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2015年

美人は何故、結果的に馬鹿になってしまうのかの謎(僕の奥さん&メカ関連限定)と日本語論

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 何というのか、あまりにもひどい言い草かと思いますが、僕の先輩とか、僕の奥さんの知り合いの奥さんと比較すると、僕の奥さんはそそっかしいように思えてならない。

 単純に近くにいるので、そういうエピソードをよく目にするとか、日本に来てまだ一年しか経っていない、メカ関連のことには、女性らしいといえばそうだが疎いのもある。

 今日からタイに帰国するのだが、ソフトバンクのiphoneをそのままタイで使うらしいのだが、朝、気づいたら、海外パケットし放題にしてないようだったのに、タイで使うと言ってきかないのだ。時間が来て、関空リムジンバスが出てしまったので、僕もそこまで操作できなかった。これは僕がうかつだったということもあるのだが。

 まあ、後で連絡することになるのだが、関西空港の一階に海外の人が日本に来た時にレンタルするケータイカウンターがあるので、そこの人に聞いてくれるように連絡した。


海外パケットし放題
http://www.softbank.jp/mobile/service/global/overseas/web/packet-flat-late/iphone/


 奥さんの友人はおそらく『海外パケットし放題』に切り替えて使ってると思うのだが、うーん、それは日本の携帯の仕組みが分かってないのはしかたないかなと思う。

 人の話を聞かないというのが、僕の馬鹿な人の基準なのだが、つまり、能力が高くても、自分に自信がありすぎるのでミスしてしまうのだ。普段、天才的な人でも、馬鹿だなと思うことがある。

 つまり、人は常に間違う生き物で、賢い人は間違ってしまっても修正したり、自分の苦手分野は詳しい人に助言を求めたりする。


 例えば、なろうの感想欄で「あなたの日本語はおかしい」と言われて気分を害する作者の人がいるが、プロも含めて、日本語を完璧に正しく使えてる人などひとりもいないので、こういう批判は反論のしようがない。

 できるのは、自分で文章を読み直して、間違いを自分で正すしかない。
 「具体的に間違いを指摘してくれ」と言う人もいるが、そういう人に限って、指摘したところで、間違いを正すことはあまりないので、あほらしくて指摘する気もおきない。

 「あなたの日本語はおかしい」と言われて気分を害する時点で、そういう姿勢(間違いを正すことがない傲慢な姿勢)で小説を書いてるのがわかってしまうので、長年の経験から自分で調べてねと思うだけである。


 日本語という場合、現代日本語に限定されるわけではなく、かつて正しかったが、今は誤用されてそれが定着してるものもある。そうなると誤用がスタンダードになってしまっているので、正しい日本語が正しいとは限らない場合も出て来る。周りに合わせていこうとすれば、あえて誤用した方が意味が通じてしまうのだ。


実は間違った日本語だった!でもいつの間にか定着していた!日本語QA集!
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/okguide/2013/03/post-2753.html


誤用率80%?使い方を間違えやすい日本語をピックアップしてみた。
http://2next.me/archives/6635

--------引用 はじまり--------------------------------------------------
私はテレビを見て爆笑した。

これも誤用です。

『めちゃくちゃ笑った』という意味だと思われがちなのですが、実は違うんですよね。爆笑は『大勢の人が笑う事』。つまり一人や二人が大笑いすることは爆笑とは言わないわけです。

<一般に浸透してしまっている間違った言葉、言葉の使い方> 

一生懸命ってのが有名じゃないですか?
一所懸命がまちがって一生懸命になったんだけど、みんなが使うから今は正しいと認めるんだって。…
--------引用 終わり---------------------------------------------------------


 正しい日本語を使ったら、20%の人にしか意味が通じない場合、これはどうすればいいのか?という問題にもなってくる。

 本を出すような作者が誤用してしまうと「それが日本語の歴史を変えてしまう」という重大な責任になってしまいます。恐ろしことです。小説や本を書くことって大変なことなんです。


 ということで、僕の個人的見解だが、普段、天才的な人でも間違いはあるし、大体、そんな所まで考えてはないし、間違っても問題はない。

 ただ、それを正さない姿勢に問題がある。
 もう、その人の生き方の問題である。

 
 話を戻すと、僕の奥さんも得意分野では有能だし、僕の方がいろいろと指摘されて改善されていいのだが、苦手分野は詳しい人に聞いてみて、自分で何もかもやらないようにしてもらいたい。

 何か酷い目に会った方が教訓になるのだが、美人なので周りから甘やかされて、それが当然だと思ってるので、もう少し苦労して欲しいところである。

 美人=周りからチヤホヤされる、甘やかされる、自己肯定感が半端ない→時に自己過信に陥る危険性が出て来る。これは天才と呼ばれる人にも当てはまります。 

 著名な科学者や文学者が自殺することもありますが、自分の誇りや自己過信の末にそうなってしまうのもあると思います。

 間違うこともあるし、もう一回、一からやり直せばいいのに、何というか惜しいなと思うことがあります。

 あと、何か大成功した時に有頂天になってしまって失敗する事例は後を絶たず、それにはちゃんとした原因があります。

 本が売れたけど、脱税で摘発されることはよくある。
 
 という感じの愚痴エッセイでした(爆)
 (爆笑)の誤用は知らなかったよ。


>[名]≪スル≫大勢の人がどっと笑うこと。また、その笑い。「ギャグに―する」
[補説]近年、一人または数人が大声でわっと笑うことの意でも用いられる。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/175197/m0u/

 言葉は誤用で進化するのかもしれませんね。
 意味が転じてしまう。


「舟を編む」三浦しをん
http://www.kobunsha.com/special/shiwon/funewoamu/


 こういう本があって、映画にもなっているが、辞書の編集者が用例採取みたいなことを若い人に聞いてやってたりします。

国語辞典作りの「用例採集」 - デイリーポータル Z - nifty
http://portal.nifty.com/kiji/141008165338_1.htm


 誤用であっても辞書の編集者が集めて上記の[補説]のように付け加えられていくのでしょう。

 たぶん、図書館に置いてるし、映画もDVDレンタルされていて非常に面白かったのでお勧めです。
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