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9.魔法使い
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もう何度目だろう。私達は疲れた顔でハーブティーを飲んでいた。
「大丈夫か?」
「シンデレラこそ」
ニャンダユウはテーブルの下で昼寝をしている。私も全部忘れて一緒に昼寝がしたい。
「行為はともかく、ようやく手がかりが掴めたような気がする」
「そうですね。今脳内のモザイク処理を終えて証言の検証をしていたんですが、謎は全て解けました」
「凄いな。全部分かったのか」
「すみません。また言い過ぎました。でも、どこに行けば魔法使いに会えるか、分かったかもしれません」
「充分凄いじゃないか」
「行き違いになるといけません、シンデレラが大丈夫なら直ぐに向かいましょう」
立ち上がる私を、シンデレラは座ったまま見上げている。
「大丈夫じゃ無かったですか?ちょっと休んでからにします?」
「いや、白雪がこの世界に来たのは魔法使いのせいでは無かったんだろう?白雪が魔法使いの元に行く必要はないんじゃないか?」
「そうかもしれませんね」
「ならばなぜ、自ら行こうとする」
「なぜって、側にいると約束しましたから」
「しかし……」
「それに、さすがにここまで来て留守番は嫌ですよ。行きましょう、シンデレラ。最終決戦です。多分」
私が手を差し伸べると、シンデレラはしばらく迷ってからその手を取った。
「もしも魔法が解けたら……」
「やりたい事、見つかりました?」
私の問いかけに、シンデレラは笑うだけで答えてくれなかった。
「全裸王子の証言によると、魔法使いは『あそこもちょっと物足りないから変えないと』と言っていたそうです。今まで行った場所で物足りないところがあったでしょうか。私はどこもかしこもお腹いっぱい、胸焼けしそうでした」
以前使った歪みの前で、私は指をおでこに当てて推理披露をしていた。
「そこで私は一度整理してみる事にしました。それぞれの物語にタグ付けをしたのです。まずはシンデレラ、あなたが逃げ出さずに物語が完結していたとしたらこうです。複数プレイ、からの百合プレイ。そして私、白雪姫は睡眠姦と複数プレイ。どんどん行きましょう。美女と野獣は異種族姦。ラプンツェルは複数プレイ。眠れる森の美女は睡眠姦。さあ、この中で仲間はずれはどれでしょう」
そこまで言うと私は一度シンデレラに背を向けてからくるりと振り返り、犯人を指差すように指をビシッと突き付けた。
「そうです。複数プレイも睡眠姦もない、美女と野獣です。魔法使いの性癖はズバリ、複数プレイと睡眠姦なのです!」
息巻く私に、シンデレラは首を傾げた。
「私達が見ていない所で行われていた可能性もあるんじゃないか?」
シンデレラの冷静なツッコミに、私は突き付けていた指をそっと下ろした。
確かに、寝ている美女に野獣が突っ込んでいる可能性は否定できない。
「まあ、他に出来る事はないし、行ってみるだけ行ってみよう」
しょんぼりする私の肩を、シンデレラが優しく叩いた。
「どうせムダアシ、イくだけムダ。イくならボウリョクオンナ、ヒトリでイく」
「うんうん、ニャンダユウは私と一緒がいいんだね」
私は素早い動きでニャンダユウを抱き抱えると、そのまま歪みに突っ込んだ。
ぐにゃぐにゃと地面が歪んだと思ったら、そのまま世界がぐにゃぐにゃ歪みだした。
「え?何か、今までと違わない?」
「フニャー。イマ、マサに、セカイユガんでる。キモちワルい」
「今正に?それってつまり」
魔法使いがいるって事?と聞こうとしたら、ぐにゃぐにゃ歪む景色の向こうから声が聞こえてきた。
「……まずは男の召使いだけ人の姿に戻して……うん、そうね、野獣の精液には男を発情させる効果を付与して……そうそう、野獣がヤッてる時は召使いは手が出せなくて、溜まりに溜まったモノを美女が寝てる隙にぶちまけるっと。城中の男の精を身体に纏わりつかせた美女に、怒り狂った野獣はその身体を巨大化させて、同じく巨大化したアソコを使って美女を攻め立てる……うん、最高だわ」
ぐにゃぐにゃ歪む視界の中央で、黒いローブを身に纏った誰かが、両手を上げて何かブツブツ言っている。
その内容の酷さを考えると、魔法使い以外いないだろう。
「シンデレラ、やっぱりここにいました!最終決戦ですよ、最終決戦!」
私は意気揚々と隣にいるはずのシンデレラに話しかけた。しかし、周りのどこにもシンデレラはいなかった。
「シンデレラ?」
「ここ、ユガみヒドい。シンデレラ、ハグれた」
「え、そんな……」
「ニャンダユウ、ごシュジンサガしてくる」
「ちょっと待って。こんな敵の真ん前で一人にしないで」
私の願い虚しく、ニャンダユウは私の腕の中からバサバサと飛び立ち、フニャーと鳴いてどこかに行ってしまった。
「うふふ、これで前より良くなったんじゃないかしら。やっぱり複数プレイと睡眠姦は外せないわね……って、あなた誰?」
ぐにゃぐにゃとした視界が戻ったと思ったら、直ぐに魔法使いに見つかってしまった。
「あら?あなたは、白雪姫?」
私が答える前に、魔法使いが正解に辿り着いた。
「ふうん、ふん、ふん、なる程ね」
魔法使いが観察するように私の周りをぐるっと周った。
「あなた、あの世界の人間ね。私がこの世界に戻る時に、一緒についてきちゃったんだわ。それで丁度空っぽだった白雪姫の中に入っちゃったのね」
「私のいた世界を知っているんですか?」
「あそこは凄いわね。この世の全ての欲望が具現化されている。正に天国だわ」
うっとりとする魔法使いに、私は反射的に尾鱗の構えを取った。
「それがあなたのギフトと言う訳ね」
「ギフト?」
「死んだ後の魂は全ての記憶を失うと、無限の世界のどこかに生まれ変わるの。それがこの世の理。でも稀に、魂に記憶を宿したまま界を渡り、空いた肉体に入り込んでしまう事がある。すると一つだけ特別な能力が与えられる。それがギフト」
「特別な能力って、これは私が『よく分かる空手道入門』を読んで会得した……」
話している途中で魔法使いがさっと手を上げ、地面に転がっていた石が物凄い速さで飛んできた。
危ないと思った瞬間、パシッ、パシッと空を切るような音がして、気がつけば石が地面に落ちていた。
何か凄い奥義を繰り出したかの様に、シュワアァァ……と煙を出しながら、私の両手が円を描いていた。
「本を読んだだけで、そんな事が出来るようになると思う?」
言われてみれば、本を読んだだけで実践をしていない割に、キエーッもセイッもクリティカルに決まり過ぎていた。
火事場の馬鹿力的なものかと思っていたけど、異世界転生ものでよく見るチートと言うやつだったのか。
あれって現実に即した設定だったんだな。
「私も同じなの。記憶を持つまま魂が界を渡ってギフトを授かったの。最初の私のギフトは、記憶を持つまま魂が界を渡る能力」
魔法使いの言葉にぞわっと鳥肌が立った。
「それから私は、界を渡る毎にギフトが増えていったわ。三百五十九回目に界を渡った時、私は不老不死となり、それからは無限の時を生き、無限の力を手に入れたの」
私のチート『空手が強い』との差が大き過ぎないだろうか。
「最初の内は楽しかったわ。だってなんでも出来るのよ?でも、直ぐに飽きちゃった」
魔法使いの周りには、紫色の光が取り巻いていて、伸ばした右手に向かって流れが出来ていた。
「でもね、あなたの世界を知って、衝撃を受けたの。あそこには神がいるんだわ。だって皆そう言っていたもの」
「ネットスラングを本気にしちゃだめですよ」
「そこで思ったの。私だって今や神に近い存在。神になれるかもしれない」
私のツッコミは完全にスルーされた。
「だから私は、神の世界にあるような素敵な物語を、この世界で作ろうとしたの。でもなかなか上手く行かない。神になるのも大変なのね」
「そもそもの性癖がニッチ過ぎなんじゃないですか」
聞く耳が無いことをいい事に、言いたい事を言ったら、また石を投げつけられた。
チート能力『空手が強い』を発動させてそれを躱す。
「そう言えばあなた、なぜここにいるの?王子に散々犯された後で七人の小人の元に戻り、永遠に嬲られ続けるのでした。めでたしめでたしってなる筈でしょう?」
「全くめでたくないじゃないですか」
紫の光を頭上で大きな球にする魔法使いに、私はじりじりと後ずさった。
こんなの勝ち目があるとは思えない。負け確定イベントなんじゃないか。
「そう?お気に召さないならそうね。まずはあなたを男に変えてから、小人の家に戻しましょうか。八人で順繰りに繋がり合って一つの円になるとか、どう?」
なんだその地獄の円環。私は恐怖に言葉を失った。
「男同士って私はあまり興味ないけど、人気は取り入れるべきよね」
間違ってる。色々。
そう言いたかったけど、声は出なかった。
「男に、な~れ」
頭の悪そうな掛け声と共に、巨大な紫の光球が私に迫りくる。
これはチート能力『空手が強い』でどうにかなるんだろうか。
しゅっと気合いを入れて弾いたら弾き返せるんだろうか。
「危ない、白雪!」
そんな事を考えていると、上から人が降ってきて、大の字になって私の前に立ち塞がった。きれいな金髪が風にひらめいている。
「シンデレラ!」
私の大声を合図にするかのように、光球がシンデレラに当たり、爆風が巻き起こった。
「大丈夫か?」
「シンデレラこそ」
ニャンダユウはテーブルの下で昼寝をしている。私も全部忘れて一緒に昼寝がしたい。
「行為はともかく、ようやく手がかりが掴めたような気がする」
「そうですね。今脳内のモザイク処理を終えて証言の検証をしていたんですが、謎は全て解けました」
「凄いな。全部分かったのか」
「すみません。また言い過ぎました。でも、どこに行けば魔法使いに会えるか、分かったかもしれません」
「充分凄いじゃないか」
「行き違いになるといけません、シンデレラが大丈夫なら直ぐに向かいましょう」
立ち上がる私を、シンデレラは座ったまま見上げている。
「大丈夫じゃ無かったですか?ちょっと休んでからにします?」
「いや、白雪がこの世界に来たのは魔法使いのせいでは無かったんだろう?白雪が魔法使いの元に行く必要はないんじゃないか?」
「そうかもしれませんね」
「ならばなぜ、自ら行こうとする」
「なぜって、側にいると約束しましたから」
「しかし……」
「それに、さすがにここまで来て留守番は嫌ですよ。行きましょう、シンデレラ。最終決戦です。多分」
私が手を差し伸べると、シンデレラはしばらく迷ってからその手を取った。
「もしも魔法が解けたら……」
「やりたい事、見つかりました?」
私の問いかけに、シンデレラは笑うだけで答えてくれなかった。
「全裸王子の証言によると、魔法使いは『あそこもちょっと物足りないから変えないと』と言っていたそうです。今まで行った場所で物足りないところがあったでしょうか。私はどこもかしこもお腹いっぱい、胸焼けしそうでした」
以前使った歪みの前で、私は指をおでこに当てて推理披露をしていた。
「そこで私は一度整理してみる事にしました。それぞれの物語にタグ付けをしたのです。まずはシンデレラ、あなたが逃げ出さずに物語が完結していたとしたらこうです。複数プレイ、からの百合プレイ。そして私、白雪姫は睡眠姦と複数プレイ。どんどん行きましょう。美女と野獣は異種族姦。ラプンツェルは複数プレイ。眠れる森の美女は睡眠姦。さあ、この中で仲間はずれはどれでしょう」
そこまで言うと私は一度シンデレラに背を向けてからくるりと振り返り、犯人を指差すように指をビシッと突き付けた。
「そうです。複数プレイも睡眠姦もない、美女と野獣です。魔法使いの性癖はズバリ、複数プレイと睡眠姦なのです!」
息巻く私に、シンデレラは首を傾げた。
「私達が見ていない所で行われていた可能性もあるんじゃないか?」
シンデレラの冷静なツッコミに、私は突き付けていた指をそっと下ろした。
確かに、寝ている美女に野獣が突っ込んでいる可能性は否定できない。
「まあ、他に出来る事はないし、行ってみるだけ行ってみよう」
しょんぼりする私の肩を、シンデレラが優しく叩いた。
「どうせムダアシ、イくだけムダ。イくならボウリョクオンナ、ヒトリでイく」
「うんうん、ニャンダユウは私と一緒がいいんだね」
私は素早い動きでニャンダユウを抱き抱えると、そのまま歪みに突っ込んだ。
ぐにゃぐにゃと地面が歪んだと思ったら、そのまま世界がぐにゃぐにゃ歪みだした。
「え?何か、今までと違わない?」
「フニャー。イマ、マサに、セカイユガんでる。キモちワルい」
「今正に?それってつまり」
魔法使いがいるって事?と聞こうとしたら、ぐにゃぐにゃ歪む景色の向こうから声が聞こえてきた。
「……まずは男の召使いだけ人の姿に戻して……うん、そうね、野獣の精液には男を発情させる効果を付与して……そうそう、野獣がヤッてる時は召使いは手が出せなくて、溜まりに溜まったモノを美女が寝てる隙にぶちまけるっと。城中の男の精を身体に纏わりつかせた美女に、怒り狂った野獣はその身体を巨大化させて、同じく巨大化したアソコを使って美女を攻め立てる……うん、最高だわ」
ぐにゃぐにゃ歪む視界の中央で、黒いローブを身に纏った誰かが、両手を上げて何かブツブツ言っている。
その内容の酷さを考えると、魔法使い以外いないだろう。
「シンデレラ、やっぱりここにいました!最終決戦ですよ、最終決戦!」
私は意気揚々と隣にいるはずのシンデレラに話しかけた。しかし、周りのどこにもシンデレラはいなかった。
「シンデレラ?」
「ここ、ユガみヒドい。シンデレラ、ハグれた」
「え、そんな……」
「ニャンダユウ、ごシュジンサガしてくる」
「ちょっと待って。こんな敵の真ん前で一人にしないで」
私の願い虚しく、ニャンダユウは私の腕の中からバサバサと飛び立ち、フニャーと鳴いてどこかに行ってしまった。
「うふふ、これで前より良くなったんじゃないかしら。やっぱり複数プレイと睡眠姦は外せないわね……って、あなた誰?」
ぐにゃぐにゃとした視界が戻ったと思ったら、直ぐに魔法使いに見つかってしまった。
「あら?あなたは、白雪姫?」
私が答える前に、魔法使いが正解に辿り着いた。
「ふうん、ふん、ふん、なる程ね」
魔法使いが観察するように私の周りをぐるっと周った。
「あなた、あの世界の人間ね。私がこの世界に戻る時に、一緒についてきちゃったんだわ。それで丁度空っぽだった白雪姫の中に入っちゃったのね」
「私のいた世界を知っているんですか?」
「あそこは凄いわね。この世の全ての欲望が具現化されている。正に天国だわ」
うっとりとする魔法使いに、私は反射的に尾鱗の構えを取った。
「それがあなたのギフトと言う訳ね」
「ギフト?」
「死んだ後の魂は全ての記憶を失うと、無限の世界のどこかに生まれ変わるの。それがこの世の理。でも稀に、魂に記憶を宿したまま界を渡り、空いた肉体に入り込んでしまう事がある。すると一つだけ特別な能力が与えられる。それがギフト」
「特別な能力って、これは私が『よく分かる空手道入門』を読んで会得した……」
話している途中で魔法使いがさっと手を上げ、地面に転がっていた石が物凄い速さで飛んできた。
危ないと思った瞬間、パシッ、パシッと空を切るような音がして、気がつけば石が地面に落ちていた。
何か凄い奥義を繰り出したかの様に、シュワアァァ……と煙を出しながら、私の両手が円を描いていた。
「本を読んだだけで、そんな事が出来るようになると思う?」
言われてみれば、本を読んだだけで実践をしていない割に、キエーッもセイッもクリティカルに決まり過ぎていた。
火事場の馬鹿力的なものかと思っていたけど、異世界転生ものでよく見るチートと言うやつだったのか。
あれって現実に即した設定だったんだな。
「私も同じなの。記憶を持つまま魂が界を渡ってギフトを授かったの。最初の私のギフトは、記憶を持つまま魂が界を渡る能力」
魔法使いの言葉にぞわっと鳥肌が立った。
「それから私は、界を渡る毎にギフトが増えていったわ。三百五十九回目に界を渡った時、私は不老不死となり、それからは無限の時を生き、無限の力を手に入れたの」
私のチート『空手が強い』との差が大き過ぎないだろうか。
「最初の内は楽しかったわ。だってなんでも出来るのよ?でも、直ぐに飽きちゃった」
魔法使いの周りには、紫色の光が取り巻いていて、伸ばした右手に向かって流れが出来ていた。
「でもね、あなたの世界を知って、衝撃を受けたの。あそこには神がいるんだわ。だって皆そう言っていたもの」
「ネットスラングを本気にしちゃだめですよ」
「そこで思ったの。私だって今や神に近い存在。神になれるかもしれない」
私のツッコミは完全にスルーされた。
「だから私は、神の世界にあるような素敵な物語を、この世界で作ろうとしたの。でもなかなか上手く行かない。神になるのも大変なのね」
「そもそもの性癖がニッチ過ぎなんじゃないですか」
聞く耳が無いことをいい事に、言いたい事を言ったら、また石を投げつけられた。
チート能力『空手が強い』を発動させてそれを躱す。
「そう言えばあなた、なぜここにいるの?王子に散々犯された後で七人の小人の元に戻り、永遠に嬲られ続けるのでした。めでたしめでたしってなる筈でしょう?」
「全くめでたくないじゃないですか」
紫の光を頭上で大きな球にする魔法使いに、私はじりじりと後ずさった。
こんなの勝ち目があるとは思えない。負け確定イベントなんじゃないか。
「そう?お気に召さないならそうね。まずはあなたを男に変えてから、小人の家に戻しましょうか。八人で順繰りに繋がり合って一つの円になるとか、どう?」
なんだその地獄の円環。私は恐怖に言葉を失った。
「男同士って私はあまり興味ないけど、人気は取り入れるべきよね」
間違ってる。色々。
そう言いたかったけど、声は出なかった。
「男に、な~れ」
頭の悪そうな掛け声と共に、巨大な紫の光球が私に迫りくる。
これはチート能力『空手が強い』でどうにかなるんだろうか。
しゅっと気合いを入れて弾いたら弾き返せるんだろうか。
「危ない、白雪!」
そんな事を考えていると、上から人が降ってきて、大の字になって私の前に立ち塞がった。きれいな金髪が風にひらめいている。
「シンデレラ!」
私の大声を合図にするかのように、光球がシンデレラに当たり、爆風が巻き起こった。
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