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第三章 飛鳥戦国時代編
籠の中の鳥、丹波亀山
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一方、飛鳥時代に赴いた安部清明と安東要たち一行であるが、今の九州の福岡県辺りの筑紫から、明智光秀が統治した「敦賀と亀岡」を目指すことになった。
距離が遠いので夜間に巨大戦艦<地龍>で移動したが、三輪高市麻呂はさすがに驚いて、オタクたちは高市麻呂から漂ってくる戦士の風格に何となく気おされていた。
<地龍>は迷彩装甲を展開して山奥に隠し、オタクたちを残して、京都の西の丹波亀岡に到着した。
敦賀は琵琶湖の北にあり日本海に面している。
まずは比較的近場にある亀岡に行こうということになったのだ。
「『かごめかごめ 籠の中の鳥』を『籠に囲まれた小さな鳥居』、『竹垣に囲まれた神社』と解釈すると、そういう神社や鳥居を探せばいいはずだけど」
安東要はそう言いながら異世界スマホで亀岡の観光情報を探ったが、亀岡で有名な神社といえば、今の亀岡市の『愛宕神社』が一番に浮かぶ。<地龍>も愛宕神社付近に着陸していた。
京都の愛宕神社の方が有名だが、亀岡の愛宕神社は別名「元愛宕」とか「愛宕の本宮」とも呼ばれていてこちらの方が古い神社である可能性がある。
本殿の祭神は火産霊神〔軻遇突智神〕、伊邪那美神、大国主神である。
あとは式内社(名神大社)、丹波国一宮の『出雲大神宮』などもあり、今の亀岡市千歳町にある。愛宕神社の北側に位置していて比較的近い。別称として「元出雲」や「千年宮」ともいわれていて、由緒正しい古い神社のようだ。
御祭神は大国主命と后神である三穂津姫命、少那毘古名命で、日本全国を巡って農業などの国土発展に尽力した神々である。
南西に降ると、亀岡の中心に天正5年(1577)頃、明智光秀が築城した『丹波亀山城』などもある。丹波攻略の拠点であった。
「波奈的にはちょっとピンと来ないなあ」
月読波奈はいつものブスっぽい厚底メガネ、黒のゴスロリミニスカとブーツ、純白のニーハイソックスで決めている。
ブスっぽい感じにすることで何か落ち着くのだろうか。
「確かに、こう決め手に欠けるというか」
神沢優は深緑色の自衛隊風のミニスカ制服にブーツ、黒のニーハイソックスという渋いのかエロいのか不明なファッションである。
ふたりは<勾玉の民>のリーダーが生まれる際の試練の謎について、実はその真相は知らない。
カゴメ歌の解釈については知ってはいる。
だからヒントを出してる訳でもなく、異能者独特の勘のようなものなのだろう。
「うーん、波奈ちゃんと神沢さんがそういうなら、もう少し他の神社を探してみます」
安東要は案外、素直である。
そこが彼のいい所でもあるのだが、未だに黒の制服にミニスカ、ニーハイソックスのミニスカポリス姿なのだが、それについてはあまり触れないでおこう。
まあ、何となくかっこいい特殊な軍服に見えなくもない。
「……式内『大井神社』、所在地 京都府亀岡市大井町並河1-3-25 旧地名 丹波国桑田郡、御祭神 月讀命。これ、当りかもしれない」
安東要がいう。
「月読命は秘密結社<天鴉>の起源と言われてるモグラ男だし、ひかり姫、つまり、天照命と対をなす日本神話でも有名な神様ですね。それに大井神社という名前自体にも、井戸=かごめ紋との関連性がなくもない」
かごめ紋=竹篭の文様だけではなく、井戸の形そのものがかごめ紋に見えなくもない。
神沢優はピンクのサイバーグラスをひとさし指でちょっと持ち上げながら、異世界スマホで検索をはじめた。
「市杵嶋姫命は、日本神話に登場する有名な女神で『宗像三女神』の一柱、海と水の神と言われているわ。古事記の別名は狭依毘売命、日本書紀の別名は瀛津嶋姫命。天照と素戔嗚が、天眞名井で誓約を行った時に、天照が素戔嗚の剣を噛んで吹き出した霧から生まれた三女神の三女。「斎き」は神霊を斎き祭るという意味。あとのふたりは多岐津姫命、多紀理姫命。天真名井は天界の素晴らしい井戸という意味だし、鳥取にそういう名水があったりと、井戸ともかごめ紋とも関連がありそうだし」
神沢優は古代史マニアなので、そういう薀蓄知識は豊富だった。
まあ、異世界スマホの検索で出てくるのかもしれないが。
「残りの御祭神は木股命(=木俣神)ですね。木股命は日本神話の中で、大穴牟遅神が因幡の八上比売に生ませた神である。八上比売は大穴牟遅神の最初の妻であったが、須勢理毘売を正妻に迎えたため、これを恐れ、子を木の俣に刺し挟んで実家に帰ってしまった。そのため、その子を名づけて木俣神という。またの名を御井神という」
安東要も負けずに検索してみた。
「御井神は井戸の神様っぽいし、木俣神は『木の股に挟むことで子供の健康を願う』儀式の神格化と言われてるし、子供が丈夫に育つということで信仰されてるみたいね」
神沢優が解説する。
「歴史、由緒。由緒掲示板、和銅三年(710年)の創建、光秀の兵火で焼失した社殿を、天正十二年(1584年) 秀吉が片桐且元を奉行として再建せしめたものという。祭神は、御井神、月読命、市杵島姫命で、伝説によると御井神(木俣神)が市杵島姫命と洛西松尾大社から神使の亀に乗って大堰川を遡上されたが……え! 亀だって!」
安東要はちょっと吃驚している。
間をおいて続ける。
「……保津の急流が乗り切れなかったので、鯉に乗りかえて、ここ大井に上陸して鎮座されたということである。為に当社の氏子は鯉を尊び、食用は勿論、捕えることも禁じ、五月の節句に鯉のぼりもあげない風習が続いている。十月十六日の例祭には、古く貞観八年(886年)に始まったという勇壮な競馬が 当社の馬場で武者姿の氏子によって奉納される」
「この神社で、当りね。波奈の神社かも?」
月読波奈がそういう。
「明智光秀の兵火で焼失した社殿を秀吉が片桐且元を奉行として再建せしめた。月読命、秘密結社<天鴉>のルーツであるモグラ男=月読そのものが御祭神だし、井戸というカゴメ紋、亀にまつわる伝説もある。確かに全ての符号が一致している」
安東要も納得しかけた。
「市杵嶋姫命は天照の子で、皇孫邇邇芸命が降臨した際に養育係としてつき添って、邇邇芸命を立派に育てたことから、子守の神、子供の守護神として崇敬されているわ。井戸、子供と非常に関連が深いわね」
神沢優も御祭神の意味を読み解いていく。
「そうなると、鯉も何か関係してるのかな?」
安東要が疑問を投げかける。
「それは何か意味があるかもしれないわ」
神沢優は物思いに沈んだ。
謎は全て解かれた訳ではなかった。
「とりあえず、現地にいってみようか」
月読波奈が答えを出した。
一行は大井神社に向かうことになった。
距離が遠いので夜間に巨大戦艦<地龍>で移動したが、三輪高市麻呂はさすがに驚いて、オタクたちは高市麻呂から漂ってくる戦士の風格に何となく気おされていた。
<地龍>は迷彩装甲を展開して山奥に隠し、オタクたちを残して、京都の西の丹波亀岡に到着した。
敦賀は琵琶湖の北にあり日本海に面している。
まずは比較的近場にある亀岡に行こうということになったのだ。
「『かごめかごめ 籠の中の鳥』を『籠に囲まれた小さな鳥居』、『竹垣に囲まれた神社』と解釈すると、そういう神社や鳥居を探せばいいはずだけど」
安東要はそう言いながら異世界スマホで亀岡の観光情報を探ったが、亀岡で有名な神社といえば、今の亀岡市の『愛宕神社』が一番に浮かぶ。<地龍>も愛宕神社付近に着陸していた。
京都の愛宕神社の方が有名だが、亀岡の愛宕神社は別名「元愛宕」とか「愛宕の本宮」とも呼ばれていてこちらの方が古い神社である可能性がある。
本殿の祭神は火産霊神〔軻遇突智神〕、伊邪那美神、大国主神である。
あとは式内社(名神大社)、丹波国一宮の『出雲大神宮』などもあり、今の亀岡市千歳町にある。愛宕神社の北側に位置していて比較的近い。別称として「元出雲」や「千年宮」ともいわれていて、由緒正しい古い神社のようだ。
御祭神は大国主命と后神である三穂津姫命、少那毘古名命で、日本全国を巡って農業などの国土発展に尽力した神々である。
南西に降ると、亀岡の中心に天正5年(1577)頃、明智光秀が築城した『丹波亀山城』などもある。丹波攻略の拠点であった。
「波奈的にはちょっとピンと来ないなあ」
月読波奈はいつものブスっぽい厚底メガネ、黒のゴスロリミニスカとブーツ、純白のニーハイソックスで決めている。
ブスっぽい感じにすることで何か落ち着くのだろうか。
「確かに、こう決め手に欠けるというか」
神沢優は深緑色の自衛隊風のミニスカ制服にブーツ、黒のニーハイソックスという渋いのかエロいのか不明なファッションである。
ふたりは<勾玉の民>のリーダーが生まれる際の試練の謎について、実はその真相は知らない。
カゴメ歌の解釈については知ってはいる。
だからヒントを出してる訳でもなく、異能者独特の勘のようなものなのだろう。
「うーん、波奈ちゃんと神沢さんがそういうなら、もう少し他の神社を探してみます」
安東要は案外、素直である。
そこが彼のいい所でもあるのだが、未だに黒の制服にミニスカ、ニーハイソックスのミニスカポリス姿なのだが、それについてはあまり触れないでおこう。
まあ、何となくかっこいい特殊な軍服に見えなくもない。
「……式内『大井神社』、所在地 京都府亀岡市大井町並河1-3-25 旧地名 丹波国桑田郡、御祭神 月讀命。これ、当りかもしれない」
安東要がいう。
「月読命は秘密結社<天鴉>の起源と言われてるモグラ男だし、ひかり姫、つまり、天照命と対をなす日本神話でも有名な神様ですね。それに大井神社という名前自体にも、井戸=かごめ紋との関連性がなくもない」
かごめ紋=竹篭の文様だけではなく、井戸の形そのものがかごめ紋に見えなくもない。
神沢優はピンクのサイバーグラスをひとさし指でちょっと持ち上げながら、異世界スマホで検索をはじめた。
「市杵嶋姫命は、日本神話に登場する有名な女神で『宗像三女神』の一柱、海と水の神と言われているわ。古事記の別名は狭依毘売命、日本書紀の別名は瀛津嶋姫命。天照と素戔嗚が、天眞名井で誓約を行った時に、天照が素戔嗚の剣を噛んで吹き出した霧から生まれた三女神の三女。「斎き」は神霊を斎き祭るという意味。あとのふたりは多岐津姫命、多紀理姫命。天真名井は天界の素晴らしい井戸という意味だし、鳥取にそういう名水があったりと、井戸ともかごめ紋とも関連がありそうだし」
神沢優は古代史マニアなので、そういう薀蓄知識は豊富だった。
まあ、異世界スマホの検索で出てくるのかもしれないが。
「残りの御祭神は木股命(=木俣神)ですね。木股命は日本神話の中で、大穴牟遅神が因幡の八上比売に生ませた神である。八上比売は大穴牟遅神の最初の妻であったが、須勢理毘売を正妻に迎えたため、これを恐れ、子を木の俣に刺し挟んで実家に帰ってしまった。そのため、その子を名づけて木俣神という。またの名を御井神という」
安東要も負けずに検索してみた。
「御井神は井戸の神様っぽいし、木俣神は『木の股に挟むことで子供の健康を願う』儀式の神格化と言われてるし、子供が丈夫に育つということで信仰されてるみたいね」
神沢優が解説する。
「歴史、由緒。由緒掲示板、和銅三年(710年)の創建、光秀の兵火で焼失した社殿を、天正十二年(1584年) 秀吉が片桐且元を奉行として再建せしめたものという。祭神は、御井神、月読命、市杵島姫命で、伝説によると御井神(木俣神)が市杵島姫命と洛西松尾大社から神使の亀に乗って大堰川を遡上されたが……え! 亀だって!」
安東要はちょっと吃驚している。
間をおいて続ける。
「……保津の急流が乗り切れなかったので、鯉に乗りかえて、ここ大井に上陸して鎮座されたということである。為に当社の氏子は鯉を尊び、食用は勿論、捕えることも禁じ、五月の節句に鯉のぼりもあげない風習が続いている。十月十六日の例祭には、古く貞観八年(886年)に始まったという勇壮な競馬が 当社の馬場で武者姿の氏子によって奉納される」
「この神社で、当りね。波奈の神社かも?」
月読波奈がそういう。
「明智光秀の兵火で焼失した社殿を秀吉が片桐且元を奉行として再建せしめた。月読命、秘密結社<天鴉>のルーツであるモグラ男=月読そのものが御祭神だし、井戸というカゴメ紋、亀にまつわる伝説もある。確かに全ての符号が一致している」
安東要も納得しかけた。
「市杵嶋姫命は天照の子で、皇孫邇邇芸命が降臨した際に養育係としてつき添って、邇邇芸命を立派に育てたことから、子守の神、子供の守護神として崇敬されているわ。井戸、子供と非常に関連が深いわね」
神沢優も御祭神の意味を読み解いていく。
「そうなると、鯉も何か関係してるのかな?」
安東要が疑問を投げかける。
「それは何か意味があるかもしれないわ」
神沢優は物思いに沈んだ。
謎は全て解かれた訳ではなかった。
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