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怪しい気配
リリィ達と合流して
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急いで着いた現地でそれぞれが協力して荷を下ろし、治療を開始した。
リリィもシロさんもかなり疲れているようだ。
シロさんいわく、ちょうど昨日トラブル発生で大変だったとか……
病以外で命を落とす危険性があったとの事。
ギリギリ間に合った?
そう思って、ほっとする。
連れて来た医師や薬師をみて、あからさまにほっとしたのが伺えた。
白の一族。
何処に拠点を置いているのか分かっていない謎とされた一族。
一族の者は、医学や薬学に精通し、いろんな国からかなりのお金を積まれて要請されていると聞く。
クロさんは、『ウィルがひっかけた』と私のせいにしてたけど、そんな事はない。
リリィと別行動で訪れた場所に怪我人がいて、治療を手伝った。
日本人なら知っている心肺蘇生だ。その場にたまたまいて、一緒に頑張っただけ。
落ち着いて、ホテルに戻り、たまたま食事をしていた時に彼らがいた。
この世界では、心肺蘇生は知られておらず、『あれはどうやったら?詳しい方法は?』などと問い詰められた。説明できる範囲で説明して、自分の双子の妹の方が詳しいと話しながら、自国で将来医学関係の学校を作って、多くの医療従事者を輩出し、色んな病気をみれる病院と、研究室を作りたい!!そして、地域に医療者を輩出して行きたいみたいな話をした。話はどんどん盛り上がり、身分がバレてしまったけど、気にも留めなかった。
リリィが色んな魔道具を開発してくれて、彼らにも見せたりした。
医療で使えるもの。彼らは目を輝かせて、是非とも譲って欲しいって言ったから、融通した。
そこからの付き合いだ。
いい知り合いができたと思ったけど、今回大いに助かった。
シロさんが、彼らのリーダー格である者に情報を提示した。すぐさま薬を処方し出す。
どうも、彼らはこの症状によく似た病を知っていたようだ。
「リリィ、シロさん、お疲れ様。ここからが勝負だけど、今は休んで。倒れてしまったら困るしね」
そう言って、2人に休憩するよう言った。
ウィル自身も疲れてるだろうに、と心配されたが、後で休むからと言った。
あと、父上達に書状をカラスに持たせたとも話した。
これで、一つ問題が解決するだろう……
リリィもシロさんもかなり疲れているようだ。
シロさんいわく、ちょうど昨日トラブル発生で大変だったとか……
病以外で命を落とす危険性があったとの事。
ギリギリ間に合った?
そう思って、ほっとする。
連れて来た医師や薬師をみて、あからさまにほっとしたのが伺えた。
白の一族。
何処に拠点を置いているのか分かっていない謎とされた一族。
一族の者は、医学や薬学に精通し、いろんな国からかなりのお金を積まれて要請されていると聞く。
クロさんは、『ウィルがひっかけた』と私のせいにしてたけど、そんな事はない。
リリィと別行動で訪れた場所に怪我人がいて、治療を手伝った。
日本人なら知っている心肺蘇生だ。その場にたまたまいて、一緒に頑張っただけ。
落ち着いて、ホテルに戻り、たまたま食事をしていた時に彼らがいた。
この世界では、心肺蘇生は知られておらず、『あれはどうやったら?詳しい方法は?』などと問い詰められた。説明できる範囲で説明して、自分の双子の妹の方が詳しいと話しながら、自国で将来医学関係の学校を作って、多くの医療従事者を輩出し、色んな病気をみれる病院と、研究室を作りたい!!そして、地域に医療者を輩出して行きたいみたいな話をした。話はどんどん盛り上がり、身分がバレてしまったけど、気にも留めなかった。
リリィが色んな魔道具を開発してくれて、彼らにも見せたりした。
医療で使えるもの。彼らは目を輝かせて、是非とも譲って欲しいって言ったから、融通した。
そこからの付き合いだ。
いい知り合いができたと思ったけど、今回大いに助かった。
シロさんが、彼らのリーダー格である者に情報を提示した。すぐさま薬を処方し出す。
どうも、彼らはこの症状によく似た病を知っていたようだ。
「リリィ、シロさん、お疲れ様。ここからが勝負だけど、今は休んで。倒れてしまったら困るしね」
そう言って、2人に休憩するよう言った。
ウィル自身も疲れてるだろうに、と心配されたが、後で休むからと言った。
あと、父上達に書状をカラスに持たせたとも話した。
これで、一つ問題が解決するだろう……
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