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第3章 人と人とが行き交う街 アザレア
3-19 ハングリーな大剣使い
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1つ弾けてしまうと、同じ木になる残りの実も全て弾けてしまうシャボンの実。ミミリたちは結局、木1本分のシャボンの実を採集することになったので想定よりも時間もかかり、かなり疲労も溜まってしまった。
ミミリたちが住んでいた川向こうの森よりもモンスターの出現率が少ないと思われるアザレアの森。そして、この森は樹間にもゆとりがあるので森の中であったとしても、川向こうの森よりは幾分か野営もしやすそうだ。
シャボンの木がある谷底から平坦な森へ戻ったところで、比較的開けて見晴らしもいい場所を見つけたので、ここで一晩夜を明かすことにした。もちろん、うさみは探索魔法を欠かさない。
「それにしても、ゼラって頼りになるんだな。どんな危険が待ち受けてるかもわからない谷底へ、先陣切って駆け降りて行ったろ? スピード感溢れる戦闘といい、素晴らしいよ」
「そんなことないですよ。……でも、聞いたか? うさみ。俺、コシヌカシではないみたいだぞ?」
「聞こえないわ~ん」
絶対に聞こえてるだろ、と言いたくなったゼラではあるが、反論は生命の危険を伴うだけにグッと堪えて枯れ木を拾う。ゼラの代わりに反論しようと思ったバルディも、何故か身体が危険信号を発信してくるのでゼラと一緒に黙々と枯れ木拾いに専念した。
当のうさみは、ミミリが【マジックバッグ】から出した小屋を背に、椅子に腰掛けてコーヒーを堪能中。もちろん焚き火からは距離をとって、飛んでくる火の粉で身を燃やさないための自己防衛も徹底している。
「みんなー! もう少しでご飯ですよ~」
ミミリは楽しい野営になるよう、たくさんの食べ物をテーブルの上に準備した。焼き立てのパンとアップルパイに、作りたてのスープ。メインディッシュはもう少しで焼き終えるピギーウルフのステーキだ。
「【マジックバッグ】って本当にすごいな。野営って言ったら普通、もっと簡素で質素なものなのになぁ。それにしても、これだけいい匂いがしていたら、普通……」
「俺も初めてミミリたちと野営した日、同じことを思いました。モンスターが寄ってきそうなほどいい匂いもしますしね。でも、あの小屋がある程度は守ってくれるみたいですよ」
「へぇ、すごいな。もう、驚きすぎて何も言えないぜ」
ゼラが言うように、美味しそうな匂いが漂っているというのに、モンスターが集まってこないのはおそらく小屋のせい。モンスターが忌避する成分、「大賢者の涙」を吸って育った木で作っているからだろう。小屋がなければ、今頃腹ペコのモンスターたちに襲撃されているに違いない。
「なんって美味しいコーヒーなのかしらん。ステーキもほんっといい匂いがするしねん。ホント、モンスターがやって来ないのが不思議なくら……」
うさみは言いかけて、ピョンッと椅子から飛び降りた。
「みんな! 何かがこっちに向かっているわ。色はイエロー。……速度は、かなりゆっくりね」
「「「――!」」」
それぞれが作業の手を止め、来る何かに臨戦体制をとる。
ミミリは【絶縁の軍手】をはめて雷のロッドを。ゼラは短剣を、バルディは弓を。
うさみは、全員に保護魔法――聖女の慈愛をかけた。全員の身体を暖かい保護膜が包み込んだ。
いつ襲われても準備万端!
……だというのになかなか目標はやって来ない。
「すっごくゆっくりなモンスターなのかなぁ?」
「私の探索魔法、万能なようで至らないのよね。色で危険度は測れても、対象の特定まではできないもの」
「イエローって言ったら、メリーさんと同じくらい、か」
「……メリーさん? 羊か?」
そんなやり取りをしているうちに、危険度「イエロー」の黒影が開けた樹間の奥の方に見えてきた。
二足歩行の黒影。
ゆっくり近づいてきただけに、足取りは重たいようだ。頭の横に、何か長い棒が見える気がする。
「二つ頭のモンスター⁉︎」
ミミリは雷のロッドをぎゅうっとつかんで身構えた。ゼラは身体でミミリ隠しながら、もう一歩前へ出る。ミミリの横には、うさみとバルディ。ゼラを頂点にした、正三角形の布陣となった。
次第に近づく、二つ頭の黒影。
一歩、また一歩。
距離が近づくにつれて、黒影の正体が月明かりに照らされ明るみになる。
「え……」
――その黒影は、人、だった。
二つ頭に見えたのは、人の頭部と、大剣の柄。
腰あたりまでの長いストレートの銀髪が、夜風になびく。首元と手元のフリルが可愛らしい白ブラウスに黒のフロントスリッドのマーメイドスカート。前よりも後ろの丈が長いスカートの、フロント部分の深いスリッドに加えて白ブラウスの胸の谷間に食い込む横かけバッグの紐も目を惹くものがある。
月明かりの下、ミミリたちの前に完全に姿を現した女性は、次の瞬間、衝撃の発言をする。
――それは――
「……ご飯を、くだ……さい……」
バルディよりも少し年上に見える美しい女性は、髪色と同じ瞳を潤ませながら、バタリとその場に――しかも受け身も取らずに顔面から倒れ込んだ。
「え……? ご飯? じゃなかった! 大変! 大丈夫ですか?」
「ちょ……、無闇矢鱈と近づいたらダメだ、ミミリッ!」
駆け寄ろうとするミミリの手首を掴み、自分に引き寄せたゼラ。
警戒心たっぷりのゼラの肩をポンッと叩いたのは、バルディだった。
「大丈夫、知り合いだから。と言っても最後に会ったのは何年前だろう……。いずれにせよ、人柄は保証できるから大丈夫なんだけど、問題なのは、俺だけじゃかつげないってことなんだ」
「あら、バルディ。この女性そこまで重たそうに見えないわよ?」
うさみは遠回しにバルディに苦言を呈す。
人間であれぬいぐるみであれ、女性の体重に触れるのはデリカシーに欠けるというもの。うさみは重たそうに見えない、と敢えて口に出し、バルディに配慮するよう諭しているのだ。
「違うんだよ、うさみちゃん。俺が言いたいのは、彼女の武器のこと。この大剣、200キロ近くあるんじゃないかな。いや、それ以上かもしれない」
「「「え……?」」」
倒れる女性の長い銀髪の隙間から見えるのは、ラインが美しい細い腰。白のブラウスから透ける細腕からも、200キロの大剣を操るなど到底想像ができない。
「お姉さんの大剣、一度【マジックバッグ】にしまわせてもらえれば、なんとかなるかなぁ。MPを対価に【マジックバッグ】にしまうとなれば、私でも持てると思うの。多分、小屋よりは軽いかなぁと思うの」
「いい考えね! ミミリ。そうしましょう」
「ごめんなミミリ。俺は自分の【マジックバッグ】をまだ活用できないから、頼んだよ」
「うん!」
「いや! ダメだ! 危険なんだ」
「「「え……?」」」
上手くまとまったかのように思える話に水を差すバルディ。バルディは、倒れる彼女とミミリたちの間に割って入る。
「危険って、どういうこと?」
「彼女はC級冒険者のヒナタさんだ。いや、長らくアザレアに帰ってきていないから、更新申請できていないだけで実力はB級、ひょっとしたらそれ以上かも……」
「B級っていったら、ガウラさんと同じですよね? ピギーウルフとの戦闘を間近で見たけど、ガウラさんの守りはすごかった」
ゼラの言葉に大きく首肯して、バルディはゆっくりと倒れる彼女に歩み寄る。バルディの背中に、ミミリは疑問点を投げかけた。
「すごい冒険者さんなら、危険って、一体……」
「ヒナタさんの二つ名は『鬼神の大剣使い』だ。まぁ、他にもあだ名はあるけどな」
「え、このお姉さんが? すっごく綺麗で、おっとりとしたお顔のお姉さんでしたけど」
「……。……とにかく、武器に触れるのは危険だ」
「「「……?」」」
……そっか、もしかして……!
ミミリは、雷のロッドのような大剣なのかもしれない、と理解した。ミミリは雷のロッドに認められているためにロッドからの電撃が無効化されるが、使用者登録をしていない第三者がロッドに触れた場合はたちまち感電してしまう。
バルディは倒れるヒナタに歩み寄り、大剣に触れないように揺り起こした。
「ヒナタさん! 起きてください! 美味しいパンに美味しいスープ、それにピギーウルフのステーキもあるみたいですよ!」
「パン……、スープ……、ステーキ……」
バルディの大声に、ヒナタはムクリと半身を上げた。顔から突っ伏して倒れこんだために、白く綺麗な顔全体にできた無数の擦り傷からは出血も見られている。
そんなことなどお構いなしの様子のヒナタは、座位のまま垂れ目気味の目をつぶり、ありがたそうに胸の前に手を合わせた。
「パンに、スープ、ステーキ……。ご相伴に預かります~」
ミミリたちが住んでいた川向こうの森よりもモンスターの出現率が少ないと思われるアザレアの森。そして、この森は樹間にもゆとりがあるので森の中であったとしても、川向こうの森よりは幾分か野営もしやすそうだ。
シャボンの木がある谷底から平坦な森へ戻ったところで、比較的開けて見晴らしもいい場所を見つけたので、ここで一晩夜を明かすことにした。もちろん、うさみは探索魔法を欠かさない。
「それにしても、ゼラって頼りになるんだな。どんな危険が待ち受けてるかもわからない谷底へ、先陣切って駆け降りて行ったろ? スピード感溢れる戦闘といい、素晴らしいよ」
「そんなことないですよ。……でも、聞いたか? うさみ。俺、コシヌカシではないみたいだぞ?」
「聞こえないわ~ん」
絶対に聞こえてるだろ、と言いたくなったゼラではあるが、反論は生命の危険を伴うだけにグッと堪えて枯れ木を拾う。ゼラの代わりに反論しようと思ったバルディも、何故か身体が危険信号を発信してくるのでゼラと一緒に黙々と枯れ木拾いに専念した。
当のうさみは、ミミリが【マジックバッグ】から出した小屋を背に、椅子に腰掛けてコーヒーを堪能中。もちろん焚き火からは距離をとって、飛んでくる火の粉で身を燃やさないための自己防衛も徹底している。
「みんなー! もう少しでご飯ですよ~」
ミミリは楽しい野営になるよう、たくさんの食べ物をテーブルの上に準備した。焼き立てのパンとアップルパイに、作りたてのスープ。メインディッシュはもう少しで焼き終えるピギーウルフのステーキだ。
「【マジックバッグ】って本当にすごいな。野営って言ったら普通、もっと簡素で質素なものなのになぁ。それにしても、これだけいい匂いがしていたら、普通……」
「俺も初めてミミリたちと野営した日、同じことを思いました。モンスターが寄ってきそうなほどいい匂いもしますしね。でも、あの小屋がある程度は守ってくれるみたいですよ」
「へぇ、すごいな。もう、驚きすぎて何も言えないぜ」
ゼラが言うように、美味しそうな匂いが漂っているというのに、モンスターが集まってこないのはおそらく小屋のせい。モンスターが忌避する成分、「大賢者の涙」を吸って育った木で作っているからだろう。小屋がなければ、今頃腹ペコのモンスターたちに襲撃されているに違いない。
「なんって美味しいコーヒーなのかしらん。ステーキもほんっといい匂いがするしねん。ホント、モンスターがやって来ないのが不思議なくら……」
うさみは言いかけて、ピョンッと椅子から飛び降りた。
「みんな! 何かがこっちに向かっているわ。色はイエロー。……速度は、かなりゆっくりね」
「「「――!」」」
それぞれが作業の手を止め、来る何かに臨戦体制をとる。
ミミリは【絶縁の軍手】をはめて雷のロッドを。ゼラは短剣を、バルディは弓を。
うさみは、全員に保護魔法――聖女の慈愛をかけた。全員の身体を暖かい保護膜が包み込んだ。
いつ襲われても準備万端!
……だというのになかなか目標はやって来ない。
「すっごくゆっくりなモンスターなのかなぁ?」
「私の探索魔法、万能なようで至らないのよね。色で危険度は測れても、対象の特定まではできないもの」
「イエローって言ったら、メリーさんと同じくらい、か」
「……メリーさん? 羊か?」
そんなやり取りをしているうちに、危険度「イエロー」の黒影が開けた樹間の奥の方に見えてきた。
二足歩行の黒影。
ゆっくり近づいてきただけに、足取りは重たいようだ。頭の横に、何か長い棒が見える気がする。
「二つ頭のモンスター⁉︎」
ミミリは雷のロッドをぎゅうっとつかんで身構えた。ゼラは身体でミミリ隠しながら、もう一歩前へ出る。ミミリの横には、うさみとバルディ。ゼラを頂点にした、正三角形の布陣となった。
次第に近づく、二つ頭の黒影。
一歩、また一歩。
距離が近づくにつれて、黒影の正体が月明かりに照らされ明るみになる。
「え……」
――その黒影は、人、だった。
二つ頭に見えたのは、人の頭部と、大剣の柄。
腰あたりまでの長いストレートの銀髪が、夜風になびく。首元と手元のフリルが可愛らしい白ブラウスに黒のフロントスリッドのマーメイドスカート。前よりも後ろの丈が長いスカートの、フロント部分の深いスリッドに加えて白ブラウスの胸の谷間に食い込む横かけバッグの紐も目を惹くものがある。
月明かりの下、ミミリたちの前に完全に姿を現した女性は、次の瞬間、衝撃の発言をする。
――それは――
「……ご飯を、くだ……さい……」
バルディよりも少し年上に見える美しい女性は、髪色と同じ瞳を潤ませながら、バタリとその場に――しかも受け身も取らずに顔面から倒れ込んだ。
「え……? ご飯? じゃなかった! 大変! 大丈夫ですか?」
「ちょ……、無闇矢鱈と近づいたらダメだ、ミミリッ!」
駆け寄ろうとするミミリの手首を掴み、自分に引き寄せたゼラ。
警戒心たっぷりのゼラの肩をポンッと叩いたのは、バルディだった。
「大丈夫、知り合いだから。と言っても最後に会ったのは何年前だろう……。いずれにせよ、人柄は保証できるから大丈夫なんだけど、問題なのは、俺だけじゃかつげないってことなんだ」
「あら、バルディ。この女性そこまで重たそうに見えないわよ?」
うさみは遠回しにバルディに苦言を呈す。
人間であれぬいぐるみであれ、女性の体重に触れるのはデリカシーに欠けるというもの。うさみは重たそうに見えない、と敢えて口に出し、バルディに配慮するよう諭しているのだ。
「違うんだよ、うさみちゃん。俺が言いたいのは、彼女の武器のこと。この大剣、200キロ近くあるんじゃないかな。いや、それ以上かもしれない」
「「「え……?」」」
倒れる女性の長い銀髪の隙間から見えるのは、ラインが美しい細い腰。白のブラウスから透ける細腕からも、200キロの大剣を操るなど到底想像ができない。
「お姉さんの大剣、一度【マジックバッグ】にしまわせてもらえれば、なんとかなるかなぁ。MPを対価に【マジックバッグ】にしまうとなれば、私でも持てると思うの。多分、小屋よりは軽いかなぁと思うの」
「いい考えね! ミミリ。そうしましょう」
「ごめんなミミリ。俺は自分の【マジックバッグ】をまだ活用できないから、頼んだよ」
「うん!」
「いや! ダメだ! 危険なんだ」
「「「え……?」」」
上手くまとまったかのように思える話に水を差すバルディ。バルディは、倒れる彼女とミミリたちの間に割って入る。
「危険って、どういうこと?」
「彼女はC級冒険者のヒナタさんだ。いや、長らくアザレアに帰ってきていないから、更新申請できていないだけで実力はB級、ひょっとしたらそれ以上かも……」
「B級っていったら、ガウラさんと同じですよね? ピギーウルフとの戦闘を間近で見たけど、ガウラさんの守りはすごかった」
ゼラの言葉に大きく首肯して、バルディはゆっくりと倒れる彼女に歩み寄る。バルディの背中に、ミミリは疑問点を投げかけた。
「すごい冒険者さんなら、危険って、一体……」
「ヒナタさんの二つ名は『鬼神の大剣使い』だ。まぁ、他にもあだ名はあるけどな」
「え、このお姉さんが? すっごく綺麗で、おっとりとしたお顔のお姉さんでしたけど」
「……。……とにかく、武器に触れるのは危険だ」
「「「……?」」」
……そっか、もしかして……!
ミミリは、雷のロッドのような大剣なのかもしれない、と理解した。ミミリは雷のロッドに認められているためにロッドからの電撃が無効化されるが、使用者登録をしていない第三者がロッドに触れた場合はたちまち感電してしまう。
バルディは倒れるヒナタに歩み寄り、大剣に触れないように揺り起こした。
「ヒナタさん! 起きてください! 美味しいパンに美味しいスープ、それにピギーウルフのステーキもあるみたいですよ!」
「パン……、スープ……、ステーキ……」
バルディの大声に、ヒナタはムクリと半身を上げた。顔から突っ伏して倒れこんだために、白く綺麗な顔全体にできた無数の擦り傷からは出血も見られている。
そんなことなどお構いなしの様子のヒナタは、座位のまま垂れ目気味の目をつぶり、ありがたそうに胸の前に手を合わせた。
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