恥辱のピアノコンクール

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奴隷への道

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倫子は,檜山に責められてすでに3時間が経っていた。

今はソファーの上で,M字に太股を開いて座っている。どれだけアクメに達したのだろうか。床にもソファーにも愛液が飛び散り,濡れていた。

恥唇は,まだ足りないとでも言うように,愛液を溢れさせ,ヒクヒクと[[rb:蠢 > うごめ]]いていた。

「あれだけイッたのにまだ欲しいのかい?欲張りだな」

檜山は,隆々と勃起を維持するペニスへ顔を向けると,サラサラの髪が柔らかく揺れた。首筋から流れる汗が,ゆっくりと胸へ,そして発達した腹筋へと落ちていった。

大きな肉棒を手で支え,亀頭で淫裂をグリグリと捏ねる。くちゅ,ぬちゅっと淫靡な音がたち,しずくのように愛の涙が,こぼれ落ちていく。

「ぁ……ぁああ……ほ,ほしい……オチンチン……・・欲しいです……」

すっかりメスの顔をした倫子は,下唇を舐めながら,期待に胸を膨らませた。

ペニスにかけた指先に力を込めると,亀頭を媚肉に食い込ませる。潤いきった蜜壺が,うれしそうに亀頭を呑み込んでいった。

ズブズブと猛々い怒張が,倫子の媚肉を抉っていく,さらに奥へと腰を沈めると,いきり立ったペニスが勢いよく奥へと進んでいった。

「ぁあああっ……ぃぃぃいいいっ………」

倫子は相手を抱き締めようとするような素振りをするが,後ろ手に縛られてできず,切なそうな顔に変わった。そして,縄を食い込ませながらも身を捩らせ,歓喜の声を上げた。

膣の上部を探るように進めると,倫子はひときわ甲高い喜悦の声を漏らし,女体を引き攣らせていた

「奥も好きなようだが,ここも好きなようだな」

小刻みに腰を揺らしてGスポットを集中的に亀頭で擦った。Gスポットへの反応は,個人差が大きいが,倫子は,殊の外この責めが気に入ったようだ。

「ぁ,ぁあんっ……あん,ぁあっ……はぁぁっ……いいっ……そこばっかり……だめだめ……」

額にじっとり脂汗を浮かべ,目をうっとりさせながら,色香のある唇から悩ましい喘ぎ声を上げ続けた。

ゆっくり腰を回し,カリで円を描くように,Gスポットをよしよしする。

「ぁぁあああっ……うぅぅんんっ………あっ…ぃぃいいっ………こんなの……知らない……」

たまらないといった様子で全身で,歓びを表した。肉棒に絡みついていた粘膜が,ぎゅっと締め付けてきた。

倫子が気付いたときには,唇を檜山に奪われていた。鼻孔に爽やかな香りが漂い,舌を絡められたときには,頭の芯まで痺れていた。

「はぅぅぅぅ………んんっ……・ぁぁぁっ……」

キスがこれほど,甘く気持ちが良いとは思いもしなかった。これまでも,それなりに経験があったが,キスだけで頭の中が溶けてしまいそうなくらい感じてしまうのだ。倫子のすべてを知り尽くしたような舌の動きに,ハチミツよりも甘い感覚に陥る。

上半身とは反対に,まるで鬼畜のようにGスポットをグイグイと突きあげていた。身体の上と下とのギャップに身体が悲鳴を上げる。

「ひぃいいっ……・ぁああああっ……ぅぅぅぅっぅううううううーーーー」

絶頂の叫びすらキスで口を塞がれてしまう。檜山が,口を離すと,両膝の裏に手を入れて持ち上げ,ガクガクと痙攣する倫子の身体に覆い被さった。Gスポットを突いていたペニスがまた奥へと入っていった。

「あぁぁぁっ……」

ガクガクと小刻みに揺れる身体がペニスを締め付ける。

「ぅぅうっ……すごい締め付けだ……」

檜山の切れ長の瞳を閉じ,口が半開きになる。それも一瞬で気を取り直し,体重をかけて,オマンコの奥を突き始めた。

先ほどの責めより,さらに荒々しく,野獣のような激しさで上から下へと叩きつけていった。亀頭が子宮にぶつかると,すかさず倫子は,檜山にキスを求め,唇が触れると,自ら舌を絡めていった。

「ぅぅんんっ…・・はふっ……ぁああっ………ぅぅぅんんっ……ひぃいっ」

激しく粘膜を擦られる,すでに限界にきていた。倫子は,たまらず口を離し,狂ったように頭を振り,獣のような呻き声を漏らした。

「激しいな。激しいのが好きなんだ?」

筋肉質の全身のバネを使って,しなやかに打ちつけていく。激しい動きに,檜山の額から汗が流れ,腰を突きだした瞬間,汗のしずくが空に舞ってキラリと光った。

「んぁぁぁっ……す,好き……好き,好き……もっと……もっと激しくして……ぁぁああっ」

その瞬間全体重を一点に絞って,ペニスをズブリと突き下ろした。ズブブブッとめりこみ,子宮口を叩いた。

「ひぃいいいいい……い,いくぅううーーーーーー」

「またイッちゃったね。ご主人様を気持ち良くできないなんて,メス犬失格だな。どう思う?雪絵くん」

いつの間にきたのか,檜山の後ろから秘書の雪絵がすぐそばにいた。驚くことに雪絵は裸で,しかも腰にはペニスバンドをつけていた。

「檜山様がせっかくメス犬として飼ってあげようとしているのに,無礼にもほどがありますね。即座に捨てることをオススメします」

「いやぁぁーーーー」

瞳を見開き驚くと,すぐに身体を縮めて隠そうとした。だが,檜山は,繋がったまま倫子を軽々と持ち上げた。檜山の腕の筋肉の筋が浮き出る。

倫子は,落とされまいと必死にしがみついた。すると,倫子の体重を両腕と檜山のペニスで支えることになり,おのずとペニスが深々と埋め込まれていった。

「はぁぁぁっ………」

身体を仰け反らせると,日本人女性らしい美しい黒髪が,パサリと空に広がった。そして,問答無用で檜山の逞しい腕が,倫子の腰を前後に振らし始めた。

両腕で倫子の腰を離すと,ぐっと思い切り引きつけた。それに合わせて,勢いを付け,太い杭を打ちつけるように倫子の蜜壺を抉った。股間と股間がお互いに激しくぶつかり合い,強烈な快感を生んでいく。それが,倫子の頭から雪絵の存在を消し去ってしまう。

「あぁぁぁぁぁ……すごい……おかしくなっちゃう……ぁあああっ……ひぃ,ひぃい………」

倫子の身体を揺らし,下腹をバチンバチンと打ちつけ,時折腰を回した。倫子は再び首を仰け反らせ,今度は涎を唇の端から垂らしながら,身体をぷるぷると震わせた。

雪絵は,後ろ手に縛られている縄を外した。すると,解放された倫子の手は,待ってましたとばかりに,檜山の首に抱きついた。

空中に浮いたまま,スイングされ,オマンコを抉られる。今まで味わったことのない浮遊感ととてつもない快美感に,気が狂いそうになった。

ズンズンズンズンと力業で叩きつけられる。その衝撃が脳を直撃し,倫子の溢れる愛液を四方に飛び散らせた。

檜山の無尽蔵の体力が,容赦なく責め続けた。

「あぁひぃいいーーーもうだめ……ぁぁあああっ……くるう……くるっちゃう……ぁぁああっ…」

食いちぎられるのではないかと思うほど,膣肉が肉棒を締め付けてくる。倫子の秘部は,感じるほどに強く男根に喰らいついてきた

「またイクのか?だらしないな。ほら,ほら,イクんだ。いっちゃえ」

「ひぃぎぃいいい……ぁぁぁぁっ…また,またいくっ……いっちゃうーーー」

顔はだらしなく緩み,白目を剥いて涎を垂らしている。ガクンと後ろに大きく仰け反ると,

「ぁぁぁぁぁあああああああーーーーーーーー」

断末魔の声を上げて,激しく痙攣し始め,そのうち力尽きたように首から手が離れた。弛緩した倫子の身体を受け止め抱きつくと,頭を撫でながらソファーに座った。

檜山から頭を撫でられると,すっと心が安まるのを感じた。

「どうだ?雪絵くん。オレのメス犬は,可愛いだろう?」

「わたしは,そうは思いません。言ってくだされば,わたしが,檜山様のメス犬になりますのに。この女は,ただピアノが上手いだけのいやらしい身体をした泥棒猫です」

怒気のこもった声で,冷ややかに言った。あきらかに不機嫌そうだ。

(この人は,檜山様のことを……)

「そう言うなよ。オレにとって大事な人なんだからさ。それに雪絵くんは,優秀な秘書だ。君がいないと仕事は回らない」

「仕事も檜山様のメス犬も両方うまくやる自信はあります。どっちがメス犬としてふさわしいか,この女に分からせてあげますわ」

そう言うと,倫子のお尻をさわさわと触り肉付きを確かめると,禁断の穴へと指が動いた。蕾に雪絵の指がそっと触れる。

「あっ……そこは……」

ぐったりしていた倫子も,さすがにお尻の違和感に声を上げた。

「感度はよさそうね。お尻の具合はどうかしら。メス犬ならお尻で奉仕もできないとね」

雪絵は,小さい容器を取り出し,中に入っていたクリームをたっぷり指でとった。そして,倫子の蕾を優しく塗り込んでいった。

どうやら雪絵は,仕事と感情を完全に切り離すことができるようだ。檜山の言うとおり,そこからも優秀さが窺える。

雪絵の指は,痛みを生まないよう,女性らしい繊細な動きで,倫子の蕾を解きほぐしていった。

「あんっ……あっ,あぁぁ……お願い……そこはやめて……」

「やめてもいいわよ。メス犬の座を渡すならね。ここからさっさと出て行きなさい」

険のある口調とは反対に,優しく優しく蕾のしわ一つ一つに塗り込んでいき,やがてお尻の中に指をスルリと潜り込ませた。たっぷりと時間をかけてほぐされたお尻は,雪絵の指を何の抵抗もなく受け入れた。

(この人に檜山様を渡すわけにはいかないわ)

「んんっ……わたしは…はぁぁっ……檜山様を……愛してるの……ここから出て行くわけには……はぁああっ……いかないわ」

雪絵が,お尻を抜き差しするごとに,倫子の口から甘い声が漏れる。あまりの気持ちの良さに時折「あぁんっ」と喉を後ろに反らした。

「余計気に入らないわね。良いこと教えてあげる。今塗っているのは,強力な媚薬なのよ。これであなたを狂わせてあげる。そして,わたしの奴隷にしてあげるわ。2度とそんな生意気な口がきけないようにね。」

雪絵は,スナップをきかせて,思い切り倫子の双臀を叩いた。

パシーーーーーーンンッ

「ひぃいっ……」

同性の手によるお尻叩きに倫子の口から悲鳴が上がった。恐怖心に思わずオマンコに埋められたままの檜山の怒張を締め付ける。

と叩かれたところが,ジンジンとした痛みと熱さを放っている。

「お尻を真っ赤になるまで叩いてあげる。きっとスパンキングの虜になるわ。そのうち,自分から叩いてくださいってお願いするようになるのよ。ふふふ。楽しみ」

雪絵の瞳が妖しく揺れる。

パシーーーーーーン  パシーーーーーーーーーーン   パシーーーーーーーーーーーーーン

「ひぃ,ひぃいいいーーー痛い,痛い……ぁああっ……やめて……痛いの……」

「いい声だわ。その声で檜山様を誘惑したのね。痛い,痛いって言うわりには,腰を振っているのはどういうことかしら」

パシーーーーーーーンン   パシーーーーーーーーンッッ   パシーーーーーーーーーーーーンッ

「あぁぁぁああっ………お,お願い……やめて………・はぁぁぁっ………」

(はぁっ……熱い……お尻が熱くて……たまらない……)

雪絵が指摘する通り,倫子のアヌスはすでに媚薬によって,掻きむしりたいほど火照っていた。そこへ,雪絵のスパンキングが,絶妙の刺激を与え,狂いそうな火照りを癒やしてくれるのだ。「痛い」は痛いでも,倫子にとって「心地よい痛み」になっていた。

「嘘つき。叩かれながらうっとりした顔して。ほらっ,檜山様が呆れた顔をしているわよ」

パシーーーーーーーーーーン  パシーーーーーーーーーーーン  パシーーーーーーーーーーーーーーンンッ

「いやぁぁ……見ないで……見ないでください……ぁぁああっ………だめ………ぁぁあああああっ」

「ぅぅううっ……すごく気持ちいいよ……」

倫子は,[[rb:今際 > いまわ]]の声とともに檜山の怒張を締め付けた。熱く包み込むような締め付けに,檜山は思わず射精しそうになったのを,必死にこらえた。

「檜山様。お尻を叩かれただけでイッてしまいましたわ。ドMだとは思っていましたが,ただの変態でしたね。メス犬というより,メス豚の方がお似合いでしょう。」

抑揚のないいかにも優秀な秘書らしい口調で,雪絵は毒舌を吐き続けた。熱く,真っ赤に染まったお尻を撫でるとピタピタと[[rb:叩 > はた]]いている。

倫子の中は,しっとりとしていて熱く潤み,包み込むような締め付けで,じっとしていても気持ちが良い。

檜山はより一層倫子との結合を深くするよう腰を抱きこみ,再びリズミカルに突き上げ始めた。

「ぁあんっ……あああっっ……」

抽送によって次々に生まれる肉の快美にぐったりとした身体を起こし,右に左にと頭を揺すった。下から眺める檜山にとって,それが天女のように美しく感じた。

「きゃぁぁーー」

突然倫子は悲鳴をあげた。無機質なシリコンのペニスバンドの先が,ジンジンと疼いた倫子の臀丘の谷間をなぞったのだった。

倫子は矛先をそらそうとして双臀をよじろうとするのだが,檜山の肉棒が前から[[rb:楔 > くさび]]のように女の最奥を貫いているため,倫子の腰は痺れたようになって思うように動かない。

「あなたは,檜山様のメス犬ではなく,わたしの奴隷にしてあげるわ。感謝しなさい」

美貌の秘書が妖艶な笑みを浮かべ,蕾の中へいわじわとペニスバンドを挿入していった

「ああっ……いやぁぁーーー」

重蔵と喜一に散々お尻を犯されていたので痛みは全くない。それに今は媚薬で,逆に少しでも刺激が欲しい。ただ,女に犯されるという得体の知れぬ感覚が,稲妻のように倫子の背筋を貫いた。

「倫子。檜山様の前だからって品をつけなくていいのよ。淫らなおまえの本当の姿を見せてあげなさい」

倫子はたちまち油汗にまみれ,火のような熱さに裸身をガクガクと震わせた。それに合わせて,檜山は腰を回し,ペニスの根元で陰核を,そして秘部全体を刺激してくる。

「ひぃ、ひい………ぁぁぁぁっっ……」

倫子の肛門は気持ちよさそうに押し拡げられて,ペニスバンドを呑み込もうとしていた。雪絵が押しつけるたびに,肛門の粘膜を内へめりこませるようにして沈んでいく。

「ぁああっ……だめ……ひぃいいいいいーーー」

雪絵をしっかりと受け入れた途端,倫子は眼の前にバチバチと火花が散るのを見た。粘膜を隔てて前と後ろとで檜山のペニスと雪絵のシリコン棒が擦れ合い,さらなる火花を舞い散らした。

「あぁぁぁぁぁっ………」

檜山と雪絵は視線を合わせた。

阿吽の呼吸で,2人はすぐには動き出さず,じっくりと倫子の肉の感触を,反応を堪能する。倫子一人が狂ったように二人の間で黒髪を振り,汗みどろの裸身をのた打たせていた。

頭の中は灼け爛れ,身体中は痺れきって,前と後ろから押し入られている腰は,自分のものではないみたい熱くなっていた。

「ずいぶん倫子は歓んでいるみたいじゃないか。2人一緒は,あいつらにもう経験済みか」

「あんな虫ケラどもに汚されているにも関わらず,メス犬として飼うなんて,檜山様も人が良過ぎます」

「あのピアノにオレは心奪われてしまったんだ。あの音はオレには出せない。倫子は,きっと世界中が憧れるピアニストになるよ」

「ピアニストとして成功させるだけなら,何も檜山様自ら飼わなくても。何ならわたしが,奴隷として飼いますわ」

「あははは。もちろん君の手助けは必要だよ。ぼくは,君を信頼してる。でも,メス犬として常にそばに置いておきたいのは,彼女なんだ」

雪絵は,無表情のまま黙ってしまった。

檜山と雪絵とがリズムを合わせて動き始めると,倫子は半狂乱にすすり鳴きを始めた。

「ぁ,ああ,ああんっ……はぁああっ……あぅぅんん……ぁぁあんっ……はぁぁぁっ……」

2人は焦らずにじっくりと倫子を責めた。美味しい料理を味わうには,手間暇とグツグツと煮込む時間が必要だ。

ただ突き上げるだけでなく,倫子の豊満な乳房を揉んでは乳首を弄り,キスを味わい,首筋や肩に唇を這わせ,身体中に手を這わせた。

SEXというより2人がかりで,マッサージするように優しく,そしてありとあらゆるところを口や手や指で愛撫していった。

倫子は,全身の官能が燃え上がり,どうしようもなくなってていくのを感じていた。種火がじわじわと燃え移り,大きく広がっていっては,手の施しようがなかった。

「ああ……ああ,たまんない……ぁぁああっ……頭がおかしくなる……ぁああんっ……」

身体中に火という火が走り,肉という肉がドロドロに蕩けされていく。

「気が変になる……ああ,いいっ……やばい,やばい………ひぃいいっ……」

倫子は「ひぃひぃ」喉を絞り,我れを忘れ,自分から腰を振り出した。檜山と雪絵に挟まれ,二本の棒を前と後ろにしっかり咥えこん,鳴き呻き,のたうった。

「ぁぁぁっ……あ,ああ……もう……ああぁぁぁ……」

倫子は顔を仰け反らせたまま,口の端から涎をタラタラと垂らし始めた。糸を引いて,スゥーーーっと落ちる。

「ひっ,ひいぃいい……い,いく……いきます……ぅぅぅううっ」

ガクンガクンと倫子の腰が跳ね上がったかと思うと,倫子はキリキリと歯を縛り縛り,白眼を剥いて激しく仰け反った。

火傷しそうなほど熱い真っ赤な炎柱が身体の芯を一気に貫き,汗まみれの裸身がぎゅっと収縮した。

それでも,檜山と雪絵はなおも責めつづけた。倫子の身体の限界まで徹底的に責め貫く気である。特に雪絵は容赦がなかった。

「ま,待って……ああ,休ませて……」

倫子は右に左にと黒髪を打ち振った。儚げな様子が,嗜虐を刺激し,檜山のペニスをさらに膨らませた。

「気が,気がおかしくなっちゃう……」

「これぐらいではおかしくならないよ。今日はオマンコとお尻の穴を同時にやられる味をこの身体に徹底的に教えこんであげる」

「し,死んでしまいます………」

そう言いながらも,倫子は再びめくるめく官能の渦にあっという間に流されていった。

2人による甘い愛撫が続く。

檜山とのキスで思考が完全に奪われる。乳首をカリカリと甘噛みし,舌で舐め続ける。

雪絵は,倫子の感じているところを知り尽くしているように,耳を,首筋を,そして,背中から腰まで舌を這わした。

重蔵や喜一との荒淫では,感じられなかったすさまじいまでの愉悦だった。倫子は,あっという間に昇天させられた。

「ああぁぁ……いくっ……倫子,また……また,いくっ……いく,いく………」

「もうイクのかい?ほらほら」

「ぁぁああああっ……ひぃいいっ……いく……いく,いく……・ぁああっ,いくぅううううーーーーー」

全身をピーーーーンと突っ張らせ,倫子はそのまま白眼を剥いて,意識が灼熱に吸いこまれていった。口の端からは白い泡さえ噴いていた。




パチーーーン   パチーーーーーーン    パチーーーーーーーーーン

「ひ,ひぃーーーーーーーぁぁぁっ」

それを強烈なお尻への痛みで,強制的に覚醒された。

スパンキングは,打ち方によって,痛みも音も全く変わる。うまい人になると,いい音を響かせるのに,それほど痛みを感じさせない。ほどよい火照りを感じさせるだけだ。だが,プレイによっては,打ち方を変えて,相手に痛みを感じさせることもある。

今,雪絵は,容赦なく倫子に痛みを与えていた。後ろ手の縛りはすでに外れ,檜山の手をぎゅっと握りしめる。

パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ

「ひぃいいいいいいいーーーーひぃ,ひぃ,ひぃいいいい」

容赦なく痛みを与える。

暴力といえば,男を想像するが,酷い行いをするのは,男も女も変わらないのかもしれない。

「ぁぁああっ……ゆ,許して……ひぃいいっ……お願い……許してください……」

「メス犬なのに,勝手に寝るんじゃないわよ。躾のなってないメス犬ね」

赤くなった手のひらを気にすることなく,双臀を交互に叩いていく。倫子は,助けを求めるように,檜山に抱きついた。

パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ

「ひぃいいいいっ……あぁぁぁっっ……だめだめ………ぅんんんんんんっっ……」

(あぁぁ……どうして……感じちゃう……)

雪絵は,倫子の声が甘い喘ぎ声になるのを見逃さなかった。真っ赤に腫れたお尻をさらに「叩いていく。

パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ

「ぁぁあああっ……だめ,だめ……ひぃいいいいっ……」

「ふふふ。感じてるんでしょう。お尻を叩かれていっちゃうんだ。とんだド変態ね。ほら,これが欲しいんでしょう」

パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ パチンッ

(も,もう……だめ……)

「ぅぅぅぅぅぅうううううう………あぁぁぁぁっ……」

手形が無数につき,腫れ上がったお尻がピクンピクンと跳ね上がった。蜜壺からは,潮をぴゅっぴゅっと噴いてしまう。

そこへ,檜山は容赦なく倫子をズンズンと突き上げ,雪絵は腰を掴んで自在に操り,ペニスバンドを埋めていく。

「ぁぁぁああっ……だめ,だめ………死ぬ死ぬ……死んじゃう……ひぃいいいいっ……」

倫子は,息も絶え絶えには今にも燃えつきそうになりながらも,この世のもとのとは思えないほどの快感に腰を狂おしくうねらせた。

次第に,檜山の動きに合わせ,自ら挑みかかるようにして倫子は,官能美あふれる双臀を振るのだった。

「ぁぁぁあ……檜山様……んんっ……檜山様………愛してます……ぁああ,もう……ぁぁああ……ぅぅんんつ……」

倫子は,檜山にキスを求め,自分から舌を絡めていった。恋人のように,甘い甘いキスを繰り返す。まるで後ろにいる雪絵を無視するかのようだった。

それを見て,雪絵はグイグイ責め立てて,倫子を絶頂に向けて追い込んでいく。

「あぁぁんっ……檜山様……あああっ……もう……い,いきます……ぁあああっ」

そう叫ぶうちにも倫子は昇りつめる寸前だった。電撃にも似た快感の炎が身体の芯を一気に貫いた。

「ぁ,あああっ……あぁっ……ぅぅんんっ……はぁぁぁっ……ああ……い、いいっ………ぁあぁぁあああああっ」

倫子の裸身が激しく仰け反って痙攣し,檜山の怒張を咥えこん蜜壺がキリキリと恐ろしいまでに収縮を見せた。

「い,いく……いきます……ひっ,ひいっ………いくぅうううううううーーーー」

倫子は顔を仰け反らせせたまま眉をギュウとしかめ,歯をキリキリ噛み縛って叫んだ。激しく痙攣したかと思うと,あとはガクッと裸身から力が抜け落ちて,身体をヒクヒクと波打たせた。

檜山は,きつい収縮に耐え,その感触をじっくりと味わう。少しでも気を緩めると,そのままの射精しそうになった。

だが,下からの突きを止めはしない。雪絵は,小さな容器から,クリームをたっぷりととり,ペニスバンドに塗りつけた。

「ぁ゙ぁ゙ぁ゙,ぁ゙あ゙っ……びっ゙,びぃ゙い゙い゙っ……はぁ゙ぁ………」

と余韻に沈む間も与えられず,立て続けに責められて倫子は狂うしかなかった。

たちまち絶頂へ追いあげられた。というより、一度昇りつめた絶頂感がそのまま持続する感じだった。

「ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙っ……ら゙め゙ぇ゙……ぁ゙あ゙あ゙あ゙っ……ら゙め゙ぇ゙な゙の゙……びや゙ま゙じゃ゙ま゙……ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙っ……ずぎずぎ……ぁ゙あ゙,も゙ゔ……」

「あああーーー倫子。すごく綺麗だよ」

「あ゙,あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙……ま゙だ……い゙ぐ……い゙ぐ,い゙ぐ……びや゙ま゙じゃ゙ま゙……ぁ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙あ゙」

倫子はなすすべもなく鋭い喜悦の声を張り上げて,激しく仰け反った。

「倫子。その顔が見たかったんだ。あぁ,オレも愛しているよ」

檜山はそう言いながら,なおも責め続けた。イキ地獄に朦朧としている倫子に甘い甘いキスをする。

雪絵は,お尻をパチンパチンと叩きながら,悪魔のように烈火の如く突いてきた。

もう倫子は頭の中が灼け爛れ,すべてを燃やし尽くされるような気がした。狂おしい官能の快美だけが,倫子を責め苛んでいた。

「い゙,い゙ぎぞゔれ゙ぇ゙ず…ね゙え゙,り゙ん゙こ……ま゙だ,ま゙だ,い゙ぐ……い゙っ゙ぢゃ゙ゔ……びぃ゙い゙い゙い゙い゙」

「うぅぅぅぅ……オレもだ…あぁ,いくよ」

「い゙ぐゔぅ゙ゔゔゔゔゔっっ……ひっ,ひっ,い゙ぎま゙ずーーーー」

倫子は唾液を垂らす口をキリキリ噛み縛り,一種凄絶ともいえる表情を晒して,恐ろしいばかりに反り返った。

檜山は,美しい顔を歪ませ,きつい収縮に喘ぎ声を出しながら、ドッと熱い精液を放った。大量の精液が,倫子の膣奥で迸った。

「ひっ,ひぃいいいいいーーーーーーーーーーー」

灼けるような白濁のしぶきを子宮口に注がれ,倫子は何度もガクン、ガクンと仰け反った。

倫子は完全に気を失っていた。口の端から泡さえ噴いて,白眼を剥いたままだ。そして,裸身がグタッと崩れ落ちて,幸せそうに鍛えられた檜山の体の上で身を寄せていた。
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