35 / 37
後日談
オスカーと私 ☆
しおりを挟む
「おはよう、ニナ」
目が覚めると、私をしっかりと抱きしめるオスカーが爽やかに笑いかけてきた。
「……暑い」
流石にぴったりとくっつくには暑い季節だ。
「そうだな。汗をかいている」
オスカーはそう言うと、私の首筋を舐めた。
「ひぃっ。だめだめ、だめだってば」
朝からなんて事を。
私はオスカーを押し退けようとして、更にしっかりと抱きしめられてしまう。
「あの、離して?」
「……嬉しいんだ」
「何が?」
「……思い出していた。ニナと旅に出てからの事を」
オスカーの言葉に顔を見上げると、どこか泣きそうな顔で笑っていた。
「ありがとう、ニナ」
耳元で囁かれた言葉には、きっと色んな思いが詰まっているんだろう。
「私も嬉しい。大好きだよ、オスカー」
私はオスカーをぎゅうぎゅうと抱きしめて、頭もくしゃくしゃと撫で回した。
「あの、オスカー、当ってるんだけど」
私達は幸せな気分で抱き合っていたはずだけど、気がつけば足の間に硬いものが押し付けられていた。
「仕方ない、生理現象だ」
「……なんで胸を揉むの?」
「仕方ない、本能だ」
「あの、もう、昨日いっぱいしたよ?」
完全に勃ちきった物を太ももに擦り付けられ、私は逃げようと身をよじる。
「今日はまだやってない」
非常に爽やかな笑顔を浮かべながら、いやらしい手付きで乳首を捏ねるのはやめて欲しい。
「あのっ……あっ、さ、だからっ……」
「そうだな。明るいから、ニナの乳首が硬く勃っているのが良く見える」
オスカーは私に見せつけるように、舌先だけで乳首を舐めた。
「ひあっ……やあっ、あっ……だ、めっ……」
「だめなのか?朝からこんなに濡らしておきながら?」
割れ目をなぞられれば、クチュリといやらしい音がして、身体は求めている事が嫌でも分かってしまう。
乳首を舐めたり甘噛みしながら、オスカーの指は乳首を抓り割れ目をなぞりと忙しなく動く。
「だめ、なのっ……したくっ、なっちゃう、からっ……」
身をよじって逃げようとするけど、快感に蕩けた身体は全く力が入らない。
「本当に、ニナの身体は素直だな」
オスカーは耳元で囁くと、そのままねっとりと耳を舐めてきた。
「みみっ、だめっ……ああっ……あっ、んっ……」
身体のあちこちから快感を与えられ、もう限界だった。
「ニナ、俺はしたい。今すぐ、挿れたい」
「や、あっ……だ、めっ……ああっ」
オスカーの指に擦り付ける様に腰を揺らしながらも、残された理性が言葉だけ拒絶する。
「そうか、だめなのか。こんなに気持ち良さそうなのに」
オスカーは耳を舐めながら、色気たっぷりに囁く。
「ひうっ……あっ、ああっ……」
オスカーの荒い息遣いや耳を舐める音が、頭の中から私を痺れさせる。
「ああっ、んっ……あああっ……」
クリトリスをクニクニと押し潰された瞬間、私は身体を仰け反らせてイッてしまった。
オスカーが、私の割れ目をゆっくりとなぞりながら、薄く笑い私を見下ろしている。
完全に、魔王の顔だ。
ちょっと前までは、爽やかな朝の空気に包まれていたはずなのに、今や深夜のような濃密な空気に包まれている。
「ニナ、分かるか?ニナのここは、欲しくてひくついている」
オスカーは入口を指で突くと、ゆっくりと中に差し込んできた。
「あっ、ああっ……やあっ、んっ……」
トロトロに蕩けてしまっていたそこは、すんなりとオスカーの指を受け入れる。
あまりに気持ち良すぎて、勝手に身体がくねってしまう。
「ほら、もう二本入った」
オスカーが指で中をかき混ぜると、私はもう貪欲に快感を貪る事しか出来なかった。
オスカーは空いている手で私の手を掴むと、自分の物を握らせた。
大きくて、硬くて、熱い。
「あっ、ふっ……はあっ……ああっ……」
とっくに理性は吹き飛んでしまっている。
私はオスカーの物を扱きながら、物欲し気な視線をオスカーに向けた。
「どうする?ニナ。嫌なら止めるし……」
そこまで言うと、オスカーは耳元に口を寄せて囁いた。
「犯されたいなら、犯す」
「あああっ、あっ……ああっ!」
囁かれただけでイッてしまった。
もう、我慢できない。
「ひっ、ああっ……犯して……あうっ……犯してっ……」
私の懇願に、オスカーは一気に私を貫いた。
「やあっ、おっきいっ……ああっ……あああっ……」
いつも以上に大きくて硬い気がして、貫かれただけでまたイきそうになる。
「朝だから、なっ。勃ちが、いいんだっ」
ガツガツと腰を振るオスカーを、喘ぎながら見つめる。
視線に気づいたのか、オスカーが目を細めて笑った。
「あっ、ああっ……オスカーっ……しあ、わせっ……」
余りに気持ち良くて、余りに幸せで、私は目に涙を浮かべながら笑った。
「ニナ、俺もっ……幸せ、だ……」
オスカーは私をきつく抱きしめると、耳元で囁きながら腰をビクつかせた。
「ニナ……」
「オス、カー……」
名を呼ばれながら、ドクドクと熱いものを注がれて、私の思考はどこまでも溶けていった。
「村に着く前に、夜になっちゃいそうだね」
魔王城の窓から外を見ると、もう日が沈みだしていた。
朝なのに盛り上がり過ぎて、私達は一回では収まらなかった。
オスカーだけでなく、私からももっととねだって、昼近くまでし続けてしまったのだ。
出発が遅れたせいで、魔王城に着いたのが夕方近くになってしまった。
メレディスの魔法を発動させて、異常が無い事を確認し終える頃には、すっかり日が沈む時間になっていた。
「オスカーとここに来られて良かった。これで旅も終わりだね」
オスカーと手をつなぎながら、私は沈む太陽を見つめた。
色々あったけど、これで一区切りついたような気がする。
「いや、家に帰るまでが旅だろ?まだ、終わりじゃない」
オスカーは真剣な顔で私を見つめる。
「ニナ、すぐは無理でも、一緒にイーサ村に行こう」
「え?うん、そうだね。一度帰らないとね」
私達は旅の途中で新しい生活を初めてしまった。
手紙は出していたけど、出来ればちゃんと報告したい。
「でも、二人揃って休みを取るのは大変じゃないかなあ」
イーサ村まで帰るとなると、王都に戻るまでに十日は必要だ。
そんな長期休暇を合わせて取るなんて事、出来るだろうか。
「結婚の許可を貰いに行くと言えば、一緒に取れるだろ」
オスカーが私を抱きしめる。
「結婚?オスカーと?」
私は目を瞬かせてオスカーを見上げた。
「俺だって、ずっとニナと家族になりたかった。義理の母親なんかじゃなくな」
オスカーが軽く睨むように私を見下ろした。
「父さんじゃなく、俺と結婚してくれ」
オスカーが優しく笑った。
私はずっとオスカーの家族になりたくて、でもそれは無理な事だと諦めていた。
「うん。私も、オスカーと家族になりたい。オスカーと、結婚したい」
私はもうとっくに、オスカーが私にした事を許してしまっていた。
むしろ、私の方がオスカーに酷い事をしていたのかもしれない。
オスカーが最後に魔王になった時、その瞳は絶望に震えていた。
そんな顔をさせたのは、私だ。
私はオスカーに抱きつくと、胸板に頭を押し付けて懺悔する。
「オスカー、ごめんね……私がもっと早く、自分の気持ちを伝えていたら……」
私の言葉を遮る様に、オスカーが優しくキスをした。
「元はと言えば、俺のせいだ。身勝手で、すまない」
オスカーが私を見つめ、私もオスカーを見つめる。
お互いの視線には、言葉では言い表せない、色々な思いが詰まっている様な気がした。
「ニナ、好きだ。ずっと側にいて欲しい……」
それは、一度は破ってしまった約束。
「うん、ずっと側にいる。大好きだよ、オスカー」
今度こそ、最後まで約束を守ろう。
私達は一つに溶けてしまいそうなぐらいきつく抱き合うと、長い長いキスをした。
目が覚めると、私をしっかりと抱きしめるオスカーが爽やかに笑いかけてきた。
「……暑い」
流石にぴったりとくっつくには暑い季節だ。
「そうだな。汗をかいている」
オスカーはそう言うと、私の首筋を舐めた。
「ひぃっ。だめだめ、だめだってば」
朝からなんて事を。
私はオスカーを押し退けようとして、更にしっかりと抱きしめられてしまう。
「あの、離して?」
「……嬉しいんだ」
「何が?」
「……思い出していた。ニナと旅に出てからの事を」
オスカーの言葉に顔を見上げると、どこか泣きそうな顔で笑っていた。
「ありがとう、ニナ」
耳元で囁かれた言葉には、きっと色んな思いが詰まっているんだろう。
「私も嬉しい。大好きだよ、オスカー」
私はオスカーをぎゅうぎゅうと抱きしめて、頭もくしゃくしゃと撫で回した。
「あの、オスカー、当ってるんだけど」
私達は幸せな気分で抱き合っていたはずだけど、気がつけば足の間に硬いものが押し付けられていた。
「仕方ない、生理現象だ」
「……なんで胸を揉むの?」
「仕方ない、本能だ」
「あの、もう、昨日いっぱいしたよ?」
完全に勃ちきった物を太ももに擦り付けられ、私は逃げようと身をよじる。
「今日はまだやってない」
非常に爽やかな笑顔を浮かべながら、いやらしい手付きで乳首を捏ねるのはやめて欲しい。
「あのっ……あっ、さ、だからっ……」
「そうだな。明るいから、ニナの乳首が硬く勃っているのが良く見える」
オスカーは私に見せつけるように、舌先だけで乳首を舐めた。
「ひあっ……やあっ、あっ……だ、めっ……」
「だめなのか?朝からこんなに濡らしておきながら?」
割れ目をなぞられれば、クチュリといやらしい音がして、身体は求めている事が嫌でも分かってしまう。
乳首を舐めたり甘噛みしながら、オスカーの指は乳首を抓り割れ目をなぞりと忙しなく動く。
「だめ、なのっ……したくっ、なっちゃう、からっ……」
身をよじって逃げようとするけど、快感に蕩けた身体は全く力が入らない。
「本当に、ニナの身体は素直だな」
オスカーは耳元で囁くと、そのままねっとりと耳を舐めてきた。
「みみっ、だめっ……ああっ……あっ、んっ……」
身体のあちこちから快感を与えられ、もう限界だった。
「ニナ、俺はしたい。今すぐ、挿れたい」
「や、あっ……だ、めっ……ああっ」
オスカーの指に擦り付ける様に腰を揺らしながらも、残された理性が言葉だけ拒絶する。
「そうか、だめなのか。こんなに気持ち良さそうなのに」
オスカーは耳を舐めながら、色気たっぷりに囁く。
「ひうっ……あっ、ああっ……」
オスカーの荒い息遣いや耳を舐める音が、頭の中から私を痺れさせる。
「ああっ、んっ……あああっ……」
クリトリスをクニクニと押し潰された瞬間、私は身体を仰け反らせてイッてしまった。
オスカーが、私の割れ目をゆっくりとなぞりながら、薄く笑い私を見下ろしている。
完全に、魔王の顔だ。
ちょっと前までは、爽やかな朝の空気に包まれていたはずなのに、今や深夜のような濃密な空気に包まれている。
「ニナ、分かるか?ニナのここは、欲しくてひくついている」
オスカーは入口を指で突くと、ゆっくりと中に差し込んできた。
「あっ、ああっ……やあっ、んっ……」
トロトロに蕩けてしまっていたそこは、すんなりとオスカーの指を受け入れる。
あまりに気持ち良すぎて、勝手に身体がくねってしまう。
「ほら、もう二本入った」
オスカーが指で中をかき混ぜると、私はもう貪欲に快感を貪る事しか出来なかった。
オスカーは空いている手で私の手を掴むと、自分の物を握らせた。
大きくて、硬くて、熱い。
「あっ、ふっ……はあっ……ああっ……」
とっくに理性は吹き飛んでしまっている。
私はオスカーの物を扱きながら、物欲し気な視線をオスカーに向けた。
「どうする?ニナ。嫌なら止めるし……」
そこまで言うと、オスカーは耳元に口を寄せて囁いた。
「犯されたいなら、犯す」
「あああっ、あっ……ああっ!」
囁かれただけでイッてしまった。
もう、我慢できない。
「ひっ、ああっ……犯して……あうっ……犯してっ……」
私の懇願に、オスカーは一気に私を貫いた。
「やあっ、おっきいっ……ああっ……あああっ……」
いつも以上に大きくて硬い気がして、貫かれただけでまたイきそうになる。
「朝だから、なっ。勃ちが、いいんだっ」
ガツガツと腰を振るオスカーを、喘ぎながら見つめる。
視線に気づいたのか、オスカーが目を細めて笑った。
「あっ、ああっ……オスカーっ……しあ、わせっ……」
余りに気持ち良くて、余りに幸せで、私は目に涙を浮かべながら笑った。
「ニナ、俺もっ……幸せ、だ……」
オスカーは私をきつく抱きしめると、耳元で囁きながら腰をビクつかせた。
「ニナ……」
「オス、カー……」
名を呼ばれながら、ドクドクと熱いものを注がれて、私の思考はどこまでも溶けていった。
「村に着く前に、夜になっちゃいそうだね」
魔王城の窓から外を見ると、もう日が沈みだしていた。
朝なのに盛り上がり過ぎて、私達は一回では収まらなかった。
オスカーだけでなく、私からももっととねだって、昼近くまでし続けてしまったのだ。
出発が遅れたせいで、魔王城に着いたのが夕方近くになってしまった。
メレディスの魔法を発動させて、異常が無い事を確認し終える頃には、すっかり日が沈む時間になっていた。
「オスカーとここに来られて良かった。これで旅も終わりだね」
オスカーと手をつなぎながら、私は沈む太陽を見つめた。
色々あったけど、これで一区切りついたような気がする。
「いや、家に帰るまでが旅だろ?まだ、終わりじゃない」
オスカーは真剣な顔で私を見つめる。
「ニナ、すぐは無理でも、一緒にイーサ村に行こう」
「え?うん、そうだね。一度帰らないとね」
私達は旅の途中で新しい生活を初めてしまった。
手紙は出していたけど、出来ればちゃんと報告したい。
「でも、二人揃って休みを取るのは大変じゃないかなあ」
イーサ村まで帰るとなると、王都に戻るまでに十日は必要だ。
そんな長期休暇を合わせて取るなんて事、出来るだろうか。
「結婚の許可を貰いに行くと言えば、一緒に取れるだろ」
オスカーが私を抱きしめる。
「結婚?オスカーと?」
私は目を瞬かせてオスカーを見上げた。
「俺だって、ずっとニナと家族になりたかった。義理の母親なんかじゃなくな」
オスカーが軽く睨むように私を見下ろした。
「父さんじゃなく、俺と結婚してくれ」
オスカーが優しく笑った。
私はずっとオスカーの家族になりたくて、でもそれは無理な事だと諦めていた。
「うん。私も、オスカーと家族になりたい。オスカーと、結婚したい」
私はもうとっくに、オスカーが私にした事を許してしまっていた。
むしろ、私の方がオスカーに酷い事をしていたのかもしれない。
オスカーが最後に魔王になった時、その瞳は絶望に震えていた。
そんな顔をさせたのは、私だ。
私はオスカーに抱きつくと、胸板に頭を押し付けて懺悔する。
「オスカー、ごめんね……私がもっと早く、自分の気持ちを伝えていたら……」
私の言葉を遮る様に、オスカーが優しくキスをした。
「元はと言えば、俺のせいだ。身勝手で、すまない」
オスカーが私を見つめ、私もオスカーを見つめる。
お互いの視線には、言葉では言い表せない、色々な思いが詰まっている様な気がした。
「ニナ、好きだ。ずっと側にいて欲しい……」
それは、一度は破ってしまった約束。
「うん、ずっと側にいる。大好きだよ、オスカー」
今度こそ、最後まで約束を守ろう。
私達は一つに溶けてしまいそうなぐらいきつく抱き合うと、長い長いキスをした。
10
お気に入りに追加
393
あなたにおすすめの小説
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
子育てが落ち着いた20年目の結婚記念日……「離縁よ!離縁!」私は屋敷を飛び出しました。
さくしゃ
恋愛
アーリントン王国の片隅にあるバーンズ男爵領では、6人の子育てが落ち着いた領主夫人のエミリアと領主のヴァーンズは20回目の結婚記念日を迎えていた。
忙しい子育てと政務にすれ違いの生活を送っていた二人は、久しぶりに二人だけで食事をすることに。
「はぁ……盛り上がりすぎて7人目なんて言われたらどうしよう……いいえ!いっそのことあと5人くらい!」
気合いを入れるエミリアは侍女の案内でヴァーンズが待つ食堂へ。しかし、
「信じられない!離縁よ!離縁!」
深夜2時、エミリアは怒りを露わに屋敷を飛び出していった。自室に「実家へ帰らせていただきます!」という書き置きを残して。
結婚20年目にして離婚の危機……果たしてその結末は!?

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる