【完結】記憶喪失になってから、あなたの本当の気持ちを知りました


誰かが、自分を呼ぶ声で目が覚めた。
必死に“私”を呼んでいたのは見知らぬ男性だった。

──目を覚まして気付く。

私は誰なの? ここはどこ。 あなたは誰?

“私”は馬車に轢かれそうになり頭を打って気絶し、起きたら記憶喪失になっていた。

こうして私……リリアはこれまでの記憶を失くしてしまった。
だけど、なぜか目覚めた時に傍らで私を必死に呼んでいた男性──ロベルトが私の元に毎日のようにやって来る。
彼はただの幼馴染らしいのに、なんで!?

そんな彼に私はどんどん惹かれていくのだけど……

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