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その後15
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「気持ち悪いってひどくない?」
「何がです?」
香茹さんが、空になったグラスをドンとテーブルに置きながら言った。典型的なクダを巻く酔っ払い。絡まれたくないなあと思いながら、返事をする。
「結婚して何年もたった夫婦が、一緒に飲みに行くってそんな気持ち悪いことなの?」
「は?」
意味がわからない。夫婦で一緒にいることが気持ち悪い? 夫婦なのに一緒にいて気持ち悪い?
「あー、ええとな、同僚とランチした時に言われたらしい。」
「へぇ」
「気にしなきゃいいと思うんだけど、納得いかない、腑に落ちないらしい」
「ええと? 私もよくわかりません。何が気持ち悪いのか、なんで気持ち悪いのか?」
竜一さんの先輩の夫婦は、学生結婚をして、子供ももう大きく家を出たので、趣味の飲み歩きをしている。最近、近所でいい店を見つけたと話し、そんな返しがあったらしい。
周りがサークルで遊んだり飲み会で騒いだりするなか、勉強にバイトや仕事と子育てに明け暮れた。だから、今度はゆっくり二人の時間を二人でささやかな贅沢を楽しむのだ。なのに、気持ち悪いと言われた。
「ん~…別に先輩達が気持ち悪いんじゃなくて、その話を聞いた人にとっては、自分達が夫婦一緒に飲みに行くと想像したら気持ち悪いと思ったんじゃないですか?」
「つまり、その方のところは夫婦仲が冷えてるんでしょうね」
私と竜一さんが見解を口にすれば、香茹さんがぽかんとした。
「その発想はなかった」
そうかそうか、と頷きながら茶碗蒸しを頬張る。隣で旦那さんがだから言ったろ、と自分の茶碗蒸しから銀杏を香茹さんの器に移した。
「でも、ならなんで夫婦やってんですかね?」
竜一さんの友人が興味なさげに、グラスを揺らしながら疑問を口にする。
「子供のためって大義名分かざして、一人で子供を育て一人でやりくりして行く気がないんでしょう」
「うちの会社で働いてんなら、少なくとも普通に生活していくには困ることはないよ」
「今より生活水準が下がる事、今の生活を変える気がないんでしょうね」
「二人とも意外と辛辣だな。そもそもそこまで深刻な状態じゃないのかもよ? ただちょっと愚痴っただけとか?」
「……」
ふと、以前働いていた会社の人たちを思い出した。いかに自分の妻は、悪妻、鬼嫁かを嘆き、愚痴り、自嘲気味にあるいは得意げに話す既婚者達。
だったら別れたらいいのに。
人間だから、愚痴の一つもこぼしたくなる事もある、悪口も言いたくなる事もある。
でもなぜ、パートナーの自慢話、惚気話をする既婚者はいないのだろう。
お酌と同じ、日本独特の文化だ。私はそれが理解できない、共感できない。少数派だった。いや、それは今でも変わらない。
「意味がわからない…」
「意味なんてないんだよ。」
「そう、だから気にする必要は無いってこと」
「…ちょっと、その言葉に辿り着くまでが随分省略してない?」
香茹さんが、銀杏を口に放り込む。
「愚痴や悪口なんて聞く方だって気分悪いのに、どうして身内についてだと盛り上がるんだろう?」
「苦労を分かち合いたいんじゃない?」
「なら、尚更、ここが良いんだって事を分かち合った方が気分良くない?」
「いやぁ、それは恥ずかしいだろ」
「自分のいないところで、自分について惚気られてたら恥ずかしくない?」
夫婦二人に揃って否定された。
褒められることは恥ずかしいこと? 恥ずべきことなの? 全くもってその感覚は私にはわからない。
「うーん…褒められてるなら嬉しい。それが愚痴とか悪口なら、他人じゃなく、私にちゃんと言って欲しい。」
「ええ~?」
「だってじゃなきゃ、改善できるかもしれないことで延々相手に嫌な思いさせ続けることになるんですよ?」
「なるほど」
「うーん……」
想像しても、自分について竜一さんが惚気てるなんて嬉しい、そう思うのはナルシストなのか? 承認欲求が強いのだろうか?
「そういや、竜一はサラッと翠さんの料理上手を自慢してたよな」
「おう。すげぇ美味いんだぞ。和洋中どれもいける。今年のおせちはすげえ豪華だった!」
「ようは似た者同士?」
「思考回路やタイミングはよく一致する、な?」
「うん」
「……胸焼けしそう」
返事をしただけなのに……。私、今どんな顔していたんだろう。
ひとしきり、飲んで食べて喋って帰って来た。酒は一滴も飲めないはずの翠が、ほろ酔い状態みたいにふわふわご機嫌だった。
「ただいまー」
玄関に入ると翠が無人の部屋に挨拶した。
「はい、お疲れさん」
着替えて、彼女が風呂の準備をし、俺が風呂上がり飲むコーヒーの準備をする。翠にはデカフェ。
風呂のドアを開けると、いつもと趣の違う檜とか松とか森林っぽい香りがした。
「今日は森の香り?」
翠が湯船に浸かったのを察して俺も風呂場に入る。
「そう。今日は茶碗蒸しに、梅キュウに柚子胡椒、和っぽかったから。」
「ああ、風呂上がりにコーヒー用意しちゃったよ。お茶が良かった?」
「寝る前にコーヒーですか?」
「二日酔い防止。翠にはデカフェだよ。」
体を洗って翠の前へ入り込む。俺が座りこむとちょっと湯が溢れた。翠が俺の膝と肩に手をつき、顔を近づける。少し前かがみになったせいで、たわわな胸が強調され、プルンと湯を揺らすのを見逃さなかった。彼女は体を滑り込ませる隙間を確かめるため、下を向いていたから、俺が何を見ていたかなんて気がつかないはず……いや、バレるだろう、隠す必要もないけど。
彼女の腰を掴み、腿の上に乗せる。細い腰をひねり彼女が振り向いて擦り寄る。腰を引き寄せ、背中を支えキスをする。
チャプチャプと静かに湯の揺れる音に、口付けの音が混じる。
「竜一さんビール臭いー、にが~い」
首に巻きつけていた手を外し、湯の中に沈ませる。スルリと袋から竿をなで上げられた。笠の部分を引っ掛け、指が行ったり来たりする。
「こら、余計な刺激与えるな!」
「竜一さん、アルコールと一緒にフェロモン発散させてません?」
「は?」
「さっきから凄く竜一さん表情色っぽい」
「…ぶふっ」
「だからお手伝い」
「だからその前に、しっかり汗かいてアルコール抜かないと」
「?」
「翠の事思い切り抱けない。」
おでこを肩口に押し付ける様に抱きすくめる。翠がくてりと体をもたせかける。湯の中じゃ全然重さを感じず物足りない。
「私たち、いつまでこうやって一緒にお風呂入れるんでしょうね。」
「ん?」
「竜一さんの先輩方、私たちとは対照的な道を歩んだ方ですね。」
「そうだなあ……、若いうちそれこそ人より早く子供を作って結婚して、周りが子作りのタイムリミットに慌て出す頃には子育てもひと段落。翠はそういう人生に憧れた?」
「うーん…10代後半、20代前半って私、恋愛ごとに興味がなかった。勉強とか趣味のために時間を使いたかった。憧れても結局は選ばないでしょうね。」
「俺もさ、10代半ば、後半とかで翠と出会っていたとして、若いうちに子供作って結婚したか? っていうと、そうは思わない。実際問題、生活能力のない学生同士が子供もうけても、親とか相手家族の理解と協力がなきゃやっていけない。」
「ああ、そういう意味では私は絶対ありえないですね。」
「でも、女性の場合不可抗力で選ばざるを得ない状況になるかもしれないだろ?」
「不可抗力? それこそ選ぶ必要ある? 考えるまでもないと思うんだけど……」
「行為自体は同意しててもってあるだろ? ……俺みたいな例……」
気まずくなって翠の顔を肩に押し付けるように顔を見せなくした。
「行為に同意してるなら避妊失敗はお互いの責任。」
「失敗してると気が付かなかったりとかは?」
「私みたいな例? ……そう考えると、学生にはキツイ選択肢ですね。」
自分の言葉でギクリとした。
私は選んですらいなかった。
倍近くの歳を重ねていてなお、選べなかった私。どちらを選んだにしろ、半分くらいの年齢で選べた人たち。いや、選べずに、なし崩し的に現状に至っている人もいるだろう。選択肢があることに気がつかない人もいるかもしれない。
私は選べなかったのか、選ばなかったのか。石橋を叩いて渡るのではなく、石橋を叩き壊して渡らない。
「翠」
「うん?」
「翠って、考えてる時に俺におでこぎゅうって押し付ける癖があるの、知ってた?」
「え!」
パッと顔を上げると、おでこを指で撫でられキスを落とされた。
のぼせる寸前、風呂から上がる。肌の手入れ、髪を乾かしたりしながら想像する。あと十年だか何年だかすれば、今より大きく私の体は変化する。その時、彼に求められて嬉しいと思えるのだろうか、煩わしいと思うようになってしまうのだろうか。それ以前に求めてもらえるのだろうか。
リビングに行くと竜一さんがタイミングを見計らって、大きめのマグカップにデカフェのカフェオレを差し出してくれた。
カフェオレの湯気の向こうで竜一さんが目を細め、柔らかい表情で私を眺める。
「……翠」
「ん?」
「俺たち多分、いつまででも一緒に風呂入ったり、ベッドでくっついて一緒に眠ったりするんだよ。」
***
「何がです?」
香茹さんが、空になったグラスをドンとテーブルに置きながら言った。典型的なクダを巻く酔っ払い。絡まれたくないなあと思いながら、返事をする。
「結婚して何年もたった夫婦が、一緒に飲みに行くってそんな気持ち悪いことなの?」
「は?」
意味がわからない。夫婦で一緒にいることが気持ち悪い? 夫婦なのに一緒にいて気持ち悪い?
「あー、ええとな、同僚とランチした時に言われたらしい。」
「へぇ」
「気にしなきゃいいと思うんだけど、納得いかない、腑に落ちないらしい」
「ええと? 私もよくわかりません。何が気持ち悪いのか、なんで気持ち悪いのか?」
竜一さんの先輩の夫婦は、学生結婚をして、子供ももう大きく家を出たので、趣味の飲み歩きをしている。最近、近所でいい店を見つけたと話し、そんな返しがあったらしい。
周りがサークルで遊んだり飲み会で騒いだりするなか、勉強にバイトや仕事と子育てに明け暮れた。だから、今度はゆっくり二人の時間を二人でささやかな贅沢を楽しむのだ。なのに、気持ち悪いと言われた。
「ん~…別に先輩達が気持ち悪いんじゃなくて、その話を聞いた人にとっては、自分達が夫婦一緒に飲みに行くと想像したら気持ち悪いと思ったんじゃないですか?」
「つまり、その方のところは夫婦仲が冷えてるんでしょうね」
私と竜一さんが見解を口にすれば、香茹さんがぽかんとした。
「その発想はなかった」
そうかそうか、と頷きながら茶碗蒸しを頬張る。隣で旦那さんがだから言ったろ、と自分の茶碗蒸しから銀杏を香茹さんの器に移した。
「でも、ならなんで夫婦やってんですかね?」
竜一さんの友人が興味なさげに、グラスを揺らしながら疑問を口にする。
「子供のためって大義名分かざして、一人で子供を育て一人でやりくりして行く気がないんでしょう」
「うちの会社で働いてんなら、少なくとも普通に生活していくには困ることはないよ」
「今より生活水準が下がる事、今の生活を変える気がないんでしょうね」
「二人とも意外と辛辣だな。そもそもそこまで深刻な状態じゃないのかもよ? ただちょっと愚痴っただけとか?」
「……」
ふと、以前働いていた会社の人たちを思い出した。いかに自分の妻は、悪妻、鬼嫁かを嘆き、愚痴り、自嘲気味にあるいは得意げに話す既婚者達。
だったら別れたらいいのに。
人間だから、愚痴の一つもこぼしたくなる事もある、悪口も言いたくなる事もある。
でもなぜ、パートナーの自慢話、惚気話をする既婚者はいないのだろう。
お酌と同じ、日本独特の文化だ。私はそれが理解できない、共感できない。少数派だった。いや、それは今でも変わらない。
「意味がわからない…」
「意味なんてないんだよ。」
「そう、だから気にする必要は無いってこと」
「…ちょっと、その言葉に辿り着くまでが随分省略してない?」
香茹さんが、銀杏を口に放り込む。
「愚痴や悪口なんて聞く方だって気分悪いのに、どうして身内についてだと盛り上がるんだろう?」
「苦労を分かち合いたいんじゃない?」
「なら、尚更、ここが良いんだって事を分かち合った方が気分良くない?」
「いやぁ、それは恥ずかしいだろ」
「自分のいないところで、自分について惚気られてたら恥ずかしくない?」
夫婦二人に揃って否定された。
褒められることは恥ずかしいこと? 恥ずべきことなの? 全くもってその感覚は私にはわからない。
「うーん…褒められてるなら嬉しい。それが愚痴とか悪口なら、他人じゃなく、私にちゃんと言って欲しい。」
「ええ~?」
「だってじゃなきゃ、改善できるかもしれないことで延々相手に嫌な思いさせ続けることになるんですよ?」
「なるほど」
「うーん……」
想像しても、自分について竜一さんが惚気てるなんて嬉しい、そう思うのはナルシストなのか? 承認欲求が強いのだろうか?
「そういや、竜一はサラッと翠さんの料理上手を自慢してたよな」
「おう。すげぇ美味いんだぞ。和洋中どれもいける。今年のおせちはすげえ豪華だった!」
「ようは似た者同士?」
「思考回路やタイミングはよく一致する、な?」
「うん」
「……胸焼けしそう」
返事をしただけなのに……。私、今どんな顔していたんだろう。
ひとしきり、飲んで食べて喋って帰って来た。酒は一滴も飲めないはずの翠が、ほろ酔い状態みたいにふわふわご機嫌だった。
「ただいまー」
玄関に入ると翠が無人の部屋に挨拶した。
「はい、お疲れさん」
着替えて、彼女が風呂の準備をし、俺が風呂上がり飲むコーヒーの準備をする。翠にはデカフェ。
風呂のドアを開けると、いつもと趣の違う檜とか松とか森林っぽい香りがした。
「今日は森の香り?」
翠が湯船に浸かったのを察して俺も風呂場に入る。
「そう。今日は茶碗蒸しに、梅キュウに柚子胡椒、和っぽかったから。」
「ああ、風呂上がりにコーヒー用意しちゃったよ。お茶が良かった?」
「寝る前にコーヒーですか?」
「二日酔い防止。翠にはデカフェだよ。」
体を洗って翠の前へ入り込む。俺が座りこむとちょっと湯が溢れた。翠が俺の膝と肩に手をつき、顔を近づける。少し前かがみになったせいで、たわわな胸が強調され、プルンと湯を揺らすのを見逃さなかった。彼女は体を滑り込ませる隙間を確かめるため、下を向いていたから、俺が何を見ていたかなんて気がつかないはず……いや、バレるだろう、隠す必要もないけど。
彼女の腰を掴み、腿の上に乗せる。細い腰をひねり彼女が振り向いて擦り寄る。腰を引き寄せ、背中を支えキスをする。
チャプチャプと静かに湯の揺れる音に、口付けの音が混じる。
「竜一さんビール臭いー、にが~い」
首に巻きつけていた手を外し、湯の中に沈ませる。スルリと袋から竿をなで上げられた。笠の部分を引っ掛け、指が行ったり来たりする。
「こら、余計な刺激与えるな!」
「竜一さん、アルコールと一緒にフェロモン発散させてません?」
「は?」
「さっきから凄く竜一さん表情色っぽい」
「…ぶふっ」
「だからお手伝い」
「だからその前に、しっかり汗かいてアルコール抜かないと」
「?」
「翠の事思い切り抱けない。」
おでこを肩口に押し付ける様に抱きすくめる。翠がくてりと体をもたせかける。湯の中じゃ全然重さを感じず物足りない。
「私たち、いつまでこうやって一緒にお風呂入れるんでしょうね。」
「ん?」
「竜一さんの先輩方、私たちとは対照的な道を歩んだ方ですね。」
「そうだなあ……、若いうちそれこそ人より早く子供を作って結婚して、周りが子作りのタイムリミットに慌て出す頃には子育てもひと段落。翠はそういう人生に憧れた?」
「うーん…10代後半、20代前半って私、恋愛ごとに興味がなかった。勉強とか趣味のために時間を使いたかった。憧れても結局は選ばないでしょうね。」
「俺もさ、10代半ば、後半とかで翠と出会っていたとして、若いうちに子供作って結婚したか? っていうと、そうは思わない。実際問題、生活能力のない学生同士が子供もうけても、親とか相手家族の理解と協力がなきゃやっていけない。」
「ああ、そういう意味では私は絶対ありえないですね。」
「でも、女性の場合不可抗力で選ばざるを得ない状況になるかもしれないだろ?」
「不可抗力? それこそ選ぶ必要ある? 考えるまでもないと思うんだけど……」
「行為自体は同意しててもってあるだろ? ……俺みたいな例……」
気まずくなって翠の顔を肩に押し付けるように顔を見せなくした。
「行為に同意してるなら避妊失敗はお互いの責任。」
「失敗してると気が付かなかったりとかは?」
「私みたいな例? ……そう考えると、学生にはキツイ選択肢ですね。」
自分の言葉でギクリとした。
私は選んですらいなかった。
倍近くの歳を重ねていてなお、選べなかった私。どちらを選んだにしろ、半分くらいの年齢で選べた人たち。いや、選べずに、なし崩し的に現状に至っている人もいるだろう。選択肢があることに気がつかない人もいるかもしれない。
私は選べなかったのか、選ばなかったのか。石橋を叩いて渡るのではなく、石橋を叩き壊して渡らない。
「翠」
「うん?」
「翠って、考えてる時に俺におでこぎゅうって押し付ける癖があるの、知ってた?」
「え!」
パッと顔を上げると、おでこを指で撫でられキスを落とされた。
のぼせる寸前、風呂から上がる。肌の手入れ、髪を乾かしたりしながら想像する。あと十年だか何年だかすれば、今より大きく私の体は変化する。その時、彼に求められて嬉しいと思えるのだろうか、煩わしいと思うようになってしまうのだろうか。それ以前に求めてもらえるのだろうか。
リビングに行くと竜一さんがタイミングを見計らって、大きめのマグカップにデカフェのカフェオレを差し出してくれた。
カフェオレの湯気の向こうで竜一さんが目を細め、柔らかい表情で私を眺める。
「……翠」
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