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本編

身を清める

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 私は、身体を清めるため、お風呂に入ることとなった。


 レティーシアさんいわく、この国では、聖女であろうと、基本的にお風呂は大浴槽で一人で入るものだとのこと。映画や漫画で見るような、大人数の侍女を連れ、身体を洗ってもらうということはしないらしい。それを聞いて、私はちょっとホッとした。正直、風呂くらいは1人で入りたい。


 とはいえ、今回は私が初めてお風呂にはいるため、レティーシアさんも付き添うこととなった。


 私は、レティーシアさんに連れられ、お風呂にやってきた。脱衣所で、私たちは服を脱ぐ。


 レティーシアさん……脱いでもやっぱりすごい。同性である私もまじまじと見てしまうほどのナイスバディ。私も胸は大きいが、彼女の方がワンサイズくらい大きい。


 彼女の臍の下には私と同じように紋章があった。彼女も、私と同じように、あの快楽地獄に耐えたようだった。


 レティーシアさんも、決まった相手としか魔力供給できないんだ。


 彼女の紋章はアイリスの花が描かれた紋章であった。彼女に似合う、美しい紋章である。


 レティーシアさんの紋章の主、どのような相手なのだろうか。ちょっと気になってくる。


 私も全てを脱ぎさり、浴室へ入っていく。


 「わぁ……すごい……」


 浴室の扉を開き、真っ先に目に入ったのは、大きな噴水であった。プールのように広い浴槽の中央に、堂々とそびえ立っている。


 「教会の人は、基本的に全員、魔術師の魔法供給を行います。そのため、このような充実した風呂場があるのです」


 「でも、今、人がいないですね」


 「朝なので。夕方くらいになると、人だらけですよ」


 レティーシアさんは、浴槽には向かわず、その横にある透明なガラス張りの個室の中へと入っていった。私も、その後につづく。
 

  そこには、数個の椅子が並べられており、その上に白い拳大の丸みを帯びた道具が置いてあった。道具は、何かを包み込むような、蓋のような形をしている。椅子の隣には、シャワーと鏡が備え付けられていた。


 「教会の人の身の浄めは、避妊も兼ねます。基本、魔力供給は、腟内に射精することで成り立ちます。そのため、魔力供給を行ったあとは、孕む前に腟に溜まった精子を消滅させなければなりません」


 「どうやって消滅させるんですか?」


 「これを使います」


 そう言って、彼女が握るのは例の白い拳大の道具である。


 「まず、私が見本をお見せしますね」


 レティーシアさんが椅子に腰掛ける。そして、足を開いた。彼女の秘所があらわとなる。


 彼女の蜜口から、コポリと白い液が漏れた。レティーシアさんも、中に注がれたあとのようだ。彼女の腹部に光る紋章の主と魔力供給を行ったあとみたい。


 レティーシアさんは、かぽりと蜜口を白い道具で覆う。道具がブルブルとし始めた。その振動は、彼女の身体を震わせて。彼女の息が次第に荒くなっていく。


 「……んっ……」


 白い道具を両手でおさえながら、微かな喘ぎ声を漏らすレティーシアさん。彼女は、壁にもたれ掛かりながら、足を閉じて敏感なところへの刺激に悶える。クールビューティーだった彼女の顔は、快楽に歪んでいた。頬は火照り、目は虚ろだった。


 とはいえ、彼女は、目の前にいる私に乱れた姿を見せる訳にはいかないと思っているようで。必死に声を我慢するよう、唇を強く噛んでいた。 できるだけ、私に顔を見せないよう、わざとらしく目線をそらされている。


 一体、彼女の中で何が行われているのだろうか。自分もこれからあれを使うのだ。少なくとも、快楽をあじわうこととなるだろうというのは、予想できる。


 「ほんと……は……魔術師が魔力供給する前に……んぁっ……避妊魔法をかけるのが……ベスト……なんですけど…………んっ……その時間がなかったり……殿方が……避妊を……忘れてしまったりすることも……あるので…………もし、アース様が避妊魔法を使わず……魔力供給した時は……これを使ってくださいっ……んんっ……」


 喘ぎ声を堪えながら、彼女が私に説明をする。レティーシアさんの体が、ビクンと震えた。


 「んぁっ!」



 彼女の口から大きな甘い声が聞こえた。我慢することが出来なかったのだろう。彼女の足が、ビクンビクンと震えている。彼女が耐えるように目を潜めながら、俯いた。


 恥ずかしがりながらも、乱れた姿を見せる、普段はクールビューティーな美女。その姿は、とても美しく、可愛らしかった。女である私も、悶々とした気持ちを抱いてしまうほどに。


 彼女の手の中にある白い道具の動きが止まった。はぁ……はぁ……と息を切らしながら、その白い道具を秘部から離す彼女。


 離された白い道具と彼女の蜜口の間を、キラキラと光る愛蜜の線が繋ぐ。


 「聖女様も」


 彼女が、よろけながらも立ち上がる。そして、視線で私に椅子に座るよう、促した。


 私は恐る恐るそこに座り、白い道具を手に取る。


 「それを股間に当ててください」


 指示に従い、恐る恐る当ててみる。すると……



 ぶるるるるるるっ!


 勢いよく、それが震えた。


 「ひゃぁっ!」


 おもわず、叫び声をあげてしまう。


 ブルブルと震える白い道具の中で、何やらにゅるりとした何かが暴れる。


 「なにこれぇっ!」 


 「膣洗浄用の触手です」


 触手!? ファンタジーなエロ展開でよくあるやつじゃん!


 すこし、ひんやりとしたそれは、花弁を優しく包こんでいく。そして、私の敏感な突起の両脇をコリコリと擦り始めた。指では感じることの出来ない感覚である。いいところをいじめられる快感だけでなく、触手が駆け巡った後のスースーとした爽快感もすごい。


 「あぁあっ!」


 私は触手が花弁を締め付けるだけで軽くイってしまった。私は、前かがみになり、白い道具が与える快感に耐える。


 「んっ……あっ……あぁんっ……!」


 なんか、ナカに入ってきたんだけど!?


 触手が私の蜜口に入り込む。そして、それは魚のように私の中を暴れまわった。


 にゅるにゅるとしたそれは、私の中を擦る。まるで、ゴシゴシと私のナカを洗うかのように。


 アースさんの肉棒よりも細いため、出し入れされるだけだったら、飽き足らないだろう。しかし、触手が繊細な動きをすることにより、私は崩れ落ちそうなほどの快楽を得ることができた。


 今までに無い違和感を、膣の中で感じていく。


 「ふぁ……いやぁ……ぁあっ……!」


 肉壁をゴリゴリと擦られる感覚。それは、奥までやってきて。ひんやりとしたものが、私の奥まで届く。それは私の奥を、抉るようにして洗浄していった。私のいいところを、スースーとした爽快感を残しながら、擦っていく。


  「あぁっ……んあっ……はんっ……あぁんっ!」


 レティーシアさん、よくこれに耐えられたなっ……!? よく、声を我慢しようとしたな!?  


 私は、おもわず白い道具を蜜口から離そうとする。しかし、レティーシアさんが、白い道具をおさえる私の手を覆った。


 「なりません。聖女様。もう少し我慢してください」


 「いやぁ……んんっ……あぁんっ…!」


 私の股間を覆う器具を、離したい。でも、レティーシアさんに押さえられているから、離せない。私は、レティーシアさんにもたれ掛かる。彼女の豊満な胸が、私の胸と重なった。彼女の柔らかい胸であるが、その感触を楽しむ余裕なんて、今の私にはない。


 ブルブルと震える身体。自然と揺れる腰。


 肉壁に擦れる柔らかい違和感。花弁を程よい力でマッサージする感覚。奥まで届く爽快感。


 得体の知れない物に襲われ、私の体は乱れていく。この白い道具で隠されているが、今、私の蜜口は大洪水状態であろう。


 私の中に熱いものが宿っていった。


 ああっ……こんなの、耐えられるわけが無い……!


 「んぁあっ……!」


 私は、再度、大きな快楽に飲まれる。


 白い道具の動きが止まった。それと同時に、触手が私の恥部から離れた。。


 私は、息を切らし、白い道具を離す。蓋のような形状のそれをひっくり返してみる。しかし、そこに私のナカで暴れまわっていた触手の姿はない。
  
 
 「お疲れ様です。聖女様。終わりです」


 倒れかかった私を、レティーシアさんが支えた。


 「これで、身ごもることはありません……立てますか?」


 「はい」


 私は、ゆっくりと立ち上がる。ガクガクと足が震えているが、なんとか1人で立ち上がれる。


 す、凄かった……私、これからアースさんに中出しされる度に、あれをやるの……? いや、レティーシアさん、たしか魔術師側が避妊魔法をかけるのがベストって言ってたし。今度ヤる時は、ちゃんとアースさんに避妊魔法をお願いしよう。毎日、毎日あれをするのは身が持たない。


 心の中で決意する。


 私たちは個室から出て、湯船の方へと向かった。
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