、あの「いいね」はナツさんだ!
こうやって、ナツさんとのメッセージのやり取りが始まり。
気づいたら一週間ほど、彼とのメッセージが続いていた。
***
「という感じで初めての歌い手の友達ができたんだ」
俺は一連の流れを雪に説明すると、「どうだ!」と胸を張る。
俺も自分でコミュニティーを広げて、友達できたんだぞ!
ひとりだけど。
でも貴重なひとりだ!
俺たちは学校の図書室の角で宿題をしながら話していた。
テスト期間ではない図書室は空いている。
最近はここで宿題をやりつつ、雪と歌い手活動の相談と進捗報告をしていた。
雪から「次の歌ってみたを投稿しないの?」という催促が激しいというのもあるからだ。
それで俺は今日初めての歌い手友達について報告し、雪から褒められるのを待っている。
だけど、待てど暮らせど雪から返事がない。
しびれを切らした俺が自分から聞いてしまった。
「どうした、雪?」
すると目の前にはふて腐れている顔の雪が。
ぷくぅと控えめに頬を膨らましながらジトーッと見つめる。
「初めての歌い手友達は僕だと思うんだけど?」
「はぁ?」
ーーまさかの返事に俺は戸惑う。
「当たり前だろ?雪は別枠だよ」
俺は思ったことを口にすると、ぱぁーっと雪の顔が明るくなる。
すると彼は頷きながら言った。
「そっそうだよね、僕は特別枠だよね」
ーーいやっ、『特別』枠とは言っていない気がするが。まぁいいか。
「あぁ、そうだ。そうだ」と俺も相槌を打つ。
「なんかスッキリしたら喉渇いてきたな。僕はなんか買ってくるけど、綾人もいる?」
「俺は大丈夫かな。ここで待っているよ」
「じゃあ、購買行ってくる」
雪は席から立ち上がり、図書室を出て行くと、俺は自分の目の前にある数学の問題集に取りかかろうとした。
xとかyとか出てきた辺りから俺の数学嫌いが加速している。
ただ雪に勉強を見てもらえるようになったら成績が上がっている。
雪さんには頭が上がらない。
俺は数学の教科書と問題集を必死に睨んでいたため、自分の後ろに近づいた人物にまったく気づかなかった。
数学の三問目を終えたところで、後ろから声をかけられた。
「もしかして、ホシくん?」
俺の心臓が止まるかと思った。
やはり、鳴かず飛ばず。
結果には正直驚いていない。
自分の実力と歌声を考えると正当な評価だ。
『再生回数:45、いいね数:1。』
雪からもらった貴重な1いいねだ。
「綾人、世間はまだ綾人の魅力に気づいていないだけだよ」
と雪は謎に励ますが、俺はちっとも悲しんでいないから大丈夫だ。
それよりも!
いまさらだが、初めてのSNSを満喫していた!
そして俺が興奮している様子をいち早く察知した雪から口酸っぱく言われた。
「綾人、SNSは危険だよ。自分の個人情報は絶対に発信してはいけないよ。初めて写真投稿するときは僕に最初にみせなさい」
ーーだから、保護者かよ!
と思いつつ、SNSに関してはいわば俺は1年生みたいなもの。
大人しく雪の言うことを聞きます。
雪からいわゆるSNSのガイドラインの指導を受けながら、俺は歌い手「ホシ」として自分と同じような新人歌い手のSNSや投稿を見つつ、コメントをしたりしていた。
ーーいやぁ!歌い手さんに直接コメントできるって素晴らしい!!!
コメントしてなにかに繋がったか?というと、なーんにも!
俺、無名だから相手にされない、、、
それでも俺には野望がある。
それは・・・『歌い手友達をつくること!』
ここの界隈、そして雪のSNSを見たところ、歌い手同士が自分たちの投稿にコメントしたり、雑談しているのを見た。
そして俺はそれにとんでもなく憧れてしまった。
学校外の友人。
サッカーでいわゆる共通な「好き」なことで繋がっている仲間を失った俺は、これに飢えていたようだ。
「だったら綾人、SNSに僕をフレンドとして追加して相互フォローしようよ」
と雪に提案される。
だけどフォロワー1万人いる雪は、俺からすると、まだ絡んではいけない相手だ。
それに雪経由での友達はできるかもしれないが、俺は最初に自分で友達をつくりたい!
それを伝える度、雪は萎れた顔をしつつ、渋々理解してくれた。
・
・
・
相変わらず俺は相手にされないが、楽しく自分と同じ新人歌い手さんの投稿や動画を漁りながら過ごしていた。
SNSのタイムラインと自分の歌ってみたの動画のページを毎朝見るのが日課になりつつある中、自分の歌ってみた投稿ページの異変に気づいた。
「えっ!?動画にいいねが付いてる!」
初めて見た、「いいね数:2」!
ーー誰っ?誰っ?
残念ながらコメントはなく、くれた人が誰なのかまったく分からない。
だけど、俺はどうしても雪以外からもらった初「いいね」の人物を突き止めたく、手がかりを必死に探した。
スマホを両手に必死にスクリーンをスクロールしている俺はとても滑稽だったかもしれない。
「あっ、この人。俺のSNSの歌ってみたの投稿に最近いいねしている」
歌ってみたの動画投稿を報告をしたSNS投稿は、発信当時は同じような新人歌い手から「いいね」をもらっていたが、2週間経ったいまは落ち着いていた。
その中から、昨日この投稿に「いいね」をしている人がひとりいた。
オレンジ色の髪の毛、同じくオレンジ色の瞳の男の子のアイコン。
「『ナツ』さん」
そこからはSNS初心者とは思えないほど、俺はナツさんのSNSと動画投稿サイトへたどり着けた。
どうやらナツさんは歌い手をやりつつ、ゲーム実況を行う活動者のようだ。
どの動画から見るから迷いつつも、歌ってみたの動画を視聴することに。
彼が歌った曲は、『サマーパッション』。
ポップでハイテンションはリズムと歌詞。
ナツさんのいわゆる少年!的な声にぴったり。
アイコンイラストに似合う、爽やかで元気が出る声だ。
そこから俺は夢中に彼の動画を視聴し、「いいな」と思ったものにも躊躇なく「いいね」を押していた。
俺が特に気に入ったのは彼の「サファリカート8」のゲーム実況。
これは俺でも知っているレーシングゲーム。
ゴーカートに乗っているポップで可愛らしい動物キャラを操作し、町中をレーシングするゲームだ。
ただのレーシングゲームと違うのは、相手の運転を妨害できるランダムなアイテムを使える点だ。
老若男女から人気のあるゲームで、一番有名なキャラは赤い熊の「ベリオ」と緑の熊の「ベジージ」。
ちなみに俺が好きなのは白いアザラシの「ミゾレ」。
ナツのゲーム実況はとにかく面白い。
毎度過剰に反応しているわけではなにが、とにかく喋る。
無言の時間がないのでは?と思うほど彼はしゃべり倒すが、その内容も濃い。
ーーこの人のワードセンスが流石なんだよなぁ
「高校生なのにほぼ毎日夜に実況しているなんて、すごいな」
ナツさんの紹介文を見ると高校生のようだ。
そして歌い手、ゲーム実況の活動を始めたのも2ヶ月前。
チャンネルの登録者数は50名、SNSのフォロワー数は110名と、絶賛フォロワー数が0名の俺と比べたら月とすっぽんだ。
それでもーー
「友達になりたいな」
コメントを送ったところでまた相手にされないかもしれない。
それでも、送らずにはいられない。
ーー返信なくても、彼の歌ってみたと実況が「良い!」と思ったこの気持ちだけでも届くといいなぁ
そう思いながら、俺は一心不乱にスマホで打ち始めた。
***
『こんにちは、ホシといいます。
ナツさんの『サマーパッション』とサファリカート8のゲーム実況でファンになりました。
応援しています。』
『ホシさん、こんにちは、ナツです。
チャンネル登録とSNSのフォローありがとうございます。
こちらこそチャンネル登録とSNSフォローさせていただきます。
ホシさんの「ロストタイム」の歌ってみたとてもよかったです、いいねしました』
返信をもらった俺は自分の部屋で踊り出した。
ーー初めての返信!
恋している女子高生か、と思われるかもしれないけど仕方ない。
嬉しいものは嬉しい。
そしてあんなにはっちゃけている声とは裏腹に返信はとても丁寧なナツさんに好印象をもった。
そして返信をもらってからいいねの数は変わっていない。
ということはー!
やっぱり、あの「いいね」はナツさんだ!
こうやって、ナツさんとのメッセージのやり取りが始まり。
気づいたら一週間ほど、彼とのメッセージが続いていた。
***
「という感じで初めての歌い手の友達ができたんだ」
俺は一連の流れを雪に説明すると、「どうだ!」と胸を張る。
俺も自分でコミュニティーを広げて、友達できたんだぞ!
ひとりだけど。
でも貴重なひとりだ!
俺たちは学校の図書室の角で宿題をしながら話していた。
テスト期間ではない図書室は空いている。
最近はここで宿題をやりつつ、雪と歌い手活動の相談と進捗報告をしていた。
雪から「次の歌ってみたを投稿しないの?」という催促が激しいというのもあるからだ。
それで俺は今日初めての歌い手友達について報告し、雪から褒められるのを待っている。
だけど、待てど暮らせど雪から返事がない。
しびれを切らした俺が自分から聞いてしまった。
「どうした、雪?」
すると目の前にはふて腐れている顔の雪が。
ぷくぅと控えめに頬を膨らましながらジトーッと見つめる。
「初めての歌い手友達は僕だと思うんだけど?」
「はぁ?」
ーーまさかの返事に俺は戸惑う。
「当たり前だろ?雪は別枠だよ」
俺は思ったことを口にすると、ぱぁーっと雪の顔が明るくなる。
すると彼は頷きながら言った。
「そっそうだよね、僕は特別枠だよね」
ーーいやっ、『特別』枠とは言っていない気がするが。まぁいいか。
「あぁ、そうだ。そうだ」と俺も相槌を打つ。
「なんかスッキリしたら喉渇いてきたな。僕はなんか買ってくるけど、綾人もいる?」
「俺は大丈夫かな。ここで待っているよ」
「じゃあ、購買行ってくる」
雪は席から立ち上がり、図書室を出て行くと、俺は自分の目の前にある数学の問題集に取りかかろうとした。
xとかyとか出てきた辺りから俺の数学嫌いが加速している。
ただ雪に勉強を見てもらえるようになったら成績が上がっている。
雪さんには頭が上がらない。
俺は数学の教科書と問題集を必死に睨んでいたため、自分の後ろに近づいた人物にまったく気づかなかった。
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