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第三話:副社長としての責務
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ミーコさんが訪ねてきてから約2ヶ月の月日が流れた。この間、俺は警察の助けをうけて元々勤めていた会社に復職することが出来た。
10年ぶりに会社に顔をだしたオレをかつての上司が出迎える。上司はなぜか大粒の涙を目に浮かべていた。
上司「カズくん。私のせいでとんでもない迷惑と苦労をかけてしまったね。すべて私が悪いんだ。あの時よりによってあのクラブバーを選んでしまったばっかりに………ホントに君には申し訳ないことをした。遅くなってしまったが、心よりお詫び申し上げよう。」
そういいながら
部長(上司)は俺に対して深々とアタマを下げた。
カズ「え?ちょ。やめてくださいよ部長。みんなの前でアタマを下げるなんて。オレが気を付けていればあんなことは起こらなかったんですよ。部長のせいじゃありません。悪いのはあいつらです。」
若い女性社員「あの~カズさん。出所したてでご存知ないとは思いますが、このお方を部長とお呼びするのはお控えください。」
カズ「え?それはどういう……ってなんでミーコさんがうちの会社にいるんですか!?オレ聞いてませんよ😓」
ミーコ「お久しぶりです♪2ヶ月ぶりの再会ですね。カズさんの当社での活躍ぶりは社長からたくさん伺っていますよ♪」
カズ「社長?ミーコさん。先ほどから仰っている言葉の趣旨が分かりかねるのですが。」
ミーコ「あ、私ったらいけない。申し遅れました。
わたくし昨年度より社長秘書をやらせていただいております。桜井ミーコと申します。」
といいながら名刺を手渡された。
カズ「あ、オレも名刺を。って昔の名刺しか持ち合わせてなくて面目ないです。」
ミーコ「いえいえ。」名刺交換を終えるとかつての部長が口を開いた。
社長(かつての部長)「10年の間ですっかり変わっただろ?今となっては創業当初のメンツは私とキミくらいだ。まぁ初期メンのよしみで社長になっちゃうなんて思いもしなかったんだけどな。驚いただろ。」
カズ「ええ全くです。鈴木部長。社長就任誠におめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。」
鈴木社長「ありがとう。キミから祝ってもらえて心底嬉しいよ。この時をどれだけ待ち望んだか……いかんまた涙が」オレはハンカチを差し出した。
カズ「社長。良ければお使いください。」
鈴木社長「悪いね。最近妙に涙もろくてな。私ももうトシだな。」そんな様子を見たオレは思わずもらい泣きしてしまった。
カズ「すみません😢⤵️⤵️オレもなぜか涙が。」
鈴木社長「キミもあの頃と全く変わってないな。
私はキミのその誠実さと人情を見て採用したんだよ。
カズくん。突然の頼みで申し訳ないが、聞いてくれるかね?」
カズ「はい、何なりとお申し付けください。」
鈴木社長「カズくんを次期社長に推薦する意味も込めて、まずは副社長としてまた私の直属部下として共に働く気はあるかね?」
オレは突然すぎる無茶ぶりに言葉を失っていた。
鈴木社長「どうだね?やっぱり嫌かね?」
カズ「いえ。そうではなく、私に副社長として役目が果たせるかどうか。正直なところ自信がありません。
それに片腕もないですし、かえって皆さんに迷惑をおかけするのではないかと思いまして。」
社長「なんだ。そんなことか。
君が腕を切り落とされたことはミーコくんから十分に聞いている。それにキミの腕をなくしてしまった大元の原因を作ったのは私だ。先ほども言ったが、責任は取る。キミには私とミーコくんという味方がついているじゃないか。心配することはない。従業員一丸となってキミを支えよう。」社長の言葉を聞いた回りの従業員みんながオレを励ましてくれた。
その応援に応えるべくオレは社長の頼みを聞き入れた。
カズ「分かりました社長。副社長の職を引き受けます。新米者ですが、よろしくお願いします。」
その言葉を待っていたかのごとく、盛大な拍手が巻き起こる。こうしてオレは副社長に就任。鈴木社長とミーコさんたち従業員と共に新たなみちを歩み始めたのである。
10年ぶりに会社に顔をだしたオレをかつての上司が出迎える。上司はなぜか大粒の涙を目に浮かべていた。
上司「カズくん。私のせいでとんでもない迷惑と苦労をかけてしまったね。すべて私が悪いんだ。あの時よりによってあのクラブバーを選んでしまったばっかりに………ホントに君には申し訳ないことをした。遅くなってしまったが、心よりお詫び申し上げよう。」
そういいながら
部長(上司)は俺に対して深々とアタマを下げた。
カズ「え?ちょ。やめてくださいよ部長。みんなの前でアタマを下げるなんて。オレが気を付けていればあんなことは起こらなかったんですよ。部長のせいじゃありません。悪いのはあいつらです。」
若い女性社員「あの~カズさん。出所したてでご存知ないとは思いますが、このお方を部長とお呼びするのはお控えください。」
カズ「え?それはどういう……ってなんでミーコさんがうちの会社にいるんですか!?オレ聞いてませんよ😓」
ミーコ「お久しぶりです♪2ヶ月ぶりの再会ですね。カズさんの当社での活躍ぶりは社長からたくさん伺っていますよ♪」
カズ「社長?ミーコさん。先ほどから仰っている言葉の趣旨が分かりかねるのですが。」
ミーコ「あ、私ったらいけない。申し遅れました。
わたくし昨年度より社長秘書をやらせていただいております。桜井ミーコと申します。」
といいながら名刺を手渡された。
カズ「あ、オレも名刺を。って昔の名刺しか持ち合わせてなくて面目ないです。」
ミーコ「いえいえ。」名刺交換を終えるとかつての部長が口を開いた。
社長(かつての部長)「10年の間ですっかり変わっただろ?今となっては創業当初のメンツは私とキミくらいだ。まぁ初期メンのよしみで社長になっちゃうなんて思いもしなかったんだけどな。驚いただろ。」
カズ「ええ全くです。鈴木部長。社長就任誠におめでとうございます。今後ともよろしくお願いします。」
鈴木社長「ありがとう。キミから祝ってもらえて心底嬉しいよ。この時をどれだけ待ち望んだか……いかんまた涙が」オレはハンカチを差し出した。
カズ「社長。良ければお使いください。」
鈴木社長「悪いね。最近妙に涙もろくてな。私ももうトシだな。」そんな様子を見たオレは思わずもらい泣きしてしまった。
カズ「すみません😢⤵️⤵️オレもなぜか涙が。」
鈴木社長「キミもあの頃と全く変わってないな。
私はキミのその誠実さと人情を見て採用したんだよ。
カズくん。突然の頼みで申し訳ないが、聞いてくれるかね?」
カズ「はい、何なりとお申し付けください。」
鈴木社長「カズくんを次期社長に推薦する意味も込めて、まずは副社長としてまた私の直属部下として共に働く気はあるかね?」
オレは突然すぎる無茶ぶりに言葉を失っていた。
鈴木社長「どうだね?やっぱり嫌かね?」
カズ「いえ。そうではなく、私に副社長として役目が果たせるかどうか。正直なところ自信がありません。
それに片腕もないですし、かえって皆さんに迷惑をおかけするのではないかと思いまして。」
社長「なんだ。そんなことか。
君が腕を切り落とされたことはミーコくんから十分に聞いている。それにキミの腕をなくしてしまった大元の原因を作ったのは私だ。先ほども言ったが、責任は取る。キミには私とミーコくんという味方がついているじゃないか。心配することはない。従業員一丸となってキミを支えよう。」社長の言葉を聞いた回りの従業員みんながオレを励ましてくれた。
その応援に応えるべくオレは社長の頼みを聞き入れた。
カズ「分かりました社長。副社長の職を引き受けます。新米者ですが、よろしくお願いします。」
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