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「できるとこからヤってみる」っていう開拓精神 ②
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「ま、待てよ大智。こんなん普通にイッちまうって、オレ」
「そんなもったいないことしねーよ、けどまぁ勃ってるくらいのがリラックスできてるっつーのかな、たぶんそんな感じだ」
ケツに異物を咥え込んだままで勃起している自分っていうのが、背徳感っていうかとにかく恥ずかしい。大智が手を離すと、テンポの速い心拍に合わせてちんこがびく、びくと動いているのが見えた。
「こんなサイズだと、いちど入っちまうとわりとどうってことないだろ──?」
たしかに思った以上に、もう異物感もあまりない。
「ちょっと動かすぞ」
大智の手が伸びてきて、プラグのストッパー部分あたりを掴み抜こうとした──ただし完全に抜くことはせず途中で止める。そうすると急に異物感がはっきりと、また襲ってくる。奥の方が細いから、内部から押し返そうとするチカラが余計に強く働いているみたいだった。
「秋介。キツいか──?」
「うぁ、なんとも言えねえ……」
中ほどまでを抜き、また中途半端に突き入れる。その前後する動きを大智のデカい手が繰り返しているのが見えた。痛みとか異物感だとかよりも、ただただ恥ずかしいんだよそれ。ただ、事前にしっかりローションで滑らせてあるからか、それらの感覚にも徐々に慣れていくようだ──と思っていたらいきなり、ずぷり、と奥までまた差し込まれる。入ってしまえばまた落ち着くのだが、今度は大智は、その上でぐいぐいとプラグを強く押し込んできた。
「ストッパーがあるからこれ以上は入らない──けど、人の手で押し込まれれば少し奥まで突いて入るけど、ここでさァ──?」
「──ッく!」
大智は言うと、器用に回転を加えながらプラグを一気に抜き取った。入っていたものが取り去られる際の、──違和感と同時に、未知の「快感のような」ものが一瞬、オレを襲う。
「どうよ秋介、こんなもんだと意外と平気だったろ──? あと抜かれる瞬間ってちょっとキモチくなかったか」
「あ、ぁあ……たぶん」
「じゃあ次はさ、ちょっとだけレベル上げてこうぜ──?」
大智が次に手にとってローションを塗りたくっているのは、長さとかはあんまり変わらないけどまっすぐな円錐形をしていない。小さい球体、次にやや大きい球体、みたいなのをつなぎ合わせたみたいな形、だろうか。
「おい。それなんか見た目からして、すっげぇエグいんだけど……」
「さっきみたいなまっすぐなタイプは入るときは奥まで一気に入るからな、こういう球体の連結みたいなのだと、途中でいちいち止まるから意外と扱いやすいとこもあるぞ」
なんでこんなことについては博識なんだよ、このバカは。
「つーかさっきから気になってたんだけどよ大智、おまえなんで、こんなにやたらと詳しいんだ──?」
大智はそれには返事せず、その滑らせたプラグを差し込んでくる。今回は、その先端部はあっさり入って、すぐにそこで止まった。事前に説明された通りではあるが、大智が「こういうこと」にやたらと必要以上に手慣れてる感じには、何だかひどい違和感があるというか。
「な。ひとつですぐ止まったし、さっきみたいな異物感も意外とないだろ──?」
その通りではあるが、あえてオレは返事もしなかった。
「じゃあつぎ、ふたつだな」
「ッ──!」
明らかに最初よりワンランク大きいものが入ってくるのが感じられた。痛みはなかったが。
あとはそれの繰り返しだった。またひとつ大きいのを挿れられて、しばらく落ち着くまでは時間を置く。オレのちんこが萎えてきてたら、大智はその左手で睾丸とか根本を握ったりして快感に誘導して来る。慣れを待つまでの時間をどうにか短縮させようとしている、のだろうか? よくわかんねーけど。
そうこうしているうちに、どうやらそのプラグも一番奥まで入っちまってたみたいだ。
「入っちまったな、どうだ秋介──?」
「いや、なんか奥まで入っちまうと、しばらく待てばなんかラクかもなーって」
すると大智は、照れたように視線をそらす。顔もだいぶ赤いぞ。
なんか前も見たような白のマイクロボクサーだけを身につけてる大智だが、その突き上げられたその先走りがヤバくてちんこが透けて見えはじめてる。オレよりもこいつのほうが実はツラいんじゃねーかって、そんなことを心配しちまうくらいには意外と、オレは大丈夫だった。
それを抜くときがまた、ある意味キツかったんだがな。大智は今度はあんまり焦らすようなことはせず、奥深くまで届いてる「それ」を一気に引き抜いた。抜けるときの、ケツの異物拒否感みたいなのと、ケツ穴そのものにもなんか謎の快刺激が走って思わず声が漏れる。
オレは荒い息を整えるようにして全身のチカラを抜いたが、大智がオレをずっと見ていて、その視線がちょっと熱っぽくてなんかヤベーような気がする。大丈夫なのかコイツは。
「……次さ、ちょい太くなるけどいいか。秋介?」
「うぇ、どんくらいだよバカヤロォ……」
見せられたプラグはこれまでより長い。先端が細いのは一緒だったが、一番太い部分は3センチ近くはありそうだった。これはアカンやつやろ。
「あ。無理だわそれ。てかよー、こんな一気にステップアップとか無理あんだろやっぱ、たかが一度でさぁ?」
「そっか、そうだよな悪ィ……無理させてるよな、おれ」
くっそ。コイツ天然か、その叱られた大型犬みてえな肩の落とし方と、見てて気の毒になる先走りまみれの股間を見てっと、この後どうやってこの場を収めたらいいのかオレにもわかんなくなるじゃねーかよ!
「あーもう、わかったよ! けど無理だと思ったらそう言うからな、そこで今日は終わりだ終わり!」
「わかった。無理はさせねーよ、安心しろよ秋介……」
そうやって次の道具にローションを塗りたくる大智の視線は、すでにどこかおかしいような気がしたが。
そうして差し込まれたプラグは、途中まではすんなりと飲み込まれてしまったようだが、抵抗があって途中で止まった。
「な? さすがに無理あんだよそれは、そもそもオレがチビってこと忘れてねーか。おまえ」
「大丈夫だ。息、整えろ。そんで目も閉じてゆっくり息だけしてろ……」
なんかホントーにさ、バカみてーだなオレたち。こんなよくわかんねー道具でケツ穴、拡げたりとかさ。そんなことをどうしようもなくマジでやってんだ。とりあえずはもう恋人だってことは「認めたとしても」だ。
普通はデートとか、普通にキスだけとか手ぇつなぐとか、そのへんから始まるんじゃねーのか。
オレの固定観念がただ童貞くさいだけなのか? なんでこんな必死にこいつはセックスのことばっか考えてんだろーな……?
とか考えていたら、衝撃はいきなりキタ。
「ッ──ァ!」
なんか勢いをつけてズルっと、ストッパーで止まるまでを一気に奥まで飲みこんで。こうなっちまうと抜くときのほうが怖いんだよ、入ったまましばらくしてっと、確かになんか落ち着いちまうんだけどさ。
「奥まで入っちまったな、大丈夫か。秋介」
「てめぇ、クソ。べつに心配なんかしてねーんだろ、オレのこと……」
半分くらい涙目でオレは大智を見上げる。大智はそこで急に我に返ったような表情になったが、そこで下着を脱ぎ捨てると限界まで勃起したそれをオレのちんこと重ね合わせて、そこにローションを流し込んできた。
「悪ィ、秋介。おれのほうが限界だよこれ、もう……ごめんな」
そうして互いの勃起をデカい両手で重ね合わせて勢いよく上下させ始める。
意外なことにマジで大智はすぐにイッちまった。扱き始めてから、まだ10秒も経たってないんじゃねーか。そんでまた大量の射精がオレの頭を越えて飛んで来て、そのあとはオレの顔とか首とか、胸と腹と、両腕まで届いて落ちる。
それを全身で感じながら、オレもまた追い詰められて射精していたが──その瞬間、ケツに咥えこんでたプラグが押し出されてズルっと抜け落ちたのがわかった。
よくわかんねーけど「射精の刺激」によってか、体内に挿入された異物を押し出すような、なんか変なチカラの作用が身体には働いたらしい。あとはただ抱き合って、息の整うのを待つが──なぜか「一方的に」オレのケツをいじくってた大智のほうが、最後はぜんぜん余裕がなかったっぽいのが、ちょっとだけ意外だった。
「そんなもったいないことしねーよ、けどまぁ勃ってるくらいのがリラックスできてるっつーのかな、たぶんそんな感じだ」
ケツに異物を咥え込んだままで勃起している自分っていうのが、背徳感っていうかとにかく恥ずかしい。大智が手を離すと、テンポの速い心拍に合わせてちんこがびく、びくと動いているのが見えた。
「こんなサイズだと、いちど入っちまうとわりとどうってことないだろ──?」
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「ちょっと動かすぞ」
大智の手が伸びてきて、プラグのストッパー部分あたりを掴み抜こうとした──ただし完全に抜くことはせず途中で止める。そうすると急に異物感がはっきりと、また襲ってくる。奥の方が細いから、内部から押し返そうとするチカラが余計に強く働いているみたいだった。
「秋介。キツいか──?」
「うぁ、なんとも言えねえ……」
中ほどまでを抜き、また中途半端に突き入れる。その前後する動きを大智のデカい手が繰り返しているのが見えた。痛みとか異物感だとかよりも、ただただ恥ずかしいんだよそれ。ただ、事前にしっかりローションで滑らせてあるからか、それらの感覚にも徐々に慣れていくようだ──と思っていたらいきなり、ずぷり、と奥までまた差し込まれる。入ってしまえばまた落ち着くのだが、今度は大智は、その上でぐいぐいとプラグを強く押し込んできた。
「ストッパーがあるからこれ以上は入らない──けど、人の手で押し込まれれば少し奥まで突いて入るけど、ここでさァ──?」
「──ッく!」
大智は言うと、器用に回転を加えながらプラグを一気に抜き取った。入っていたものが取り去られる際の、──違和感と同時に、未知の「快感のような」ものが一瞬、オレを襲う。
「どうよ秋介、こんなもんだと意外と平気だったろ──? あと抜かれる瞬間ってちょっとキモチくなかったか」
「あ、ぁあ……たぶん」
「じゃあ次はさ、ちょっとだけレベル上げてこうぜ──?」
大智が次に手にとってローションを塗りたくっているのは、長さとかはあんまり変わらないけどまっすぐな円錐形をしていない。小さい球体、次にやや大きい球体、みたいなのをつなぎ合わせたみたいな形、だろうか。
「おい。それなんか見た目からして、すっげぇエグいんだけど……」
「さっきみたいなまっすぐなタイプは入るときは奥まで一気に入るからな、こういう球体の連結みたいなのだと、途中でいちいち止まるから意外と扱いやすいとこもあるぞ」
なんでこんなことについては博識なんだよ、このバカは。
「つーかさっきから気になってたんだけどよ大智、おまえなんで、こんなにやたらと詳しいんだ──?」
大智はそれには返事せず、その滑らせたプラグを差し込んでくる。今回は、その先端部はあっさり入って、すぐにそこで止まった。事前に説明された通りではあるが、大智が「こういうこと」にやたらと必要以上に手慣れてる感じには、何だかひどい違和感があるというか。
「な。ひとつですぐ止まったし、さっきみたいな異物感も意外とないだろ──?」
その通りではあるが、あえてオレは返事もしなかった。
「じゃあつぎ、ふたつだな」
「ッ──!」
明らかに最初よりワンランク大きいものが入ってくるのが感じられた。痛みはなかったが。
あとはそれの繰り返しだった。またひとつ大きいのを挿れられて、しばらく落ち着くまでは時間を置く。オレのちんこが萎えてきてたら、大智はその左手で睾丸とか根本を握ったりして快感に誘導して来る。慣れを待つまでの時間をどうにか短縮させようとしている、のだろうか? よくわかんねーけど。
そうこうしているうちに、どうやらそのプラグも一番奥まで入っちまってたみたいだ。
「入っちまったな、どうだ秋介──?」
「いや、なんか奥まで入っちまうと、しばらく待てばなんかラクかもなーって」
すると大智は、照れたように視線をそらす。顔もだいぶ赤いぞ。
なんか前も見たような白のマイクロボクサーだけを身につけてる大智だが、その突き上げられたその先走りがヤバくてちんこが透けて見えはじめてる。オレよりもこいつのほうが実はツラいんじゃねーかって、そんなことを心配しちまうくらいには意外と、オレは大丈夫だった。
それを抜くときがまた、ある意味キツかったんだがな。大智は今度はあんまり焦らすようなことはせず、奥深くまで届いてる「それ」を一気に引き抜いた。抜けるときの、ケツの異物拒否感みたいなのと、ケツ穴そのものにもなんか謎の快刺激が走って思わず声が漏れる。
オレは荒い息を整えるようにして全身のチカラを抜いたが、大智がオレをずっと見ていて、その視線がちょっと熱っぽくてなんかヤベーような気がする。大丈夫なのかコイツは。
「……次さ、ちょい太くなるけどいいか。秋介?」
「うぇ、どんくらいだよバカヤロォ……」
見せられたプラグはこれまでより長い。先端が細いのは一緒だったが、一番太い部分は3センチ近くはありそうだった。これはアカンやつやろ。
「あ。無理だわそれ。てかよー、こんな一気にステップアップとか無理あんだろやっぱ、たかが一度でさぁ?」
「そっか、そうだよな悪ィ……無理させてるよな、おれ」
くっそ。コイツ天然か、その叱られた大型犬みてえな肩の落とし方と、見てて気の毒になる先走りまみれの股間を見てっと、この後どうやってこの場を収めたらいいのかオレにもわかんなくなるじゃねーかよ!
「あーもう、わかったよ! けど無理だと思ったらそう言うからな、そこで今日は終わりだ終わり!」
「わかった。無理はさせねーよ、安心しろよ秋介……」
そうやって次の道具にローションを塗りたくる大智の視線は、すでにどこかおかしいような気がしたが。
そうして差し込まれたプラグは、途中まではすんなりと飲み込まれてしまったようだが、抵抗があって途中で止まった。
「な? さすがに無理あんだよそれは、そもそもオレがチビってこと忘れてねーか。おまえ」
「大丈夫だ。息、整えろ。そんで目も閉じてゆっくり息だけしてろ……」
なんかホントーにさ、バカみてーだなオレたち。こんなよくわかんねー道具でケツ穴、拡げたりとかさ。そんなことをどうしようもなくマジでやってんだ。とりあえずはもう恋人だってことは「認めたとしても」だ。
普通はデートとか、普通にキスだけとか手ぇつなぐとか、そのへんから始まるんじゃねーのか。
オレの固定観念がただ童貞くさいだけなのか? なんでこんな必死にこいつはセックスのことばっか考えてんだろーな……?
とか考えていたら、衝撃はいきなりキタ。
「ッ──ァ!」
なんか勢いをつけてズルっと、ストッパーで止まるまでを一気に奥まで飲みこんで。こうなっちまうと抜くときのほうが怖いんだよ、入ったまましばらくしてっと、確かになんか落ち着いちまうんだけどさ。
「奥まで入っちまったな、大丈夫か。秋介」
「てめぇ、クソ。べつに心配なんかしてねーんだろ、オレのこと……」
半分くらい涙目でオレは大智を見上げる。大智はそこで急に我に返ったような表情になったが、そこで下着を脱ぎ捨てると限界まで勃起したそれをオレのちんこと重ね合わせて、そこにローションを流し込んできた。
「悪ィ、秋介。おれのほうが限界だよこれ、もう……ごめんな」
そうして互いの勃起をデカい両手で重ね合わせて勢いよく上下させ始める。
意外なことにマジで大智はすぐにイッちまった。扱き始めてから、まだ10秒も経たってないんじゃねーか。そんでまた大量の射精がオレの頭を越えて飛んで来て、そのあとはオレの顔とか首とか、胸と腹と、両腕まで届いて落ちる。
それを全身で感じながら、オレもまた追い詰められて射精していたが──その瞬間、ケツに咥えこんでたプラグが押し出されてズルっと抜け落ちたのがわかった。
よくわかんねーけど「射精の刺激」によってか、体内に挿入された異物を押し出すような、なんか変なチカラの作用が身体には働いたらしい。あとはただ抱き合って、息の整うのを待つが──なぜか「一方的に」オレのケツをいじくってた大智のほうが、最後はぜんぜん余裕がなかったっぽいのが、ちょっとだけ意外だった。
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