3 / 7
3
しおりを挟む
「やあ、あん……」
グレンが揉むたびに形を変える自分の胸が、自分の物とは思えないぐらいいやらしく感じる。
「ラナ……」
グレンは顔を胸に近づけるとゆっくりと口を開き、舌を伸ばした。
「あ、あ……」
直に胸を揉まれてきゅっと固くなってしまっている乳首に、グレンの舌先が迫る。これから訪れる快感を想像して、身体が強張ってしまう。
「ふ、うっ……ああっ!」
ツンと舌先で突いてからパクリと咥えられて、痺れるような快感が走った。
「グレン、やっ、それっ……だ、めっ……やあぁ……」
舌先と指先で執拗に乳首を攻められて、今まで感じた事のない快感に頭がどうかなってしまいそうだった。
チュッ、チュバッと吸い付かれるたびにいやらしい音が鳴って、その音にすら感じてしまう。
「グレンッ……ちょっと、待ってっ……あうぅ……」
グレンは私の胸先を咥えたまま、ゆっくりと私をソファーに押し倒していく。ほぼ裸でグレンに伸し掛かられて、どうしようもなくドキドキしてしまった。
「ちょっと胸を弄っただけで、エロい顔」
胸を揉む手は休めずに、グレンが私を見下ろしながら冷たく言い放った。
「グレンだって、凄く、エッチな顔してるっ……」
グレンの女性関係を私は知らない。フィルとは違って女の影と言うものを感じた事はなかった。
でも、こんなに手際よく私を快感に沈めてしまうんだから、経験豊富なんだろう。
「俺はラナとは違う」
「私はグレンとは違う」
二人の言葉が重なって、無言でお互いを見つめ合う。
私とは違うと言う事は、やはり経験豊富なんだ。そうかなとは思ったけど、本当に私の知らない所で、こんな事をしてたんだと思うと面白くはなかった。
「やっぱりな……でも、いい……」
「ん、んんっ……んうっ……」
相手は私の知ってる人なのかなとか、私じゃ駄目だったのかなとか考えていると、グレンはくにくにと乳首を扱きながらキスをしてきた。
グレンの舌が私の口中を動き回り、胸を弄られて溢れそうになる嬌声を飲み込んでいく。
「んっ、あっ……んんっ……んふぅっ……」
気持ち良すぎて頭が真っ白になってしまう。なんだか下腹部が切なくて、私はグレンの身体の下でもぞもぞと腰を揺らしてしまった。
「そうだよな。ラナは、こんなんじゃ足りないよな」
グレンは射抜くように私を見つめると、少し乱暴に乳首を抓った。
「もっと、欲しいんだろ?」
「あぁっ!」
グレンの手が片方下の方に向かったと思ったら、割れ目を触られて身体が大きく跳ねた。
「こんなぐしょぐしょに濡らして、ラナは本当にエロいな」
「やあ、ああっ……」
下着の上からでも分かるぐらい濡れてしまっていると思うと、もうどうしようもなく恥ずかしくて、それなのにグレンの指が割れ目をなぞるたび、更に濡れてしまうのが分かった。
「あ、のっ……今はっ、おっぱい、をっ……ああっ……」
堪能する時間と言おうとしたら、グレンの指がパンツの中に入ってきた。あまりに強すぎる快感に、何も言えなくなる。
「ああ、おっぱいも、ちゃんと堪能させてもらう」
「ああっ、はっ……んうっ……ああっ……」
乳首を捏ねたり吸い付いたりしながら、ゆっくりと割れ目を擦られて喘ぐ事しかできない。
「感じまくってエロ過ぎだろ……ここを触ったらすぐにイキそうだな」
「ああっ!」
ここと言いながらクリトリスをグイッと押され、目の奥がチカチカした。
「グレンッ、やっ、あっ……それっ、だ、めっ……」
グレンがクリトリスを押しつぶすたび、私の腰はビクビクと勝手に揺れてしまう。大き過ぎる快感に怖くなり、私はグレンにしがみついた。
「そんなに、気持ちいいのか?」
「あっ、あっ……気持ち、いいっ……けどっ……やっ、あっ……」
「そうか……その様子だと、もうナカでもイケるのか?」
「も、うっ?」
グレンの言葉の意味はよく分からなかったけど、どこか意地悪な言い方にぞくぞくしてしまう。
「ああ、やっぱり、すんなり入るんだな」
「いや、あっ、んうっ……」
ぬるっと、グレンの指が割れ目の中に差し入れられた。
クリトリスを弄られた時の直接的な快感とはまた別の、欲しかったものが与えられるような感覚に身体が震える。
「ラナのナカは、あったかいんだな……」
「ふっ、はっ……ああっ……グ、レンッ……」
グレンの指が抜き差しされるたび、もっと、もっと欲しいと締め付けてしまうのが分かる。
「きゅうきゅう締め付けてエロい身体……誰にこんな身体にされたんだよ」
「誰、って……グッ、あっ……グ、レッ……やぁん……」
グレンに決まってるでしょと言いたかったけど、激しい快感にくねくねと腰がくねるだけで、言葉が続かない。
「ラナ、気持ちいいか?」
「う、んっ……いいっ……わたっ、ああっ……ぜんぜんっ、ちがっ……あああっ……」
胸を触られながらぐちゅぐちゅとナカをかき混ぜられて、自分でしていた時とは比べ物にならないぐらい気持ちが良かった。
「誰と比べてるんだよ。でも、俺の方が気持ちいいのか?」
「うっ、んっ……すごっ……いいっ……ああっ……」
胸に吸い付いたグレンが、激しく指を抜き差ししながら、反対の手でクリトリスを押しつぶした。
「ああっ……ひっ、あっ、やっ……だ、めっ……あっ、あああっ!」
激しい快感の渦に翻弄されるまま、私は腰をガクガク揺らしながらイッてしまった。
「はあっ……はっ、あっ……」
息を整えながらグレンを見上げる。グレンはそんな私を何も言わずじっと見下ろしていた。
凄いな、グレンは。テクニシャンだ。さすが経験者は違う。
「はーっ、はーっ……」
なかなか落ち着かない呼吸を整えながら、それにしてもセックスって凄いんだなと思い、いやまだその前段階だったと気付く。
まだこの先があるんだろうか。でもグレンとは魔女からの指令でこんな事をしているだけで……あれ?そう言えば、今はおっぱいを堪能するだけでいいはずなのに、それ以上の事をしてなかったかな?……だめだ、頭がぼーっとして考えが纏まらない。
「ラナ……」
グレンは今まで以上に熱のこもった視線を私に向けている。
「悪い。もう、我慢できない」
グレンはそう言うと私の上から退き、素早い動きで服を脱ぎだした。
息を整えながらぼんやりと、服を脱ぐグレンを見つめていると、グレンはちらりと私を見てから、パンツまで脱ぎ捨てた。
グレンのものは、多分もう大きくなっている。そう言う状態のものを見た事がないからよく分からないけど、上を向いているからそうなんだろう。
グレンが興奮している。
そう思うとドキドキと心臓の音が煩く響いて、身体が熱くなった。
「ラナにとって、こんなのはいつもの事かもしれない」
そう言いながらグレンはゆっくりと私に伸し掛かってきた。
「でも、俺には、特別な事なんだ」
グレンはどこか泣きそうな顔をしていて、私はじっとグレンを見つめた。
「わたっ……んっ……ふっ……」
私もこんな事は特別だし、グレンの事がずっと好きだった。そう言おうとしたのに、キスで口を塞がれてしまい言うことができなくなる。
「んっ……ふっ、うっ……んうっ、んっ……」
くちゅくちゅと舌を絡ませながら、グレンが私のパンツを脱がせてきた。
どうせ気が抜けたパンツだしぐしょぐしょだし、脱がされる事に文句はないけど、私の想いを伝えられないのは困る。
「んっ、あっ……グッ、んんっ……グレッ、ああっ……」
キスが終わり、ようやく喋れると思ったら、指で直に割れ目をなぞられ、更に首筋を舐め上げられて喘ぐことしかできなかった。
「ずっとラナの心が欲しかった。でも、もういい」
「まっ、てっ……あっ、やっ……んうぅっ……」
グレンは耳元で低く囁きながら、硬くて熱いものを割れ目に押し付けてきた。
「身体だけでも、ラナが欲しい」
「あっ、グレンッ……」
ゆっくりとグレンのもので擦られて、もう何も考えられなくなる。グレンが欲しくて、グレンに全部あげたくて、ねだるように腰を揺らした。
「もう、挿れる……」
その言葉とともに、グレンは私の腰を押さえつけると、グイッと押し入ってきた。
「グレ、ンッ……すっ、う、くっ……ううっ……」
グレンが好きと言いたいのに、今まで感じたことのない圧迫感に言葉が出ない。
「はあっ……くっ……ラナ……ラ、ナ……」
私の名前を呼びながら奥へと進むグレンは、何かに耐えるような顔をしていて、その必死な様子に胸が一杯になった。
「グレ、ンッ……ああっ……」
奥まで入り切ったのか、グレンは確認するように少し腰を揺らした。クリトリスが擦れて痛みの中にも快感を感じる。
グレンと一つになっていると思うと気持ちが昂ぶってしまい、私の目からは勝手に涙がこぼれた。
「泣くなよ……俺とは、そんなに嫌か?」
唇で涙を拭うと、グレンが聞いてきた。
「嫌じゃ、な、い……うっ、あっ……ああっ……」
「そうか……なら、いい……」
言葉の途中でグレンが激しく腰を動かしだしたので、やはり何も言えなくなってしまう。
「すぐ、終わらせる……」
「グレッ……ああっ、やっ……あっ、あっ……やあっ、んっ……ああぁ……」
グレンと一つになれて嬉しいとか、ずっと好きだったとか、言いたい事はたくさんあるのに、突き上げるような腰の動きに呻き声しか出ない。
「ああ、くそっ……凄い、な……」
「あっ、ああっ……んっ、ああっ……」
腰を打ち付けられるたびに痛みは薄れ、快感が増していく。
私は早々に想いを伝える事は諦めて、ただひたすら与えられる快感を受け止め、嬌声を上げ続けた。
グレンが揉むたびに形を変える自分の胸が、自分の物とは思えないぐらいいやらしく感じる。
「ラナ……」
グレンは顔を胸に近づけるとゆっくりと口を開き、舌を伸ばした。
「あ、あ……」
直に胸を揉まれてきゅっと固くなってしまっている乳首に、グレンの舌先が迫る。これから訪れる快感を想像して、身体が強張ってしまう。
「ふ、うっ……ああっ!」
ツンと舌先で突いてからパクリと咥えられて、痺れるような快感が走った。
「グレン、やっ、それっ……だ、めっ……やあぁ……」
舌先と指先で執拗に乳首を攻められて、今まで感じた事のない快感に頭がどうかなってしまいそうだった。
チュッ、チュバッと吸い付かれるたびにいやらしい音が鳴って、その音にすら感じてしまう。
「グレンッ……ちょっと、待ってっ……あうぅ……」
グレンは私の胸先を咥えたまま、ゆっくりと私をソファーに押し倒していく。ほぼ裸でグレンに伸し掛かられて、どうしようもなくドキドキしてしまった。
「ちょっと胸を弄っただけで、エロい顔」
胸を揉む手は休めずに、グレンが私を見下ろしながら冷たく言い放った。
「グレンだって、凄く、エッチな顔してるっ……」
グレンの女性関係を私は知らない。フィルとは違って女の影と言うものを感じた事はなかった。
でも、こんなに手際よく私を快感に沈めてしまうんだから、経験豊富なんだろう。
「俺はラナとは違う」
「私はグレンとは違う」
二人の言葉が重なって、無言でお互いを見つめ合う。
私とは違うと言う事は、やはり経験豊富なんだ。そうかなとは思ったけど、本当に私の知らない所で、こんな事をしてたんだと思うと面白くはなかった。
「やっぱりな……でも、いい……」
「ん、んんっ……んうっ……」
相手は私の知ってる人なのかなとか、私じゃ駄目だったのかなとか考えていると、グレンはくにくにと乳首を扱きながらキスをしてきた。
グレンの舌が私の口中を動き回り、胸を弄られて溢れそうになる嬌声を飲み込んでいく。
「んっ、あっ……んんっ……んふぅっ……」
気持ち良すぎて頭が真っ白になってしまう。なんだか下腹部が切なくて、私はグレンの身体の下でもぞもぞと腰を揺らしてしまった。
「そうだよな。ラナは、こんなんじゃ足りないよな」
グレンは射抜くように私を見つめると、少し乱暴に乳首を抓った。
「もっと、欲しいんだろ?」
「あぁっ!」
グレンの手が片方下の方に向かったと思ったら、割れ目を触られて身体が大きく跳ねた。
「こんなぐしょぐしょに濡らして、ラナは本当にエロいな」
「やあ、ああっ……」
下着の上からでも分かるぐらい濡れてしまっていると思うと、もうどうしようもなく恥ずかしくて、それなのにグレンの指が割れ目をなぞるたび、更に濡れてしまうのが分かった。
「あ、のっ……今はっ、おっぱい、をっ……ああっ……」
堪能する時間と言おうとしたら、グレンの指がパンツの中に入ってきた。あまりに強すぎる快感に、何も言えなくなる。
「ああ、おっぱいも、ちゃんと堪能させてもらう」
「ああっ、はっ……んうっ……ああっ……」
乳首を捏ねたり吸い付いたりしながら、ゆっくりと割れ目を擦られて喘ぐ事しかできない。
「感じまくってエロ過ぎだろ……ここを触ったらすぐにイキそうだな」
「ああっ!」
ここと言いながらクリトリスをグイッと押され、目の奥がチカチカした。
「グレンッ、やっ、あっ……それっ、だ、めっ……」
グレンがクリトリスを押しつぶすたび、私の腰はビクビクと勝手に揺れてしまう。大き過ぎる快感に怖くなり、私はグレンにしがみついた。
「そんなに、気持ちいいのか?」
「あっ、あっ……気持ち、いいっ……けどっ……やっ、あっ……」
「そうか……その様子だと、もうナカでもイケるのか?」
「も、うっ?」
グレンの言葉の意味はよく分からなかったけど、どこか意地悪な言い方にぞくぞくしてしまう。
「ああ、やっぱり、すんなり入るんだな」
「いや、あっ、んうっ……」
ぬるっと、グレンの指が割れ目の中に差し入れられた。
クリトリスを弄られた時の直接的な快感とはまた別の、欲しかったものが与えられるような感覚に身体が震える。
「ラナのナカは、あったかいんだな……」
「ふっ、はっ……ああっ……グ、レンッ……」
グレンの指が抜き差しされるたび、もっと、もっと欲しいと締め付けてしまうのが分かる。
「きゅうきゅう締め付けてエロい身体……誰にこんな身体にされたんだよ」
「誰、って……グッ、あっ……グ、レッ……やぁん……」
グレンに決まってるでしょと言いたかったけど、激しい快感にくねくねと腰がくねるだけで、言葉が続かない。
「ラナ、気持ちいいか?」
「う、んっ……いいっ……わたっ、ああっ……ぜんぜんっ、ちがっ……あああっ……」
胸を触られながらぐちゅぐちゅとナカをかき混ぜられて、自分でしていた時とは比べ物にならないぐらい気持ちが良かった。
「誰と比べてるんだよ。でも、俺の方が気持ちいいのか?」
「うっ、んっ……すごっ……いいっ……ああっ……」
胸に吸い付いたグレンが、激しく指を抜き差ししながら、反対の手でクリトリスを押しつぶした。
「ああっ……ひっ、あっ、やっ……だ、めっ……あっ、あああっ!」
激しい快感の渦に翻弄されるまま、私は腰をガクガク揺らしながらイッてしまった。
「はあっ……はっ、あっ……」
息を整えながらグレンを見上げる。グレンはそんな私を何も言わずじっと見下ろしていた。
凄いな、グレンは。テクニシャンだ。さすが経験者は違う。
「はーっ、はーっ……」
なかなか落ち着かない呼吸を整えながら、それにしてもセックスって凄いんだなと思い、いやまだその前段階だったと気付く。
まだこの先があるんだろうか。でもグレンとは魔女からの指令でこんな事をしているだけで……あれ?そう言えば、今はおっぱいを堪能するだけでいいはずなのに、それ以上の事をしてなかったかな?……だめだ、頭がぼーっとして考えが纏まらない。
「ラナ……」
グレンは今まで以上に熱のこもった視線を私に向けている。
「悪い。もう、我慢できない」
グレンはそう言うと私の上から退き、素早い動きで服を脱ぎだした。
息を整えながらぼんやりと、服を脱ぐグレンを見つめていると、グレンはちらりと私を見てから、パンツまで脱ぎ捨てた。
グレンのものは、多分もう大きくなっている。そう言う状態のものを見た事がないからよく分からないけど、上を向いているからそうなんだろう。
グレンが興奮している。
そう思うとドキドキと心臓の音が煩く響いて、身体が熱くなった。
「ラナにとって、こんなのはいつもの事かもしれない」
そう言いながらグレンはゆっくりと私に伸し掛かってきた。
「でも、俺には、特別な事なんだ」
グレンはどこか泣きそうな顔をしていて、私はじっとグレンを見つめた。
「わたっ……んっ……ふっ……」
私もこんな事は特別だし、グレンの事がずっと好きだった。そう言おうとしたのに、キスで口を塞がれてしまい言うことができなくなる。
「んっ……ふっ、うっ……んうっ、んっ……」
くちゅくちゅと舌を絡ませながら、グレンが私のパンツを脱がせてきた。
どうせ気が抜けたパンツだしぐしょぐしょだし、脱がされる事に文句はないけど、私の想いを伝えられないのは困る。
「んっ、あっ……グッ、んんっ……グレッ、ああっ……」
キスが終わり、ようやく喋れると思ったら、指で直に割れ目をなぞられ、更に首筋を舐め上げられて喘ぐことしかできなかった。
「ずっとラナの心が欲しかった。でも、もういい」
「まっ、てっ……あっ、やっ……んうぅっ……」
グレンは耳元で低く囁きながら、硬くて熱いものを割れ目に押し付けてきた。
「身体だけでも、ラナが欲しい」
「あっ、グレンッ……」
ゆっくりとグレンのもので擦られて、もう何も考えられなくなる。グレンが欲しくて、グレンに全部あげたくて、ねだるように腰を揺らした。
「もう、挿れる……」
その言葉とともに、グレンは私の腰を押さえつけると、グイッと押し入ってきた。
「グレ、ンッ……すっ、う、くっ……ううっ……」
グレンが好きと言いたいのに、今まで感じたことのない圧迫感に言葉が出ない。
「はあっ……くっ……ラナ……ラ、ナ……」
私の名前を呼びながら奥へと進むグレンは、何かに耐えるような顔をしていて、その必死な様子に胸が一杯になった。
「グレ、ンッ……ああっ……」
奥まで入り切ったのか、グレンは確認するように少し腰を揺らした。クリトリスが擦れて痛みの中にも快感を感じる。
グレンと一つになっていると思うと気持ちが昂ぶってしまい、私の目からは勝手に涙がこぼれた。
「泣くなよ……俺とは、そんなに嫌か?」
唇で涙を拭うと、グレンが聞いてきた。
「嫌じゃ、な、い……うっ、あっ……ああっ……」
「そうか……なら、いい……」
言葉の途中でグレンが激しく腰を動かしだしたので、やはり何も言えなくなってしまう。
「すぐ、終わらせる……」
「グレッ……ああっ、やっ……あっ、あっ……やあっ、んっ……ああぁ……」
グレンと一つになれて嬉しいとか、ずっと好きだったとか、言いたい事はたくさんあるのに、突き上げるような腰の動きに呻き声しか出ない。
「ああ、くそっ……凄い、な……」
「あっ、ああっ……んっ、ああっ……」
腰を打ち付けられるたびに痛みは薄れ、快感が増していく。
私は早々に想いを伝える事は諦めて、ただひたすら与えられる快感を受け止め、嬌声を上げ続けた。
0
お気に入りに追加
15
あなたにおすすめの小説
ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?
春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。
しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。
美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……?
2021.08.13
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
人形な美貌の王女様はイケメン騎士団長の花嫁になりたい
青空一夏
恋愛
美貌の王女は騎士団長のハミルトンにずっと恋をしていた。
ところが、父王から60歳を超える皇帝のもとに嫁がされた。
嫁がなければ戦争になると言われたミレはハミルトンに帰ってきたら妻にしてほしいと頼むのだった。
王女がハミルトンのところにもどるためにたてた作戦とは‥‥
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
日常的に罠にかかるうさぎが、とうとう逃げられない罠に絡め取られるお話
下菊みこと
恋愛
ヤンデレっていうほど病んでないけど、機を見て主人公を捕獲する彼。
そんな彼に見事に捕まる主人公。
そんなお話です。
ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる