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マットプレイ
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「ぁふんっ」
濃厚なキスを繰り返すと,惚けたように蕩けている。将紀は,あらかじめ用意していたボディーオイルを手とって,タラリと手に垂らした。
「通販で買ったボディオイルを塗ってあげるよ。口コミがよくてさ,肌にすごくいいらしんだ。マットがあった方が塗りやすいと思ってセット買いしちゃった。まずは,俯せになってくれる?」
「ボディオイル……?ちょっと興味あったんです。これでいいですか?」
優花は,無駄な贅肉のない,伸びやかな肢体をマットの上で俯せた。直接ボディーオイルを背中にもかけ,手のひらを拡げて塗り込んでいく。心をリラックスさせるようないい香りが漂い,背中を解される心地よさとともに,うっとりとしていった。
「優花ちゃんの背中は綺麗だね。テニスをしているからほどよく筋肉がついていて,締まっているし,格好いいよ。それに,何より肌がスベスベで柔らかい。どう?気持ちいい?」
「気持ちいいです。香りがすごくいいんですね?」
「そうなんだよ。そこが買いのポイントの一つだったんだ。香りがよくて,肌にいいもの。優花ちゃん,綺麗なのにますます綺麗になるね」
背中からお尻へ移動し,太股からふくらはぎ,そして足先まで丁寧に塗り込んでいった。仰向けになって,という将紀の声に,優花が身体を動かすと滑りそうになり,将紀が身体を受け止める。再びボディーオイルをたっぷり身体に垂らし,手にもつけて,ヌルヌルと塗っていく。
「そうなったら,もっと好きになってくれますか?」
マサージによる癒やしによって蕩けたように顔を緩め,自然と将紀へ甘えた声へと変わっていった。
「これ以上好きになったら,ずっとそばに置いていないと,ぼくの気持ちがもたないよ」
将紀の眼差しはどこまでも優しく,温かい。首筋から肩,鎖骨へと動くと,すでに十分に育ちつつある乳房を,大きな手で優しく揉み込んでいる。夕日の光りに照らされ,ボディーオイルを隅々まで塗られた乳房が,将紀の手によって淫らに形が歪む。
「どう?おっぱい。気持ちいい?」
「ぁあぅっ,気持ちいいです」
将紀は,愛でるように揉みながら,指先で乳首を挟み,コリコリと弄る。すると,ピクンっと優花の敏感な身体がマットの上で反応した。
「そうみたいだね。乳首なんてこんなに勃っているんだもん。乳首が,気持ちいい,気持ちいいって言ってる。優花ちゃんと同じで素直なんだね」
「ぁ,あっ,ぅんっ」
優花の身体が一際大きく揺れた。将紀は,乳房を揉みし抱きながら,優花の太股の上に乗せた身体を上下に滑らせている。太股の上で滑らせ,上に行くと,形の良い乳房は,上にぐにゃっと形を変え,下へ滑らせると,また元の形に戻っていった。そのとき,将紀の逞しい怒張も,両太股の間を悠然と前に進み,すでに大きく花を開かせている花弁へ何度もキスをしていく。そのたびに,優花の身体が焦れったそうに悶えた。
「ぅんっ,ぁぁっ,将紀さん,あっ,当たってます,ぅぅんっ,あぁぁ……」
「うん?何が?」
「ま,将紀さんのものが……はぁあっ,だ,だめぇ……」
「ふふふ。当ててるんだよ。いい感じだろう?」
気持ちいいことは気持ちいい,いや気持ち良すぎるのが問題だった。ただでさえ敏感な乳首を執拗にコリコリと弄られると,指先を小刻みに動かして,ピンピンっと乳首を揺らされる。すると,脳が溶けそうなほどの甘い電流に酔いしれてしまう。そこへ,ボディーオイルと秘唇から溢れた蜜液でぬめっている内ももを進む肉棒の先っぽだけを,物欲しそうにしている割れ目に辿り着くと,ヌチュヌチュと擦り上げては引いていくのだ。
「ぁ,ぁああっ,か,感じちゃう……ぅ,ぅんんっ,ぁああっ」
「優花ちゃんはね,乳首がとっても感じやすいんだけど,優花ちゃんの乳首はね,秘密があるんだよ~~」
「ぁあんっ,ぁぁぁ,ぁ,ど,どんな……」
「それはね。こうすると感度があがるんだ」
将紀は,優しく弄っていた優花の乳首の根元をぎゅっと潰した。乙女の乳首が痛々しく指の間に挟まる。
「ぁ~~~,だ,だめぇぇ~,ぁ゛~~~」
「優花ちゃんはドMの素質があるよ。強く責められる方が,感じるんだもんね。ほらっ,この通り」
「ヒィ,ヒィイイイーー」
プレスしていた指が,ギリギリと乳首を容赦なく捻られる。根元から千切れんばかりに乳首を捻られると,痛みとともにキュッんと子宮が疼き,足の指先まで甘い痺れが走った。
「ふふふ。こうやって苛められるのがいいんでしょう?うっとりしちゃって」
「ぁあぁぁああっ,そんなに……苛めないで,ぅぅうぅんん,ぁあっ」
きつく捻られているにも関わらず,痛みが痺れるような快感に変わり,脳の快楽中枢からドーパミンがドクドクと放出される。言葉とは裏腹に,もっと強い刺激を心の奥底から求めてしまうのだった。
「苛めないで…?違うでしょう。もっとして,でしょう?」
「ぁあっ,そんなに……ぅんんっ,あぁぁっ,そんな……ち,千切れちゃうぅ」
乳首を捻られたまま,もう伸びないというところまで,引っ張られる。優花の顔を覗く将紀の瞳に嗜虐の炎がメラメラと燃えていた。ピリピリとした痛みの中に,ゾクゾクするような淫らな被虐心が刺激される。
「いいものをあげるよ」
嗜虐に満ちた笑みをたたえ,将紀の右手には,洗濯ばさみの形をしたものが,大きく口を開けて,優花の乳首に狙いを定めていた。
(ぁっ,そんなもので……)
パッチン
「ヒィイイイイーー」
愛らしい容姿にぴったりの可憐な乳首が,アクセサリーかと思えるような素敵なニップルクリップによって,がっちり挟まれてしまった。オシャレでありながら,内実は乳首を痛々しく責める小道具。それが,経験の浅い美少女の性癖を歪ませる。
「よく似合っているよ。これ,優花ちゃんにきっと似合うと思っていたんだ。ぼくたちが付き合い始めた記念にあげようと思ってね。気に入ってくれるといいけど」
妖しい光を帯びた瞳で優花を見つめながら,締まったニップルグリップをさらに指でグリグリと締め付ける。ピンク色の乳首が,被虐の血を吸い込んでいくように赤く染まっていった。
「ぁ,ぁ~~~,ぅぅ゛~~ぅんんっ,ぁあっ」
「あらぁ,イッちゃったんだ。よかった,気に入ってくれたんだね」
顔を歪ませ,軽い痙攣をする優花の唇を奪う。二人の交際記念のアクセサリーが,今も乳首を責め続けていることを忘れさそうとするかのように,甘く濃厚なキスを続ける。優花も積極的に舌を絡ませ,貪るように唾液を呑み込んでいった。
「ぅっっん,ぷはぁっ」
長いキスから解放されたときには,まだ頭がぼんやりとして,まるで天国にいるような心地よさに陶酔していた。それなのに,苛められたいというドロドロした欲望と熱い疼きだけが強くなっていった。
「優花ちゃんの顔トロンとしているよ。ふふふ,すごく可愛い」
将紀が,手をボディーオイルの塗られた肌の上を滑らせて,股間にもっていくと,案の定蜜壺は,溢れんばかりに愛液を垂らし,ぱっくりと開いたままいつでも迎え入れる準備が整っていた。
「ぁ~~ふっ」
将紀の細く長い二本の指が蜜壺に挿入されると,あっという間に呑み込んでいった。クチュゥーーーっという卑猥な音とともに,白く粘ついた本気汁が,指の隙間から漏れ出す。
「はぁぅううんっ」
温かなお風呂とマッサージによってトロトロに火照った秘部は,気持ちよさそうに将紀の指クギュッと喰い締めた。
「すごい締め付けだね。優花ちゃんのオマンコ,とても悦んでいるみたい」
「本当に気持ちいいんです,っっ,ああっ,き,気持ちいい…」
「それはよかったよ。う~ん,ここかな?」
将紀は,抽送することなく,指で膣入り口近くの膣壁をそっと探っていた。まるで,「ここかな?」「いや,そこじゃないよ」とでも会話するかのように,優花の秘部をまさぐっていく。
「ぅんんっ」
という甘え声とともに,優花の身体がビクッと反応した。
「あっ,見つけた。優花ちゃんのGスポット。ここだね,ほらっ」
「ぁ゛あ~~~~んっ」
(き,気持ちいい……)
「ここ…いいでしょう?Gスポットって言うんだけど,すごく気持ちいいんだよ」
将紀の指は,宝物を発見したように喜々として,トントンとノックをするように振動を与えていく。陶器に触れるように,あくまでも優しく繊細な動きで圧迫を繰り返す。
「ぁ,ぅっ~~,ぁあっ,んんっ,ぁ,すっ,すごい……」
「Gスポットはね。クリちゃんと繋がっているんだよ。人間の身体って不思議だよね。気持ちいいのところが繋がってる。ぼくと優花ちゃんみたいだね」
「ァア~~,ぅぅ~~ん,ぁああっ」
(す,すごい……ぁあっ,感じる……)
優花のGスポットを愛おしそうにリズムよく小刻みに刺激する。将紀は,ぷっくりと膨らんでいる陰核の包皮を剥いた。包皮の中からすでに大きく勃起した陰核は,プルルンと弾け出て,所在なげにしていた。将紀の熱い舌が,ねっとり包み込んだ。
「ひぁぁ~~,ぁ゛~~~っ,ぅぅんんっ」
どうしようもなく火照りきった陰核を突然責められて,優花の身体がビクッビクッっと痙攣する。ざらざらした舌が,そのまま美味しそうに陰核の根元から頭頂までペロリと舐められた。ペロリペロリとまるでソフトクリームを舐めるように舐め,舌のざらざらのつぶが,敏感な優花の陰核を狂わせていく。
「ぉお゛~~っっ,ぅぅうっっ,あ゛ぁぁああぁあっ」
(もうだめ……ぁあっ,だめぇぇぇ……)
「ほらっ,繋がってる感じがするだろう?Gスポットとクリトリス,相性バッチリだね」
唾液でまぶしたクリトリスを口に咥え,ギュッっと締め付ける。そして,ゆっくりと上下に扱き始めた。ヌルヌルとした唾液の中で溺れながら,舌先が器用に陰核を刺激していく。指は,もう優花をすべてを知り尽くしたように,憎らしいくらいに心地良いリズムでGスポットを集中攻めした。
(ぁぁっ,もう……もうイキそう……)
チュゥパッ チュパッ チュッ チュッ ジュルルルッ
「イ゛ッ~~~イッ,はぅっ,ぁっ,ぁあああっ,ァ゛ア゛~~んんっ」
強烈な快感が全身を巡り,脳を直撃する。Gスポットと陰核の二か所攻めによって,快感が今までの比ではなかった。指と口を使った責めが,優花を獣のように悶えさせ,愛らしい声が,低く唸るような声に変わる。
「ん゛ぅ~~~,ぁあ゛あっ,いぃぃいいい…イッ,イクッ,イクッ,ぁああっ」
「気持ちいいよね~,ふふふ,もっと感じようか」
(もう無理…・・か,感じすぎてしまう……)
絶頂しても止めることなく,ヌルヌルとすぼめた口が,陰核を扱き続ける。気を遣って,さらに敏感になった陰核は,少しの刺激でもイキそうになるのに,ますます激しく責め立てるのだった。
「あ~~ぁぁぁ,ぁ,ぁあんっ,イッ,イッた……イッたから……」
「知ってるよ。優花ちゃんがイク姿って,とてもチャーミングだね。もっとイク姿を見せてよ」
陰核を口でキュッキュッーーーっと吸引しながら,舌でペロペロと小刻みに震わせる。引っ張り上げられながら,激しく舌で嬲られ悶絶しているところへ,Gスポットの執拗な責めが加わり,目の前にバチバチと火花が散った。
「ぉ゛~ぉおおお゛……お゛っ,お゛っ,お゛っ,お゛ぉ゛おお゛~~~~ぁああ」
(死ぬ,死ぬ……ぁああっ,死んじゃぅ……)
チュパッ チャプゥ チャァプッ レロレロ チュルルッッ
「ぉっ,ぉおお~~~ひっ,ひぃいいっ,ぁああっ,ぅぅぅん……ひっ,いぐっ,いぐっ,いぐぅううううーーー」
マットの上で,優花の身体が,バネ仕掛けのように跳ねて,蜜壺から将紀の顔に,潮が噴きかかる。ぁぁああっと美少女らしからぬ喘ぎ声を叫びながら,全身をピーーンっと突っぱねて,ガクガクと痙攣し始めた。
凄絶な絶頂に達し,惚けたように口端から涎を垂らしながら,少女の肉体は力なく晒け出していた。
マットの上で二人は,横になり,向かい合って抱き合っていた。
「綺麗だよ,優花ちゃん」
甘い言葉を囁きながら,わななく口を吸った。優花は昂った性欲を埋めようとするように積極的に応え,自分から舌をさしのべてくる。切なげに鼻を鳴らしながら,舌を絡め合った。
「ゆうべの感想をまだ聞いてなかったっけ」
桜色に上気した耳朶を甘噛みしつつ問いかけた。とたんに優花は甘い喘ぎをヒクッと止めた。
「昨日は処女なのに,何度もイッて凄かったね。しかも初めてのSEXで気を遣れる子なんてそうそういないよ。気持ち良かっただろう?」
声はあくまでも優しいが,わざと優花の羞恥心を刺激する。優花はうなじをくっきり浮き立たせて大きく顔を背けて喘いだ。
「すごかったな~。何度も何度もイッちゃうんだもん。エッチなこと知りませんって顔して,本当はずっとエッチなことに興味あたんじゃない?」
「そ,そんなこと……ないです」
「本当かな…?離れでの夜だって,おばさまのSEXを見て,オナニーしていただろう?まさか,あの清純そうな優花ちゃんが,あんなことをするなんて我が目を疑ったよ」
「ぁ,ぁぁぁ,いっ,苛めないで……」
「食い入るように見ながら,指の動きの激しいこと。まるで欲求不満のマダムのようだったよ。夜な夜なオナニーをしているのかい?」
「そんなこと……しません」
何を言われてもあらがうすべはなく,戒められた生贄のように嬲られることによる昂ぶりが隠せない。辱められ,いたぶられ,火のように熱い疼きに変わり,ハァ,ハァと熱い吐息を吐いてしまう。さっきより上気の度が激しい。
「昨日は何が気持ち良かったの?縛られたこと,それとも鞭で叩かれたこと?」
言葉そのものに体の芯を掻きまわされるかのように,優花はハッ,ハッと息を乱し身もだえる。
「ハァ…ハァ…ハァ…ど,どっちも……」
どっちも嫌だったのかと聞くと,優花は恥ずかしそうに首を横に振った。
そんな反応を涼し気に見やりながら将紀はピンと突っ立った乳首をなぶりまわすと,優花は自分から股間を毛脛に擦りつけてきた。ヌルヌルとしたボディーオイルで身体を滑らせ,秘部を密かに慰める。その卑猥な行動を,妖しい瞳で見つめていた。
「わたし……縛られたら…変になるんです…」
優花は将紀の胸に顔をすりつけながら,消え入るように言った。
「変じゃないよ。ぼくがドSだから,二人とも相性がいいんだよ。これは奇跡だよ。きっとぼくたちは,結ばれる運命だったんだね。縛られて感じる…最高じゃないか」
縛られる,叩かれると思うと,なぜか甘美な酔いに似た感覚が腰に拡がり,息遣いが乱れるのだ。ふと,以前離れで洩れ聞いた母の母らしからぬすすり歔きが耳によみがえった。お母さまもきっと…。
「縛ってもいいかな?」
将紀の言葉に,優花は,将紀の胸に顔を埋めながら,コクリと頷く。
優花の両腕を後ろ手にして,紐で手首を縛っていった。優花の目がすでにトロンと蕩けている。
優花が長く反った睫毛をうっとりとしばたたきつつ,縛られて昂ぶっているのを見はからって,将紀は,手を伸ばすと,小さな容器を手に取り,中から白色の媚薬をたっぷりすくいとった。そして,何度も絶頂に達し,かなり敏感になっている陰核に,根元から念入りに塗り込んでいった。
「ぁあんんっ」
包皮の隙間も含めて,隅から隅まで塗り込み,陰核が媚薬漬けになるまで,それは繰り返された。
「今日はもっと気持ち良くさせてあげるよ」
優花は,将紀にしたがって,四つん這いになると,陰核がカァーーっと熱を帯び,激しい疼きに襲われた。
(あぁぁ,あ,あそこが…変だわ…)
二カ所責めによって優花の肉壺は,すでに蕩けきっていて,愛液をタラタラと垂れ流していた。右手で肉棒を支え,ゆっくり秘裂に当てると,一気に貫いた。濡れきった蜜壺は,すんなり呑み込むと,悦びの涙を流した。
「ぉ゛お゛お゛お゛~~ぉぉっ」
優花の身体が大きく仰け反り,歓喜の声がほとばしった。待ちに待ったものを咥え込むや,強烈な収縮で将紀の肉棒を締め付ける。
「優花ちゃんのがすごく締め付けてくるよ。あぁ~,気持ちいい,最高だよ」
優花の腰をつかんだまま,ズンズンと巧みな腰使いで,突いていった。
「ぁんんっ,ぁっ,ア゛ァ゛~~~,はぁぁっ,ぁあああっ,ぅぅ~~んっ」
「どう?気持ちいい?」
「ぉ~~~ぉぉおっ,き,気持ちいい……はぅっ」
将紀の逞しい肉棒が,膣奥を抉り,もの凄い勢いで膣襞と膣襞の間を擦りたてる。媚薬に犯された優花の秘部は,激しく責められるほど,大きな快楽を生み,脳を痺れさせてった。
細く閉じた眼が吊り上がり,頼はゆるみ切って燃えている。吹き拡げられた小鼻に汗を浮かせ,花びらのような可憐な唇は濡れぬれと光ってなかば開き,白い前歯と舌先をのぞかせている。
ひとすじふたすじまつわりつくほつれ毛も濡れて,眩いほど美しい大人の女性がそこにいた。
それが,一気に一匹の牝犬へと変わっていく。
パーーーーン パーーーーーン パーーーーーーーーン
「ひぃいいいいいいーーーぁ゛~~~,ぅぅんんっ,ひぃぎぃいいいーー」
将紀の手のひらが,優花の引き締まったお尻を何度も何度も叩いていく。お尻への痛みが,媚薬によって狂いそうなほどの疼きに,この世のものとは思えないほどの快感をもたらした。
身体を仰け反らせたまま,キリキリと総身を絞りたてた。ヒクヒクと媚肉が痙攣している。
「あらら,お尻を叩かれてイッちゃったよ,この牝犬ちゃんは…。もっとお仕置きだな」
パチーーーーン パチーーーーン パチーーーーーーン
ヒリヒリとしたお尻が,将紀のスパンキングによって,さらに真っ赤に染まっていった。痛々しいほどにお尻が腫れがある。それというのに,麻薬のような快感にのめり込み,お尻への痛みが,極上の快感へと進化していった。
「ひぃ,ひぃ,ひぃいいいいーーーあわわわ,ぁあああっ,ゆ,許して……ぁあぅぅぅうう」
「許すわけないじゃん,勝手にイッちゃってぼくに悪いと思わないの?」
絡みついてくる肉襞を巻き込みながら,一気に最奥まで貫いていった,子宮へドシンという衝撃が走る。
「ぁああっ,ご,ごめんんさい……ひぃいいいーー」
歔くような喘ぎを洩らしながら,激しく頭を振った。瞼の上はさらに色が濃くなり,耀くばかりに昂ぶりをみなぎらせた美貌が,快楽の極致にといえる至福の境地に翔ばんとしている。
「ぁあ~~っっ,気が変になっちゃう……ぅぅぅううっ,はぁぁぁーー」
うわごとのように口走って,グッと反った。反ったまま体をガクンと衝き上げてくる。手のとどきそうになったものを肉体が必死にまさぐり求めているようだ。
「あぁぁ,もっと…もっとください…ぁああっっ」
いちずに極まりを求めて狂おしく応えてくる。責めたてられるたびに,喉をしぼりたて泣き声を噴きこぼす。
「将紀さん,好き……」泣き声のあい間にこんなことを口走ったかと思うと,
「ああ,優花,どうなるの,ね,どうなっちゃうの……」
と愛らしい不安をうわずらせる。
「ぁ~~あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛,じぬっ,じぬっ,……ぁあああっ……」
仰け反った優花の美貌は,苦悶とも快楽ともつかないものに,ますます美しさが増していた。たわんだ細眉が眉間に縦ジワを刻んで,凄艶なまでの色香を放っていた。艶めかしく濡れた唇がワナワナ震えて,白い歯をのぞかせながら絶頂の到来を告げた。額といわず頬といわず,大量の汗をまとい,ゾクッとするような妖しさを身に纏っていた。
「いぐっぅうううううううっっ」
キリキリと媚肉を収縮させ,優花の裸身が悦びに引き攣る。強烈な締め付けを味わいながら,将紀はさらに果肉を抉り続けた。
「ヒィ,ヒィイイイイーーー」
弓なりにのけぞったまま,優花は白目を剥いた。汗ばんだうなじを浮き立たせ,凄絶な絶頂感にブルブルと臀肉を震わせると,そのまま崩れ落ちた。
弛緩して開ききった太股の間には,大量の愛液でマットの上に水たまりができていた。
精も根も尽きたようにぐったりしている優花の首にネックレスが着けられた。控えめでオシャレながら,あきらかに値の張りそうなネックレスに戸惑ってしまう。
「これは……?」
「恋人になった記念にネックレスのお揃いはどうかなって思ってね。どうかな?」
同じネックレスが,将紀の首にも着けられていた。モデルのような甘いマスクに,そのネックレスは,よく似合っていて,きっと値札さえ見なければ,欲しくなりそうな品物ではあった。それが,今自分の胸元に飾られている。
「似合いますか…?」
「よく似合っているよ。洋服を合わせれば,優花ちゃんならさらに映えること間違いなしさ」
蕩けるような甘い笑顔に,優花は,ぎゅっと将紀を抱き締めた。
「ありがとうございます。大事にします」
優花は,恋人らしい出来事に,嬉しさが込み上げてきた。指はしきりに,ネックレスを弄る。
「ところで,勉強はうまくはかどってる?不安があるなら,今度教えてあげようか。これでも,医学部だし,勉強は得意なんだよ」
「本当ですか?それはうれしいです。ぜひ…ぜひお願いします」
優花は,身体を起こし,満面の笑みを浮かべて言った。実は,優花は,常に学年トップの成績で,将紀と同じように勉強も得意だった。だが,それよりも,忙しい将紀と一緒に過ごせる時間がもてるというのが,うれしくてならなかったのだ。
「じゃぁ,今度教えにくるよ。それにデートも行きたいな」
優花は,将紀の言葉を聞きながら,顔がにやけるのを止めようがなかった。
濃厚なキスを繰り返すと,惚けたように蕩けている。将紀は,あらかじめ用意していたボディーオイルを手とって,タラリと手に垂らした。
「通販で買ったボディオイルを塗ってあげるよ。口コミがよくてさ,肌にすごくいいらしんだ。マットがあった方が塗りやすいと思ってセット買いしちゃった。まずは,俯せになってくれる?」
「ボディオイル……?ちょっと興味あったんです。これでいいですか?」
優花は,無駄な贅肉のない,伸びやかな肢体をマットの上で俯せた。直接ボディーオイルを背中にもかけ,手のひらを拡げて塗り込んでいく。心をリラックスさせるようないい香りが漂い,背中を解される心地よさとともに,うっとりとしていった。
「優花ちゃんの背中は綺麗だね。テニスをしているからほどよく筋肉がついていて,締まっているし,格好いいよ。それに,何より肌がスベスベで柔らかい。どう?気持ちいい?」
「気持ちいいです。香りがすごくいいんですね?」
「そうなんだよ。そこが買いのポイントの一つだったんだ。香りがよくて,肌にいいもの。優花ちゃん,綺麗なのにますます綺麗になるね」
背中からお尻へ移動し,太股からふくらはぎ,そして足先まで丁寧に塗り込んでいった。仰向けになって,という将紀の声に,優花が身体を動かすと滑りそうになり,将紀が身体を受け止める。再びボディーオイルをたっぷり身体に垂らし,手にもつけて,ヌルヌルと塗っていく。
「そうなったら,もっと好きになってくれますか?」
マサージによる癒やしによって蕩けたように顔を緩め,自然と将紀へ甘えた声へと変わっていった。
「これ以上好きになったら,ずっとそばに置いていないと,ぼくの気持ちがもたないよ」
将紀の眼差しはどこまでも優しく,温かい。首筋から肩,鎖骨へと動くと,すでに十分に育ちつつある乳房を,大きな手で優しく揉み込んでいる。夕日の光りに照らされ,ボディーオイルを隅々まで塗られた乳房が,将紀の手によって淫らに形が歪む。
「どう?おっぱい。気持ちいい?」
「ぁあぅっ,気持ちいいです」
将紀は,愛でるように揉みながら,指先で乳首を挟み,コリコリと弄る。すると,ピクンっと優花の敏感な身体がマットの上で反応した。
「そうみたいだね。乳首なんてこんなに勃っているんだもん。乳首が,気持ちいい,気持ちいいって言ってる。優花ちゃんと同じで素直なんだね」
「ぁ,あっ,ぅんっ」
優花の身体が一際大きく揺れた。将紀は,乳房を揉みし抱きながら,優花の太股の上に乗せた身体を上下に滑らせている。太股の上で滑らせ,上に行くと,形の良い乳房は,上にぐにゃっと形を変え,下へ滑らせると,また元の形に戻っていった。そのとき,将紀の逞しい怒張も,両太股の間を悠然と前に進み,すでに大きく花を開かせている花弁へ何度もキスをしていく。そのたびに,優花の身体が焦れったそうに悶えた。
「ぅんっ,ぁぁっ,将紀さん,あっ,当たってます,ぅぅんっ,あぁぁ……」
「うん?何が?」
「ま,将紀さんのものが……はぁあっ,だ,だめぇ……」
「ふふふ。当ててるんだよ。いい感じだろう?」
気持ちいいことは気持ちいい,いや気持ち良すぎるのが問題だった。ただでさえ敏感な乳首を執拗にコリコリと弄られると,指先を小刻みに動かして,ピンピンっと乳首を揺らされる。すると,脳が溶けそうなほどの甘い電流に酔いしれてしまう。そこへ,ボディーオイルと秘唇から溢れた蜜液でぬめっている内ももを進む肉棒の先っぽだけを,物欲しそうにしている割れ目に辿り着くと,ヌチュヌチュと擦り上げては引いていくのだ。
「ぁ,ぁああっ,か,感じちゃう……ぅ,ぅんんっ,ぁああっ」
「優花ちゃんはね,乳首がとっても感じやすいんだけど,優花ちゃんの乳首はね,秘密があるんだよ~~」
「ぁあんっ,ぁぁぁ,ぁ,ど,どんな……」
「それはね。こうすると感度があがるんだ」
将紀は,優しく弄っていた優花の乳首の根元をぎゅっと潰した。乙女の乳首が痛々しく指の間に挟まる。
「ぁ~~~,だ,だめぇぇ~,ぁ゛~~~」
「優花ちゃんはドMの素質があるよ。強く責められる方が,感じるんだもんね。ほらっ,この通り」
「ヒィ,ヒィイイイーー」
プレスしていた指が,ギリギリと乳首を容赦なく捻られる。根元から千切れんばかりに乳首を捻られると,痛みとともにキュッんと子宮が疼き,足の指先まで甘い痺れが走った。
「ふふふ。こうやって苛められるのがいいんでしょう?うっとりしちゃって」
「ぁあぁぁああっ,そんなに……苛めないで,ぅぅうぅんん,ぁあっ」
きつく捻られているにも関わらず,痛みが痺れるような快感に変わり,脳の快楽中枢からドーパミンがドクドクと放出される。言葉とは裏腹に,もっと強い刺激を心の奥底から求めてしまうのだった。
「苛めないで…?違うでしょう。もっとして,でしょう?」
「ぁあっ,そんなに……ぅんんっ,あぁぁっ,そんな……ち,千切れちゃうぅ」
乳首を捻られたまま,もう伸びないというところまで,引っ張られる。優花の顔を覗く将紀の瞳に嗜虐の炎がメラメラと燃えていた。ピリピリとした痛みの中に,ゾクゾクするような淫らな被虐心が刺激される。
「いいものをあげるよ」
嗜虐に満ちた笑みをたたえ,将紀の右手には,洗濯ばさみの形をしたものが,大きく口を開けて,優花の乳首に狙いを定めていた。
(ぁっ,そんなもので……)
パッチン
「ヒィイイイイーー」
愛らしい容姿にぴったりの可憐な乳首が,アクセサリーかと思えるような素敵なニップルクリップによって,がっちり挟まれてしまった。オシャレでありながら,内実は乳首を痛々しく責める小道具。それが,経験の浅い美少女の性癖を歪ませる。
「よく似合っているよ。これ,優花ちゃんにきっと似合うと思っていたんだ。ぼくたちが付き合い始めた記念にあげようと思ってね。気に入ってくれるといいけど」
妖しい光を帯びた瞳で優花を見つめながら,締まったニップルグリップをさらに指でグリグリと締め付ける。ピンク色の乳首が,被虐の血を吸い込んでいくように赤く染まっていった。
「ぁ,ぁ~~~,ぅぅ゛~~ぅんんっ,ぁあっ」
「あらぁ,イッちゃったんだ。よかった,気に入ってくれたんだね」
顔を歪ませ,軽い痙攣をする優花の唇を奪う。二人の交際記念のアクセサリーが,今も乳首を責め続けていることを忘れさそうとするかのように,甘く濃厚なキスを続ける。優花も積極的に舌を絡ませ,貪るように唾液を呑み込んでいった。
「ぅっっん,ぷはぁっ」
長いキスから解放されたときには,まだ頭がぼんやりとして,まるで天国にいるような心地よさに陶酔していた。それなのに,苛められたいというドロドロした欲望と熱い疼きだけが強くなっていった。
「優花ちゃんの顔トロンとしているよ。ふふふ,すごく可愛い」
将紀が,手をボディーオイルの塗られた肌の上を滑らせて,股間にもっていくと,案の定蜜壺は,溢れんばかりに愛液を垂らし,ぱっくりと開いたままいつでも迎え入れる準備が整っていた。
「ぁ~~ふっ」
将紀の細く長い二本の指が蜜壺に挿入されると,あっという間に呑み込んでいった。クチュゥーーーっという卑猥な音とともに,白く粘ついた本気汁が,指の隙間から漏れ出す。
「はぁぅううんっ」
温かなお風呂とマッサージによってトロトロに火照った秘部は,気持ちよさそうに将紀の指クギュッと喰い締めた。
「すごい締め付けだね。優花ちゃんのオマンコ,とても悦んでいるみたい」
「本当に気持ちいいんです,っっ,ああっ,き,気持ちいい…」
「それはよかったよ。う~ん,ここかな?」
将紀は,抽送することなく,指で膣入り口近くの膣壁をそっと探っていた。まるで,「ここかな?」「いや,そこじゃないよ」とでも会話するかのように,優花の秘部をまさぐっていく。
「ぅんんっ」
という甘え声とともに,優花の身体がビクッと反応した。
「あっ,見つけた。優花ちゃんのGスポット。ここだね,ほらっ」
「ぁ゛あ~~~~んっ」
(き,気持ちいい……)
「ここ…いいでしょう?Gスポットって言うんだけど,すごく気持ちいいんだよ」
将紀の指は,宝物を発見したように喜々として,トントンとノックをするように振動を与えていく。陶器に触れるように,あくまでも優しく繊細な動きで圧迫を繰り返す。
「ぁ,ぅっ~~,ぁあっ,んんっ,ぁ,すっ,すごい……」
「Gスポットはね。クリちゃんと繋がっているんだよ。人間の身体って不思議だよね。気持ちいいのところが繋がってる。ぼくと優花ちゃんみたいだね」
「ァア~~,ぅぅ~~ん,ぁああっ」
(す,すごい……ぁあっ,感じる……)
優花のGスポットを愛おしそうにリズムよく小刻みに刺激する。将紀は,ぷっくりと膨らんでいる陰核の包皮を剥いた。包皮の中からすでに大きく勃起した陰核は,プルルンと弾け出て,所在なげにしていた。将紀の熱い舌が,ねっとり包み込んだ。
「ひぁぁ~~,ぁ゛~~~っ,ぅぅんんっ」
どうしようもなく火照りきった陰核を突然責められて,優花の身体がビクッビクッっと痙攣する。ざらざらした舌が,そのまま美味しそうに陰核の根元から頭頂までペロリと舐められた。ペロリペロリとまるでソフトクリームを舐めるように舐め,舌のざらざらのつぶが,敏感な優花の陰核を狂わせていく。
「ぉお゛~~っっ,ぅぅうっっ,あ゛ぁぁああぁあっ」
(もうだめ……ぁあっ,だめぇぇぇ……)
「ほらっ,繋がってる感じがするだろう?Gスポットとクリトリス,相性バッチリだね」
唾液でまぶしたクリトリスを口に咥え,ギュッっと締め付ける。そして,ゆっくりと上下に扱き始めた。ヌルヌルとした唾液の中で溺れながら,舌先が器用に陰核を刺激していく。指は,もう優花をすべてを知り尽くしたように,憎らしいくらいに心地良いリズムでGスポットを集中攻めした。
(ぁぁっ,もう……もうイキそう……)
チュゥパッ チュパッ チュッ チュッ ジュルルルッ
「イ゛ッ~~~イッ,はぅっ,ぁっ,ぁあああっ,ァ゛ア゛~~んんっ」
強烈な快感が全身を巡り,脳を直撃する。Gスポットと陰核の二か所攻めによって,快感が今までの比ではなかった。指と口を使った責めが,優花を獣のように悶えさせ,愛らしい声が,低く唸るような声に変わる。
「ん゛ぅ~~~,ぁあ゛あっ,いぃぃいいい…イッ,イクッ,イクッ,ぁああっ」
「気持ちいいよね~,ふふふ,もっと感じようか」
(もう無理…・・か,感じすぎてしまう……)
絶頂しても止めることなく,ヌルヌルとすぼめた口が,陰核を扱き続ける。気を遣って,さらに敏感になった陰核は,少しの刺激でもイキそうになるのに,ますます激しく責め立てるのだった。
「あ~~ぁぁぁ,ぁ,ぁあんっ,イッ,イッた……イッたから……」
「知ってるよ。優花ちゃんがイク姿って,とてもチャーミングだね。もっとイク姿を見せてよ」
陰核を口でキュッキュッーーーっと吸引しながら,舌でペロペロと小刻みに震わせる。引っ張り上げられながら,激しく舌で嬲られ悶絶しているところへ,Gスポットの執拗な責めが加わり,目の前にバチバチと火花が散った。
「ぉ゛~ぉおおお゛……お゛っ,お゛っ,お゛っ,お゛ぉ゛おお゛~~~~ぁああ」
(死ぬ,死ぬ……ぁああっ,死んじゃぅ……)
チュパッ チャプゥ チャァプッ レロレロ チュルルッッ
「ぉっ,ぉおお~~~ひっ,ひぃいいっ,ぁああっ,ぅぅぅん……ひっ,いぐっ,いぐっ,いぐぅううううーーー」
マットの上で,優花の身体が,バネ仕掛けのように跳ねて,蜜壺から将紀の顔に,潮が噴きかかる。ぁぁああっと美少女らしからぬ喘ぎ声を叫びながら,全身をピーーンっと突っぱねて,ガクガクと痙攣し始めた。
凄絶な絶頂に達し,惚けたように口端から涎を垂らしながら,少女の肉体は力なく晒け出していた。
マットの上で二人は,横になり,向かい合って抱き合っていた。
「綺麗だよ,優花ちゃん」
甘い言葉を囁きながら,わななく口を吸った。優花は昂った性欲を埋めようとするように積極的に応え,自分から舌をさしのべてくる。切なげに鼻を鳴らしながら,舌を絡め合った。
「ゆうべの感想をまだ聞いてなかったっけ」
桜色に上気した耳朶を甘噛みしつつ問いかけた。とたんに優花は甘い喘ぎをヒクッと止めた。
「昨日は処女なのに,何度もイッて凄かったね。しかも初めてのSEXで気を遣れる子なんてそうそういないよ。気持ち良かっただろう?」
声はあくまでも優しいが,わざと優花の羞恥心を刺激する。優花はうなじをくっきり浮き立たせて大きく顔を背けて喘いだ。
「すごかったな~。何度も何度もイッちゃうんだもん。エッチなこと知りませんって顔して,本当はずっとエッチなことに興味あたんじゃない?」
「そ,そんなこと……ないです」
「本当かな…?離れでの夜だって,おばさまのSEXを見て,オナニーしていただろう?まさか,あの清純そうな優花ちゃんが,あんなことをするなんて我が目を疑ったよ」
「ぁ,ぁぁぁ,いっ,苛めないで……」
「食い入るように見ながら,指の動きの激しいこと。まるで欲求不満のマダムのようだったよ。夜な夜なオナニーをしているのかい?」
「そんなこと……しません」
何を言われてもあらがうすべはなく,戒められた生贄のように嬲られることによる昂ぶりが隠せない。辱められ,いたぶられ,火のように熱い疼きに変わり,ハァ,ハァと熱い吐息を吐いてしまう。さっきより上気の度が激しい。
「昨日は何が気持ち良かったの?縛られたこと,それとも鞭で叩かれたこと?」
言葉そのものに体の芯を掻きまわされるかのように,優花はハッ,ハッと息を乱し身もだえる。
「ハァ…ハァ…ハァ…ど,どっちも……」
どっちも嫌だったのかと聞くと,優花は恥ずかしそうに首を横に振った。
そんな反応を涼し気に見やりながら将紀はピンと突っ立った乳首をなぶりまわすと,優花は自分から股間を毛脛に擦りつけてきた。ヌルヌルとしたボディーオイルで身体を滑らせ,秘部を密かに慰める。その卑猥な行動を,妖しい瞳で見つめていた。
「わたし……縛られたら…変になるんです…」
優花は将紀の胸に顔をすりつけながら,消え入るように言った。
「変じゃないよ。ぼくがドSだから,二人とも相性がいいんだよ。これは奇跡だよ。きっとぼくたちは,結ばれる運命だったんだね。縛られて感じる…最高じゃないか」
縛られる,叩かれると思うと,なぜか甘美な酔いに似た感覚が腰に拡がり,息遣いが乱れるのだ。ふと,以前離れで洩れ聞いた母の母らしからぬすすり歔きが耳によみがえった。お母さまもきっと…。
「縛ってもいいかな?」
将紀の言葉に,優花は,将紀の胸に顔を埋めながら,コクリと頷く。
優花の両腕を後ろ手にして,紐で手首を縛っていった。優花の目がすでにトロンと蕩けている。
優花が長く反った睫毛をうっとりとしばたたきつつ,縛られて昂ぶっているのを見はからって,将紀は,手を伸ばすと,小さな容器を手に取り,中から白色の媚薬をたっぷりすくいとった。そして,何度も絶頂に達し,かなり敏感になっている陰核に,根元から念入りに塗り込んでいった。
「ぁあんんっ」
包皮の隙間も含めて,隅から隅まで塗り込み,陰核が媚薬漬けになるまで,それは繰り返された。
「今日はもっと気持ち良くさせてあげるよ」
優花は,将紀にしたがって,四つん這いになると,陰核がカァーーっと熱を帯び,激しい疼きに襲われた。
(あぁぁ,あ,あそこが…変だわ…)
二カ所責めによって優花の肉壺は,すでに蕩けきっていて,愛液をタラタラと垂れ流していた。右手で肉棒を支え,ゆっくり秘裂に当てると,一気に貫いた。濡れきった蜜壺は,すんなり呑み込むと,悦びの涙を流した。
「ぉ゛お゛お゛お゛~~ぉぉっ」
優花の身体が大きく仰け反り,歓喜の声がほとばしった。待ちに待ったものを咥え込むや,強烈な収縮で将紀の肉棒を締め付ける。
「優花ちゃんのがすごく締め付けてくるよ。あぁ~,気持ちいい,最高だよ」
優花の腰をつかんだまま,ズンズンと巧みな腰使いで,突いていった。
「ぁんんっ,ぁっ,ア゛ァ゛~~~,はぁぁっ,ぁあああっ,ぅぅ~~んっ」
「どう?気持ちいい?」
「ぉ~~~ぉぉおっ,き,気持ちいい……はぅっ」
将紀の逞しい肉棒が,膣奥を抉り,もの凄い勢いで膣襞と膣襞の間を擦りたてる。媚薬に犯された優花の秘部は,激しく責められるほど,大きな快楽を生み,脳を痺れさせてった。
細く閉じた眼が吊り上がり,頼はゆるみ切って燃えている。吹き拡げられた小鼻に汗を浮かせ,花びらのような可憐な唇は濡れぬれと光ってなかば開き,白い前歯と舌先をのぞかせている。
ひとすじふたすじまつわりつくほつれ毛も濡れて,眩いほど美しい大人の女性がそこにいた。
それが,一気に一匹の牝犬へと変わっていく。
パーーーーン パーーーーーン パーーーーーーーーン
「ひぃいいいいいいーーーぁ゛~~~,ぅぅんんっ,ひぃぎぃいいいーー」
将紀の手のひらが,優花の引き締まったお尻を何度も何度も叩いていく。お尻への痛みが,媚薬によって狂いそうなほどの疼きに,この世のものとは思えないほどの快感をもたらした。
身体を仰け反らせたまま,キリキリと総身を絞りたてた。ヒクヒクと媚肉が痙攣している。
「あらら,お尻を叩かれてイッちゃったよ,この牝犬ちゃんは…。もっとお仕置きだな」
パチーーーーン パチーーーーン パチーーーーーーン
ヒリヒリとしたお尻が,将紀のスパンキングによって,さらに真っ赤に染まっていった。痛々しいほどにお尻が腫れがある。それというのに,麻薬のような快感にのめり込み,お尻への痛みが,極上の快感へと進化していった。
「ひぃ,ひぃ,ひぃいいいいーーーあわわわ,ぁあああっ,ゆ,許して……ぁあぅぅぅうう」
「許すわけないじゃん,勝手にイッちゃってぼくに悪いと思わないの?」
絡みついてくる肉襞を巻き込みながら,一気に最奥まで貫いていった,子宮へドシンという衝撃が走る。
「ぁああっ,ご,ごめんんさい……ひぃいいいーー」
歔くような喘ぎを洩らしながら,激しく頭を振った。瞼の上はさらに色が濃くなり,耀くばかりに昂ぶりをみなぎらせた美貌が,快楽の極致にといえる至福の境地に翔ばんとしている。
「ぁあ~~っっ,気が変になっちゃう……ぅぅぅううっ,はぁぁぁーー」
うわごとのように口走って,グッと反った。反ったまま体をガクンと衝き上げてくる。手のとどきそうになったものを肉体が必死にまさぐり求めているようだ。
「あぁぁ,もっと…もっとください…ぁああっっ」
いちずに極まりを求めて狂おしく応えてくる。責めたてられるたびに,喉をしぼりたて泣き声を噴きこぼす。
「将紀さん,好き……」泣き声のあい間にこんなことを口走ったかと思うと,
「ああ,優花,どうなるの,ね,どうなっちゃうの……」
と愛らしい不安をうわずらせる。
「ぁ~~あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛あ゛,じぬっ,じぬっ,……ぁあああっ……」
仰け反った優花の美貌は,苦悶とも快楽ともつかないものに,ますます美しさが増していた。たわんだ細眉が眉間に縦ジワを刻んで,凄艶なまでの色香を放っていた。艶めかしく濡れた唇がワナワナ震えて,白い歯をのぞかせながら絶頂の到来を告げた。額といわず頬といわず,大量の汗をまとい,ゾクッとするような妖しさを身に纏っていた。
「いぐっぅうううううううっっ」
キリキリと媚肉を収縮させ,優花の裸身が悦びに引き攣る。強烈な締め付けを味わいながら,将紀はさらに果肉を抉り続けた。
「ヒィ,ヒィイイイイーーー」
弓なりにのけぞったまま,優花は白目を剥いた。汗ばんだうなじを浮き立たせ,凄絶な絶頂感にブルブルと臀肉を震わせると,そのまま崩れ落ちた。
弛緩して開ききった太股の間には,大量の愛液でマットの上に水たまりができていた。
精も根も尽きたようにぐったりしている優花の首にネックレスが着けられた。控えめでオシャレながら,あきらかに値の張りそうなネックレスに戸惑ってしまう。
「これは……?」
「恋人になった記念にネックレスのお揃いはどうかなって思ってね。どうかな?」
同じネックレスが,将紀の首にも着けられていた。モデルのような甘いマスクに,そのネックレスは,よく似合っていて,きっと値札さえ見なければ,欲しくなりそうな品物ではあった。それが,今自分の胸元に飾られている。
「似合いますか…?」
「よく似合っているよ。洋服を合わせれば,優花ちゃんならさらに映えること間違いなしさ」
蕩けるような甘い笑顔に,優花は,ぎゅっと将紀を抱き締めた。
「ありがとうございます。大事にします」
優花は,恋人らしい出来事に,嬉しさが込み上げてきた。指はしきりに,ネックレスを弄る。
「ところで,勉強はうまくはかどってる?不安があるなら,今度教えてあげようか。これでも,医学部だし,勉強は得意なんだよ」
「本当ですか?それはうれしいです。ぜひ…ぜひお願いします」
優花は,身体を起こし,満面の笑みを浮かべて言った。実は,優花は,常に学年トップの成績で,将紀と同じように勉強も得意だった。だが,それよりも,忙しい将紀と一緒に過ごせる時間がもてるというのが,うれしくてならなかったのだ。
「じゃぁ,今度教えにくるよ。それにデートも行きたいな」
優花は,将紀の言葉を聞きながら,顔がにやけるのを止めようがなかった。
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