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そんな日もあるさ
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「……ん……、……ぁ、……あん……」
黒い革張りのクッション性のある背もたれに体を預け、恍惚とした表情で緩んだ口元から力なく漏れる声。
ガクガクと体を揺らされ、薄いワッフル地の寝間着の裾が乱れていく。小柄な彼女にはサイズが合わず、だらしなく襟元がずれていき、振動に合わせて波打つ白い谷間がチラチラと見える。長過ぎる袖からはオレンジベージュの爪がちょこんと覗く。
「……ん……ああ……」
「……」
ピーーーーッ
「……ん、ふぁああ、……」
「……おい」
弛緩しきった体を無造作に投げ出し、とろんとした目をそのまま瞑る。
__このまま眠っちゃうの、幸せ。
翠の思考回路が見え見え、分かり過ぎるくらいによくわかる。
全身マッサージコース60分、標準よりだいぶ小柄な体型にすらセンサーがしっかり体型を把握し、ピンポイントでツボを刺激し筋肉をほぐしてくれる。人間のマッサージと違い60分間疲れを見せることなく、部位に応じて適切な力加減揉みほぐし方。それを全身くまなく。もう、だらしなく口を半開きにしてよだれ垂らして眠ってしまうくらい気持ちいい。
高級高性能マッサージチェアーの威力はハンパない。
知ってるけど、だからって、今日、今じゃなくてもいいじゃないか。
いつも通り先に彼女がバスルームを使い、後から俺が入って、俺が出てくるまでの間に翠は肌や髪の手入れをする。とはいえ、彼女のお手入れはシンプルで手早く終わる。髪を乾かしあいっこするのも大事なスキンシップの時間で、だから俺が風呂から上がるのもそんなに間は置かない。
のに、……
今日は、久しぶり、思い切りハメを外すつもりで彼女と豪華目のホテルに来た。
なのに、風呂から出てみれば俺にじゃなくてマッサージチェアに骨抜きになってる。そういえば、前回は使わなかったから今日は……、以前、家具屋さんでうん十万するお高いマッサージチェアの威力を知ってから、楽しみにしてた。……やっぱり、気持ちいい……すごい……ねむ……
だんだん口数が少なくとろけていく彼女を見守った。
くってりとすっかり、マッサージチェアで腰砕けになっている翠を抱え上げ、ベッドに放る。ちょっと乱暴になっているとは自覚しているけど、イラついている。ほんわかと頬を上気させ、とろりとした目にうるうると涙で潤ませ、華奢な体を貫いて揺さぶってあんあん言わせて、腰砕けにさせるのは俺なのに。マッサージチェアに出番奪われ対抗意識燃やしてる俺、馬鹿じゃねえのか。
意味不明な完全な八つ当たりで翠をごろりと転がし、ベッドの中央に寄せる。されるがままごろりと転がり、ふにゃりとした表情で、翠が呟く。
「……すっごい気持ちよかった~……」
「……(俺とヤってから言え!!)」
「極楽極楽」
「……(セックスの快感をそう表現する奴はいないよな)」
人の気も知らないで、ふにゃふにゃ幸せそうな表情の翠の頭をワシャワシャと撫でくり倒す。髪、乾かしてなかったのかよ。
ドライヤーを持って来て、うつ伏せに転がした彼女の頭に風を当てて乾かす。ふわふわ柔らかな髪をいじっているうちに、少し気が紛れる。すべすべプニプニのほっぺたを覆う。ほっぺたを覆う俺の手に、翠の小さな手がかぶさる。
人の気も知らないで、ふわりと目を細め、ゆっくりと口角が上がる。さっきまでのふにゃふにゃした笑顔とは違う、妖艶な笑みにドキリとする。
「竜一さんの手、あったかい。気持ちいい。幸せ。」
なんて理不尽。横暴、卑怯。さっきまでイライラ八つ当たりしていた感情が綺麗さっぱり吹っ飛ばされてしまう。彼女にのしかかり唇に頬に額に、耳に、キスを落とす。片手を彼女の頭の横に置き体を支え、もう片手で襟元のボタンを外していく。もっと触れたい。早く触れたい。なのに、ボタンは何の試練かずらりと続く。一つ一つ外すのがまどろっこしい。
くすり、と翠が笑う。
「竜一さん」
「ん?」
キスの合間を縫って、翠が話しかける。
「起こして」
言われた通り、頭と肩の下に手を入れて支え、体を起き上がらせる。お尻をもじもじし、俺の襟元に手を伸ばしプチプチといくつかのボタンを外し上に引っ張る。意味がわかって、上からスポッと寝間着を脱ぐ、翠のも脱がせる。万歳していた腕が下り、ぷるんと揺れる。クスクス笑いながら乱れた髪を整える。
「こういうホテルでバスローブがあっても、パジャマを置いてあるところが少ない理由わかりました。」
「まあ、脱ぐし。寝間着着る理由ねえしな。」
目の前に現れた美味しそうな果実に吸い寄せられる。
腕を伸ばせば、するっと胸の中に収まる。包み込むように抱きしめれば胸や頬、二の腕、尻だけじゃなくて全身どこもふわふわで柔らかい。スベスベなめらかでいつまででも触っていたい。以前翠に垢すりをされてボディローションまで塗ったくられた時も、自分の皮膚でも随分スベスベになれるもんだと思ったけど、それとは明らかに違う。キメの細かいしっとり吸い付くような柔らかな肌を堪能する。
手のひらで、指先で肌を撫でキスを落とし、舌をはわせ翠の肌を、全身堪能する。気がつけば翠はリラックスして俺に身を委ねてる。後ろから抱きしめ、たわわな胸を優しく揉みしだく。膝の上に乗せた翠の太ももの間からガチガチに張り詰めた己がそそり勃ち主張している。軽くゆすり、擦り付ける。ビクッと翠が体を反応させ、俺の腕をギュウッと掴む。はぁ、と熱い息を漏らしている。耳元に口を寄せ、わざといつもより低めにゆっくり息のかかるように囁く。
「翠、両手を前についてごらん」
翠がぽや~としたまま、指示に従う。腰に腕を回したまま、自分の膝から翠の腿を滑らせて膝をつかせる。腰を固定しているので四つん這い状態になった翠に覆いかぶさり、膝を割りいきりたつものにトロトロと溢れている蜜を絡め取る。しばらく双丘の頂と蜜まみれの粒をいじり、軽くいかせ入り口に自身をあてがって蜜で滑らせては甘い声を楽しむ。何度目かの全身を硬直させ付いていた手を握りしめ甲高い声を上げた後、ブルブル震えながら翠が振り向く。真っ赤な顔で、涙目で縋り付くような目で俺を見る。
「竜一さん……」
「ん?」
「……お願い……」
「なに?」
「……」
腕で翠の上体を支えつつ柔らかな果実をわしづかむ俺の手に触れ、腰が落ちないよう押さえつつ、指先で蜜を絡め取っては快感を与える手を取り、腰をそらして動かし翠がそっと手を添え先端を導く。熱くて柔らかい感触が先端にまとわりつき、蜜が伝う。脳みそ痺れそうになる。ずるいなあ。自分では言わないのに。
「欲しい?」
「……」
こくこくとうなずく。恥ずかしくて言えないから、実際にするより言葉にする方が恥ずかしいから彼女はこうしてるんだということも知ってるけど、俺が堪えきれない。我慢の限界、自分のか彼女の蜜でかテラテラと濡れた先端をゆっくりとろけるそこに押し当て、ゆっくり潜り込む。
「…ぁ…ぁぁああ……」
「いい声。そんなに欲しかったなら、言えばいいのに。」
涙目で睨まれるけど、ふるふると震えていて説得力がない。むしろもっと焦らしたいいじりたい、意地悪したくなる。
ぐいっと尻を引き寄せ、ぐっと腰を押し付け根元までねじ込む。馴染むまでじっとしていると、中が蠢き腰がビクビクと震える。
「んっ……ああ……あぁっ」
「気持ちいい?」
何もしてないのに、翠がどんどん息を乱しナカがうねうねと蠢き絡みつくように吸い付いてくる。
「……はぁ……っあ…はぁ……はぁ…っ」
「ああ、いいよ翠。ナカ吸い付いてくる、気持ちいい」
いつもと違い、膝立ちになっていて太ももに力が入るからかいつもより、締め付けがきつい。気がついたら腰が動いてた。翠がかわいい声を上げている。
「ああん……っん……あっ……あん」
以前に後ろからした時はここまで反応良くなかったのに、そう思ったらゾクゾクと湧き上がってくる。丸い尻を撫で、するりと太ももを膝から上になぞり上げ、茂みの中にぷっくりとした粒を指先でこする。
「ああああ! ……あっあん、ああ!」
強い快感から逃れようと腰が退けていくので、もう片手でぐいっと上体を押さえ込み、腰をしゃくりあげるように貫きながら後ろからも押さえる。たっぷり蜜をつけて滑りを良くしてからぷっくりした粒をむき出しにし、指先で優しく円を描くように擦る。ビクビクガクガクと体を震わせ、中がぎゅうぎゅう締め付けてくる。
「ああ、イキそうだな」
「んっ、あ、あ、…やぁぁあ!……ああっ……ああっ…はぁん」
「まだ、もっとイッてろ。」
がくんとベッドに沈みそうになる翠の体を抑え、今度は俺が彼女の中の感触を愉しむ。腰を揺らす。
「はぁ……あん……はぁ…」
ぱちゅ……クチュ……ちゅぷっ…・
蜜にまみれ濡れて光るものをゆっくり引き抜く。狭い入り口で引っかかり押し出され、そのままゆっくり押し込む。
熱くて柔らかくて蜜がトロトロ溢れてる。ぬるぬる滑る中に自身を飲み込ませる。いつまでも味わい続けたい感触。でももっと、強烈な快感が欲しい。でももっとこの緩やかな快楽を味わっていたい。
飲み込まれては押し出され、掻き出された蜜が滴る己自身の様を見る。腰の動きに合わせて体を震わせ、甘い吐息を漏らす翠。
ぱちゅん
「あんっ」
ねじ込んだ時に揺れる乳、上がる声。ふと視界の端に、薄暗さに慣れた目に、前面の鏡張りの壁に自分たちの嬌態が映る。
「翠……」
「あああ……はあっ……はあっ……ああっ」
抜き差しするのをやめ、ねじ込んだ状態で軽く揺する。仰け反ればいいところに当たるのがわかっていたから、耳元で囁き少し顔を上げさせる。思った通り、またイキかけ堪らずに仰け反り、いいところを突かれて嬌声をあげる。
もう力が入らず前に倒れこみそうなのに、仰け反った瞬間、二の腕を掴まれ、絶妙なバランスで膝立ち状態をキープさせられる。背後から挿入されたまま、小刻みに揺すられ、イイところを抉られる。もうイッてるのにまたイキそうなのに、体を起こしてるのがいっぱいいっぱいで苦しくて、さっきからイキそうとか気持ち良いとかそれどころじゃ無い。喋れない、声もあげられないのに緩めてくれない。体の支えはベッドに投げ出し、竜一さんとの快楽に全部委ねてしまいたいのに、竜一さんの手が二の腕を掴み、倒れないように押さえてる。正直痛い、上半身の体重分の負荷が掴まれてる部分に集中して痛い。
もうだめ、やめて、待って、痛い、寝転がりたい、苦しい、楽になりたい。こんなのヤダ、ちゃんと竜一さんに気持ち良くされて、気持ち良いって感じたい。声が出ない、うまく呼吸も出来ない。
ふと気がつけば、甘い声はなく、鏡に映る顔は色っぽく眉をひそめる表情ではなく、苦痛に堪え眉間にしわを寄せ歪んだ表情に見えた。
その瞬間、弱々しく翠が泣く。
「…ぅ……い…ぃ、やぁ……」
「え……」
聞き取ろうと動きを止めれば、もう一度翠が泣く。
「ぃ…い。……痛い!」
ギクッとした瞬間、手からスルリと翠の腕が抜け、顔面からドサリと枕に突っ伏すように身体が崩れ落ちた。
愕然とすると同時に視界に入る翠が、呼吸を乱すどころか全く息をしていないように見え、肝が冷え慌てる。
「翠!」
片手を頭に添え、枕を引っ張り上げるようにして、枕に密着していた顔を横に向ける。一瞬の間ののち、すううぅっと音を立てゆっくり横腹が膨らみ、呼吸してくれてることに安堵する。
それも束の間。眠っているのとは違う緊張感ある呼吸。ピクリとも動かさない瞼に、緩まない口元。
__怒ってる。
いつも中イキさせると、全身弛緩してた。俺にされるがままに揺さぶられてた。
そこから更に深くイカせようとすると、男の劣情をこれ以上ないほど煽る少し鼻にかかった甲高い声を上げる。それをいつまでも聞いていたくて、わざと腰の動きを緩めたりしたこともある。
今日は?
『痛い』。あれは、掴まれていた腕が『痛い』だったのでは? 中の収縮具合も違った。それは体の向きが違うからではなく、快感と苦痛でイケない状態だったのでは?
ここまできて、ようやく焦り出す俺。
玉のような汗を浮かべる程までに至ってはいなかったけど、じっとりと汗で蒸れている肌をタオルで拭ってやる。今日は使っていなかったバスローブを掛けてやり、ミネラルウォーターのペットボトルを枕元に用意する。髪を指で梳き蒸れた地肌に空気を入れてやる。
「翠、ごめん、辛かったな」
「……」
謝っても、頬にキスをしても無反応。
暫くして、翠が髪をいじっていた手を取り、指を絡める。
「横、寝ていい?」
「……」
「腕枕する?」
「……」
瞼も開けてくれないし、声を出して返事はしてくれなかったけど、コクリとうなずいてくれた。そっと、彼女の横に横たわると、彼女も体を横にし腕に頭を乗せてきた。そのままおでこをすり寄せ、片脚を俺の脚の間に割り込ませ全身で絡みついてくる。普段ならこの甘えた態度に幸せを感じるのに、今日はまずい。寸前まで堪えて結局発射できなくて、この体勢。一旦霧散していた欲はあっという間に集結し、暴発しそう。
悶々としてきた。恋人とホテルに来て裸ですぐ横で寝てるのに、バスルームで一人で抜かなきゃなんないのか? そりゃないだろう! と思ったけど、翠が俺に巻きついているので、これを強引に引き剥がしてバスルームに行くことはできない。
生殺しだ……
一人悶々と寝返りも打てず時間が過ぎる。慣れない体位なのに自分本位で相手を気遣ってやれず、辛い思いをさせてしまったのは俺だ。でも俺も暴発寸前の不発弾をごまかしてもいつまでもごまかしきれない、のに、自己処理もできない。
何度目かの重苦しいため息をつく。
「……竜一さん」
「ん?」
寝ていたと思った翠が、声をかけてくる。
腕枕を外し、上側の腕を首に巻きつけてくる。お許しがもらえるのかと期待を込めて上体を起こし、翠の顔を覗き込む。
「反省した?」
「……はい。」
「全部竜一さんに委ねたいのに、体起こしてるの辛くて支えていられなくて、苦しかった」
「うん、ごめん。」
「そっちに気が逸れて、竜一さん受け入れてる余裕なくて苦しかったの。」
「ごめん、本当。いつも翠は受け入れてくれるって、油断してた。」
「うん、辛いってわかってもらいたかったの。」
「俺も、今、結構辛い。」
翠が困ったなぁという顔で、俺の背中に腕を回し抱き寄せる。近づいた顔にキスをする。
「なんで、いつもはちゃんと気遣ってくれるのに、今日は油断しちゃったの?」
「……鏡、」
「え?」
顎でしゃくってみせる。翠が頭を反らし、枕側の壁の鏡を見る。
「間接照明に照らされて、すごい綺麗で、おっぱい揺れてエロいし、思わず夢中になってた。」
「もうっ……いつも直に見てるじゃない」
「直じゃないから余計興奮すんだよ。」
「わけわからない」
「翠……だから、今日はおさまりつかなくて、」
「鏡じゃなくて、ちゃんと私見ててくれる?」
翠が手を滑らせ、背中から腰に回る。そっと腰を引き寄せられる。完全復活してるモノを押し当てる。翠がピクッと反応する。
「もちろん。だから、まずは一発ぶっ放していい?」
「それ、なんかヤダ」
「だって、こんなお預けくらった状態で、もう俺余裕ないから1発目はそんなもたないよ?」
「いつも1回で終わらないじゃない」
「うん。焦らしなしでたっぷりイかせてやるから、……もういい?」
「……んっあん。返事する前に……」
まんざらでもなさそうな翠の表情を見て、根元まで押し込む。
肩の下に、腕を入れ抱きすくめる。
翠が背中に回した腕に力を入れ、きつく抱きついてきた。お互い意地悪をしすぎたせいか、体は二人して素直すぎた。
結局、当初の予定どおりハメを外しすぎたかもしれない。チェックアウトした後も寝不足と体が辛そうな翠を見て、やりすぎたと反省した。
黒い革張りのクッション性のある背もたれに体を預け、恍惚とした表情で緩んだ口元から力なく漏れる声。
ガクガクと体を揺らされ、薄いワッフル地の寝間着の裾が乱れていく。小柄な彼女にはサイズが合わず、だらしなく襟元がずれていき、振動に合わせて波打つ白い谷間がチラチラと見える。長過ぎる袖からはオレンジベージュの爪がちょこんと覗く。
「……ん……ああ……」
「……」
ピーーーーッ
「……ん、ふぁああ、……」
「……おい」
弛緩しきった体を無造作に投げ出し、とろんとした目をそのまま瞑る。
__このまま眠っちゃうの、幸せ。
翠の思考回路が見え見え、分かり過ぎるくらいによくわかる。
全身マッサージコース60分、標準よりだいぶ小柄な体型にすらセンサーがしっかり体型を把握し、ピンポイントでツボを刺激し筋肉をほぐしてくれる。人間のマッサージと違い60分間疲れを見せることなく、部位に応じて適切な力加減揉みほぐし方。それを全身くまなく。もう、だらしなく口を半開きにしてよだれ垂らして眠ってしまうくらい気持ちいい。
高級高性能マッサージチェアーの威力はハンパない。
知ってるけど、だからって、今日、今じゃなくてもいいじゃないか。
いつも通り先に彼女がバスルームを使い、後から俺が入って、俺が出てくるまでの間に翠は肌や髪の手入れをする。とはいえ、彼女のお手入れはシンプルで手早く終わる。髪を乾かしあいっこするのも大事なスキンシップの時間で、だから俺が風呂から上がるのもそんなに間は置かない。
のに、……
今日は、久しぶり、思い切りハメを外すつもりで彼女と豪華目のホテルに来た。
なのに、風呂から出てみれば俺にじゃなくてマッサージチェアに骨抜きになってる。そういえば、前回は使わなかったから今日は……、以前、家具屋さんでうん十万するお高いマッサージチェアの威力を知ってから、楽しみにしてた。……やっぱり、気持ちいい……すごい……ねむ……
だんだん口数が少なくとろけていく彼女を見守った。
くってりとすっかり、マッサージチェアで腰砕けになっている翠を抱え上げ、ベッドに放る。ちょっと乱暴になっているとは自覚しているけど、イラついている。ほんわかと頬を上気させ、とろりとした目にうるうると涙で潤ませ、華奢な体を貫いて揺さぶってあんあん言わせて、腰砕けにさせるのは俺なのに。マッサージチェアに出番奪われ対抗意識燃やしてる俺、馬鹿じゃねえのか。
意味不明な完全な八つ当たりで翠をごろりと転がし、ベッドの中央に寄せる。されるがままごろりと転がり、ふにゃりとした表情で、翠が呟く。
「……すっごい気持ちよかった~……」
「……(俺とヤってから言え!!)」
「極楽極楽」
「……(セックスの快感をそう表現する奴はいないよな)」
人の気も知らないで、ふにゃふにゃ幸せそうな表情の翠の頭をワシャワシャと撫でくり倒す。髪、乾かしてなかったのかよ。
ドライヤーを持って来て、うつ伏せに転がした彼女の頭に風を当てて乾かす。ふわふわ柔らかな髪をいじっているうちに、少し気が紛れる。すべすべプニプニのほっぺたを覆う。ほっぺたを覆う俺の手に、翠の小さな手がかぶさる。
人の気も知らないで、ふわりと目を細め、ゆっくりと口角が上がる。さっきまでのふにゃふにゃした笑顔とは違う、妖艶な笑みにドキリとする。
「竜一さんの手、あったかい。気持ちいい。幸せ。」
なんて理不尽。横暴、卑怯。さっきまでイライラ八つ当たりしていた感情が綺麗さっぱり吹っ飛ばされてしまう。彼女にのしかかり唇に頬に額に、耳に、キスを落とす。片手を彼女の頭の横に置き体を支え、もう片手で襟元のボタンを外していく。もっと触れたい。早く触れたい。なのに、ボタンは何の試練かずらりと続く。一つ一つ外すのがまどろっこしい。
くすり、と翠が笑う。
「竜一さん」
「ん?」
キスの合間を縫って、翠が話しかける。
「起こして」
言われた通り、頭と肩の下に手を入れて支え、体を起き上がらせる。お尻をもじもじし、俺の襟元に手を伸ばしプチプチといくつかのボタンを外し上に引っ張る。意味がわかって、上からスポッと寝間着を脱ぐ、翠のも脱がせる。万歳していた腕が下り、ぷるんと揺れる。クスクス笑いながら乱れた髪を整える。
「こういうホテルでバスローブがあっても、パジャマを置いてあるところが少ない理由わかりました。」
「まあ、脱ぐし。寝間着着る理由ねえしな。」
目の前に現れた美味しそうな果実に吸い寄せられる。
腕を伸ばせば、するっと胸の中に収まる。包み込むように抱きしめれば胸や頬、二の腕、尻だけじゃなくて全身どこもふわふわで柔らかい。スベスベなめらかでいつまででも触っていたい。以前翠に垢すりをされてボディローションまで塗ったくられた時も、自分の皮膚でも随分スベスベになれるもんだと思ったけど、それとは明らかに違う。キメの細かいしっとり吸い付くような柔らかな肌を堪能する。
手のひらで、指先で肌を撫でキスを落とし、舌をはわせ翠の肌を、全身堪能する。気がつけば翠はリラックスして俺に身を委ねてる。後ろから抱きしめ、たわわな胸を優しく揉みしだく。膝の上に乗せた翠の太ももの間からガチガチに張り詰めた己がそそり勃ち主張している。軽くゆすり、擦り付ける。ビクッと翠が体を反応させ、俺の腕をギュウッと掴む。はぁ、と熱い息を漏らしている。耳元に口を寄せ、わざといつもより低めにゆっくり息のかかるように囁く。
「翠、両手を前についてごらん」
翠がぽや~としたまま、指示に従う。腰に腕を回したまま、自分の膝から翠の腿を滑らせて膝をつかせる。腰を固定しているので四つん這い状態になった翠に覆いかぶさり、膝を割りいきりたつものにトロトロと溢れている蜜を絡め取る。しばらく双丘の頂と蜜まみれの粒をいじり、軽くいかせ入り口に自身をあてがって蜜で滑らせては甘い声を楽しむ。何度目かの全身を硬直させ付いていた手を握りしめ甲高い声を上げた後、ブルブル震えながら翠が振り向く。真っ赤な顔で、涙目で縋り付くような目で俺を見る。
「竜一さん……」
「ん?」
「……お願い……」
「なに?」
「……」
腕で翠の上体を支えつつ柔らかな果実をわしづかむ俺の手に触れ、腰が落ちないよう押さえつつ、指先で蜜を絡め取っては快感を与える手を取り、腰をそらして動かし翠がそっと手を添え先端を導く。熱くて柔らかい感触が先端にまとわりつき、蜜が伝う。脳みそ痺れそうになる。ずるいなあ。自分では言わないのに。
「欲しい?」
「……」
こくこくとうなずく。恥ずかしくて言えないから、実際にするより言葉にする方が恥ずかしいから彼女はこうしてるんだということも知ってるけど、俺が堪えきれない。我慢の限界、自分のか彼女の蜜でかテラテラと濡れた先端をゆっくりとろけるそこに押し当て、ゆっくり潜り込む。
「…ぁ…ぁぁああ……」
「いい声。そんなに欲しかったなら、言えばいいのに。」
涙目で睨まれるけど、ふるふると震えていて説得力がない。むしろもっと焦らしたいいじりたい、意地悪したくなる。
ぐいっと尻を引き寄せ、ぐっと腰を押し付け根元までねじ込む。馴染むまでじっとしていると、中が蠢き腰がビクビクと震える。
「んっ……ああ……あぁっ」
「気持ちいい?」
何もしてないのに、翠がどんどん息を乱しナカがうねうねと蠢き絡みつくように吸い付いてくる。
「……はぁ……っあ…はぁ……はぁ…っ」
「ああ、いいよ翠。ナカ吸い付いてくる、気持ちいい」
いつもと違い、膝立ちになっていて太ももに力が入るからかいつもより、締め付けがきつい。気がついたら腰が動いてた。翠がかわいい声を上げている。
「ああん……っん……あっ……あん」
以前に後ろからした時はここまで反応良くなかったのに、そう思ったらゾクゾクと湧き上がってくる。丸い尻を撫で、するりと太ももを膝から上になぞり上げ、茂みの中にぷっくりとした粒を指先でこする。
「ああああ! ……あっあん、ああ!」
強い快感から逃れようと腰が退けていくので、もう片手でぐいっと上体を押さえ込み、腰をしゃくりあげるように貫きながら後ろからも押さえる。たっぷり蜜をつけて滑りを良くしてからぷっくりした粒をむき出しにし、指先で優しく円を描くように擦る。ビクビクガクガクと体を震わせ、中がぎゅうぎゅう締め付けてくる。
「ああ、イキそうだな」
「んっ、あ、あ、…やぁぁあ!……ああっ……ああっ…はぁん」
「まだ、もっとイッてろ。」
がくんとベッドに沈みそうになる翠の体を抑え、今度は俺が彼女の中の感触を愉しむ。腰を揺らす。
「はぁ……あん……はぁ…」
ぱちゅ……クチュ……ちゅぷっ…・
蜜にまみれ濡れて光るものをゆっくり引き抜く。狭い入り口で引っかかり押し出され、そのままゆっくり押し込む。
熱くて柔らかくて蜜がトロトロ溢れてる。ぬるぬる滑る中に自身を飲み込ませる。いつまでも味わい続けたい感触。でももっと、強烈な快感が欲しい。でももっとこの緩やかな快楽を味わっていたい。
飲み込まれては押し出され、掻き出された蜜が滴る己自身の様を見る。腰の動きに合わせて体を震わせ、甘い吐息を漏らす翠。
ぱちゅん
「あんっ」
ねじ込んだ時に揺れる乳、上がる声。ふと視界の端に、薄暗さに慣れた目に、前面の鏡張りの壁に自分たちの嬌態が映る。
「翠……」
「あああ……はあっ……はあっ……ああっ」
抜き差しするのをやめ、ねじ込んだ状態で軽く揺する。仰け反ればいいところに当たるのがわかっていたから、耳元で囁き少し顔を上げさせる。思った通り、またイキかけ堪らずに仰け反り、いいところを突かれて嬌声をあげる。
もう力が入らず前に倒れこみそうなのに、仰け反った瞬間、二の腕を掴まれ、絶妙なバランスで膝立ち状態をキープさせられる。背後から挿入されたまま、小刻みに揺すられ、イイところを抉られる。もうイッてるのにまたイキそうなのに、体を起こしてるのがいっぱいいっぱいで苦しくて、さっきからイキそうとか気持ち良いとかそれどころじゃ無い。喋れない、声もあげられないのに緩めてくれない。体の支えはベッドに投げ出し、竜一さんとの快楽に全部委ねてしまいたいのに、竜一さんの手が二の腕を掴み、倒れないように押さえてる。正直痛い、上半身の体重分の負荷が掴まれてる部分に集中して痛い。
もうだめ、やめて、待って、痛い、寝転がりたい、苦しい、楽になりたい。こんなのヤダ、ちゃんと竜一さんに気持ち良くされて、気持ち良いって感じたい。声が出ない、うまく呼吸も出来ない。
ふと気がつけば、甘い声はなく、鏡に映る顔は色っぽく眉をひそめる表情ではなく、苦痛に堪え眉間にしわを寄せ歪んだ表情に見えた。
その瞬間、弱々しく翠が泣く。
「…ぅ……い…ぃ、やぁ……」
「え……」
聞き取ろうと動きを止めれば、もう一度翠が泣く。
「ぃ…い。……痛い!」
ギクッとした瞬間、手からスルリと翠の腕が抜け、顔面からドサリと枕に突っ伏すように身体が崩れ落ちた。
愕然とすると同時に視界に入る翠が、呼吸を乱すどころか全く息をしていないように見え、肝が冷え慌てる。
「翠!」
片手を頭に添え、枕を引っ張り上げるようにして、枕に密着していた顔を横に向ける。一瞬の間ののち、すううぅっと音を立てゆっくり横腹が膨らみ、呼吸してくれてることに安堵する。
それも束の間。眠っているのとは違う緊張感ある呼吸。ピクリとも動かさない瞼に、緩まない口元。
__怒ってる。
いつも中イキさせると、全身弛緩してた。俺にされるがままに揺さぶられてた。
そこから更に深くイカせようとすると、男の劣情をこれ以上ないほど煽る少し鼻にかかった甲高い声を上げる。それをいつまでも聞いていたくて、わざと腰の動きを緩めたりしたこともある。
今日は?
『痛い』。あれは、掴まれていた腕が『痛い』だったのでは? 中の収縮具合も違った。それは体の向きが違うからではなく、快感と苦痛でイケない状態だったのでは?
ここまできて、ようやく焦り出す俺。
玉のような汗を浮かべる程までに至ってはいなかったけど、じっとりと汗で蒸れている肌をタオルで拭ってやる。今日は使っていなかったバスローブを掛けてやり、ミネラルウォーターのペットボトルを枕元に用意する。髪を指で梳き蒸れた地肌に空気を入れてやる。
「翠、ごめん、辛かったな」
「……」
謝っても、頬にキスをしても無反応。
暫くして、翠が髪をいじっていた手を取り、指を絡める。
「横、寝ていい?」
「……」
「腕枕する?」
「……」
瞼も開けてくれないし、声を出して返事はしてくれなかったけど、コクリとうなずいてくれた。そっと、彼女の横に横たわると、彼女も体を横にし腕に頭を乗せてきた。そのままおでこをすり寄せ、片脚を俺の脚の間に割り込ませ全身で絡みついてくる。普段ならこの甘えた態度に幸せを感じるのに、今日はまずい。寸前まで堪えて結局発射できなくて、この体勢。一旦霧散していた欲はあっという間に集結し、暴発しそう。
悶々としてきた。恋人とホテルに来て裸ですぐ横で寝てるのに、バスルームで一人で抜かなきゃなんないのか? そりゃないだろう! と思ったけど、翠が俺に巻きついているので、これを強引に引き剥がしてバスルームに行くことはできない。
生殺しだ……
一人悶々と寝返りも打てず時間が過ぎる。慣れない体位なのに自分本位で相手を気遣ってやれず、辛い思いをさせてしまったのは俺だ。でも俺も暴発寸前の不発弾をごまかしてもいつまでもごまかしきれない、のに、自己処理もできない。
何度目かの重苦しいため息をつく。
「……竜一さん」
「ん?」
寝ていたと思った翠が、声をかけてくる。
腕枕を外し、上側の腕を首に巻きつけてくる。お許しがもらえるのかと期待を込めて上体を起こし、翠の顔を覗き込む。
「反省した?」
「……はい。」
「全部竜一さんに委ねたいのに、体起こしてるの辛くて支えていられなくて、苦しかった」
「うん、ごめん。」
「そっちに気が逸れて、竜一さん受け入れてる余裕なくて苦しかったの。」
「ごめん、本当。いつも翠は受け入れてくれるって、油断してた。」
「うん、辛いってわかってもらいたかったの。」
「俺も、今、結構辛い。」
翠が困ったなぁという顔で、俺の背中に腕を回し抱き寄せる。近づいた顔にキスをする。
「なんで、いつもはちゃんと気遣ってくれるのに、今日は油断しちゃったの?」
「……鏡、」
「え?」
顎でしゃくってみせる。翠が頭を反らし、枕側の壁の鏡を見る。
「間接照明に照らされて、すごい綺麗で、おっぱい揺れてエロいし、思わず夢中になってた。」
「もうっ……いつも直に見てるじゃない」
「直じゃないから余計興奮すんだよ。」
「わけわからない」
「翠……だから、今日はおさまりつかなくて、」
「鏡じゃなくて、ちゃんと私見ててくれる?」
翠が手を滑らせ、背中から腰に回る。そっと腰を引き寄せられる。完全復活してるモノを押し当てる。翠がピクッと反応する。
「もちろん。だから、まずは一発ぶっ放していい?」
「それ、なんかヤダ」
「だって、こんなお預けくらった状態で、もう俺余裕ないから1発目はそんなもたないよ?」
「いつも1回で終わらないじゃない」
「うん。焦らしなしでたっぷりイかせてやるから、……もういい?」
「……んっあん。返事する前に……」
まんざらでもなさそうな翠の表情を見て、根元まで押し込む。
肩の下に、腕を入れ抱きすくめる。
翠が背中に回した腕に力を入れ、きつく抱きついてきた。お互い意地悪をしすぎたせいか、体は二人して素直すぎた。
結局、当初の予定どおりハメを外しすぎたかもしれない。チェックアウトした後も寝不足と体が辛そうな翠を見て、やりすぎたと反省した。
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退会済ユーザのコメントです
コメントお寄せいただきありがとうございます。
どちらにでも、どうとでも取れるようにあえて決定的なことを避けぼんやりと書いてます。
思い込みが強すぎて現実が引きずられる、現実か妄想かどちらかわからなくなる、過労で眠気で朦朧としてる、そんな状態を表したかったのですが、ここじゃなくて本文で伝わるように書けなかった力不足です。
テスターは、衝撃的な白さ!だったのか、くっきりはっきり線が見えたのか。どちらにでも受け取れるように書いたものの、次回以降どちらかにしか取れないように書いてしまっています。
残り数話、お付き合いいただければ幸いです。