松尾芭蕉翁真伝

 伊賀忍びの江戸元締として活躍した俳人、松尾芭蕉の苦難の旅路の記録。
 第一話 松尾芭蕉の名句『古池や蛙飛びこむ水の音』の誕生秘話。
 第二話 伊賀忍の掟に逆らいつつ、俳諧師となった松尾芭蕉(宗房)の出発点の物語。
 第三話 伊賀の里に生まれた者の宿命に抗う俳諧師(はいかいし)、松尾芭蕉の知られざる貌。 「野ざらし紀行」の冒頭の「野ざらしを心に風のしむ身哉」に込められた 芭蕉の秘められた想いとは?
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