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2016年

なぜ、あなたは書き続けるのか? 作者 向上冴香/カクヨム作品レビュー(5)

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なぜ、あなたは書き続けるのか? 作者 向上冴香
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881272863(リンク切れ)


(作品レビュー)

 あなたはなぜ、書き続けているのだろう?

 ちょっとレビューとは違ってしまうのだが、この問いの答えを書いておこう。

 僕のブログやエッセイにも共通することなのだが、僕の小説は自分の妄想の個人的メモである。
 考えをまとめるために文章にするだけである。
 本来、公開するものではないのかもしれない。
 が、非常にこの方法が効果が高いから実行している。

 ADHDとか多動性障害的な性質があるので、文章を書くことで考えをまとめ、集中力が高まり、方向性が見えてきて、人生のエネルギーの集中ポイントが見えてくる。
 これはブログやエッセイのお話でした。

 小説についてはそれは書かれた瞬間に完結してしまう。
 評価とか、読者とか、そういうことは全く考えずに書かれている。
 だから文章を推敲したり、手直しすることもほとんどない。
 読者を考えるなら、読みやすくすべきだが、それは考えてない。

 ただ、小説の中の主人公たちがどうなるのか?
 ちゃんとその生を全うできてるか、という方が重要である。

 世間的には評価されたり、書籍化作家になったりすることを目指してることになっている。
 が、それは日和見である。 
 世間に合わせてるだけなんだよね。

 実は小説を書くこと自体が快楽である。
 小説の中の主人公たちと一体化して、小説の中で泣いたり笑ったりするのがいいのではないかと思う。
 幼い頃のひとり妄想遊びの延長線上で小説は書かれてるのだろうと思う。

 僕が考えていること、観ている現実も他人とあまりにかけ離れてるので、ある種の二重思考で上手く合わせてるだけなんだよね。
 ある意味、霊能者とかに近い。
 異星人なのに、地球人のふりをしてるだけである。

 でも、最近、本音を言い過ぎてちょっとヤバイなと思って日和見主義者に戻ったりする。
 日和見主義者なので、評価されたり、書籍化作家になったりすることも一応、目指してるけどね。


(補足)

 エッセイは読者サービスで書いてます。
 小説も読者サービスで書くべきかな。


(カクヨム情報) 

 カクヨムの話題なのに、こちらの方に書いてしまいました。

第1回カクヨムWeb小説コンテスト結果発表!/小説家になるための戦略ノート
http://ncode.syosetu.com/n4163bx/241/


横浜駅SFがカクヨムで大賞受賞して出版だと? じゃあ僕は撤退します。さようなら
http://togetter.com/li/991000(作者削除)


 気持ちは分からなくもないけど、恋愛や結婚にも通じるけど、この現実を受け止めて、粘り強く頑張っていくしかないね。

 小説コンテストは作者の主観など関係ないし他者評価が全てだから。
 恋愛や結婚、会社の面接、社内の出世など全てが他者評価だからね。

 『横浜駅SF』が意外と売れない可能性もなくはないけど、気難しいはてな民がそれなりに褒めてるということは、若い人は買ったり読んだりするでしょうね。

 この作品が大賞になるのは99%の人が予想してたと思う。
 カクヨムの今後を考えると、売れて欲しいですね。

 小説家になろうの異世界転生小説以外が売れるということが分かれば、今のテンプレ一強状態から多くの書き手が解放されるので、そういう意味で個人的にもここは押しておきたいところです。

 Web小説業界全体、Web小説の書き手のことを考えれば、いい傾向だと思います。

 小説家になろうにも『文学フリマ短編小説賞』(6/30〆切)も出来たし、受賞作は同人誌本として文学フリマなどで販売されるようです。
http://buntanpen.hinaproject.com/

 カクヨムは評判ははっきり悪いけど、いろいろあるけど、世の中、結果が全てなので諦めずに粘り強く頑張りましょう。
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