【完結】運命の恋に落ちたんだと婚約破棄されたら、元婚約者の兄に捕まりました ~転生先は乙女ゲームの世界でした~
「僕は運命の人と出会ってしまったんだ!!もう彼女以外を愛する事なんて出来ない!!」
10年間、婚約していた婚約者にそう告げられたセラフィーネ。
彼は“運命の恋”に落ちたらしい。
──あぁ、とうとう来たのね、この日が!
ショックは無い。
だって、この世界は乙女ゲームの世界。そして、私の婚約者のマルクはその攻略対象者の1人なのだから。
記憶を取り戻した時からセラフィーネにはこうなる事は分かってた。
だけど、互いの家の祖父同士の遺言により結ばれていたこの婚約。
これでは遺言は果たせそうにない。
だけど、こればっかりはどうにも出来ない──
そう思ってたのに。
「心配は無用。セラフィーネは僕と結婚すればいい。それで全ての問題は解決するんじゃないかな?」
そう言い出したのは、私を嫌ってるはずの元婚約者の兄、レグラス。
──何を言ってるの!? そもそもあなたは私の事が嫌いなんでしょう?
それに。
あなただって攻略対象(隠しキャラ)なのだから、これから“運命の恋”に落ちる事になるのに……
あなたにおすすめの小説
【完結】私は、顔も名前も知らない人に恋をした。
Rohdea
恋愛
──私は、好きになった人の顔も本当の名前も知らない。
そして、この恋は実らない──
エリート養成校と呼ばれるシュテルン王立学校に通う農家の娘で平民のアリアン。
成績が奮わずいわゆる落ちこぼれのアリアンは、
今年の首席卒業者間違い無しと言われる伯爵令息、レオナールに世話を焼かれる日々を過ごしていた。
そんなある日、ひょんな事から顔も名前も知らない人と手紙のやり取りをするようになる。
自分を名無しさん
相手を権兵衛さん
と呼び合いながらそのやり取りは気付けば半年に及んでいた。
手紙を通じて、“権兵衛さん”に淡い想いを寄せるようになっていくアリアン。
だけど、想いを募らせた所で平民の自分の恋が叶うわけではない。
このまま権兵衛さんの正体なんて知らなくていい──
そう思ってたのに。
アリアンの揺れる恋の行方と明らかになる“権兵衛さん”の正体。
そして、首席卒業者のみが貰えるご褒美……
たった一つだけ叶えてもらえる“願い事”を今回、手にするのは─……
※『私の好きな人には、忘れられない人がいる。』
に出てくる主人公カップルの子供世代の話です。
そちらを読んでいなくても特に問題はありませんが、設定などは引き継いでいるので、
お読みいただいた方が楽しめるかもしれません。
(注 : 二人の子供は第2話から登場します)
【完結】私は落ちこぼれで構いません! ~未来の大魔術師様が今日も私を困らせて来ます~
Rohdea
恋愛
私のこの力は秘密にすべき力。
だから落ちこぼれのフリでもなんでもしてやり過ごそうと決めたのに───
平民でありながら、何故か魔力量が多かったフィーリーは、
特別に魔術学院へ入学する事になる。
そこで、出会ったのは侯爵家の令息でもあり、未来の大魔術師となるべくして育って来たルシアン。
膨大な魔力量以外にも“規格外”の力を持っているフィーリーは、それを隠して“落ちこぼれ”として過ごしていたけれど、彼はそこに納得せずフィーリーを何かとライバル視して困らせて来るちょっと厄介な人だった。
そんな(平凡?)な学院生活を送っていたフィーリー達の元に、
ある日、希少な“光属性”の使い手である男爵令嬢が編入して来た。
光属性の使い手だろうと自分とは関係無い。私は地味に過ごすだけ。
そう思っていたフィーリーだったけれど、
しかし、そんな男爵令嬢の登場から、学院内では“婚約破棄”が流行し、王子を始めとした学院の生徒達の様子がおかしくなっていく……
そして、その魔の手は自分とルシアンにも────
※ふんわりした魔法設定の世界です
【完結】ヒロインに婚約者を攻略して欲しかったのですが断られてしまいました
Debby
恋愛
侯爵令嬢のショコラは前世で読むか見るかした物語の世界にヒロインに攻略される第二王子の婚約者として転生した。
物語の内容はほとんど覚えていないけど、ヒロインに第二王子を攻略して貰い円満に婚約破棄、慰謝料を貰って悠々自適生活を送ろうと弟を巻き込み人生計画を立てる。
そこへ王太子である第一王子の婚約者シャルロットも第一王子を攻略して欲しいと現れるが二人ともヒロインに食い気味に断られてしまう。
彼女によるとショコラとシャルロットで「ヒロイン」と声をかけてきたのは三人目なのだという。
ヒロインには断られたが諦めていないショコラの前にどうやら前世の記憶があるらしいピンク色の髪をした男爵令嬢が現れた──これはチャンスなのでは?!
気持ちを口に出せない第二王子と年下なのに大人な記憶を持つショコラの婚約の行方は?!
★
更新は10時と19時で完結まで予約投稿済みです
推しが国家侮辱罪で追放されるようなので、悪役令嬢の私が全力で阻止してみせますわ!!!
久遠りも
恋愛
大好きな乙女ゲームの世界に転生したようなので私は全力で脇役になる!!
と意気込んでいたけれど......まさかの悪役令嬢に転生してたなんて知りませんでしたわ!!
しかも推していた王子は追放されそうになっていて!?推しが追放されないようにしないとっ!!
推しの為に全力で頑張る少女の物語です。
【完結】真実の愛とやらに負けて悪役にされてポイ捨てまでされましたので
Rohdea
恋愛
最近のこの国の社交界では、
叙爵されたばかりの男爵家の双子の姉弟が、珍しい髪色と整った容姿で有名となっていた。
そんな双子の姉弟は、何故かこの国の王子、王女とあっという間に身分差を超えて親しくなっていて、
その様子は社交界を震撼させていた。
そんなある日、とあるパーティーで公爵令嬢のシャルロッテは婚約者の王子から、
「真実の愛を見つけた」「貴様は悪役のような女だ」と言われて婚約破棄を告げられ捨てられてしまう。
一方、その場にはシャルロッテと同じ様に、
「真実の愛を見つけましたの」「貴方は悪役のような男性ね」と、
婚約者の王女に婚約破棄されている公爵令息、ディライトの姿があり、
そんな公衆の面前でまさかの婚約破棄をやらかした王子と王女の傍らには有名となっていた男爵家の双子の姉弟が……
“悪役令嬢”と“悪役令息”にされたシャルロッテとディライトの二人は、
この突然の婚約破棄に納得がいかず、
許せなくて手を組んで復讐する事を企んだ。
けれど───……あれ? ディライト様の様子がおかしい!?
【完結】ヒーローとヒロインの為に殺される脇役令嬢ですが、その運命変えさせて頂きます!
Rohdea
恋愛
──“私”がいなくなれば、あなたには幸せが待っている……でも、このまま大人しく殺されるのはごめんです!!
男爵令嬢のソフィアは、ある日、この世界がかつての自分が愛読していた小説の世界である事を思い出した。
そんな今の自分はなんと物語の序盤で殺されてしまう脇役令嬢!
そして、そんな自分の“死”が物語の主人公であるヒーローとヒロインを結び付けるきっかけとなるらしい。
どうして私が見ず知らずのヒーローとヒロインの為に殺されなくてはならないの?
ヒーローとヒロインには悪いけど……この運命、変えさせて頂きます!
しかし、物語通りに話が進もうとしていて困ったソフィアは、
物語のヒーローにあるお願いをする為に会いにいく事にしたけれど……
2022.4.7
予定より長くなったので短編から長編に変更しました!(スミマセン)
《追記》たくさんの感想コメントありがとうございます!
とても嬉しくて、全部楽しく笑いながら読んでいます。
ですが、実は今週は仕事がとても忙しくて(休みが……)その為、現在全く返信が出来ず……本当にすみません。
よければ、もう少しこのフニフニ話にお付き合い下さい。
厄介者扱いされ隣国に人質に出されたけど、冷血王子に溺愛された
今川幸乃
恋愛
オールディス王国の王女ヘレンは幼いころから家族に疎まれて育った。
オールディス王国が隣国スタンレット王国に戦争で敗北すると、国王や王妃ら家族はこれ幸いとばかりにヘレンを隣国の人質に送ることに決める。
しかも隣国の王子マイルズは”冷血王子”と呼ばれ、数々の恐ろしい噂が流れる人物であった。
恐怖と不安にさいなまれながら隣国に赴いたヘレンだが、
「ようやく君を手に入れることが出来たよ、ヘレン」
「え?」
マイルズの反応はヘレンの予想とは全く違うものであった。
【完結】自称“ヒロイン”の妹によると、私の婚約者は呪われているらしい ~婚約破棄される“悪役令嬢”だと言われました!~
Rohdea
恋愛
「お姉様の婚約者のアシュヴィン様は呪われているのよ。それで、その呪いを解けるのは彼と恋に落ちる私だけなの!」
ある日、妹のリオーナが突然そんな事を言い出した。
リオーナが言うには、この世界はリオーナが“ヒロイン”と呼ばれる世界。
その姉である私、ルファナは“悪役令嬢”と呼ばれる存在で、リオーナとアシュヴィン様の恋の邪魔者らしい。
そんな私はいずれ婚約破棄をされるのだと言う。
また、アシュヴィン様はとある呪い? にかかっているらしく、
その呪いを解けるのは“ヒロイン”のリオーナだけなのだとか。
───呪い? ヒロイン? 悪役令嬢?
リオーナの言っている事の半分以上は理解が出来なかったけれど、
自分がアシュヴィン様にいつか婚約破棄されるという点だけは妙に納得が出来てしまった。
なぜなら、ルファナと婚約者のアシュヴィンは──……
※主人公は、転生者ではありません