【完結】憧れの人の元へ望まれて嫁いだはずなのに「君じゃない」と言われました
特別、目立つ存在でもないうえに、結婚適齢期が少し過ぎてしまっていた、
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そんな彼女の元に、憧れの公爵令息ナイジェルの家から求婚の手紙が……
戸惑いはあったものの、ナイジェルが強く自分を望んでくれている様子だった為、
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しかし、いざ彼の元に嫁いでみると……
「君じゃない」
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