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左手を上げたところで止めては貰えない
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「トオル……」
仕様書を一つ完成させた頃、後ろからセラフィナの情けない声がした。
振り返ると女騎士の格好をしたセラフィナが立っていた。
さすが金髪美女は、コスプレの様な格好もよく似合う。
「すみません、私には、無理でした」
「何が?」
「ダンジョン攻略……」
セラフィナは涙目で俺を見つめている。
「やっぱり、俺のダンジョンに問題があるのか?」
「いえ、その、暗くて……一人だと、怖くて」
「そ、そうか」
そりゃ、観光洞窟だって一人で行けと言われたらちょっと怖い。でも、お任せくださいって言ってなかったか?
「トオルも、一緒に来てもらえませんか?」
「行くのは構わないが、作らないといけないダンジョンがまだ二桁ある」
「そう、ですよね」
「そもそも、あと二日で全部回れるのか?」
「それは大丈夫です。ダンジョン内の時間は外の十分の一に抑えてあります」
「それをここにも適用させればいいんじゃないか?」
「ズルは駄目です」
ダンジョンはズルじゃないのか。
「打つ手なしだな」
「奥の手を使います」
セラフィナはそう言うと、PCの配線を引っこ抜いた。
「ああー!俺のデータが!」
「トオルとPCを繋げます」
セラフィナがコンセントプラグを片手に俺ににじり寄る。怖い。
「物理的に繋げても繋がらないからな!」
「大丈夫、優しくしますから」
そう言う問題じゃない。俺はデスクがある反対側の壁に逃げ込んだ。
「届かない」
セラフィナがコードをグイグイ引っ張るから、PCがガタガタ揺れている。
PCも優しく扱ってやってくれ。
「仕方ないですね。トオルの納得の行くように作り変えます」
そう言うとセラフィナはデスクに手をかざして床に引っ込めると、中央に歯医者の診察台の様な装置を出現させた。
「改造手術はお断りだぞ」
「手術?トオルの脳内にあるダンジョンを仕様書の形にアウトプットする『仕様書作る君ニ号』ですよ?」
「一号はどこにいった」
「さっきのPCです」
そんな名前だったのか。
「さあトオル、ここに寝てください」
「いや、ちょっと、どうだろう」
コンセントプラグを直挿ししようとする人間が作った装置に、身を委ねる勇気はない。
「痛くないですから」
セラフィナに手を引っ張られ、俺は渋々椅子に横たわる。
「はい、これを付けてくださーい」
VRヘッドセットの様なものを装着された。
「痛かったら左手を上げてくださいねー」
「痛くないって言っただろ!」
「ちょっとした冗談です。では、起動しますね」
怖え。なんで俺はこんな目にあっているんだ。
キュイーンと言う起動音がしたと思ったら、目の前に『ダンジョンをおもいうかべてください』と言うドット文字が、黒背景に浮かび上がった。
まさか8ビットじゃないだろうな。
「先生、文字しか出てきません」
「大丈夫です。そのヘッドセットは飾りです。トオルの脳から直接データを抜くので、力を抜いてください。ちょっと、脳に負荷がかかるかもしれないので、リラックスですよ」
「脳に負荷って、ちょっ、待っ、やめっ……」
気のせいか、何だか脳が熱い気がする。
煙どころか発火しそうだ
俺は左手を上げる間もなく、ブツンと音が鳴るように意識を失った。
「トオル、トオル……」
声のする方を見れば、泣きそうな顔のセラフィナがいた。
俺はベッドに横たわり、額には濡れたタオルがおかれていた。
「セラフィナ、俺はどれだけ気を失っていた?ダンジョンは大丈夫か?」
「トオル!」
セラフィナが俺の頭を抱きしめる。何とは言わないが、相変わらずフカフカですね。
「もう大丈夫だから、質問に答えてくれ」
「もう夜です。ダンジョンは全て完成しています」
「そうか、良かった」
「すみません、倒れるとは思わなくて」
「いいよ、もう終わったなら。二度とは御免だけどな」
「すみません……」
「意識を失うのは、なんかもう慣れたから」
俺は起き上がると、セラフィナの頭をくしゃくしゃと撫でた。
「もう夜なら飯にしよう」
「そう、ですね」
セラフィナは神妙な顔で床に手をかざし、テーブルを出現させた。
「今度はカレーか」
テーブルには大盛りカレーがでんと用意されていた。
「嫌いでした?」
「いや、毎日でも文句は言わない」
「良かった。では、食べましょうか」
「ああ、いただきます」
「いただきます」
俺の様子を見て安心したのか、セラフィナはようやく少し笑った。
「はっ、ふっ、からっ、あつっ」
俺好みの中辛で、そんなに辛く無いと思うんだが、セラフィナは子供のようにカレーを食べている。
「そう言えば、セラフィナは何歳なんだ?」
女性に年齢を聞くなんて、マナー違反な事は重々承知だけど、好奇心に負けてしまった。
「肉体の年齢なら、二十歳ぐらいです」
やっぱ若いな。
「十八歳未満への強い禁忌は感じたので、この程度にしておきましたが、もっと若い方が良かったですか?」
「いや、何歳でも、いいんじゃないかな?年上でも良かったんだよ?」
成人男性にとって十八歳未満はアンタッチャブルな存在だ。
だからと言って、別に手を出さなければ何歳だって問題ない。
いや、密室に二人きりの時点で事案になってしまうか。
「トオルの好みに合わせたつもりなんですが」
セラフィナは自身の身体を確認しているけど、別に俺は若ければ若い方がいいなんて考えてないからな!
「いやいや、ご冗談を」
笑って誤魔化すと、俺は無言でカレーを食べ続けた。
「烈風大斬撃!」
大振りに剣を振り回し、モンスターをまとめてぶった切る。
シュワァーっと光の粒となってモンスターが消えると、いくつかのアイテムがドロップした。
昨日の夜も、相変わらずセラフィナがくっついて寝ようとするので、寝かしつけて貰いました、ええ。
角度を付けてゆっくりと近付くセラフィナの顔は、カレーを食べていた時とは違い、一人の女の顔だった。のは、気のせいだな。
心なしか唇が空いていて、柔らかな唇の感触の後に、舌先で唇を舐められたような気がするけど、それも気のせいだな。
セラフィナとダンジョン攻略に向かった俺は剣士となり、カンストクラスに強くして貰った。
魔法がどんなものかも見たかったので、セラフィナは魔法使いだ。
バッタバッタとモンスターをなぎ倒し、あっという間に最高難易度のラストダンジョンまでやってきた。
正直、自分が考えたダンジョンで無双するのは初めは楽しかったけど、一日に二十以上もダンジョンをクリアすると段々飽きてきた。
俺TUEEEEが楽しいのは第三者がいるからであって、同程度強いセラフィナと二人きりだと、もはやただの作業だった。
「今の技、何ですか?」
魔法使いの杖でモンスターを串刺しにしながら、セラフィナが聞いてきた。
杖の使い方を間違えているけど、問題なくモンスターは消失した。
「なんか、スキルっぽい物がないと飽きるなと思って」
「普通の斬撃に見えましたが」
「そりゃ、適当な技名を言っただけだから」
この世界には必殺技もスキルも無い。
「あ、またいっぱい来ましたよ。どいていてください……もっっの凄い雷!」
セラフィナが杖を振ると、雷鳴と共にモンスターに雷が落ちた。
初日に渡された魔法リストを見て、まあこう言うのもありかと流してしまった事が悔やまれる。
例えばサンダーならこうだ。
雷から始まり、凄い雷、もの凄い雷、もっの凄い雷と威力は増していき、最上級の魔法がもっっの凄い雷だ。
しかも、もっっの凄いと言っておきながら、エフェクトは割とショボい。
「もうちょっと、魔法は派手にならないのか?」
エフェクトはショボくても威力はさすがで、モンスターは一撃で塵と化した。
「ダンジョン内でしか使えないとは言え、あまりに派手な物は世の理に反しますから」
「そう言う地味なところも、冒険者が少なくなる原因なんじゃないのか?」
「あまり刺激的なのもどうかなって」
とことんゆとり仕様だな。
「まあいいか。そろそろラスボスだ。弱点は水と雷だ。行くぞ」
「はいっ!」
全て片付けて外に出ると、もう夕暮れだった。
「何とか間に合ったな」
俺が初日に考えたダンジョンはこれで終わりのはずだ。
各国に一つのナンバリングダンジョンが十七と、おまけにいくつかの隠しダンジョン。
セラフィナとの冒険もこれで終わり。セラフィナとも、お別れだ。
「トオル、まだ一つ残っています」
「何?」
「R18ダンジョン……ナンバリングダンジョンでしょうか」
「な、に?」
感傷的な空気は霧散し、俺の背中に冷汗が流れる。
「取り敢えず、もう時間もないので行きましょう」
セラフィナが俺の手を捕むと、次の瞬間にはもうダンジョンの中にいた。
仕様書を一つ完成させた頃、後ろからセラフィナの情けない声がした。
振り返ると女騎士の格好をしたセラフィナが立っていた。
さすが金髪美女は、コスプレの様な格好もよく似合う。
「すみません、私には、無理でした」
「何が?」
「ダンジョン攻略……」
セラフィナは涙目で俺を見つめている。
「やっぱり、俺のダンジョンに問題があるのか?」
「いえ、その、暗くて……一人だと、怖くて」
「そ、そうか」
そりゃ、観光洞窟だって一人で行けと言われたらちょっと怖い。でも、お任せくださいって言ってなかったか?
「トオルも、一緒に来てもらえませんか?」
「行くのは構わないが、作らないといけないダンジョンがまだ二桁ある」
「そう、ですよね」
「そもそも、あと二日で全部回れるのか?」
「それは大丈夫です。ダンジョン内の時間は外の十分の一に抑えてあります」
「それをここにも適用させればいいんじゃないか?」
「ズルは駄目です」
ダンジョンはズルじゃないのか。
「打つ手なしだな」
「奥の手を使います」
セラフィナはそう言うと、PCの配線を引っこ抜いた。
「ああー!俺のデータが!」
「トオルとPCを繋げます」
セラフィナがコンセントプラグを片手に俺ににじり寄る。怖い。
「物理的に繋げても繋がらないからな!」
「大丈夫、優しくしますから」
そう言う問題じゃない。俺はデスクがある反対側の壁に逃げ込んだ。
「届かない」
セラフィナがコードをグイグイ引っ張るから、PCがガタガタ揺れている。
PCも優しく扱ってやってくれ。
「仕方ないですね。トオルの納得の行くように作り変えます」
そう言うとセラフィナはデスクに手をかざして床に引っ込めると、中央に歯医者の診察台の様な装置を出現させた。
「改造手術はお断りだぞ」
「手術?トオルの脳内にあるダンジョンを仕様書の形にアウトプットする『仕様書作る君ニ号』ですよ?」
「一号はどこにいった」
「さっきのPCです」
そんな名前だったのか。
「さあトオル、ここに寝てください」
「いや、ちょっと、どうだろう」
コンセントプラグを直挿ししようとする人間が作った装置に、身を委ねる勇気はない。
「痛くないですから」
セラフィナに手を引っ張られ、俺は渋々椅子に横たわる。
「はい、これを付けてくださーい」
VRヘッドセットの様なものを装着された。
「痛かったら左手を上げてくださいねー」
「痛くないって言っただろ!」
「ちょっとした冗談です。では、起動しますね」
怖え。なんで俺はこんな目にあっているんだ。
キュイーンと言う起動音がしたと思ったら、目の前に『ダンジョンをおもいうかべてください』と言うドット文字が、黒背景に浮かび上がった。
まさか8ビットじゃないだろうな。
「先生、文字しか出てきません」
「大丈夫です。そのヘッドセットは飾りです。トオルの脳から直接データを抜くので、力を抜いてください。ちょっと、脳に負荷がかかるかもしれないので、リラックスですよ」
「脳に負荷って、ちょっ、待っ、やめっ……」
気のせいか、何だか脳が熱い気がする。
煙どころか発火しそうだ
俺は左手を上げる間もなく、ブツンと音が鳴るように意識を失った。
「トオル、トオル……」
声のする方を見れば、泣きそうな顔のセラフィナがいた。
俺はベッドに横たわり、額には濡れたタオルがおかれていた。
「セラフィナ、俺はどれだけ気を失っていた?ダンジョンは大丈夫か?」
「トオル!」
セラフィナが俺の頭を抱きしめる。何とは言わないが、相変わらずフカフカですね。
「もう大丈夫だから、質問に答えてくれ」
「もう夜です。ダンジョンは全て完成しています」
「そうか、良かった」
「すみません、倒れるとは思わなくて」
「いいよ、もう終わったなら。二度とは御免だけどな」
「すみません……」
「意識を失うのは、なんかもう慣れたから」
俺は起き上がると、セラフィナの頭をくしゃくしゃと撫でた。
「もう夜なら飯にしよう」
「そう、ですね」
セラフィナは神妙な顔で床に手をかざし、テーブルを出現させた。
「今度はカレーか」
テーブルには大盛りカレーがでんと用意されていた。
「嫌いでした?」
「いや、毎日でも文句は言わない」
「良かった。では、食べましょうか」
「ああ、いただきます」
「いただきます」
俺の様子を見て安心したのか、セラフィナはようやく少し笑った。
「はっ、ふっ、からっ、あつっ」
俺好みの中辛で、そんなに辛く無いと思うんだが、セラフィナは子供のようにカレーを食べている。
「そう言えば、セラフィナは何歳なんだ?」
女性に年齢を聞くなんて、マナー違反な事は重々承知だけど、好奇心に負けてしまった。
「肉体の年齢なら、二十歳ぐらいです」
やっぱ若いな。
「十八歳未満への強い禁忌は感じたので、この程度にしておきましたが、もっと若い方が良かったですか?」
「いや、何歳でも、いいんじゃないかな?年上でも良かったんだよ?」
成人男性にとって十八歳未満はアンタッチャブルな存在だ。
だからと言って、別に手を出さなければ何歳だって問題ない。
いや、密室に二人きりの時点で事案になってしまうか。
「トオルの好みに合わせたつもりなんですが」
セラフィナは自身の身体を確認しているけど、別に俺は若ければ若い方がいいなんて考えてないからな!
「いやいや、ご冗談を」
笑って誤魔化すと、俺は無言でカレーを食べ続けた。
「烈風大斬撃!」
大振りに剣を振り回し、モンスターをまとめてぶった切る。
シュワァーっと光の粒となってモンスターが消えると、いくつかのアイテムがドロップした。
昨日の夜も、相変わらずセラフィナがくっついて寝ようとするので、寝かしつけて貰いました、ええ。
角度を付けてゆっくりと近付くセラフィナの顔は、カレーを食べていた時とは違い、一人の女の顔だった。のは、気のせいだな。
心なしか唇が空いていて、柔らかな唇の感触の後に、舌先で唇を舐められたような気がするけど、それも気のせいだな。
セラフィナとダンジョン攻略に向かった俺は剣士となり、カンストクラスに強くして貰った。
魔法がどんなものかも見たかったので、セラフィナは魔法使いだ。
バッタバッタとモンスターをなぎ倒し、あっという間に最高難易度のラストダンジョンまでやってきた。
正直、自分が考えたダンジョンで無双するのは初めは楽しかったけど、一日に二十以上もダンジョンをクリアすると段々飽きてきた。
俺TUEEEEが楽しいのは第三者がいるからであって、同程度強いセラフィナと二人きりだと、もはやただの作業だった。
「今の技、何ですか?」
魔法使いの杖でモンスターを串刺しにしながら、セラフィナが聞いてきた。
杖の使い方を間違えているけど、問題なくモンスターは消失した。
「なんか、スキルっぽい物がないと飽きるなと思って」
「普通の斬撃に見えましたが」
「そりゃ、適当な技名を言っただけだから」
この世界には必殺技もスキルも無い。
「あ、またいっぱい来ましたよ。どいていてください……もっっの凄い雷!」
セラフィナが杖を振ると、雷鳴と共にモンスターに雷が落ちた。
初日に渡された魔法リストを見て、まあこう言うのもありかと流してしまった事が悔やまれる。
例えばサンダーならこうだ。
雷から始まり、凄い雷、もの凄い雷、もっの凄い雷と威力は増していき、最上級の魔法がもっっの凄い雷だ。
しかも、もっっの凄いと言っておきながら、エフェクトは割とショボい。
「もうちょっと、魔法は派手にならないのか?」
エフェクトはショボくても威力はさすがで、モンスターは一撃で塵と化した。
「ダンジョン内でしか使えないとは言え、あまりに派手な物は世の理に反しますから」
「そう言う地味なところも、冒険者が少なくなる原因なんじゃないのか?」
「あまり刺激的なのもどうかなって」
とことんゆとり仕様だな。
「まあいいか。そろそろラスボスだ。弱点は水と雷だ。行くぞ」
「はいっ!」
全て片付けて外に出ると、もう夕暮れだった。
「何とか間に合ったな」
俺が初日に考えたダンジョンはこれで終わりのはずだ。
各国に一つのナンバリングダンジョンが十七と、おまけにいくつかの隠しダンジョン。
セラフィナとの冒険もこれで終わり。セラフィナとも、お別れだ。
「トオル、まだ一つ残っています」
「何?」
「R18ダンジョン……ナンバリングダンジョンでしょうか」
「な、に?」
感傷的な空気は霧散し、俺の背中に冷汗が流れる。
「取り敢えず、もう時間もないので行きましょう」
セラフィナが俺の手を捕むと、次の瞬間にはもうダンジョンの中にいた。
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