ドMしか愛せない

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愛の始まり

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世間では,コ〇ナが流行し,学校や会社に行けない。外を歩くのも憚れるなどと言っているが,将太にとっては,コ〇ナ禍万歳だ。

大学入学のときから,憧れていたサークルの華怜先輩に何度も告白し,そのたびにこっぴどく振られた。誰もが思わず振り返ってしまうほどの美女で,清楚で人柄も良く,先輩を狙っている人は多い。大学で,華怜を見かけると,ぐっと心が締め付けられ,諦めきれないのだ。

そこへ,コ〇ナ禍のため,大学へ行くことができなくなった。授業は,すべてリモートで,サークルも活動停止になってしまったのだ。ネットや電話での交流はあるが,すべての人が一時的に隔離された状態になった。

そこで,将太は,意を決して,行動に移した。華怜の人へ行き,何とか誤魔化して家に入ると,決死の覚悟でレイプした。華怜の抵抗は激しく,レイプしたあとは,鬼の形相で「必ず警察に訴える」と責め立てた。

だが,今はコ〇ナ禍だ。1人暮らしの華怜は,大学やサークルに行く必要はない。家から出なくても誰からも不審がられることはないのだ。華怜になじられても,将太は,犯し続けた。

憧れの先輩を抱くことに後悔はない。最悪警察に捕まることも覚悟している。好きな女性を手に入れたいというのは,人間の本能ではないか。許されないことだと分かってはいても,,将太にとって,すべてを投げうってでも手に入れたい人だったのだった。

2,3日する頃には,2人の異常な関係にも変化がでてきた。レイプ犯と被害者という関係は変わらない。ただ,始めは,憧れている人がすぐそばにいる,そしてレイプしているという負い目もあって,罵詈雑言を浴びても我慢した。逃げられては困るので,身体の拘束だけはしていたが,それだけだ。

ところが,思い切ってSEX中にドSに責め立てると,今までとは明らかに様子が違うのだ。顔を上気させ,目を潤ませながら,感じている華怜の姿がそこにあった。将太は,直感的に華怜は,マゾなのではないかと感じた。それからは,態度を180度変え,生来のドSを全面に出すと,急に華怜は大人しくなり,SEXに対しても抵抗しなくなったのだ。




それから,さらに一週間経つ頃には,レイプ犯と被害者,先輩と後輩という関係は微塵もなくなっていた。それもこれも,コ〇ナ禍という奇跡のような時期だったからできたことだ。これが,普段の時なら友達や大学関係者から異常を察知され,今頃警察に捕まっていたはずだ。

コ〇ナにかかって体調を崩していたという理由で,リモート授業を休んでいた華怜は,昨日から授業を再開している。机の上にあるPCには教授とゼミ生が映っており,将太は,画面に映らないよう華怜の座る椅子のすぐ後ろの床に座っていた。PCからは,教授の淡々とした話をする声のみが聞こえる。

将太は華怜を辱しめるよう、この一週間で色気の増したお尻を鷲掴みにする。

「ぁあんっ」

華怜ははびっくりして叫んだ。幸いにもこちら側の音声を切っていたため,その異変には誰も気付かなかったようだが,華怜はそんなふうに性的な刺激をされると、すぐに秘部に響くようになっていた。しかも,今は大学の講義の真っ最中である。PCを通してとはいえ,みんなの目の前なのだ。それが,かえって華怜を昂ぶらせた。

「興奮しているんだろう?華怜。いいぜ,触らせてやるよ」

視線をPCに固定している華怜の手をとって,将太はカチカチに勃起したものを触らせた。

「ぁぁ……」

熱さと隆々と勃起しているのを手に感じ,ペニスはすぐにでも入れたいと言っているようだった。ペニスに触れたが最後,授業中だというのに千沙はそこから手を離すことができなくなってしまった。頬をさっと朱に染めたものの,手指はしっかりと肉棒の形になぞっている。肉棒を愛おしそうに握ると,それに応えるように,ペニスはピクンピクンと動いた。

(ぁぁぁ……熱いわ……もうこんなに……)

「ふふっ,顔がうっとりしてるぜ。これが欲しいんだろう?」

「いや……そんなふうに、言わないで」

どんなにからかわれても、この一週間で覚えさせられた快感に抗えなくなっていた。ただのSEXだけの欲求ではない。虐められることに対して,異様に興奮してしまうのだ。今のような異常な空間ならなおさらだった。じっとり汗ばんだ内腿を無意識のうちにワンピースの内側で擦り合わせ,湧きあがってくる昂ぶりを必死に抑える。

「チンポをしごく手も慣れてきたもんだな。奉仕しながら濡れてるんだろう?くくく。ほらっ,エロい顔をみんなに見せてやれよ。今授業受けるフリしながら,実は男のチンポしごいて濡れてますって」

「ぁあん,そ,そんな……」

将太から見ても,艶めかしく表情を見せ,あきらかに発情しているのが分かる。清楚で,性的なものとは無縁な彼女が,まるで発情期のメス犬のように上気しているのだ。画面の向こう側にいるもので,華怜の変化に気付いたものがいるかもしれない,そう思うだけで将太は,自分の怒張がこれ以上ないくらいに勃起してしまうのに気付いた。

「華怜がまさか授業受けながらオマンコ濡らしているとは誰も思わないだろうな。そう思うだろう?ド淫乱なせ・ん・ぱ・い」

「はぁぁ,お願い……もう虐めないで……」

「何言ってやがる。虐められて興奮するドMのくせして。正直に言えよ。わたしは,ドMの変態ですって」

画面をじっと見つめながら,すでに華怜の焦点は定まっていない。甘い吐息を,後ろにいる将太にはきっと気付かれているだろう。ふいに机の下に潜った将太によって,華怜の両膝を掴まれ,左右にぐぃっと大きく開かされた。

「あぁぁ……いやぁ……」

太股の奥にある大人っぽい黒の下着は,うっすらと濡れている。華怜は,将太が言うように,すでに下着をぐっしょり濡らしている自覚があった。これ以上されると,自分は,大きな恥をかいてしまうのではないかという不安に襲われた。

太腿の付け根に向かって指がスゥーーと動いていく。太股を器用に滑る指に敏感に感じてしまう。華怜は期待に震えて小さな声をあげた。

「あんっ……」

華怜は,しまったという顔で,すぐに俯き,また何事もなかったようにPCに顔を向けた。

画面を見つめるが,全神経が下着のふちをなぞる指に集中する。焦らすようにふちを行ったり来たりすると,華怜の腰がピクンと反応した。そして,恥ずかしいぐらいに下着を濡らしているのが,華怜には死ぬほど恥ずかしかった。

「すげぇーーな。もうびちょびちょだぜ。少しは慎みをもてよ。ほらっ,もう下着の役目を果たしてねぇーし」

股布越しに秘部を指先が微かな振動とともに割れ目に沿って動いていく。心憎いばかりの落ち着いた愛撫に,華怜は我慢の限界にきていた。内腿が緩み美貌が泣き濡れたようになる。このまま強引に押し倒されて,抱かれればどれほど気持ちいいだろうかと考えていた。

「じゃあ、今日は華怜のオナニーでも見せてもらおうか」

そこへ,思いもかけない将太の言葉に頭が真っ白になった。

「ど、どういうこと?」

「この綺麗な指で,自分のオマンコをいじってみせてくれよ,へへっ」

「!…………」

華怜は驚いて,机の下にいる将太を覗き込んだ。自分の指でいじる。そんなことは一度も経験がない。それに何より今はオンラインといえど,講義中だ。みんなの視線が,画面に注がれている。その中で,華怜に,オナニーをしろと言うのだ。できるわけがない。

ためらっていると、容赦なくパンティを引きおろされるが,講義中のため抵抗することもできなかった。下半身が完全に露出するまで、ワンピースの裾を捲りあげられる。白い下腹部の際を彩る濃厚な恥毛が、机の下のやや薄暗い中で浮かびあがった。素肌のまま椅子に座り,スゥースゥーする下半身が心許ない。

将太は,先ほど太股で指でした動きを,長い舌で再現し始めた。舌がゆっくりと恥唇に向かって太股の上を滑らせた。陰毛まで舌が動くと繁みの奥の秘部には触れないよう,唇全体で陰毛を愛撫する。マグマのように熱く溶けきっている恥唇にわざと触れないよう,柔らかな陰毛の感触を味わうのだ。触れるか触れないかの焦れったさが,華怜の辛うじて残っている理性を崩していく。

(はぁぁぁ……触って欲しい……)

「早くしろよ。手伝ってやるからさ」

将太によって指を秘肉に持っていかれたが,動かすことなどできなかった。いくら将太とのセックスに嵌まり,膣孔や陰核が疼きを覚えるようになったとはいえ,自分の指で秘部をいじったことなどない。ましてや講義中で人の視線がある中で,自慰行為をするなんてとても正気とは思えなかった。

「ぁあん,できない……できないわ、そんなこと」

肉裂に連れていかれた手指を,中途半端にほったらかされると,恨めしさをこめて将太を見る。

「何ができないだよ、先輩。オナニーしないと,もう抱いてやらないぜ」

将太は自らの手をあてがって,華怜の指を無理やり動かそうとした。クリトリスをきゅっと摘まんだ瞬間、華怜は呻き声をもらし,俯いて顔を隠すことによって動揺を抑えた。

「はああっ,将太さん……華怜,おかしく、なっちゃうう」

「おかしくするためにやってるんだ。もう、たまらなくなったのか?」

華奢な指ごと肉芽を震わせてから,将太が手を離す。強制力が失われたあとも,華怜は堰を切ったように甘美な快感を受けてしまった突起への刺激を続けてしまう。ウズウズする感覚がせりあがり,突起が充血しはじめた。いったんそうなったが最後,粘膜にこみあげる衝動をとめることは不可能だった。

(いや……いけないのに……どうしてこんなに気持ちいいの……)

目の前には,相変わらず真面目な顔で,ゼミ生が教授の話を聞いている。その最中にオナニーをするという背徳感は凄まじいものだった。いつ見つかるかもしれないという危険性と決して許されないことをする罪悪感が,ゾクゾクとした高揚感に身を震わせしまうのだ。

肉芽から肉襞に連なる部分を,中指で少しずつ左右に震わせてみる。腰をずらして背もたれに寄りかかる。脚を肩幅ほどに開き,その付け根の、淫液が溢れ出し,甘い快楽を与える秘部に指の先を入れて刺激しだす。すると,湧きだしてきた淫液が、ピチャピチャと卑猥な音をたてた。

「ああっ、あんっ、はあんっ……」

はじめは荒い息遣いだけだったのが,次第に明確な喘ぎ声となった。止めることのできないまま,唇の間から漏れていく。

(だめよ,こんなの……こんな,はしたないこと……)

感じだしていた。自らの指で恥肉をいたぶって,感じだしていた。華怜には,自身の破廉恥さが信じられなかった。溢れ出た蜜液を指ですくい,今度は,激しく陰核を擦りつける。経験したことのない背徳感が,華怜を襲い,ますます興奮してしまう自分が恨めしかった。

「ぁぁんっ……ぁあっ……ぅぅんっ……はぁっ……」

「うわぁ,講義中にオナりだしたよ。これはまさに変態だ。なぁ,分かっただろう?みんなに見られて興奮してるんだよ。華怜は,見られて歓ぶドMの変態なのさ」

「ち,違うの……ああっ……そうじゃないの……華怜は……ぁああっ……変態じゃ……ない……」

抗う気持ちが募る一方で,秘肉に生じた淫靡な感覚をかき乱さずにはいられない。再び淫裂に指を忍ばせ,指を奥まで深々と入れると,腰を卑猥に回した。我慢できないといった感じで激しく動かすと,ピチャピチャと猫がミルクを舐めるような卑猥な音が,教授の声と重なる。

「あっ、ああっ……華怜はもう……」

恥ずかしい痴態をみんなの前でさらけだしているのは,百も承知していた。足もとに屈みこんだ将太の目が,異様な光を溜めて秘部とそこで動く指を見つめていることも。

「華怜,いやらしすぎるぜ。よかったな,リモート授業で。オナニーショーをゼミ生の前でできるんだからな」

将太が,興奮で喉が渇いたような声をあげた。品よく生えそろったヘアを擦って,肉の割れ目を出入りする指を,ギラついた目で凝視しつづける。そして,霞む瞳の前に映る教授と仲間の視線が,全員自分を見ているような気がした。

見られていることを痛いほど感じながらも,華怜はもはや指の動きをとめることはできなかった。淫液を吸って膨らんだ肉襞が,狂おしく勃起した肉芽,、いじられることを要求する。身体の奥底からうねりが衝きあげてくることにも,どうしようもなく翻弄されそうだった。

(ぁ……あ,ああ,どうなるの……このままいじっていたら,イッてしまいそうぅ……)

将太の指に達せさせられるときの感覚が,肉の狭間に蘇った。躊躇する気持ちに引き裂かれはしたが、微妙な快感を迫って動く指をとめることは不可能に近かった。

「あっ、ああっ……あぁんっ……こ,これだけでも……」

なんとか残っている理性で,PCの方角を変え,画面から外れる。それがトリガーとなって,自分を慰めることに集中し始めた。もう行き着くところまでいかないとどうにかなりそうだった。快楽を貪るように指を奥深くまで突き入れる。

「ぁぁああっ……いいっ……ぁああっ,止まらない………」

「激しいな。くくく。次は画面の前でオマンコを拡げさせて,オナニーさせてやるぜ」

卑猥に腰を突き出し,秘部を激しく弄りながら,画面に映る自分を想像する。そんなことできるはずないと思いながらも,胸の奥を熱くたぎらせ,ますます秘部を激しく弄る。

「ああんっ、こんなの……イッちゃうぅ!」

剥きだした太腿をブルブル震わせて,華怜は叫んだ。性器の感度が高まることによって,神経がその地帯に集中し,全身がこわばっていく。

「イケよ。イケったら。清楚でオレの憧れだった先輩が,だらしなくイキ果てる姿をじっくり見せてもらうぜ」

嘲笑まじりの言葉を受けて,美しい眉を切なげにひそめるが,指の勢いをとめるには至らなかった。自分の指で達するやましさに見舞われながらも,過敏になっていたクリトリスが瞬発的に弾けきる。

「あぁぁぁーーーー,華怜,いくぅ! ああんっ、イッちゃうっ!」

引きつれるように頭を突っぱり,華怜はのけぞった。椅子の上で剥きだした腰まわりが、艶かしく痙攣し,それに合わせて椅子がギシギシと音を立てた。


隣では,華怜が肩を揺らしながら,絶頂の余韻に浸っている。将太は,画面に映らないように「体調が悪いので通信を切っても構いませんか」というメッセージを送った。ほどなく「構いませんよ。お大事にされてください」という教授からの返信が届いたのを確認して,アプリを閉じた。

それから,華怜に目隠しをし,後ろ手にして,背もたれに括り付けた。目隠しをして顔が半分以上隠れているのに,匂い立つような色香にクラクラきそうだ。秘部は,物欲しげにヒクヒクとして淫らな姿を見せている。

将太は,ポケットからネットで購入した強力な媚薬を取り出し,指にたっぷりとつけると,丁寧に陰核に塗り込んでいった。

「な,何を……何をしているの?」

渇いた口から絞り出すように不安を口にする。塗られた途端,陰核は,カァーーっと熱くなり,勃起しているの上に,さらに充血する。風が触れるだけでもイキそうになるぐらい,敏感さが増している。クリトリスだけではない。下腹部の奥底から強烈な刺激を求めるようになれば当然だろう。

「華怜がエッチになる薬を塗ったのさ。ネットの噂でかなり強力な媚薬だということだが,高いだけあって,効果はあるようだな」

「ぁぅん……はぁっ……ぁあっ……お願い……どうにかして……」

身体が火照る限り火照り,欲情の炎に身を包まれている。止め処なく溢れる秘部の刺激を欲して,太股同士ですりすりと擦り,少しでも快楽を得ようと必死だった。

「何をどうして欲しいんだ?はっきり言わないと分からないだろう?」

「い、入れて、ください」

華怜は押し殺した声で,ひと思いに言ってのけた。恥ずかしい、消えてなくなりたい。そんな思いで、目もあげられない。

「入れて欲しいと言ったからって、なにを入れて欲しいかはっきり言わなくちゃ、わからないぜ」

「そ、それは……あの……」

「なんだよ。言わないならこのままにするぜ」

「言います……言いますから」

「早くしろよ」

「あのぅ、オ、オチン、チンを……入れてください」

蚊の鳴くような小さい声で、途切れとぎれに言う。

「なにカマトトぶってんだよ。ドMの変態がなにがオチンチンだ。オチンポだろうが…」

濃紺のワンピースの裾を,思わせぶりに捲りあげて,将太が命令した。

「オチン……ポを……オチンポを、入れてください!」

ひと思いにそれだけ言うと,華怜は目隠しに隠れて赤面した美貌を俯かせた。浅ましくも淫らになってしまった我が身を恨みつつも,汗ばんだ太腿を剥きだされ、胸が熱くときめく。

将太が,華怜の耳元で囁く。やや低めの華怜好みの声だ。熱い吐息が耳にかかる。目隠しをされているため,感覚が異様に鋭いのだ。ちょっとしたことでも敏感に反応してしまう。

「いやだね」

華怜にとって,将太の拒否は,まさに絶望の言葉だった。このまま放置されたら,気が狂ってしまいそうなのだ。

「ぁああっ……そんな……お願いします……何でもしますから……」

「オレは自分のメス奴隷には優しいんだ。これからオレのために奉仕するドMなメス奴隷になると誓え。そうすれば可愛がってやるよ」

「そ,それは………」

いくら性的に追い込まれているからといって,性奴隷になりますとは言えない。元々好きだったわけではなく,無理矢理レイプされたのだ。それを彼氏ならともかく,メス奴隷になれというのはあんまりだった。それなのに,身体は早く悦楽の世界に溺れたいと華怜のわずかに残った理性を揺さぶる。

「オレは,別に無理して華怜を抱かなくてもいいんだぜ。他にも女はいっぱいいるしな」

彼女すらいない将太にとってただの強がりだが,華怜にはそんなこと分からない。ただ,将太が引いていけばいくほど,華怜は求めずにはいられなくなる。

「ぁあああっ……言います,言いますから……将太さんのメス奴隷になります……」

とついに屈服を宣言してしまう。絶望的な状況なのに,なぜか心地よく,恍惚としている自分がいた。

「将太さん?将太様だろう?奴隷としての自覚がないな。」

「ご,ごめんなさい……将太様…どうかオチンポを入れてください」

わずかな理性も媚薬によって飛ばされ,本能のまま禁断のセリフを口にする。

「そこまで頼まれたら仕方ないな……」

そう言うと,手の縛りを解き,机の上に華怜の身体をのせた。普段はベッドの上で抱かれるのだが,こんな大胆な行為がさらに燃え上がらせた。目が見えない状態で,必死で将太の首に腕を巻き付け,身体を預ける。

性欲に溺れている華怜の秘部を焦らすように何度もペニスで擦りつけると

「ぁああっ……ご主人様,ご主人様……変態なメス奴隷に…お慈悲をください……」

とかつての憧れの先輩としての威厳は,陰も形もなくなっていた。あるのは,心底服従することを願う淫乱な一匹のメスだ。

将太は,その様にをニヤリと笑みを浮かべると,そそり勃った肉棒をズブリといきなり埋めこんだ。

「くううっ……ああっ、将太様……」

待ち焦がれていた感覚に突きあげられ、華怜は大声で将太の名を呼んだ。侵入した男根が、膣孔の存在を鮮明にする。この一週間でに何度となく身体を交わらせたため,本当は将太への愛着が募っていたのだ。

「おおっ,凄い締め付けだ……よっぽど抱かれたかったんだな」

憧れの女神を乱れさせたことへの満足した声をあげて,肉孔を激しく突きあげだす。

「ひぃ,ひぃい……あぁぁ,き,気持ちいい……ぁああっ」

華怜は蕩けた膣壁がいきり勃ちを締めつけるのを感じながら,ドSのご主人様として自分を支配する彼を自分のものだと思った。将太のペニスの形やボリュームを,今でははっきり覚えこんでいる。これからメス奴隷として彼に奉仕したい。もっともっと屈辱的なことをされて,未だに見ぬ快楽の世界を味わいたいと思った。

そんなふうに精神的な充足感を味わいつっ,激しく突きによって天国への階段を昇っていった。

「ああっ、ああっ……はぁあんっ……あ,あんっ!」

ひと突きごとに悩ましさの加わる声を張りあげて、鉄の梶棒のような勃起にうねる肉壁を擦りあげられる。

「ううっ、出すぞっ」

「ああっ、出してぇ! 華怜のなかに、いっぱい出してぇ!」

大声をあげて,両脚を将太の胴に絡みつき,両手を首に回して,これ以上ないというくらいに密着した。

「ぅぅんんっ……ぁああつ……いくっ,いくっ………あああっ……」

そして,将太の熱い精液を秘部全体で受け止めた。荒くなっている息遣いを収束させるように、唇を重ねる。

甘酸っぱい唾液を貪りながら,膣孔の奥深くで激しく引きつれるペニスの動きを感じていた。こんなふうに上も下も繋がっているのっていい,などと思うのだった。
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