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大魔法使いの猛攻 ☆
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「イザムバード、解呪方法は分かったのか?」
殿下の執務室に、私達は集められていた。
アレンだけは部屋で留守番だ。
「僕とアイがいれば、呪いはすぐに解けると思うよ」
今のイザムバードは少年モードだった。
「やはり、アイはアレンを救うために、女神様が呼んでくださったんですね」
「聖女の力は偉大だよね」
「私は何をすればいいんですか?」
「アイは今まで通り普通にしててくれたらいいよ。一緒にお風呂に入ったり、ギンギンになったアレンのアレを抜いたり」
「うわああ!」
「抜く?」
「結局抜いたのか……」
三者三様の反応に、イザムバードは満足そうに頷いている。
「なんで皆に言うの!」
私は隣に立つイザムバードに張り手した。
「こんな楽しい事、共有しないと勿体無いかなって。それにしても、アイのあの様子だと、上に乗っかって腰を振るのも時間の問題だったよね。もうちょっと待った方が良かった?」
「そんな事、する訳ないでしょ!」
「アレンの脇腹、美味しそうに舐めてた癖に。しかも扱きながらおっきいとか言っちゃってさあ」
「ちが、いや、あの……」
「おっきい?」
「私への相談はなんだったんだ……」
だめだ、本当にもう逃亡するしかない。
「まだ、逃げちゃだめだよ」
私の思考を読んだかのように、イザムバードが私に釘を刺した。
「あの、イザムバード。三賢者としてお聞きします。アレンの呪いが解けたら、アイは元の世界に戻れるんでしょうか」
ロゼッタが真剣な表情でイザムバードに尋ねた。
気にしないでと言ったけど、まだ気にしてくれていたんだな。
「アイは記憶も言葉も失っている。元の世界との縁が切れていると考えた方がいいだろう。アイはもう、この世界の人間だよ」
イザムバードの答えは、思いの外冷静に聞く事ができた。むしろロゼッタの方がショックを受けたようだった。
「……アイ、ごめんなさい」
ロゼッタが沈痛な面持ちで私に謝ってきた。
「ロゼッタのせいじゃないんだから、謝らないで」
「違うんです。アイが元の世界に戻れない事を、この世界の人間と言う事を、私は喜んでしまいました。だから、ごめんなさい」
「ロゼッタ」
私は涙ぐむロゼッタを優しく抱きしめる。
「ロゼッタがそう思ってくれるのは、私も嬉しいよ。だから泣かないで」
「アイ……」
「あ、殿下、アレンの呪いが解けた後の私の待遇について、一度しっかり話しましょうね」
ロゼッタを抱きしめたまま、殿下を牽制しておく。
「逃げられないよ。逃がすわけない」
殿下の返事より先に、イザムバードが割り込んできた。
「呪いが解けた後は、自由でしょ?」
呪いが解けるまで逃げちゃ駄目なのはいいとしても、解けた後の事までとやかく言われる筋合いはない。
「呪いが解けるまでは、かな。さあ、そろそろ呪いを解きにいこうか」
思わせぶりなセリフを言うと、イザムバードは私の手を引き扉の外に向かった。
「そんなに恥ずかしがると、今すぐ食べたくなる」
「ぐっ……」
私とアレンの部屋に戻ると、イザムバードはワイルドイザムバードに姿を変えた。
更に言うと、窓際に座るアレンの前に椅子を持ってきて座ると、私を膝の上に乗せた。
腰を抱かれ、耳元で囁かれ、私の顔に熱が集まる。
助けを求めるようにアレンを見ても、相変わらずの無表情で虚空を見つめていた。
「アレンが、見てる」
腰に巻き付く腕を外そうとすると、イザムバードは耳に息を吹きかけた。
「ひい……」
「どうせアレンは壊れている。気にするな」
「アレンは壊れてない」
イザムバードの言葉に、途端に冷静になる。
私のきつい口調に、イザムバードは口角を上げた。
「アレンの事が好きなのか?」
「え?」
考えもしなかった事を言われて、思わずアレンを見てしまう。
「そう言う訳では……」
「アイは、好きでもない男のものも、咥えようとするのか」
とんでもない事を言われて、私は何も言えずに目を剥いた。
「なら、俺のも咥えてくれ」
「ふぐっ……んっ……」
右手は腰に巻き付いたまま、太くてゴツい指が私の口の中に入れられる。
「なあ、いいだろ?」
「むっ……ううっー」
思い切り噛み付いてやろうと思った瞬間、イザムバードは私のスカートを捲り上げ、太ももを撫で上げた。
私がビクリと身体を強張らせると、イザムバードは口から指を外し、押さえつけるように片腕で私を抱きしめた。
「何を……やっ……」
私の足を押し広げると、器用に足を使って固定する。
スカートは完全に捲れ上がり、足も大きく開かされて、とんでもない姿をアレンに晒している。
「い、嫌……」
あまりの恥ずかしさに、頭が真っ白になる。
「裸を見せ合う仲なんだから、これぐらいどうって事無いだろ?」
「んんっ……や、めて……」
耳を舐めるように囁かれて、力が抜ける。
「ペロリと食べられたいなら、俺が食べてやるよ」
「いや、だ……アレ、ン……」
首筋に舌を這わせられ、太ももを際どいところまで撫で擦られて、嫌なはずなのに身体は熱を帯び、湧き上がる快感に何も出来なくなってしまう。
そんな私を、アレンは無表情で見つめる。
いや、私の姿なんて目に入っていないんだろう。
「他の男の名前を呼ぶなんて、煽るようなもんだぞ」
口の端を舐めるようにキスをすると、イザムバードは太ももを撫でていた手をお腹に移動させた。
「美人で気丈、そのくせどこか不安定で惚れた男には全てを捧げてしまう。そして、快感にはすこぶる弱い」
イザムバードは歌うように囁きながら、私のお腹を撫でていたかと思うと、下着の中に手を差し込んできた。
「あっ、やっ……アレンの、前っ……いや、あっ……」
ゆっくりと割れ目をなぞられて、身体がビクついてしまう。
そんな私の様子にイザムバードは喉を鳴らして笑った。
「アレンの前は嫌か。なら、アレンがいなければ、いいんだな」
イザムバードは私を抱き上げると、扉に向かう。
私はもう何も言えず、ただイザムバードにしがみつく事しか出来なかった。
「悪いな、アレン。アイは俺が貰う。今回も俺の勝ちだ」
イザムバードはアレンに向かい笑うと、見せつけるように私にキスをした。
「ふっ……んっ……」
弱々しい抵抗も、舌を入れられればそれすらままならなくなる。
目の端に、アレンの変わらぬ姿が見える。
「……堪らないな。目的を、忘れそうになる」
イザムバードは目を細めて笑うと、私を寝室へと運んだ。
「んっ……あっ……や、あっ……」
イザムバードの太い指が、荒々しく私の胸を捏ねる。
反対の手はゆっくりと割れ目を往き来して、私から蜜を誘う。
「身体はもう、欲しくて堪らないんだろ?だったらそろそろ、俺を求めてくれないか」
「ふっ、くっ……ああっ!」
与えられる快感に、痛いほど存在を主張していたクリトリスが押され、全身に電気のような快感が流れた。
「ひっ、やっ……ああっ……」
あまりの快感に、身体が言う事を聞かない。
腰を揺らしてしまいながらイザムバードを見れば、薄く笑って私からの言葉を待っているようだった。
「あっ、んっ……や、だっ……」
今のイザムバードは、完全に私の理想形だった。
見た目も声も言動も、その全てが私の心を根こそぎ攫っていきそうだった。
「流されてしまえば楽になる。ほら」
「んんっ……あっ、やあっ…………」
割れ目の浅い部分をつつくように擦られて、自分でもひくつくのが分かる。
欲しい、欲しいけど……
私の視線は扉に向かう。
その先にいるアレンを思うと、どうしてもイザムバードの名を呼ぶことは出来なかった。
「案外強情なんだな」
「あっ……い、やっ……あっ、ああっ……」
イザムバードの指が一気に奥まで差し入れられ、私の中をぐちゅぐちゅとかき回す。
どうしようもなく気持ちよくて、声が抑えられない。
「あっ、んっ……ああっ!アレンッ、アレンッ……ああっ……」
なぜかアレンの名を呼びながら、私はイッてしまった。
イザムバードにイカされてしまった事、そしてアレンを呼んでしまった事に呆然としていると、扉の向こうからパキンパキンと何かが割れるような音が聞こえてきた。
次の瞬間、ドゴッと言う鈍い音と共に扉が吹き飛び、蹴り飛ばしたのか足を高く上げた人物のシルエットが映し出された。
逆光の中、ゆっくりと足を戻したその人は、何も言わずに部屋に入ってくる。
「やあ、お目覚めかい?お姫様」
イザムバードの言葉に思いっきり顔を顰めたその人は、窓際に座り虚空を見つめているはずのアレンだった。
殿下の執務室に、私達は集められていた。
アレンだけは部屋で留守番だ。
「僕とアイがいれば、呪いはすぐに解けると思うよ」
今のイザムバードは少年モードだった。
「やはり、アイはアレンを救うために、女神様が呼んでくださったんですね」
「聖女の力は偉大だよね」
「私は何をすればいいんですか?」
「アイは今まで通り普通にしててくれたらいいよ。一緒にお風呂に入ったり、ギンギンになったアレンのアレを抜いたり」
「うわああ!」
「抜く?」
「結局抜いたのか……」
三者三様の反応に、イザムバードは満足そうに頷いている。
「なんで皆に言うの!」
私は隣に立つイザムバードに張り手した。
「こんな楽しい事、共有しないと勿体無いかなって。それにしても、アイのあの様子だと、上に乗っかって腰を振るのも時間の問題だったよね。もうちょっと待った方が良かった?」
「そんな事、する訳ないでしょ!」
「アレンの脇腹、美味しそうに舐めてた癖に。しかも扱きながらおっきいとか言っちゃってさあ」
「ちが、いや、あの……」
「おっきい?」
「私への相談はなんだったんだ……」
だめだ、本当にもう逃亡するしかない。
「まだ、逃げちゃだめだよ」
私の思考を読んだかのように、イザムバードが私に釘を刺した。
「あの、イザムバード。三賢者としてお聞きします。アレンの呪いが解けたら、アイは元の世界に戻れるんでしょうか」
ロゼッタが真剣な表情でイザムバードに尋ねた。
気にしないでと言ったけど、まだ気にしてくれていたんだな。
「アイは記憶も言葉も失っている。元の世界との縁が切れていると考えた方がいいだろう。アイはもう、この世界の人間だよ」
イザムバードの答えは、思いの外冷静に聞く事ができた。むしろロゼッタの方がショックを受けたようだった。
「……アイ、ごめんなさい」
ロゼッタが沈痛な面持ちで私に謝ってきた。
「ロゼッタのせいじゃないんだから、謝らないで」
「違うんです。アイが元の世界に戻れない事を、この世界の人間と言う事を、私は喜んでしまいました。だから、ごめんなさい」
「ロゼッタ」
私は涙ぐむロゼッタを優しく抱きしめる。
「ロゼッタがそう思ってくれるのは、私も嬉しいよ。だから泣かないで」
「アイ……」
「あ、殿下、アレンの呪いが解けた後の私の待遇について、一度しっかり話しましょうね」
ロゼッタを抱きしめたまま、殿下を牽制しておく。
「逃げられないよ。逃がすわけない」
殿下の返事より先に、イザムバードが割り込んできた。
「呪いが解けた後は、自由でしょ?」
呪いが解けるまで逃げちゃ駄目なのはいいとしても、解けた後の事までとやかく言われる筋合いはない。
「呪いが解けるまでは、かな。さあ、そろそろ呪いを解きにいこうか」
思わせぶりなセリフを言うと、イザムバードは私の手を引き扉の外に向かった。
「そんなに恥ずかしがると、今すぐ食べたくなる」
「ぐっ……」
私とアレンの部屋に戻ると、イザムバードはワイルドイザムバードに姿を変えた。
更に言うと、窓際に座るアレンの前に椅子を持ってきて座ると、私を膝の上に乗せた。
腰を抱かれ、耳元で囁かれ、私の顔に熱が集まる。
助けを求めるようにアレンを見ても、相変わらずの無表情で虚空を見つめていた。
「アレンが、見てる」
腰に巻き付く腕を外そうとすると、イザムバードは耳に息を吹きかけた。
「ひい……」
「どうせアレンは壊れている。気にするな」
「アレンは壊れてない」
イザムバードの言葉に、途端に冷静になる。
私のきつい口調に、イザムバードは口角を上げた。
「アレンの事が好きなのか?」
「え?」
考えもしなかった事を言われて、思わずアレンを見てしまう。
「そう言う訳では……」
「アイは、好きでもない男のものも、咥えようとするのか」
とんでもない事を言われて、私は何も言えずに目を剥いた。
「なら、俺のも咥えてくれ」
「ふぐっ……んっ……」
右手は腰に巻き付いたまま、太くてゴツい指が私の口の中に入れられる。
「なあ、いいだろ?」
「むっ……ううっー」
思い切り噛み付いてやろうと思った瞬間、イザムバードは私のスカートを捲り上げ、太ももを撫で上げた。
私がビクリと身体を強張らせると、イザムバードは口から指を外し、押さえつけるように片腕で私を抱きしめた。
「何を……やっ……」
私の足を押し広げると、器用に足を使って固定する。
スカートは完全に捲れ上がり、足も大きく開かされて、とんでもない姿をアレンに晒している。
「い、嫌……」
あまりの恥ずかしさに、頭が真っ白になる。
「裸を見せ合う仲なんだから、これぐらいどうって事無いだろ?」
「んんっ……や、めて……」
耳を舐めるように囁かれて、力が抜ける。
「ペロリと食べられたいなら、俺が食べてやるよ」
「いや、だ……アレ、ン……」
首筋に舌を這わせられ、太ももを際どいところまで撫で擦られて、嫌なはずなのに身体は熱を帯び、湧き上がる快感に何も出来なくなってしまう。
そんな私を、アレンは無表情で見つめる。
いや、私の姿なんて目に入っていないんだろう。
「他の男の名前を呼ぶなんて、煽るようなもんだぞ」
口の端を舐めるようにキスをすると、イザムバードは太ももを撫でていた手をお腹に移動させた。
「美人で気丈、そのくせどこか不安定で惚れた男には全てを捧げてしまう。そして、快感にはすこぶる弱い」
イザムバードは歌うように囁きながら、私のお腹を撫でていたかと思うと、下着の中に手を差し込んできた。
「あっ、やっ……アレンの、前っ……いや、あっ……」
ゆっくりと割れ目をなぞられて、身体がビクついてしまう。
そんな私の様子にイザムバードは喉を鳴らして笑った。
「アレンの前は嫌か。なら、アレンがいなければ、いいんだな」
イザムバードは私を抱き上げると、扉に向かう。
私はもう何も言えず、ただイザムバードにしがみつく事しか出来なかった。
「悪いな、アレン。アイは俺が貰う。今回も俺の勝ちだ」
イザムバードはアレンに向かい笑うと、見せつけるように私にキスをした。
「ふっ……んっ……」
弱々しい抵抗も、舌を入れられればそれすらままならなくなる。
目の端に、アレンの変わらぬ姿が見える。
「……堪らないな。目的を、忘れそうになる」
イザムバードは目を細めて笑うと、私を寝室へと運んだ。
「んっ……あっ……や、あっ……」
イザムバードの太い指が、荒々しく私の胸を捏ねる。
反対の手はゆっくりと割れ目を往き来して、私から蜜を誘う。
「身体はもう、欲しくて堪らないんだろ?だったらそろそろ、俺を求めてくれないか」
「ふっ、くっ……ああっ!」
与えられる快感に、痛いほど存在を主張していたクリトリスが押され、全身に電気のような快感が流れた。
「ひっ、やっ……ああっ……」
あまりの快感に、身体が言う事を聞かない。
腰を揺らしてしまいながらイザムバードを見れば、薄く笑って私からの言葉を待っているようだった。
「あっ、んっ……や、だっ……」
今のイザムバードは、完全に私の理想形だった。
見た目も声も言動も、その全てが私の心を根こそぎ攫っていきそうだった。
「流されてしまえば楽になる。ほら」
「んんっ……あっ、やあっ…………」
割れ目の浅い部分をつつくように擦られて、自分でもひくつくのが分かる。
欲しい、欲しいけど……
私の視線は扉に向かう。
その先にいるアレンを思うと、どうしてもイザムバードの名を呼ぶことは出来なかった。
「案外強情なんだな」
「あっ……い、やっ……あっ、ああっ……」
イザムバードの指が一気に奥まで差し入れられ、私の中をぐちゅぐちゅとかき回す。
どうしようもなく気持ちよくて、声が抑えられない。
「あっ、んっ……ああっ!アレンッ、アレンッ……ああっ……」
なぜかアレンの名を呼びながら、私はイッてしまった。
イザムバードにイカされてしまった事、そしてアレンを呼んでしまった事に呆然としていると、扉の向こうからパキンパキンと何かが割れるような音が聞こえてきた。
次の瞬間、ドゴッと言う鈍い音と共に扉が吹き飛び、蹴り飛ばしたのか足を高く上げた人物のシルエットが映し出された。
逆光の中、ゆっくりと足を戻したその人は、何も言わずに部屋に入ってくる。
「やあ、お目覚めかい?お姫様」
イザムバードの言葉に思いっきり顔を顰めたその人は、窓際に座り虚空を見つめているはずのアレンだった。
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