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晴眼
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ガチャガチャ、と無駄に大きい音がして、玄関の扉が開かれる。派手な音を立てて扉が閉じたか思うと、やっぱり無駄に大きい音とともに、ガコガコと重い靴が脱ぎ散らかされる音。それから小さく床に響くゆったりとした足音。
その三つの音が合わさって、僕は今日も彼が帰ってきたんだと理解し、ほっと息を吐き出した。
「蒼(あお)、今帰った。いい子にしてたか?」
低い、でも優しげな声が無音の部屋に響く。
「伸明(のぶあき)さん・・・お帰りなさい。」
その音を頼りに、僕は柔らかいソファに座ったまま今の扉の入り口に顔を向けて答える。床から伝わる振動で彼がこちらに歩いてくるのが分かる。彼の声音はいつも通り優しいもので、僕は今日も彼がここに帰ってきてくれた幸せに胸を浸した。
僕の目はぼんやりとした光と影しか映さない。しかも2年前に交通事故にあって、長時間働けなくなってしまった。伸明さんは、事故にあった時に偶然通りかかって病院に連れて行ってもらった僕の恩人で、それ以来ずっとお世話になっている。巨額の医療費を目の前に、両親に頼ることもできず途方に暮れていた僕の面倒を見てくれている優しい人。
「今日は早く帰ってこれたんだね。」
僕は僕の腕に巻かれている時計のガラス蓋を開け、針に触れながら言う。
「おまえの顔が見たいから、早めに抜けてきた。」
彼はそう言ってまた足音を立てて僕の側まで来ると、『触るぞ』と言ってからゆっくりと僕の腕に触れて、そのまま柔らかな仕草で僕の頭を撫でる。優しい手のひらが嬉しくて、僕は目を瞑ったままその手に少しもたれかかる。
伸明さんは普段、夕方に家を出て夜が明けた後帰ってくる。不思議に思って前に一度聞いたら『俺の会社は24時間営業なんだ』と言っていた。実際、昼間寝ている時に突然携帯が鳴って呼び出される事もある。休日も不定期で、何週間も休まずに働いていることもあれば、急に一週間くらい仕事に行かないこともある。
彼が何の仕事をしているのか気になるけど、学校に行ってもいなくて働いてもいない僕には聞くことができない。
だって僕は彼の友達じゃない。家賃も生活費も面倒を見てもらっているけど、恋人でもない。僕は彼に ――――――『囲われて』いるんだから。
「いい子にしてたか?」
大きな掌が、僕の頬を包む。伸明さんの熱がすぐ傍にあるのを感じて、心臓が少しだけ早まった。至近距離にいる彼の甘い香水の香りとかすかなタバコの匂いが鼻をくすぐる。
「そういえば蒼……。俺がいない間、どこかへ行ったか?」
柔らかな口調でそう尋ねられて、僕はなぜ彼がいつもより早く帰宅したかを悟った。
しまった。彼はいつも優しい。僕なんかにはもったいないほど優しい。本当に優しいけど……それは彼のいいつけを破らなかったらの話だ。
「あの……、えと、スーパーに行きました。」
「足りない食品は届けさせるって言っただろ?」
「あ、でも、お醤油が足りなくなっちゃっただけだし、伸明さんが出かけたすぐ後だったから、」
「蒼」
優しげだった伸明さんの空気が一気に冷たくなって、僕の喉がひゅ、と情けなく鳴る。しまった、と思ったけどもう遅い。肌をぴりぴり焼くような不機嫌のオーラが伸明さんから漂ってくる。
マンションから歩いて5分程度のスーパーに行くくらいで彼の手を煩わせたくなかった、とか。子供じゃないからそれくらいで彼を頼るのがちょっと恥ずかしかったから、とか。そんなことが頭を駆け巡るけど、言葉にならないで喉の奥にひっこんでしまう。
「……蒼。外に用事があったら電話しろって、言ったよな?」
「あ、ご、ごめ、ごめんなさい……」
「怒ってるんじゃない。だけどまた蒼が事故にでもあったらとか、もし変な奴に浚われたらって心配になるだろ?」
頬を包んでた手が首筋に降りてきて、首を緩く締めつける。怒ってない、と言いながらもその雰囲気は剣呑で、体が小刻みに震える。
「誰とも、話してないよな?」
殊更ゆっくりと、低い声で耳元にささやかれる。その言葉に僕は壊れたおもちゃみたいにガクガクと首を縦に振る。すると張りつめていた空気を、ふ、と緩めて、伸明さんが僕をその場に押し倒した。
「じゃあ今回は許すけど、お仕置きだな」
大きなソファが2人分の重みを受け止めて小さくきしむ。いつもより乱暴に服を脱がされて、僕はまた小さく悲鳴をあげた。
僕は囲われてるんだから、彼が僕を組み敷くのも不思議なことじゃない。むしろ、僕みたいにな男で足手まといになりそうな奴でいいのかな、とすら思う。顔を見たことはないけれど、あの深い声もたくましい体も、男として一級品だ。僕を住まわせているこの部屋もすごく広いし、きっとお金もあるんだろう。それでいてこれだけ優しければ、女の人が放っておかないだろう。
「蒼、何考えてる?」
「……やぁ、あぁ!」
ぎゅっと性器を握りこまれて、痛みに僕は小さく悲鳴を上げた。飛びかけていた意識をあわてて戻して、首を横に振る。
「余裕みたいだな」
「ちが、いゃあっ……、」
後孔にゆるゆると抜き差ししていた指を引き抜いて、熱い塊を押し付けてくる。性急に押し入ってくるそれに、思わず引きずられるように熱が上がる。
「あぁ、まって、」
深いところが抉られて、圧迫感で意識が飛びそうになる。前立腺をぐりぐりと刺激され、弄ぶように性器も刺激されて目の前にちかちかと星が飛ぶ。堪え性がないと分かっていても、僕はもう限界だと訴えた。
「ぁあ、あ、も、いく……!」
「……早ぇな。蒼、あお、こっち見ろ。俺だけ見てイけ」
顎を強引に掴まれて、上向かされる。ぼんやりとした影が僕の視界に広がって、僕は少し悲しくなった。
「絶対、逃がさねぇからな……」
伸明さんの、堅いけどとても暖かい掌が好き。ときどき怖いけど、絶対に怒鳴ったりしないところが好き。僕を怖がらせないように、いつも足音にも気配にも気を使ってくれる優しさが好き。わざと大きな足音も物音も、彼の気遣いだと知っている。
だから、伸明さんが要らなくなるまでどこにも行かないのに。彼が僕のことを邪魔だと思うまで、愛想を尽くすまでは。囲われているだけの僕が彼を好きになってしまったなんて言えないけど、それでも僕は傍にいたいのに。友達もいなくて両親にもお荷物扱いの僕には、他に誰にもいないのに。
言葉にできない想いを伝えたくて、伸明さんの影に手を伸ばす。すると力強く手を握られて、僕はその力強さに少しだけ泣きそうになった。
-------------------------------------------
「若頭、お疲れ様です」
マンションを出ると部下が待っていた。鋭い目つき。金の短髪にブラックスーツ。その部下の傍らで待機している車も磨き上げられた黒塗りの高級車。かろうじて小指は繋がってるとは言え、堅気じゃないと言って歩いているようなものだ。
面倒くさい。たまにそう思うが、自分の立場を考えればしょうがない。人に恨まれるような商売をしている自覚くらいはある。そんな人間が周りに舐められる格好では歩けない。
ドアを開けられ車に乗り込むと、何も言わずともタバコと火が差し出される。蒼の体を思ってマンションでは吸わないようにしているせいか、最近では全く美味く感じなくなった。
重症だ。
ほんとうに重症だ。2年と少し前に蒼をはじめて見た時には、そんなに自分がハマるとは思っていなかった。ただ、ふらふらと危なっかしいのがいると思ったくらいだ。
なのに、その危なっかしい姿が何をしていても目に浮かんできて。もう一度会ってみたいと思うようになった。そしてもう一度会ったら、傍に置きたいと思った。それからたった2年で、すっかり入れ込むようになった。
男相手に……いや、女であっても今まで守りたいなんて思ったことはなかった。だからこの商売だって今までやってこれた。自分の命以外、いや命だって失っても構わないと思っていた。
なのに。
今は蒼が無防備に外にでるのが不安でたまらない。あいつが誰かに危害を加えられたら。
もしあいつが、どこかで他の人間にそそのかされたら。今も長く帰れない時は部下に見張らせているが、それだって完璧じゃない。自分が知らない間に蒼がいなくなることが怖い。そんな感情が自分に生まれるなんて、思ってもみなかった。
蒼はいまだに『偶然』交通事故に遭って、『偶然』伸明に助けられたと思っている。そんな都合のいい偶然なんてありはしない。いつか蒼が真実を知る時がくるのだろうか。そしてもし真実を知ったら、こんな所に閉じ込めたことを恨むだろうか。
だが……たとえどれだけ嫌われても、今更 逃がしてなんかやれない。
きっと泣いて嫌がっても連れ戻して抱くだろう。目の不自由な蒼が、手段を択ばない狂った男から到底逃げ切れるとは思わない。それとも逃げられる前に、鎖にでもつないでしまおうか。なかなか収まらないイライラに、暗い考えが浮かぶ。鎖につないで、朝も夜も分からなくなるくらい抱きつぶしてしまえば……。
反吐が出るような薄暗い思いに、自分の瞳が濁っていくのを感じた。
その三つの音が合わさって、僕は今日も彼が帰ってきたんだと理解し、ほっと息を吐き出した。
「蒼(あお)、今帰った。いい子にしてたか?」
低い、でも優しげな声が無音の部屋に響く。
「伸明(のぶあき)さん・・・お帰りなさい。」
その音を頼りに、僕は柔らかいソファに座ったまま今の扉の入り口に顔を向けて答える。床から伝わる振動で彼がこちらに歩いてくるのが分かる。彼の声音はいつも通り優しいもので、僕は今日も彼がここに帰ってきてくれた幸せに胸を浸した。
僕の目はぼんやりとした光と影しか映さない。しかも2年前に交通事故にあって、長時間働けなくなってしまった。伸明さんは、事故にあった時に偶然通りかかって病院に連れて行ってもらった僕の恩人で、それ以来ずっとお世話になっている。巨額の医療費を目の前に、両親に頼ることもできず途方に暮れていた僕の面倒を見てくれている優しい人。
「今日は早く帰ってこれたんだね。」
僕は僕の腕に巻かれている時計のガラス蓋を開け、針に触れながら言う。
「おまえの顔が見たいから、早めに抜けてきた。」
彼はそう言ってまた足音を立てて僕の側まで来ると、『触るぞ』と言ってからゆっくりと僕の腕に触れて、そのまま柔らかな仕草で僕の頭を撫でる。優しい手のひらが嬉しくて、僕は目を瞑ったままその手に少しもたれかかる。
伸明さんは普段、夕方に家を出て夜が明けた後帰ってくる。不思議に思って前に一度聞いたら『俺の会社は24時間営業なんだ』と言っていた。実際、昼間寝ている時に突然携帯が鳴って呼び出される事もある。休日も不定期で、何週間も休まずに働いていることもあれば、急に一週間くらい仕事に行かないこともある。
彼が何の仕事をしているのか気になるけど、学校に行ってもいなくて働いてもいない僕には聞くことができない。
だって僕は彼の友達じゃない。家賃も生活費も面倒を見てもらっているけど、恋人でもない。僕は彼に ――――――『囲われて』いるんだから。
「いい子にしてたか?」
大きな掌が、僕の頬を包む。伸明さんの熱がすぐ傍にあるのを感じて、心臓が少しだけ早まった。至近距離にいる彼の甘い香水の香りとかすかなタバコの匂いが鼻をくすぐる。
「そういえば蒼……。俺がいない間、どこかへ行ったか?」
柔らかな口調でそう尋ねられて、僕はなぜ彼がいつもより早く帰宅したかを悟った。
しまった。彼はいつも優しい。僕なんかにはもったいないほど優しい。本当に優しいけど……それは彼のいいつけを破らなかったらの話だ。
「あの……、えと、スーパーに行きました。」
「足りない食品は届けさせるって言っただろ?」
「あ、でも、お醤油が足りなくなっちゃっただけだし、伸明さんが出かけたすぐ後だったから、」
「蒼」
優しげだった伸明さんの空気が一気に冷たくなって、僕の喉がひゅ、と情けなく鳴る。しまった、と思ったけどもう遅い。肌をぴりぴり焼くような不機嫌のオーラが伸明さんから漂ってくる。
マンションから歩いて5分程度のスーパーに行くくらいで彼の手を煩わせたくなかった、とか。子供じゃないからそれくらいで彼を頼るのがちょっと恥ずかしかったから、とか。そんなことが頭を駆け巡るけど、言葉にならないで喉の奥にひっこんでしまう。
「……蒼。外に用事があったら電話しろって、言ったよな?」
「あ、ご、ごめ、ごめんなさい……」
「怒ってるんじゃない。だけどまた蒼が事故にでもあったらとか、もし変な奴に浚われたらって心配になるだろ?」
頬を包んでた手が首筋に降りてきて、首を緩く締めつける。怒ってない、と言いながらもその雰囲気は剣呑で、体が小刻みに震える。
「誰とも、話してないよな?」
殊更ゆっくりと、低い声で耳元にささやかれる。その言葉に僕は壊れたおもちゃみたいにガクガクと首を縦に振る。すると張りつめていた空気を、ふ、と緩めて、伸明さんが僕をその場に押し倒した。
「じゃあ今回は許すけど、お仕置きだな」
大きなソファが2人分の重みを受け止めて小さくきしむ。いつもより乱暴に服を脱がされて、僕はまた小さく悲鳴をあげた。
僕は囲われてるんだから、彼が僕を組み敷くのも不思議なことじゃない。むしろ、僕みたいにな男で足手まといになりそうな奴でいいのかな、とすら思う。顔を見たことはないけれど、あの深い声もたくましい体も、男として一級品だ。僕を住まわせているこの部屋もすごく広いし、きっとお金もあるんだろう。それでいてこれだけ優しければ、女の人が放っておかないだろう。
「蒼、何考えてる?」
「……やぁ、あぁ!」
ぎゅっと性器を握りこまれて、痛みに僕は小さく悲鳴を上げた。飛びかけていた意識をあわてて戻して、首を横に振る。
「余裕みたいだな」
「ちが、いゃあっ……、」
後孔にゆるゆると抜き差ししていた指を引き抜いて、熱い塊を押し付けてくる。性急に押し入ってくるそれに、思わず引きずられるように熱が上がる。
「あぁ、まって、」
深いところが抉られて、圧迫感で意識が飛びそうになる。前立腺をぐりぐりと刺激され、弄ぶように性器も刺激されて目の前にちかちかと星が飛ぶ。堪え性がないと分かっていても、僕はもう限界だと訴えた。
「ぁあ、あ、も、いく……!」
「……早ぇな。蒼、あお、こっち見ろ。俺だけ見てイけ」
顎を強引に掴まれて、上向かされる。ぼんやりとした影が僕の視界に広がって、僕は少し悲しくなった。
「絶対、逃がさねぇからな……」
伸明さんの、堅いけどとても暖かい掌が好き。ときどき怖いけど、絶対に怒鳴ったりしないところが好き。僕を怖がらせないように、いつも足音にも気配にも気を使ってくれる優しさが好き。わざと大きな足音も物音も、彼の気遣いだと知っている。
だから、伸明さんが要らなくなるまでどこにも行かないのに。彼が僕のことを邪魔だと思うまで、愛想を尽くすまでは。囲われているだけの僕が彼を好きになってしまったなんて言えないけど、それでも僕は傍にいたいのに。友達もいなくて両親にもお荷物扱いの僕には、他に誰にもいないのに。
言葉にできない想いを伝えたくて、伸明さんの影に手を伸ばす。すると力強く手を握られて、僕はその力強さに少しだけ泣きそうになった。
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「若頭、お疲れ様です」
マンションを出ると部下が待っていた。鋭い目つき。金の短髪にブラックスーツ。その部下の傍らで待機している車も磨き上げられた黒塗りの高級車。かろうじて小指は繋がってるとは言え、堅気じゃないと言って歩いているようなものだ。
面倒くさい。たまにそう思うが、自分の立場を考えればしょうがない。人に恨まれるような商売をしている自覚くらいはある。そんな人間が周りに舐められる格好では歩けない。
ドアを開けられ車に乗り込むと、何も言わずともタバコと火が差し出される。蒼の体を思ってマンションでは吸わないようにしているせいか、最近では全く美味く感じなくなった。
重症だ。
ほんとうに重症だ。2年と少し前に蒼をはじめて見た時には、そんなに自分がハマるとは思っていなかった。ただ、ふらふらと危なっかしいのがいると思ったくらいだ。
なのに、その危なっかしい姿が何をしていても目に浮かんできて。もう一度会ってみたいと思うようになった。そしてもう一度会ったら、傍に置きたいと思った。それからたった2年で、すっかり入れ込むようになった。
男相手に……いや、女であっても今まで守りたいなんて思ったことはなかった。だからこの商売だって今までやってこれた。自分の命以外、いや命だって失っても構わないと思っていた。
なのに。
今は蒼が無防備に外にでるのが不安でたまらない。あいつが誰かに危害を加えられたら。
もしあいつが、どこかで他の人間にそそのかされたら。今も長く帰れない時は部下に見張らせているが、それだって完璧じゃない。自分が知らない間に蒼がいなくなることが怖い。そんな感情が自分に生まれるなんて、思ってもみなかった。
蒼はいまだに『偶然』交通事故に遭って、『偶然』伸明に助けられたと思っている。そんな都合のいい偶然なんてありはしない。いつか蒼が真実を知る時がくるのだろうか。そしてもし真実を知ったら、こんな所に閉じ込めたことを恨むだろうか。
だが……たとえどれだけ嫌われても、今更 逃がしてなんかやれない。
きっと泣いて嫌がっても連れ戻して抱くだろう。目の不自由な蒼が、手段を択ばない狂った男から到底逃げ切れるとは思わない。それとも逃げられる前に、鎖にでもつないでしまおうか。なかなか収まらないイライラに、暗い考えが浮かぶ。鎖につないで、朝も夜も分からなくなるくらい抱きつぶしてしまえば……。
反吐が出るような薄暗い思いに、自分の瞳が濁っていくのを感じた。
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