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2014年

「小説家になろう」における、弱者と強者の戦略の違い

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 2/14(金)「弱者のランチェスター戦略」の栢野克己さんの高松テルサ(香川県)のセミナーに参加した感想です。

 いろいろとノートにメモ取ってきたけど、「差別化」「一点集中」「小さな一位」を意識して、8つのランチェスターの戦略(商品、地域、客層、営業、顧客、組織、財務、時間戦略)を考えていってという原理原則系のお話と具体的事例が面白かった。詳しくは著書とかYoutube参照してね。
https://youtu.be/mQyfE3DZsBA

 栢野さんの著書『弱者の戦略 人生を逆転する「夢・戦略・感謝」の成功法則』(経済界)を買うといい、これ一冊で全部網羅してて完成度高い。

 人生戦略系だと最新刊の『35歳から「一生、負けない」生き方 ランチェスター秘密の人生法則』がいいです。サラリーマンから起業家まで売れてます。
http://www.amazon.co.jp/栢野-克己/e/B004B7MHFO


 グーグルとYoutubeの関係、大阪のほか弁屋、自動旋盤の会社、アパートオーナー向けの保険屋さんのお話が良かった。お客を儲けさせて、しかもそれで自分も儲かる仕組み作りが大切みたいだが、経費をかけずに、ネットの活用をするのが成功のコツだという。


 特に雑談が面白いのだが(笑)やっぱりライブがいいね。できれば懇親会も参加したいですね。

 「ドラッカーの顧客の創造」の事例としては、ヤクルトおばさんが何かを売りに来て、ヤクルト、ジョアのついでに、別に買うつもりもないのに(笑)、ヨーグルトとか、スープとか、パンとか、せんべいを買ってしまうというものがそうですね。

 「別に買うつもりもないのに」というのがポイントです。まさに「顧客が創造されてしまう」のです。僕も元準大手?のお菓子メーカー(この会社がランチェスター戦略を採用してた)の営業マンなので、お菓子なんてなくてもいい商材の代表ですし、接近戦、営業の力って凄いですね。

 今はやってないですけど、お祭りやフリマに出店して女子供相手にビーズストラップとか謎の怪しい商品を売るのが得意です(爆)

 栢野さんも「やりたいことではなく」「やれること、できること=得意なこと」をやっていくのが成功の秘訣と言ってたけど、エッセイの特化して、電子書籍でも出すのがいいのかもしれません。

 強みを生かせ!とかよく言われますものね。



 で、これを小説に生かすとどうなるか?というお話です。

 「小説家になろう」において、テンプレというか、その時の流行などに沿って自分の小説を書ける人を「強者の戦略」とします。

 こういう人たちは、最初の発想企画で、最初の1ページで読者を引き込んで感想も多数つき、登録、アクセスともグングン伸びるという人です。

「戦国小町苦労譚」(作者:夾竹桃)なんかがその代表例です。
http://ncode.syosetu.com/n8406bm/
 

 なんですが、これって「まおゆう魔王勇者」の設定を戦国時代に応用したものです。話は全く違うのですが「物語の構造」が同じような感じですね。

「まおゆう魔王勇者」TVアニメ公式サイト
http://maoyu.jp/

まおゆう魔王勇者 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%81%8A%E3%82%86%E3%81%86%E9%AD%94%E7%8E%8B%E5%8B%87%E8%80%85


 まだ、最初の一話しか読んでないのですが、光栄のゲーム「信長の野望」のように、今後の展開としては富国強兵=農業、内政充実→兵器開発という流れになっていくと予想されます。ゲーム的要素もありますね。

 戦国IF小説なんですが、半村良の「戦国自衛隊」のような面白さもあり、「戦国小町苦労譚」は大ヒット小説になり、出版、アニメ化されると思います。

 最初の一話にこの小説の要素と伏線がすべて見えてきます。
 これこそがテンプレ小説のヒットの秘密というか、オリジナルな本当の力だと思います。

 最初の一話ですべてが決まってきます。
 話のアイデア、構想力の力なんでしょうかね。

 こういうことができるのは、簡単なようで非常に才能を必要とします。
 完全に「強者の戦略」ですね。
 
 
 では、僕のような非才、「弱者の小説書きの戦略」はどうすればいいかというと、「最初の一話に今後の展開を予想させる構想をぶち込む」(=これがヒットしやすいテンプレ小説の秘密かな?)というのは参考になるかと思います。

 なんですが、もう、色々と書いてみて、試行錯誤するしかないですね。
 
 「戦国小町苦労譚」の作者の夾竹桃さんもここにたどり着くまで、それなりの時間をかけているというか、活動報告は2012/01/01のものからはじまっています。

 今年は2014年だから最低2年はかかっている。

 10万字以上の小説(エッセイでもいい)を10本ぐらい書いて文章を書く訓練を積みつつ、ある分野で一流になるのは、それを一万時間続ける必要があると言います。

 1日8時間なら4年、3時間なら10年ぐらいやれば、それなりの結果がでます。

 これはランチェスター弱者の戦略の8番目、時間戦略に当たります。


 それで成果が出ないならすっぱり諦めて趣味として続けてもいいし、資格や仕事、女性と付き合ったり、他の可能性も模索しつつ保険をかけて生きていけばいいと思います。

 人生、どこで自分の才能が見つかるかわかりませんし、西尾維新、栗本薫のように漫画家ダメで小説家になる人もいる訳ですし、小説だけが人生ではないです。

 僕の場合は、起業の真似事とか婚活とかしてて、33~45までの12年間、mixi、ブログ、フェイスブックを書き続けて、もうエッセイ書きの訓練は完了しています。一万時間は超えている。

 2002年(33歳)から栢野さんの本を読み始め、思えば、営業マン時代の大学卒業後の23歳~45歳まで22年間、ランチェスター戦略を学び続けてる訳です。

 毎日、何本か更新できるのですが、1日1本に制限して、小説を書く時間を作るのが課題ですね。

 でも、人生って無駄がないというか、完全に無意識の行動なのに、僕の人生、こんなに一貫性があるのでしょうか?不思議です。

 
 それで、次回は「最初の一話に今後の展開を予想させる構想をぶち込む」という法則に従って、何かいい小説の発想とか、アイデアを生み出す方法を考えてみます。
 
 ブログでやってる、経済人類学者の栗本慎一郎のお話になります。
 僕もこの人、18歳の時から読み続けています。

 18~45歳だから、27年間のキャリアがあるということです。
 大学の卒業論文も「経済人類学と文明」で、ペンネームの坂崎文明はここから取ってますね。

 文章書きながら、自分の強み発見しました。

 では、また明日。









(あとがき)


 無料動画、漫画、小説サイトがはてなブログなどでも話題になってますが、あっという間に日本のテレビ番組が韓国語や中国語やスペイン語、ロシア語に翻訳されて、ロシア、中国、韓国などの動画サイトにアップされる時代なので、無駄な議論です。

 やっと気づいたか世間はという感じ。
 タイでは前週の水曜日に週間少年ジャンプ最新版が英語で読めるんですから。
 知ってるよね?
 知らないの?
 僕のエッセイに何年も前に書いてたよ。
 読まないからだよ(爆)

 ということで、いくら議論しても解決策なしの無駄な議論です。
 むしろ、無料動画サイトにオリジナル作品の広告出したらいいとか思いますね。
 あ、韓国のサイトに動画サイトParavi(パラビ)の広告出てました。
 韓国凄い?
 そこから小額課金ビジネスを広げるしかない。
 ちゃんちゃん。
  
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