1 / 37
本編
一日目
しおりを挟む
魔王を封印する旅は、いつもと変わらない、のんびりとした足取りで始まった。
「オスカーとこうやって一緒に出かけるのも、これが最後かもしれないね」
私は隣を歩くオスカーをしげしげと見つめながら、感慨深く呟いた。
「なんでだ?」
何処か期待に満ちた顔をしていたオスカーが、怪訝そうな顔で聞いてきた。
「魔王を封印したら、王都に行くんじゃないの?」
その昔、大魔法使いによって魔王は封印された。
強大すぎる魔王の力は、永続的に封印する事は出来なかったため、わざと綻びを作ったそうだ。
一世代に一度、封印は解かれ、魔王の魂は人の子に宿る。
魔王の魂に負けることのない、強靭な魂と肉体を持つ、まさに勇者と言える特別な子を選んで。
魔王の魂を宿した勇者は、成人を迎えると魔王城へ向かい、再び魔王を封印し直すのだ。
勇者であると言う事は、優秀さの証明でもある。
オスカーには魔王封印後、王都での華々しい生活が待っているはずだ。
「行くとしても、ニナと一緒だ」
「私が、行けるわけないでしょ」
オスカーと私は幼馴染どころか、一緒に育った仲だけど、残念ながら色々と差がついてしまっている。
見た目良し、能力良し、更に勇者のオスカーに対し、私ときたらどうだ。
男女どちらからもブスと罵られ、魔法使いの癖に魔力は最低値、将来性が全くない残念な人間なのだ。
最近は男の人に言い寄られることもあるけど、周りの女子から、胸が大きいだけだから調子に乗るなと釘を刺されている。
むしろ胸だけでも価値があって良かった。
「このままあの村にいて、何をするんだ?」
「このままだと、街のギルドに登録して冒険者、かな。冒険者になるような魔法使いは少ないから、何処かのパーティーには入れて貰えるでしょ」
「どんな扱いされるか、分かってないだろ」
オスカーが珍しく苛立たしげに呟いた。
「覚悟の上だよ」
使えない新入りが、雑用を押し付けられるのは仕方の無い事だ。
血の気の多い冒険者だと、鉄拳制裁もあるかもしれない。
「絶対、分かってない」
「私は大丈夫だから。それより、オスカーは王都に行ったらどうするつもりなの?」
「ニナが一緒じゃないなら、行かない」
私はため息をついた。オスカーの欠点を上げるとしたら、行き過ぎた私への依存だ。
オスカーのお母さんは七歳の時に流行病であっけなく亡くなってしまった。
同い年とは言え、オスカーにとって私は母親代わりなんだろう。とんだマザコンだ。
「私は十七歳になったら、おじさんに結婚して貰うつもりだったから、今はもうオスカーのお母さんみたいなものだよ。どこに居ても、私の心はオスカーを想っているから、元気に羽ばたいていきなさい」
「死んだ人間と、結婚できるわけないだろ」
オスカーが残酷な事実を告げる。
オスカーのお父さんは名の知れた冒険者だったけど、私達が十五歳の時、クエスト中に亡くなってしまった。
私はオスカー以上に悲しんだ。
おじさんが亡くなった事も勿論悲しかったけど、もうオスカーと家族になる事は出来ないと思うと、無性に悲しかった。
「とにかく、この旅が終わったら、オスカーはオスカーの道を進んでね。私は私で頑張って生きていくから」
頑張らないと人並みにも生きていけなさそうな自分が情けない。
「この旅が終わったら……」
落ち込む私は、オスカーの瞳が怪しく光っている事に気が付かなかった。
二人共無言のまま、私達は街道を行く。
高等学校は村から歩いて一時間ぐらいの街にあったから、私とオスカーは毎日一緒に街道を歩いた。
義務教育は十歳までだけど、私達はおじさんの意向で高等教育まで受ける事が出来た。
おじさんが亡くなってからも通うことが出来たのは、それだけの物を遺してくれたからだ。
私は落ちこぼれてしまって、成人したのに課程を修了する事が出来ずにいたけど、オスカーは魔王封印の旅に出るまでと言う約束で教える側にまわっていた。
何か考え事をしているオスカーの姿を、もう一度しげしげと見つめる。
黒髪に灰色の瞳、キレイな顔立ちは美人だったおばさんに似ているけど、鍛えられたその立ち姿は、どこかおじさんに似ていた。
こうやってオスカーの隣にいられるのも後僅かかと思うと、私の胸はチクリと痛んだ。
最初の村に着く頃には、オスカーはいつも通りのオスカーに戻っていた。
清廉潔白、爽やかさを絵に描いたような好青年のオスカーだ。
「昼食を食べたらまた直ぐ歩くことになる。ニナ、大丈夫か?」
「これぐらいで音を上げてたら、冒険者にはなれないよ」
魔法使いとしての行き先が、冒険者ぐらいしかないと自覚した時から、密かに体力作りに励んでいた。
魔王を封印する旅は、予定では一月もかからない。半月で魔王城まで行き、半月で家に帰るだけ。
魔王城と言っても、ただ魔王が眠る場所と言うだけで、ガッチガチに結界が張られているから、魔物なんて一匹もいない。
「魔王城の手前までは街道を歩くだけだから、旅行みたいなものだよね。じゃなきゃ私なんて足手まといで付いてこられなかったけど」
「俺が守るから、どこにだって連れていくさ」
お姫様じゃあるまいし、そこまでして連れて行く必要がない。
本当はこの旅の同行だって最初は断ったのだ。輝かしい勇者の旅は、もっと華やかなメンバーで行けばいい。
同行を望む人は男女問わずいっぱいいたけど、オスカーは私との二人旅に固執した。
「ねえ、オスカーは自分の中に魔王がいるって分かるの?」
「……今の状態が普通だったから、どうだろうな。魔王を封印したら、分かるのかもしれない」
私がのこのことオスカーに付いてきた理由はこれだ。
オスカーは魔王を封印した後、自分が変わってしまう事を恐れている。
何しろ産まれた時から魔王の魂と共にあったのだ。
それがなくなって、自分にどんな変化が起こるのか、見届けて欲しいと頼まれたのだ。
「オスカーなら、きっと大丈夫だよ」
私の無責任な発言に、オスカーは苦笑で答えた。
「もし大丈夫じゃなかったら、ニナに責任を取ってもらう」
「責任の取り方が分からないけど、任せといて」
いつものようにオスカーと軽口を叩き合いながら、私達はその日の宿を取る予定の村へと歩みを進めた。
「ニナ、宿は一室でいいか?」
オスカーは七歳の時から私の家で暮らしている。小さな雑貨店を営む我が家は、住むスペースも小さかった。
オスカーの部屋なんて用意出来る訳もなく、ずっと私達は同じ部屋で育った。今更部屋を分ける必要はないだろう。
「うん。その分晩御飯を奮発しよう」
国から資金が出ているとは言え、予算には限りがある。
宿代を浮かせば、その分食事が豪華になるならそちらの方がいい。
「ベッドも一つにした方が安くなる。デザートも付けられるけど、どうする?」
「オスカーが嫌じゃなかったら、デザート付きでお願いします」
流石に家ではベッドは分けていたけど、狭い部屋なので、ベッドはピッタリとくっついて並んでいた。
寒い日は特に、朝になったら抱き合って寝ていた、なんて事もしょっちゅうだった。
「ニナがいいなら、俺は構わない」
嬉しそうに笑うオスカーに釣られて、私も笑う。スポンサー付きの旅ってなんてステキなんだろう。
「流石にちょっと疲れたね」
美味しい食事にお風呂も済ませ、私はベッドに倒れ込んだ。二人用なので広さは十分だ。
「まだ旅は始まったばかりだ」
オスカーは私の隣に座ると、優しく頭を撫でてくれた。
私を寝かしつけるのが好きなのか、昔からオスカーは、すぐにこうやって寝かしつけてくる。
「あー、ダメ……瞬殺で、寝ちゃう……」
「明日も早い、今日は早く寝るといい。お休みニナ、また後で」
「お休み、オスカー……また、明日ね……」
私はオスカーの温もりを感じながら、幸せな眠りに落ちていった。
「オスカーとこうやって一緒に出かけるのも、これが最後かもしれないね」
私は隣を歩くオスカーをしげしげと見つめながら、感慨深く呟いた。
「なんでだ?」
何処か期待に満ちた顔をしていたオスカーが、怪訝そうな顔で聞いてきた。
「魔王を封印したら、王都に行くんじゃないの?」
その昔、大魔法使いによって魔王は封印された。
強大すぎる魔王の力は、永続的に封印する事は出来なかったため、わざと綻びを作ったそうだ。
一世代に一度、封印は解かれ、魔王の魂は人の子に宿る。
魔王の魂に負けることのない、強靭な魂と肉体を持つ、まさに勇者と言える特別な子を選んで。
魔王の魂を宿した勇者は、成人を迎えると魔王城へ向かい、再び魔王を封印し直すのだ。
勇者であると言う事は、優秀さの証明でもある。
オスカーには魔王封印後、王都での華々しい生活が待っているはずだ。
「行くとしても、ニナと一緒だ」
「私が、行けるわけないでしょ」
オスカーと私は幼馴染どころか、一緒に育った仲だけど、残念ながら色々と差がついてしまっている。
見た目良し、能力良し、更に勇者のオスカーに対し、私ときたらどうだ。
男女どちらからもブスと罵られ、魔法使いの癖に魔力は最低値、将来性が全くない残念な人間なのだ。
最近は男の人に言い寄られることもあるけど、周りの女子から、胸が大きいだけだから調子に乗るなと釘を刺されている。
むしろ胸だけでも価値があって良かった。
「このままあの村にいて、何をするんだ?」
「このままだと、街のギルドに登録して冒険者、かな。冒険者になるような魔法使いは少ないから、何処かのパーティーには入れて貰えるでしょ」
「どんな扱いされるか、分かってないだろ」
オスカーが珍しく苛立たしげに呟いた。
「覚悟の上だよ」
使えない新入りが、雑用を押し付けられるのは仕方の無い事だ。
血の気の多い冒険者だと、鉄拳制裁もあるかもしれない。
「絶対、分かってない」
「私は大丈夫だから。それより、オスカーは王都に行ったらどうするつもりなの?」
「ニナが一緒じゃないなら、行かない」
私はため息をついた。オスカーの欠点を上げるとしたら、行き過ぎた私への依存だ。
オスカーのお母さんは七歳の時に流行病であっけなく亡くなってしまった。
同い年とは言え、オスカーにとって私は母親代わりなんだろう。とんだマザコンだ。
「私は十七歳になったら、おじさんに結婚して貰うつもりだったから、今はもうオスカーのお母さんみたいなものだよ。どこに居ても、私の心はオスカーを想っているから、元気に羽ばたいていきなさい」
「死んだ人間と、結婚できるわけないだろ」
オスカーが残酷な事実を告げる。
オスカーのお父さんは名の知れた冒険者だったけど、私達が十五歳の時、クエスト中に亡くなってしまった。
私はオスカー以上に悲しんだ。
おじさんが亡くなった事も勿論悲しかったけど、もうオスカーと家族になる事は出来ないと思うと、無性に悲しかった。
「とにかく、この旅が終わったら、オスカーはオスカーの道を進んでね。私は私で頑張って生きていくから」
頑張らないと人並みにも生きていけなさそうな自分が情けない。
「この旅が終わったら……」
落ち込む私は、オスカーの瞳が怪しく光っている事に気が付かなかった。
二人共無言のまま、私達は街道を行く。
高等学校は村から歩いて一時間ぐらいの街にあったから、私とオスカーは毎日一緒に街道を歩いた。
義務教育は十歳までだけど、私達はおじさんの意向で高等教育まで受ける事が出来た。
おじさんが亡くなってからも通うことが出来たのは、それだけの物を遺してくれたからだ。
私は落ちこぼれてしまって、成人したのに課程を修了する事が出来ずにいたけど、オスカーは魔王封印の旅に出るまでと言う約束で教える側にまわっていた。
何か考え事をしているオスカーの姿を、もう一度しげしげと見つめる。
黒髪に灰色の瞳、キレイな顔立ちは美人だったおばさんに似ているけど、鍛えられたその立ち姿は、どこかおじさんに似ていた。
こうやってオスカーの隣にいられるのも後僅かかと思うと、私の胸はチクリと痛んだ。
最初の村に着く頃には、オスカーはいつも通りのオスカーに戻っていた。
清廉潔白、爽やかさを絵に描いたような好青年のオスカーだ。
「昼食を食べたらまた直ぐ歩くことになる。ニナ、大丈夫か?」
「これぐらいで音を上げてたら、冒険者にはなれないよ」
魔法使いとしての行き先が、冒険者ぐらいしかないと自覚した時から、密かに体力作りに励んでいた。
魔王を封印する旅は、予定では一月もかからない。半月で魔王城まで行き、半月で家に帰るだけ。
魔王城と言っても、ただ魔王が眠る場所と言うだけで、ガッチガチに結界が張られているから、魔物なんて一匹もいない。
「魔王城の手前までは街道を歩くだけだから、旅行みたいなものだよね。じゃなきゃ私なんて足手まといで付いてこられなかったけど」
「俺が守るから、どこにだって連れていくさ」
お姫様じゃあるまいし、そこまでして連れて行く必要がない。
本当はこの旅の同行だって最初は断ったのだ。輝かしい勇者の旅は、もっと華やかなメンバーで行けばいい。
同行を望む人は男女問わずいっぱいいたけど、オスカーは私との二人旅に固執した。
「ねえ、オスカーは自分の中に魔王がいるって分かるの?」
「……今の状態が普通だったから、どうだろうな。魔王を封印したら、分かるのかもしれない」
私がのこのことオスカーに付いてきた理由はこれだ。
オスカーは魔王を封印した後、自分が変わってしまう事を恐れている。
何しろ産まれた時から魔王の魂と共にあったのだ。
それがなくなって、自分にどんな変化が起こるのか、見届けて欲しいと頼まれたのだ。
「オスカーなら、きっと大丈夫だよ」
私の無責任な発言に、オスカーは苦笑で答えた。
「もし大丈夫じゃなかったら、ニナに責任を取ってもらう」
「責任の取り方が分からないけど、任せといて」
いつものようにオスカーと軽口を叩き合いながら、私達はその日の宿を取る予定の村へと歩みを進めた。
「ニナ、宿は一室でいいか?」
オスカーは七歳の時から私の家で暮らしている。小さな雑貨店を営む我が家は、住むスペースも小さかった。
オスカーの部屋なんて用意出来る訳もなく、ずっと私達は同じ部屋で育った。今更部屋を分ける必要はないだろう。
「うん。その分晩御飯を奮発しよう」
国から資金が出ているとは言え、予算には限りがある。
宿代を浮かせば、その分食事が豪華になるならそちらの方がいい。
「ベッドも一つにした方が安くなる。デザートも付けられるけど、どうする?」
「オスカーが嫌じゃなかったら、デザート付きでお願いします」
流石に家ではベッドは分けていたけど、狭い部屋なので、ベッドはピッタリとくっついて並んでいた。
寒い日は特に、朝になったら抱き合って寝ていた、なんて事もしょっちゅうだった。
「ニナがいいなら、俺は構わない」
嬉しそうに笑うオスカーに釣られて、私も笑う。スポンサー付きの旅ってなんてステキなんだろう。
「流石にちょっと疲れたね」
美味しい食事にお風呂も済ませ、私はベッドに倒れ込んだ。二人用なので広さは十分だ。
「まだ旅は始まったばかりだ」
オスカーは私の隣に座ると、優しく頭を撫でてくれた。
私を寝かしつけるのが好きなのか、昔からオスカーは、すぐにこうやって寝かしつけてくる。
「あー、ダメ……瞬殺で、寝ちゃう……」
「明日も早い、今日は早く寝るといい。お休みニナ、また後で」
「お休み、オスカー……また、明日ね……」
私はオスカーの温もりを感じながら、幸せな眠りに落ちていった。
10
お気に入りに追加
393
あなたにおすすめの小説

蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
【完結】魔王様、溺愛しすぎです!
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
「パパと結婚する!」
8万年近い長きにわたり、最強の名を冠する魔王。勇者を退け続ける彼の居城である『魔王城』の城門に、人族と思われる赤子が捨てられた。その子を拾った魔王は自ら育てると言い出し!? しかも溺愛しすぎて、周囲が大混乱!
拾われた子は幼女となり、やがて育て親を喜ばせる最強の一言を放った。魔王は素直にその言葉を受け止め、嫁にすると宣言する。
シリアスなようでコメディな軽いドタバタ喜劇(?)です。
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう
【表紙イラスト】しょうが様(https://www.pixiv.net/users/291264)
挿絵★あり
【完結】2021/12/02
※2022/08/16 第3回HJ小説大賞前期「小説家になろう」部門 一次審査通過
※2021/12/16 第1回 一二三書房WEB小説大賞、一次審査通過
※2021/12/03 「小説家になろう」ハイファンタジー日間94位
※2021/08/16、「HJ小説大賞2021前期『小説家になろう』部門」一次選考通過作品
※2020年8月「エブリスタ」ファンタジーカテゴリー1位(8/20〜24)
※2019年11月「ツギクル」第4回ツギクル大賞、最終選考作品
※2019年10月「ノベルアップ+」第1回小説大賞、一次選考通過作品
※2019年9月「マグネット」ヤンデレ特集掲載作品

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【書籍化進行中、完結】私だけが知らない
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
ファンタジー
書籍化進行中です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる