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本編
魔物(18禁シーンなし)
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外を見ると、そこにいたのは、大きな黒い獣であった。以前、訓練所で見たものよりも、遥かに大きく、遥かにおぞましい。エディートルトさんと、マーティンさんが、スっと立ち上がる。エディートルトさんが、先に馬車を出た。
「姉様、聖女様。安全な場所に非難してください」
「……分かった。気をつけて」
「うん。必ず戻る」
レティーシアさんに、そう投げかけるマーティンさん。マーティンさんのいつもは無表情な顔が、ほんの少しだけ微笑んだ。マーティンさん、そんな顔もできるんだ……。
「聖女様。行きましょう」
レティーシアさんが、私の手を引いた。私は、レティーシアさんに連れられ、馬車を出る。
そとは混沌だった。何台もの馬車が、道に止まってて。その周りを、魔物が囲っている。魔物は1匹だけではなかった。私が見える範囲でも、4匹はいる。魔術師達は、懸命にそれと戦っていた。
「くそっ! こいつら、1匹1匹が手強いぞ……!」
「おい、アース隊長は!?」
「アース隊長は、あっちで戦闘中だ! ここに来るのに時間がかかる!」
魔術師達が、苦戦している。しかし、私にできることは無い。冷静に戦場を把握する暇もない。私は、レティーシアさんにつづき、戦場から離れる。私とレティーシアさんは、森に入り込んだ。
「ここまで来れば、大丈夫なはず……」
息を切らす、レティーシアさん。遠くから戦う音は聞こえてくるが、戦場からは、大分離れたはずだ。足を止めた彼女は、木の脇に座り込む。私も、その傍らに座った。アースさんに鍛えられているせいか、私の体力はまだ有り余っている。
しばらくして、レティーシアさんも落ち着いてきた。遠くから聞こえる戦闘の音も、小さくなってきた。
「他の皆さんは大丈夫なのでしょうか……」
「分かりません。でも、今回の任務に参加する魔術師は、国の先鋭たちです。教会の人間たちも、自分の身は自分で守れます。信じましょう」
そうだよね。今の私には、祈ることしかできないよね。聖女って呼ばれてるくせに、戦えず、待つことしかできないのが、もどかしい。
カサカサと。どこからともなく、音がした。それは、草と草が擦れ合う音で。背筋を貫く、冷たい視線。私は、その視線の方を見る。
嫌な……予感がする……。
ゆっくりと、そこを見て。私の身体が氷のように動かなくなる。
そこにいたのは、例の魔物であった。さっき、馬車の周りを囲んでいたそれである。
なんで……ここに……?
ごくんと息をのむ。
「聖女様。逃げましょう」
腕を引かれ、立ち上がる。私の足は、動こうとした。あとは、我武者羅に逃げるだけだ。私は、引っ張られるままに、動く。
しかし、魔物の視線は私たちに向けられている。はっきりいって、逃げられる気がしない。
「ぐわぁぁぁぁあっ!」
魔物が雄叫びをあげた。その雄叫びは、私の鼓膜が破れそうなほど大きい。思わず、耳を塞ぐ。
魔物が手を振りかざした。そして、その腕が、私たちに降りようとする。
……危ない!
私は、レティーシアさんを力いっぱい押した。レティーシアさんの体は、遠くへと押し飛ばされる。彼女の体が木の幹にあたり、口から、「うっ」という声が漏れる。
正直、痛そうだ。申し訳ない。でも、彼女は体を起こすことが出来てるので、生きてるっぽい。良かった。これで、レティーシアさんは魔物の手に潰されないだろう。レティーシアさんだけでも、逃げて欲しい。
私は、目を閉じる。ああ、私はもうダメかもしれない。迫り来る死に、私は恐れる。
アースさん、最後にあなたの顔が見たかったな。もっと一緒にいたかったな。
ふと、そんなことを、思ってしまった。走馬灯のように駆け巡る、アースさんとの日々。出会って数日なのに、元の世界よりもこっちの世界での思い出が駆け巡るなんて。今になって、私の中のアースさんの存在の大きさに気づくなんて。死を前にしてるのに、ふっと鼻で笑ってしまう。
──カキンという音がした。それと同時に、私の目の前に光がともる。閉じている私の瞳でも感じ取れるほど眩しい光。私は、天国に来たのだろうか。
「……ミラ!」
聞こえた声。それは、アースさんの声だった。なんで……なんで……聞こえたの? これは、幻聴?
私は、ゆっくりと目を開ける。やっぱり、目の前にはアースさんの顔があった。彼は、焦ったような、寂しそうな顔をしていた。
「アース……さん?」
「ミラッ!」
彼が、私を抱きしめた。トクントクンと伝わる、彼の鼓動。
「ああ。よかった。君が無事で」
耳元に伝わる切なげな声。私の目の前には、魔物の死体が転がっていた。どうやら、アースさんが助けてくれたらしい。
生きてるんだ、私。死んだかと思ったのに。そう思うと、身体の力が抜ける。思わず、アースさんの身体にもたれかかってしまった。 アースさんが、優しく、私の体を絡めとる。そして、彼は優しく私の背中をさすった。
アースさんの胸の中は、安心できる。とても、心地よい。
ずっと……ずっと、このままでいたいな。彼にすっぽりと身体を包まれながら、そんなことを願う。
「聖女様、申し訳ありません」
そう頭を下げるのは、レティーシアさんだった。レティーシアさんが佇む奥には、マーティンさんもいる。
「本来であれば、私が聖女様を守る立場なのに……」
悔しそうに唇を噛むレティーシアさん。そんなわけない。彼女は悪くない。
「気にしないでください。私がレティーシアさんを守りたいって思っただけなので……お互い、無事でよかった」
「聖女様……」
レティーシアさんが、ニコリと微笑む。その顔は、愛らしい少女のようだった。
あっ……やばい。レティーシアさんのこの微笑み、マジで可愛い。普段はクールビューティなのに、こんな可愛い笑み見せられると、同性である私もキュンっとしてしまう。
「ちょっと、レティーシア。俺たちの邪魔しないでよ。マーティン、マーティン! レティーシアを回収して」
「はぁ……」
マーティンさんが呆れたようにため息をつく。
マーティンさんと、レティーシアさんは、私たちの前から去っていった。ここには、私とアースさんのみとなる。
「しばらくここで休憩して、夕方になったら出立だって。次の街に着くの、深夜になるかも」
アースさんが、私を抱きしめながら報告する。そして、彼は私の制服のスリットから手を入れ、生乳を揉み始めた。
「ごめん、休憩の間に魔力供給していい? 沢山、魔法を使ったから、魔力が枯渇してるんだ」
そう言って、彼は私の唇に食らいついた。
「姉様、聖女様。安全な場所に非難してください」
「……分かった。気をつけて」
「うん。必ず戻る」
レティーシアさんに、そう投げかけるマーティンさん。マーティンさんのいつもは無表情な顔が、ほんの少しだけ微笑んだ。マーティンさん、そんな顔もできるんだ……。
「聖女様。行きましょう」
レティーシアさんが、私の手を引いた。私は、レティーシアさんに連れられ、馬車を出る。
そとは混沌だった。何台もの馬車が、道に止まってて。その周りを、魔物が囲っている。魔物は1匹だけではなかった。私が見える範囲でも、4匹はいる。魔術師達は、懸命にそれと戦っていた。
「くそっ! こいつら、1匹1匹が手強いぞ……!」
「おい、アース隊長は!?」
「アース隊長は、あっちで戦闘中だ! ここに来るのに時間がかかる!」
魔術師達が、苦戦している。しかし、私にできることは無い。冷静に戦場を把握する暇もない。私は、レティーシアさんにつづき、戦場から離れる。私とレティーシアさんは、森に入り込んだ。
「ここまで来れば、大丈夫なはず……」
息を切らす、レティーシアさん。遠くから戦う音は聞こえてくるが、戦場からは、大分離れたはずだ。足を止めた彼女は、木の脇に座り込む。私も、その傍らに座った。アースさんに鍛えられているせいか、私の体力はまだ有り余っている。
しばらくして、レティーシアさんも落ち着いてきた。遠くから聞こえる戦闘の音も、小さくなってきた。
「他の皆さんは大丈夫なのでしょうか……」
「分かりません。でも、今回の任務に参加する魔術師は、国の先鋭たちです。教会の人間たちも、自分の身は自分で守れます。信じましょう」
そうだよね。今の私には、祈ることしかできないよね。聖女って呼ばれてるくせに、戦えず、待つことしかできないのが、もどかしい。
カサカサと。どこからともなく、音がした。それは、草と草が擦れ合う音で。背筋を貫く、冷たい視線。私は、その視線の方を見る。
嫌な……予感がする……。
ゆっくりと、そこを見て。私の身体が氷のように動かなくなる。
そこにいたのは、例の魔物であった。さっき、馬車の周りを囲んでいたそれである。
なんで……ここに……?
ごくんと息をのむ。
「聖女様。逃げましょう」
腕を引かれ、立ち上がる。私の足は、動こうとした。あとは、我武者羅に逃げるだけだ。私は、引っ張られるままに、動く。
しかし、魔物の視線は私たちに向けられている。はっきりいって、逃げられる気がしない。
「ぐわぁぁぁぁあっ!」
魔物が雄叫びをあげた。その雄叫びは、私の鼓膜が破れそうなほど大きい。思わず、耳を塞ぐ。
魔物が手を振りかざした。そして、その腕が、私たちに降りようとする。
……危ない!
私は、レティーシアさんを力いっぱい押した。レティーシアさんの体は、遠くへと押し飛ばされる。彼女の体が木の幹にあたり、口から、「うっ」という声が漏れる。
正直、痛そうだ。申し訳ない。でも、彼女は体を起こすことが出来てるので、生きてるっぽい。良かった。これで、レティーシアさんは魔物の手に潰されないだろう。レティーシアさんだけでも、逃げて欲しい。
私は、目を閉じる。ああ、私はもうダメかもしれない。迫り来る死に、私は恐れる。
アースさん、最後にあなたの顔が見たかったな。もっと一緒にいたかったな。
ふと、そんなことを、思ってしまった。走馬灯のように駆け巡る、アースさんとの日々。出会って数日なのに、元の世界よりもこっちの世界での思い出が駆け巡るなんて。今になって、私の中のアースさんの存在の大きさに気づくなんて。死を前にしてるのに、ふっと鼻で笑ってしまう。
──カキンという音がした。それと同時に、私の目の前に光がともる。閉じている私の瞳でも感じ取れるほど眩しい光。私は、天国に来たのだろうか。
「……ミラ!」
聞こえた声。それは、アースさんの声だった。なんで……なんで……聞こえたの? これは、幻聴?
私は、ゆっくりと目を開ける。やっぱり、目の前にはアースさんの顔があった。彼は、焦ったような、寂しそうな顔をしていた。
「アース……さん?」
「ミラッ!」
彼が、私を抱きしめた。トクントクンと伝わる、彼の鼓動。
「ああ。よかった。君が無事で」
耳元に伝わる切なげな声。私の目の前には、魔物の死体が転がっていた。どうやら、アースさんが助けてくれたらしい。
生きてるんだ、私。死んだかと思ったのに。そう思うと、身体の力が抜ける。思わず、アースさんの身体にもたれかかってしまった。 アースさんが、優しく、私の体を絡めとる。そして、彼は優しく私の背中をさすった。
アースさんの胸の中は、安心できる。とても、心地よい。
ずっと……ずっと、このままでいたいな。彼にすっぽりと身体を包まれながら、そんなことを願う。
「聖女様、申し訳ありません」
そう頭を下げるのは、レティーシアさんだった。レティーシアさんが佇む奥には、マーティンさんもいる。
「本来であれば、私が聖女様を守る立場なのに……」
悔しそうに唇を噛むレティーシアさん。そんなわけない。彼女は悪くない。
「気にしないでください。私がレティーシアさんを守りたいって思っただけなので……お互い、無事でよかった」
「聖女様……」
レティーシアさんが、ニコリと微笑む。その顔は、愛らしい少女のようだった。
あっ……やばい。レティーシアさんのこの微笑み、マジで可愛い。普段はクールビューティなのに、こんな可愛い笑み見せられると、同性である私もキュンっとしてしまう。
「ちょっと、レティーシア。俺たちの邪魔しないでよ。マーティン、マーティン! レティーシアを回収して」
「はぁ……」
マーティンさんが呆れたようにため息をつく。
マーティンさんと、レティーシアさんは、私たちの前から去っていった。ここには、私とアースさんのみとなる。
「しばらくここで休憩して、夕方になったら出立だって。次の街に着くの、深夜になるかも」
アースさんが、私を抱きしめながら報告する。そして、彼は私の制服のスリットから手を入れ、生乳を揉み始めた。
「ごめん、休憩の間に魔力供給していい? 沢山、魔法を使ったから、魔力が枯渇してるんだ」
そう言って、彼は私の唇に食らいついた。
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