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9 弥田視点
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弥田視点
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「んぁ、あ、……っあ!」
俺の体の下で、白い肢体がなまめかしく揺れる。
細い体。
踏み荒らされたことのない雪みたいな肌。
そう言えば六原は東北の出身なんだっけ。
もし六原が雪景色の中に立っていたら、白く溶けて消えてしまいそうだとか俺は思うんだろう。
そんな綺麗な男が、今は俺にされるがまま体をくねらせ、白い肌をほんのり赤く染めている。
それを思うと体に熱が灯るようだった。
「六原、……気持ちいい?」
そんなこと聞くなといつも怒られるけどでも聞かずにはいられない。問いかけを無視する六原に苦笑して、不安と期待をないまぜにして肌に手を滑らせる。ぐちぐちと粘ついた音を立てて挿しこんだ雄を揺すりながら、六原が反応するところを探っていく。薄く色づいた胸の尖りに舌を這わせ、勃ち上がって健気に震える性器に指を絡ませる。力を入れ過ぎて痛くないように、でも六原が好きなところを追い詰めるように。輪の形にした指で扱き上げると六原の腰がひくひくと跳ねた。
そろそろイくかな。でないとこっちの方が先に持っていかれそうだ。荒くなるお互いの吐息と、救いを求めるように見上げられる瞳。その顔を見ているだけで達してしまいそうで奥歯を噛みしめる。
「んっ……っあぁ!あ!ぃ、……い、く!」
六原が細く高く鳴いて後孔がきゅうきゅうと締まる。脳みそが痺れるような耐えがたい快感と征服感。びくびく跳ねる細い腰。その首元で、不似合いな華奢ネックレスがきらりと光りを跳ね返した。
初めて六原に会った時のことはたぶん一生忘れられないだろう。
大学に入学してまだ間もない頃だった。少し外の空気は肌寒くて、早めに向かった講義室。人見知りをしない性格のおかげで、その頃にはもう連絡先を交換した『友人』と呼べる人間がちらほらできはじめていた。当たり障りのない会話で盛り上がったふりをして騒いでいた時に、何気なく視線を向けた先に、六原はいて。彼が視界に入った瞬間、周りの音が消え去ったかと思った。
それくらいに、本当に六原が座っているところだけが浮き上がって見えるくらいに、六原は綺麗だった。
黒くてさらさらの髪。
細い顎。
少し尖った鼻先。
詰まらなそうにぱらぱらとノートをめくる細い指先。
何で今まで気が付かなかったんだろう。入学したその日に目を奪われてもおかしくない程の綺麗な少年……いや、年齢的には同い年なんだけれど、あまりにも自分と違う存在がそこに座っていた。物語か何かから飛び出してきたかのような透明さだと、あまり詩的センスのない頭でそう思った。
だけど、どれだけ衝撃的であっても、彼が同じクラスにいるのだということは理解できて。俺の足はまるで虫が甘い蜜に引き寄せられるようにフラフラと彼の元へと向かっていた。そして、俺の口から出てきたのは、見事に間抜け極まりない言葉だった。
『……そのTシャツのバンド、好きなの?』
人見知りなんて今までしたことない。誰かと話す時に緊張なんて、ましてや声が震えることなんてなかった。何を話しの取っ掛かりにしていいのかなんて考えたこともなかった。相手に合わせるのも興味を引くのも、息をするのと同じくらいに自然にできた、筈なのに。
六原が着ていた薄手のパーカーの下のTシャツ。描かれていたアーティストはそこそこ有名な人で、別に取り立てて変わったものじゃなかったのに、それくらいしか思いつかなかった。もうちょっとマシな声の掛け方あるだろ。自分で自分にそうつっこみながら、でも本当にただ必死で、六原の目に映りたくて仕方なかった。ああ、こんなんじゃ見た目通り頭の悪い体育会系って思われるかも。無視されるかもな、と少し不安に思っていたら、六原は小さく頷いてくれた。
それからはただ六原の周りを犬のように付きまとった。しつこいと嫌われないぎりぎりを狙って話しかけて隣に座って飯を食べて、好きなこと嫌いなこと出身地に趣味にプライベートの全部をさりげなく探って。下手したらストーカーだったと思う。
『なんか意外な組み合わせだよね』
『タイプ違うのに、話とか合うの?』
何度もそう言われたけど、半年も経ったら周囲の人間も六原も、俺が六原の傍にいるのが当たり前だと受け入れてくれるようになった。あまりに流されやすく俺を受け入れた六原に、もう少し警戒心を持ってほしいと自分勝手に思ったりもした。
そうしてあっという間に時間が経って、春先だった季節は冬へと移り変わっていた。でもその当時……六原と初めてのクリスマスを過ごすまでは、俺は自分の感情に気が付いていなかった。俺はそれまで女の子としか付き合ったことなかったし、性的な意味で好きだと思うのも女の子だけだったし。男同士であれこれ、なんていうことを六原相手に想像するのは、どこか罪悪感を感じることだった。
綺麗だと思うことも独占したいとか守ってあげたいなんて思うことも頻繁にあったのに、それでも友情の延長線上だと思っていた。
__だけど。
『男にこんなこと言われて気持ち悪いと思うけど、好きなんだ。友情としてじゃなくて恋愛として』
六原にそう告げられて、それまで自分が六原に対して抱いていた感情が、仄かな後ろめたさを伴った欲望が何なのか、その瞬間に自覚した。
俺は六原が好きだったんだ。
恋愛感情として。
誰にも渡したくないし、どれだけ可愛い女の子でも六原に触って欲しくない。ましてやもし他の男に盗られることなんてあったら正気じゃいられない。泣き叫んで縋りついて、もしかしたら酷いことをしてでも俺の方を向いてほしいと懇願するかもしれない。
それくらいに情けなくて狂暴な感情を六原に抱いていた。そのことをなんでその瞬間まで理解していなかったんだろう。どうして憧れの混じった友情だと勘違いできていたんだろう。そう思うくらいに、それまで自分が抱いていた気持ちが普通ではないことを思い知った。
そうして付き合うことになった。
正確には、告白してくれたという幸運をなんとか取り逃すことなく、恋人という座に収まった。
……でも六原がどんな気持ちで俺に告白したのか、というところまでは全く考えることができなかった。というよりそもそも六原の気持ちが分からなかった。
告白してきたのは六原の方。だけどそれ以来、前からの友達付き合いに全く変わりはない。好きだと言われることもないし束縛されることもない。周囲に吹聴できる関係じゃないのは分かっているけど、本当にそれまでと何も変わらなかった。
今までの彼女たちは、付き合う前からあからさまに好意を匂わせてきたし、付き合ってからは独占欲も露わに行動を束縛してきたのに。六原はただただ友達だった時と同じ態度だった。
どこかに連れていけとか、逆に飲み会に行くなとかも言わないし。部屋に泊めても、緊張で眠れなくて息をひそめる俺と違ってあっさり眠りにつくし。偶然を装って肩や腕に触れても特に意識している様子はない。本当に何一つ変わらず気負いなく俺の隣にいた。
そんな中、今まで好きになった人とかの話をほんの少しだけして、そこで六原は結構前から同性が好きなんだって気が付いていたと言われた。それを聞いた後から……俺の頭は不安でいっぱいになった。
触りたい。
ちゃんと恋人同士になりたい。
だけど、どうしていいのか分からない。
男同士での経験なんてあるわけもないし、ネットで調べても出会い系の情報はいくらでも出てくるけど、ちゃんと恋人同士でのやり方は詳しくは分からない。わずかな情報はあるけど実践経験がないからそれらの情報が正しいのかも分からない。
そもそも俺が挿れるのか、それとも挿れられるのか。
六原は大人っぽくて色気があって、今まで他の男が放っておいたはずがない。昔から男が好きなのだと自覚していたんならなおさら。絶対に年上の手慣れた男と付き合っていただろうな、と勝手に想像して嫉妬した。
前の彼氏よりも下手だと思われたら?
やり方も分かっていないような男だと幻滅されたら?
六原の態度は全然変わらないし、もしかしてもう飽きられてしまっているんじゃないか。
無理やり襲って最低だと罵られたらと思うと足が竦んだ。
嫌だ。怖い。失いたくない。傍に居させてほしい。嫌われたくない。振られたくない。こんな男だったのかと思われたくない。
__自分がこんなに臆病だなんて思いもしなかった。
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「んぁ、あ、……っあ!」
俺の体の下で、白い肢体がなまめかしく揺れる。
細い体。
踏み荒らされたことのない雪みたいな肌。
そう言えば六原は東北の出身なんだっけ。
もし六原が雪景色の中に立っていたら、白く溶けて消えてしまいそうだとか俺は思うんだろう。
そんな綺麗な男が、今は俺にされるがまま体をくねらせ、白い肌をほんのり赤く染めている。
それを思うと体に熱が灯るようだった。
「六原、……気持ちいい?」
そんなこと聞くなといつも怒られるけどでも聞かずにはいられない。問いかけを無視する六原に苦笑して、不安と期待をないまぜにして肌に手を滑らせる。ぐちぐちと粘ついた音を立てて挿しこんだ雄を揺すりながら、六原が反応するところを探っていく。薄く色づいた胸の尖りに舌を這わせ、勃ち上がって健気に震える性器に指を絡ませる。力を入れ過ぎて痛くないように、でも六原が好きなところを追い詰めるように。輪の形にした指で扱き上げると六原の腰がひくひくと跳ねた。
そろそろイくかな。でないとこっちの方が先に持っていかれそうだ。荒くなるお互いの吐息と、救いを求めるように見上げられる瞳。その顔を見ているだけで達してしまいそうで奥歯を噛みしめる。
「んっ……っあぁ!あ!ぃ、……い、く!」
六原が細く高く鳴いて後孔がきゅうきゅうと締まる。脳みそが痺れるような耐えがたい快感と征服感。びくびく跳ねる細い腰。その首元で、不似合いな華奢ネックレスがきらりと光りを跳ね返した。
初めて六原に会った時のことはたぶん一生忘れられないだろう。
大学に入学してまだ間もない頃だった。少し外の空気は肌寒くて、早めに向かった講義室。人見知りをしない性格のおかげで、その頃にはもう連絡先を交換した『友人』と呼べる人間がちらほらできはじめていた。当たり障りのない会話で盛り上がったふりをして騒いでいた時に、何気なく視線を向けた先に、六原はいて。彼が視界に入った瞬間、周りの音が消え去ったかと思った。
それくらいに、本当に六原が座っているところだけが浮き上がって見えるくらいに、六原は綺麗だった。
黒くてさらさらの髪。
細い顎。
少し尖った鼻先。
詰まらなそうにぱらぱらとノートをめくる細い指先。
何で今まで気が付かなかったんだろう。入学したその日に目を奪われてもおかしくない程の綺麗な少年……いや、年齢的には同い年なんだけれど、あまりにも自分と違う存在がそこに座っていた。物語か何かから飛び出してきたかのような透明さだと、あまり詩的センスのない頭でそう思った。
だけど、どれだけ衝撃的であっても、彼が同じクラスにいるのだということは理解できて。俺の足はまるで虫が甘い蜜に引き寄せられるようにフラフラと彼の元へと向かっていた。そして、俺の口から出てきたのは、見事に間抜け極まりない言葉だった。
『……そのTシャツのバンド、好きなの?』
人見知りなんて今までしたことない。誰かと話す時に緊張なんて、ましてや声が震えることなんてなかった。何を話しの取っ掛かりにしていいのかなんて考えたこともなかった。相手に合わせるのも興味を引くのも、息をするのと同じくらいに自然にできた、筈なのに。
六原が着ていた薄手のパーカーの下のTシャツ。描かれていたアーティストはそこそこ有名な人で、別に取り立てて変わったものじゃなかったのに、それくらいしか思いつかなかった。もうちょっとマシな声の掛け方あるだろ。自分で自分にそうつっこみながら、でも本当にただ必死で、六原の目に映りたくて仕方なかった。ああ、こんなんじゃ見た目通り頭の悪い体育会系って思われるかも。無視されるかもな、と少し不安に思っていたら、六原は小さく頷いてくれた。
それからはただ六原の周りを犬のように付きまとった。しつこいと嫌われないぎりぎりを狙って話しかけて隣に座って飯を食べて、好きなこと嫌いなこと出身地に趣味にプライベートの全部をさりげなく探って。下手したらストーカーだったと思う。
『なんか意外な組み合わせだよね』
『タイプ違うのに、話とか合うの?』
何度もそう言われたけど、半年も経ったら周囲の人間も六原も、俺が六原の傍にいるのが当たり前だと受け入れてくれるようになった。あまりに流されやすく俺を受け入れた六原に、もう少し警戒心を持ってほしいと自分勝手に思ったりもした。
そうしてあっという間に時間が経って、春先だった季節は冬へと移り変わっていた。でもその当時……六原と初めてのクリスマスを過ごすまでは、俺は自分の感情に気が付いていなかった。俺はそれまで女の子としか付き合ったことなかったし、性的な意味で好きだと思うのも女の子だけだったし。男同士であれこれ、なんていうことを六原相手に想像するのは、どこか罪悪感を感じることだった。
綺麗だと思うことも独占したいとか守ってあげたいなんて思うことも頻繁にあったのに、それでも友情の延長線上だと思っていた。
__だけど。
『男にこんなこと言われて気持ち悪いと思うけど、好きなんだ。友情としてじゃなくて恋愛として』
六原にそう告げられて、それまで自分が六原に対して抱いていた感情が、仄かな後ろめたさを伴った欲望が何なのか、その瞬間に自覚した。
俺は六原が好きだったんだ。
恋愛感情として。
誰にも渡したくないし、どれだけ可愛い女の子でも六原に触って欲しくない。ましてやもし他の男に盗られることなんてあったら正気じゃいられない。泣き叫んで縋りついて、もしかしたら酷いことをしてでも俺の方を向いてほしいと懇願するかもしれない。
それくらいに情けなくて狂暴な感情を六原に抱いていた。そのことをなんでその瞬間まで理解していなかったんだろう。どうして憧れの混じった友情だと勘違いできていたんだろう。そう思うくらいに、それまで自分が抱いていた気持ちが普通ではないことを思い知った。
そうして付き合うことになった。
正確には、告白してくれたという幸運をなんとか取り逃すことなく、恋人という座に収まった。
……でも六原がどんな気持ちで俺に告白したのか、というところまでは全く考えることができなかった。というよりそもそも六原の気持ちが分からなかった。
告白してきたのは六原の方。だけどそれ以来、前からの友達付き合いに全く変わりはない。好きだと言われることもないし束縛されることもない。周囲に吹聴できる関係じゃないのは分かっているけど、本当にそれまでと何も変わらなかった。
今までの彼女たちは、付き合う前からあからさまに好意を匂わせてきたし、付き合ってからは独占欲も露わに行動を束縛してきたのに。六原はただただ友達だった時と同じ態度だった。
どこかに連れていけとか、逆に飲み会に行くなとかも言わないし。部屋に泊めても、緊張で眠れなくて息をひそめる俺と違ってあっさり眠りにつくし。偶然を装って肩や腕に触れても特に意識している様子はない。本当に何一つ変わらず気負いなく俺の隣にいた。
そんな中、今まで好きになった人とかの話をほんの少しだけして、そこで六原は結構前から同性が好きなんだって気が付いていたと言われた。それを聞いた後から……俺の頭は不安でいっぱいになった。
触りたい。
ちゃんと恋人同士になりたい。
だけど、どうしていいのか分からない。
男同士での経験なんてあるわけもないし、ネットで調べても出会い系の情報はいくらでも出てくるけど、ちゃんと恋人同士でのやり方は詳しくは分からない。わずかな情報はあるけど実践経験がないからそれらの情報が正しいのかも分からない。
そもそも俺が挿れるのか、それとも挿れられるのか。
六原は大人っぽくて色気があって、今まで他の男が放っておいたはずがない。昔から男が好きなのだと自覚していたんならなおさら。絶対に年上の手慣れた男と付き合っていただろうな、と勝手に想像して嫉妬した。
前の彼氏よりも下手だと思われたら?
やり方も分かっていないような男だと幻滅されたら?
六原の態度は全然変わらないし、もしかしてもう飽きられてしまっているんじゃないか。
無理やり襲って最低だと罵られたらと思うと足が竦んだ。
嫌だ。怖い。失いたくない。傍に居させてほしい。嫌われたくない。振られたくない。こんな男だったのかと思われたくない。
__自分がこんなに臆病だなんて思いもしなかった。
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