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受け視点2
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片手で腕を寝台に押さえつけられ、もう片方の手で顎を掴まれる。
ゆっくりと顔が近づいてくると思ったら口を吸われた。
「んぅ……っ!」
触れ合わせるなんてものじゃなくて、舌で唇を舐められてそのまま咥内へぬめる舌が潜り込んでくる。
ほとんど無理やり割り拓かれた口の中を熱い舌で舐め回されて唾液を啜られた。
「ん、ぁ、」
だらしなく開いた口から飲み込むことのできなかった唾液が零れて頬を伝う。
舌を擦り合わされて、それから音を立てて舌を吸われて腰が震えた。
気持ちいい。
ぞくりとしたものが腰に這う。
前王の時には嫌悪感しか感じなかったのに、じわじわと体に熱が灯るようだった。
以前はどうやっていたんだとぼやける頭の片隅で考える。
そうして恐る恐る、自ら舌を絡めると、ウリョウは飛び退くように顔を上げて口付けを解いた。
相変わらず握りつぶしそうなほど強く私の腕を握ったまま、目を見開いて私のことを見下ろしている。
それから忌々し気に舌打ちをすると、再び覆いかぶさってきた。
「っ……!」
軽く唇に歯を立てられて、痛みはないけれど反射的に体がしなる。
ウリョウは、顔を背けた私から腕を放すと私の腰の帯へと手を伸ばした。
上質な布でできている帯は、それでも脱がしやすいものでウリョウの手に引っ張られて簡単に解けてしまう。
痩せた体が彼の視線にさらされて、今更だというのに羞恥に小さく震えた。
その震えをどう思ったのか、ウリョウは眉間に皺を寄せると一気に服を剥ぎ取っていく。
あっという間に全裸に剥かれ、片手でひっくり返されて帯で腕を縛られる。
驚いて彼の顔を見ようとすると、今度は少し細い紐のような布で口にさるぐつわを噛まされた。
「苦しいだろうが我慢しろ」
「ん、ん゛っ……」
口元に布が食い込む。
さるぐつわのような布は強い力で頭の後で縛られていて、口を閉じることができなくて涎が唇の端から垂れ落ちる。
外したくても腕も縛られていて、私は蓑虫のように寝台に転がされた。
「……痛いか?」
自分で縛ったのにどこか悲痛な声で尋ねられる。
前王にされたことに比べたら口元や腕に布が食い込むことくらい痛いうちにも入らない。
だが塞がれた口では大丈夫だとも伝えることができず、私は眉を下げて彼を見上げた。
私の瞳を見たウリョウは大きく舌打ちをすると寝台の上で倒れる私の体を抱き起す。
彼はほんの少しだけ腕を縛っていた帯を緩めると、私をそのまま寝台の上で胡坐をかいた彼の膝の上に乗せた。
彼の腰の上に乗り上げるように足を拡げさせられて正面から抱きしめられる。
ぎゅうと強く一度体に腕が回り、それからだらしなく開いた口の端を舐められた。
唇を何度も柔らかく噛まれる。
その間に片方の掌が背骨を伝い降り、臀部を鷲掴みにする。
もう一方の手が首筋から鎖骨を撫でて、ない胸を探る。
太い指。
それが胸の尖りをそっと撫でる。
それだけでぞわぞわしたものが腰を痺れさせた。
唇を食んでいた彼の口が胸元に降りてくる。
分厚い舌が鎖骨の窪みを舐め、その下に噛みついて歯型を残す。
「んっ、ぅ!」
痩せて肉なんてない胸の何が楽しいのか執拗に舐め上げられる。
散々紅い痕を付けて、ようやく胸の尖りに吸い付かれた時には、喉が震えて声が漏れた。
刺激にあっという間に固くなっていく胸の突起を舌で弄られ、舐め転がされる。
強く吸い上げられると腰まで震えて体が跳ねる。
いつの間にか自分の性器が固く勃ち上がってしまっていることに頬が赤く染まった。
「勃ってるな」
「……っんん゛!」
体を密着させているウリョウもそのことに気が付いたんだろう。
勃起したそれを、胸を苛んでいた手でそっと握り込まれる。
すでに先走りさえ零しているそれをぐちぐちと扱かれて堪らない。
丁寧に体中を舐められて息が上がる。
「は、ぁ、」
「嫌だだの、助けてだのと叫びたいか?」
あっという間に追い詰められた体をくねらせて熱をなんとか逃がしていると、熱を孕んだ声でウリョウに尋ねられる。
そんなことはない。
どうしようもなく恥ずかしいのに気持ちいい。
今までしてきた性交とは違って痛みも苦しさもなくて、あるとしたら気持ちよすぎることへの怖さくらいだ。
なにを思ってウリョウが私を抱こうとしているのかは分からないし、ぎらぎらと光る瞳は少し鬼気迫っている。
先程までの彼の怒りを思い出すと心臓が潰れそうにはなる。
それでも触れられていることには嬉しさしかない。
むしろ彼が私ばかりに触れるんじゃなくて、もっと私からも奉仕した方がいいんじゃないか。
そのことに気が付いてそっと跨った腰に尻を押し付ける。
熱くて固いものがごり、と尻に当たってウリョウの体がびくりと跳ねた。
「お前な……!」
良かった。
勃っている。
これならもう挿れられるんじゃないか。
そう思うほどに固くなった
昨日の夜はウリョウに抱かれようと準備していたけれど、今日はまさかウリョウに手を出されると思っていなかったから後孔をほぐしていない。
それでもこのまま突き入れてくれれば。
多少きつい方が締まっていいと誰かが言っていた気もする。
汚くて、嫌われている私の体でもこの熱を慰められれば。
二度、三度と腰を揺すって尻を押し付けると、固まっていたウリョウが不意に腰に手を回して私の体を引き寄せた。
「ん、……い゛っ!」
がり、と強く肩口に歯を立てられる。
肌に何度も強く噛みつきながら何かを堪えるようにはーはーと荒い息を吐いて、それから私の体を抱き寄せたまま寝台の脇へと手を伸ばした。
小さな瓶を取り出して中身を掌に垂らす。
ほのかに甘い、ウリョウの好きな私の故郷の花の匂いがした。
「ふ、ぅ、……ぁ、」
抱きしめられた格好のまま後ろに手が回り、ぬめりを帯びた指が後孔の縁をなぞる。
慣らすように何度もそこを撫でた指がゆっくりと内側へ這入り込んで浅く出し入れされた。
卑猥な水音を立てながら、でも優しく丁寧に慣らされていく。
別にそんなことしなくていいのに。
さっさと突っ込んでしまえばいいと思ってふたたび尻を彼に押し付けると、彼は苦しそうに呻いた。
ほころんだ肉輪に、ぐりと太い指が奥まで入ってくる。
ごつごつした指に探るように内側を撫でられると、体の奥から背筋に痺れるような快感が走った。
今までこんなところで気持ちいいと感じたことなんてない。
ただ、痛みに慣れていっただけだった。
気遣うような指の動きに体から力が抜けて、彼の体に寄りかかった。
「挿れるぞ」
熱い吐息が耳元を擽った。
私の体を器用に片手で持ち上げて自ら陰茎を引っ張り出したウリョウは、その熱を後孔に押し当てると私の尻たぶを開いてぐぐと音がしそうなほどきついそれを突き入れた。
彼の指先に翻弄されてくったりとした体はそれを従順に飲み込んでいく。
「ぐっ……、ぁ、んん゛」
太くて熱くておかしくなりそうだ。
さるぐつわをされていなければ高く鳴いていただろう。
内側をゆっくりと、だが確実に侵されていく。
両手を縛られている私は彼にしがみつくことすらできなくてただその苦しいほどの快感を受け入れるしかなくて。
私の尻が落ち切るころには、全身から汗が噴き出していた。
は、とウリョウが深く息を吐き出して、ああ、最後まで飲み込めたんだと分かった。
彼の体もいつの間にかしっとりと汗ばんでいた。
「動くぞ。痛かったら言え」
腰骨を掴まれてそう告げられる。
口を塞がれているというのにどうやって痛かったら言うんだと思ったけれど、余裕のなさそうな息をついたウリョウに緩く下から突き上げられてくぐもった声が漏れるばかりだ。
次第に動きが早くなり、圧迫感と快感に意識が緩慢になっていく。
「花を手折りたかったわけじゃない。そう思っていたのにな」
そう、ウリョウが小さく呟いた言葉だけが耳に残っていた。
ゆっくりと顔が近づいてくると思ったら口を吸われた。
「んぅ……っ!」
触れ合わせるなんてものじゃなくて、舌で唇を舐められてそのまま咥内へぬめる舌が潜り込んでくる。
ほとんど無理やり割り拓かれた口の中を熱い舌で舐め回されて唾液を啜られた。
「ん、ぁ、」
だらしなく開いた口から飲み込むことのできなかった唾液が零れて頬を伝う。
舌を擦り合わされて、それから音を立てて舌を吸われて腰が震えた。
気持ちいい。
ぞくりとしたものが腰に這う。
前王の時には嫌悪感しか感じなかったのに、じわじわと体に熱が灯るようだった。
以前はどうやっていたんだとぼやける頭の片隅で考える。
そうして恐る恐る、自ら舌を絡めると、ウリョウは飛び退くように顔を上げて口付けを解いた。
相変わらず握りつぶしそうなほど強く私の腕を握ったまま、目を見開いて私のことを見下ろしている。
それから忌々し気に舌打ちをすると、再び覆いかぶさってきた。
「っ……!」
軽く唇に歯を立てられて、痛みはないけれど反射的に体がしなる。
ウリョウは、顔を背けた私から腕を放すと私の腰の帯へと手を伸ばした。
上質な布でできている帯は、それでも脱がしやすいものでウリョウの手に引っ張られて簡単に解けてしまう。
痩せた体が彼の視線にさらされて、今更だというのに羞恥に小さく震えた。
その震えをどう思ったのか、ウリョウは眉間に皺を寄せると一気に服を剥ぎ取っていく。
あっという間に全裸に剥かれ、片手でひっくり返されて帯で腕を縛られる。
驚いて彼の顔を見ようとすると、今度は少し細い紐のような布で口にさるぐつわを噛まされた。
「苦しいだろうが我慢しろ」
「ん、ん゛っ……」
口元に布が食い込む。
さるぐつわのような布は強い力で頭の後で縛られていて、口を閉じることができなくて涎が唇の端から垂れ落ちる。
外したくても腕も縛られていて、私は蓑虫のように寝台に転がされた。
「……痛いか?」
自分で縛ったのにどこか悲痛な声で尋ねられる。
前王にされたことに比べたら口元や腕に布が食い込むことくらい痛いうちにも入らない。
だが塞がれた口では大丈夫だとも伝えることができず、私は眉を下げて彼を見上げた。
私の瞳を見たウリョウは大きく舌打ちをすると寝台の上で倒れる私の体を抱き起す。
彼はほんの少しだけ腕を縛っていた帯を緩めると、私をそのまま寝台の上で胡坐をかいた彼の膝の上に乗せた。
彼の腰の上に乗り上げるように足を拡げさせられて正面から抱きしめられる。
ぎゅうと強く一度体に腕が回り、それからだらしなく開いた口の端を舐められた。
唇を何度も柔らかく噛まれる。
その間に片方の掌が背骨を伝い降り、臀部を鷲掴みにする。
もう一方の手が首筋から鎖骨を撫でて、ない胸を探る。
太い指。
それが胸の尖りをそっと撫でる。
それだけでぞわぞわしたものが腰を痺れさせた。
唇を食んでいた彼の口が胸元に降りてくる。
分厚い舌が鎖骨の窪みを舐め、その下に噛みついて歯型を残す。
「んっ、ぅ!」
痩せて肉なんてない胸の何が楽しいのか執拗に舐め上げられる。
散々紅い痕を付けて、ようやく胸の尖りに吸い付かれた時には、喉が震えて声が漏れた。
刺激にあっという間に固くなっていく胸の突起を舌で弄られ、舐め転がされる。
強く吸い上げられると腰まで震えて体が跳ねる。
いつの間にか自分の性器が固く勃ち上がってしまっていることに頬が赤く染まった。
「勃ってるな」
「……っんん゛!」
体を密着させているウリョウもそのことに気が付いたんだろう。
勃起したそれを、胸を苛んでいた手でそっと握り込まれる。
すでに先走りさえ零しているそれをぐちぐちと扱かれて堪らない。
丁寧に体中を舐められて息が上がる。
「は、ぁ、」
「嫌だだの、助けてだのと叫びたいか?」
あっという間に追い詰められた体をくねらせて熱をなんとか逃がしていると、熱を孕んだ声でウリョウに尋ねられる。
そんなことはない。
どうしようもなく恥ずかしいのに気持ちいい。
今までしてきた性交とは違って痛みも苦しさもなくて、あるとしたら気持ちよすぎることへの怖さくらいだ。
なにを思ってウリョウが私を抱こうとしているのかは分からないし、ぎらぎらと光る瞳は少し鬼気迫っている。
先程までの彼の怒りを思い出すと心臓が潰れそうにはなる。
それでも触れられていることには嬉しさしかない。
むしろ彼が私ばかりに触れるんじゃなくて、もっと私からも奉仕した方がいいんじゃないか。
そのことに気が付いてそっと跨った腰に尻を押し付ける。
熱くて固いものがごり、と尻に当たってウリョウの体がびくりと跳ねた。
「お前な……!」
良かった。
勃っている。
これならもう挿れられるんじゃないか。
そう思うほどに固くなった
昨日の夜はウリョウに抱かれようと準備していたけれど、今日はまさかウリョウに手を出されると思っていなかったから後孔をほぐしていない。
それでもこのまま突き入れてくれれば。
多少きつい方が締まっていいと誰かが言っていた気もする。
汚くて、嫌われている私の体でもこの熱を慰められれば。
二度、三度と腰を揺すって尻を押し付けると、固まっていたウリョウが不意に腰に手を回して私の体を引き寄せた。
「ん、……い゛っ!」
がり、と強く肩口に歯を立てられる。
肌に何度も強く噛みつきながら何かを堪えるようにはーはーと荒い息を吐いて、それから私の体を抱き寄せたまま寝台の脇へと手を伸ばした。
小さな瓶を取り出して中身を掌に垂らす。
ほのかに甘い、ウリョウの好きな私の故郷の花の匂いがした。
「ふ、ぅ、……ぁ、」
抱きしめられた格好のまま後ろに手が回り、ぬめりを帯びた指が後孔の縁をなぞる。
慣らすように何度もそこを撫でた指がゆっくりと内側へ這入り込んで浅く出し入れされた。
卑猥な水音を立てながら、でも優しく丁寧に慣らされていく。
別にそんなことしなくていいのに。
さっさと突っ込んでしまえばいいと思ってふたたび尻を彼に押し付けると、彼は苦しそうに呻いた。
ほころんだ肉輪に、ぐりと太い指が奥まで入ってくる。
ごつごつした指に探るように内側を撫でられると、体の奥から背筋に痺れるような快感が走った。
今までこんなところで気持ちいいと感じたことなんてない。
ただ、痛みに慣れていっただけだった。
気遣うような指の動きに体から力が抜けて、彼の体に寄りかかった。
「挿れるぞ」
熱い吐息が耳元を擽った。
私の体を器用に片手で持ち上げて自ら陰茎を引っ張り出したウリョウは、その熱を後孔に押し当てると私の尻たぶを開いてぐぐと音がしそうなほどきついそれを突き入れた。
彼の指先に翻弄されてくったりとした体はそれを従順に飲み込んでいく。
「ぐっ……、ぁ、んん゛」
太くて熱くておかしくなりそうだ。
さるぐつわをされていなければ高く鳴いていただろう。
内側をゆっくりと、だが確実に侵されていく。
両手を縛られている私は彼にしがみつくことすらできなくてただその苦しいほどの快感を受け入れるしかなくて。
私の尻が落ち切るころには、全身から汗が噴き出していた。
は、とウリョウが深く息を吐き出して、ああ、最後まで飲み込めたんだと分かった。
彼の体もいつの間にかしっとりと汗ばんでいた。
「動くぞ。痛かったら言え」
腰骨を掴まれてそう告げられる。
口を塞がれているというのにどうやって痛かったら言うんだと思ったけれど、余裕のなさそうな息をついたウリョウに緩く下から突き上げられてくぐもった声が漏れるばかりだ。
次第に動きが早くなり、圧迫感と快感に意識が緩慢になっていく。
「花を手折りたかったわけじゃない。そう思っていたのにな」
そう、ウリョウが小さく呟いた言葉だけが耳に残っていた。
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