異世界でダンジョンを作ることになった俺はとんでもない物を作ってしまった

白玉しらす

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ボスは最弱(物理)で最強(エロ) ☆

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「セラフィナ……」
「はっ、あっ……トオル……ああっ……」
 我慢できずに指の動きを早めても、セラフィナは痛がることなく、喘ぎ声と愛液を漏らし続けた。
 空いている手はセラフィナの身体中を這いまわり、時折乳首やクリトリスを刺激すれば、その度ビクリと反応した。
「んんっ、あっ、あっ……ああっ!」
 足を突っ張り、セラフィナが腰をガクガクと揺らす。
「はっ、あっ……何か、来て、ます……」
「いや、イったんじゃ無いか?」
 それともまたイくんだろうか。感じやすいのはいいことだ。
「いえ、んっ……あっちの、方からっ……あっ……」
 身体をくねらせながら、セラフィナは後ろの方を指差した。
 見ると、拳二つ分ぐらいのサイズのスライムがにじり寄ってきている。
 俺はセラフィナの身体を持ち上げると、スライムの方を向けてしゃがませた。

「やっ、いやっ……」
 しゃがんだまま、手を使って足を大きく広げさせると、セラフィナは身を捩って嫌がった。
「ダンジョンを攻略するんだろ?大丈夫だから、そのまま足を開いてろ」
「うっ、あっ……でもっ、ああっ……」
 片方の手で足を押さえたまま、反対の手はセラフィナのナカを擦る。
「い、やあっ……ああっ、んっ……」
 身体を仰け反らせて感じるセラフィナに、スライムがにじり寄る。
「セラフィナ、こいつはナカに入り込み、たっぷりと愛液を吸うと満足して出てくる。ただ捕まえるだけだとすぐに死んでしまうから、イキまくってたっぷりと蜜を吸わせる事が大切なんだ。スライムが出す粘液には催淫効果と避妊効果があるから、金持ちに高値で売れる」
 我ながら、童貞の妄想の酷さにひいてしまう。
「ナ、カ?いや、怖い……」
 スライムが身体を持ち上げて、細く伸びながらセラフィナに向かう。
 俺の指が行く手を阻んでいるのも気にせず、スライムはセラフィナのナカに入り込もうとしている。
 ヌルヌルして気持ち悪い。そりゃ、こんな物が体内に入ると思うと怖いよな。

 俺はセラフィナの足を押さえていた手を離すと、スライムを叩き潰した。
 悪いな、セラフィナの初めてを譲る気はないんだ。
「ト、オル?」
 シュワシュワと光の粒になってスライムが消えていく。素手で倒せるって、いくらなんでも弱すぎだな。
「これで十分だろ。もう終わりにしよう」
 俺はセラフィナを立たせると、そっと抱きしめた。
「がんばったな、セラフィナ」
「トオル……」
 セラフィナの顔はどこか物足りなさそうで、俺の特定部位を激しく刺激した。
「まだ、先は長い。続きはまた後で」
 ローブを着せながらそう言うと、セラフィナは小さく、はいと答えた。


「あの、私の下着は……」
 第二階層に進むと、セラフィナがもじもじと恥ずかしそうに聞いてきた。
「どうせまた脱ぐ事になるから、カバンに入れておいた。その、かなり濡れていたし」
「……そう、ですか」
 セラフィナの顔はさっきまでの余韻なのか、ノーパンによる羞恥なのか、赤くなっている。
「とは言え、第二階層はボスまでは普通のダンジョンと変わらない。しばらくはそのまま頑張ってくれ」
「ええ……」
 自分で言っておきながら、ローブをペロッと捲った所を想像してしまい、出現したモンスターを余裕なく薙ぎ倒した。
 俺だってまだまだ物足りなくて、早く続きがしたい。
 細かい道までは覚えていないから、行き止まりに当たるたび、舌打ちしたい気分だった。

 お互いほとんど無言でダンジョンを突き進む。
 やっぱり第一階層で最後までしておけば良かったと後悔しだした頃、大きな扉が見えてきた。
 この階層の、ボスの部屋だ。
 軋む扉を開けると、そこには蔓が絡まる一本の木が生えていた。
「この階層ではボスが最弱だ。ただ倒すだけなら瞬殺だろう」
「でも、それでは本当の意味での攻略には、ならないんですよね?」
「そうだな、こいつがつける実の採取が目的となる」
「私は、どうすればいいですか?」
 セラフィナがためらいがちに聞いてきた。
 俺はセラフィナの手を引き、木のある方へ向かう。
「この木には精神感応力があって、十八歳以上の女性がイクと実がなる」
「精神感応力?」
 木に近付くとセラフィナの身体を持ち上げて、蔓が這う大きな根に跨がらせた。
 この植物性モンスターは、蔓を使役して対象を攻める。攻撃ではなく、性的な攻めだ。
 その為に蔓は、太かったり細かったり色々な形がありながら、どれも樹液なのかぬらついていた。
 非常に卑猥だ。
「あっ!んんっ……」
 シュルシュルと蔓が動き、セラフィナの身体がビクリと揺れる。
 所々瘤のようになっているから、当たる度に感じてしまうんだろう。

「扉があるから他のモンスターは来ないし、この木も実をつけるために協力的だ。痛いことはしないから、安心してくれ」
「そんな事、んんっ……言われて、も……ああっ……」
 セラフィナが跨っている蔓がヌルヌルと動くたび、セラフィナの口からは甘い吐息が漏れる。
 セラフィナが感じるているのに呼応したのか、集まってきた蔓がローブの中に入りこんでいった。
「ローブが汚れる。脱いだ方がいい」
「ふっ、あっ……やあっ」
 ローブを脱がすと、その下は大変扇情的な姿になっていた。
 細い蔓がセラフィナの大きな胸に巻き付き、蔓の先端が乳首を擦るように蠢いている。
「セラフィナ」
 流石にもう我慢できなくて、俺も服を脱ぐとセラフィナの後ろに座り、身体を密着させた。
「あっ、んっ……トオルっ……」
 硬いものを押し付けて、胸に巻き付いた蔓ごと揉みしだく。
「俺にも手伝わさせて欲しい」
 耳元で囁きながら、片方の手を下へと滑らせていく。
「あっ、ああっ、んっ……」
 蔓と競うように乳首を摘み、クリトリスも同時に攻めると、セラフィナは切なそうに腰を揺らした。
「折角だから、こっちでイこうか」
「あっ、ふっ……やあっ……そこ、だめぇっ……」
 セラフィナの割れ目に指を差し入れて、ざらつく所を小刻みに擦る。
 だめと言っておきながら、セラフィナは止めどなく蜜を溢れさせながら、自ら腰を振った。
「セラフィナ」
「やっ、あっ、あああっ!」
 耳に噛りついて名を呼ぶと、セラフィナは身体を仰け反らせてビクビクと震えた。
 それに合わせてポンッとわざとらしい音を立てて、木にいくつかの実がなった。
 イッたのが分かるって素晴らしいな。現実世界にも実装して……いや、実らなかった時の気まずさを考えれば無い方がいいか。

「クリアだ。セラフィナ」
「はあっ、あっ……」
 結構呆気なく終わってしまった。
 俺のこの昂ぶりはどうしたらいいんだ。流石に、もう我慢出来ない所まで来ている。
 後ろからセラフィナを抱きしめながら今後の事を考えていると、セラフィナは俺の身体に擦り付けるように、身体をくねらせた。
 セラフィナも、まだ足りないんだろう。
「トオル……」
 セラフィナの甘い囁きにに誘われるように、先端が丸みをおびた蔓がセラフィナに向かって伸びてきた。
 どう考えても、形がアレだ。いきり立つアレだ。
 俺はそれを捕まえると、セラフィナの割れ目に押し当てて擦るように動かした。
「あっ、んっ……いやぁっ……」
「セラフィナが欲しがったから、これが来たんだろ?」
「そ、んな……」
「ほら、セラフィナのここが欲しがってる」
「やあっ、あっ……んんっ……」
 卑猥な形の蔓でクリトリスをグニグニと押すと、セラフィナは快感から逃げるように身体をくねらせた。

「どうする?セラフィナは、どうして欲しい?」
「ふっ、くっ……」
 蔓の先端を割れ目の中に押し込むと、セラフィナの口からは苦しげな声が漏れた。
 ナカでもイケているとは言え、初めてなんだし、まだこのサイズはキツイか。
 これを奥まで入れるつもりはないけど、ほぼ同じサイズの俺のモノも痛いんだろうな。
「痛いよな。今はまだ止めておくか」
 俺は卑猥な蔓を手刀で引きちぎると投げ捨てた。
 カンストクラスに強くなってるとは言え、ここのモンスターは相変わらず軟弱だ。
 それにしても、もう我慢の効かない俺のコレはどうしたものか。
 引きちぎって投げ捨てる訳にもいかないしな。
 
「あの、トオル」
 セラフィナが振り返って俺を見つめ、そのままゆっくりと俺の方に向かって座り直した。
「トオルは、辛いんじゃ、無いですか?」 
 セラフィナはそう言うと、ためらいがちに俺のモノに触れた。
「うっ……そう、されると、辛い」
 撫でるように、なぞるように指を動かされて、勝手にヒクヒク動いてしまう。
「私でも、トオルを気持ちよく、出来ますか?」
 言いながらセラフィナは俺ににじり寄り、顔を近づけたまま手を上下に動かしだした。
「く、うっ、もう、十分、ヤバイ」
「あの、これ、合ってます?」
 ゼロ距離で首を傾げながらも、セラフィナの右手は俺のモノを的確に追い詰めていく。
「はっ、くっ……」
 結局何も言えずに無言で頷く。
「良かった……」
 嬉しそうな顔でそう言うと、セラフィナから俺にキスをしてきた。
 舌を絡めながら右手で扱き、更に左手で俺の手を取り、自身の胸へと誘う。
「トオル……好き……」
 キスの合間に告げられた言葉に答えるように、俺はセラフィナの手の中に熱い欲望をぶち撒けてしまった。
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