22 / 220
怪しい気配
相談中
しおりを挟む
クロさんのお迎えで、3人で城に戻る。
クロさんに、後で相談があるからと伝えて…
勿論、シロさんも呼ぶ予定だ。
夕食後、お風呂も済まし、私の部屋に集まった。
リリィの部屋でもよかったんだけどね。なんとなくこっちにしたんだ。
クロさんがお茶の準備をしてくれて、シロさんが遮音などの結界を張ってくれた。
内緒話にちょうどいい。
「クロさんもシロさんもありがとう。今日は2人に、相談があるんだ。」
「ウィルと2人で相談した事なんだけど、2人の協力があれば尚嬉しいと思ってね」
そう言って、切り出した。
この頃の天候と物価上昇の件、作物の事、そして流行病の件だ。
天候が不十分での農作物の影響による被害。
そして、タダの流行病ならまだ薬で抑えられるが、こういう時は新型の流行病が発生する可能性が高い。
そうなると、体力の無いものは命を取られ、体力のあるものは、無症状のまま感染し、他所の地域に運ぶ恐れが高い。よって、考えられるものを被害を最小限に抑えるべく対処が必要なんだと伝えた。
「それで、我が君は?」
「できればクロさんに情報を集めてきて欲しい。で、シロさんには考えうる対処、対応および、薬などの準備を。私たちは南のクロランス領に出向い、彼の仕事内容の現地調査での把握と指導ができればと考えている」
「ウィル、言いたいことはわかった。直ぐに取り掛かろう。だけど、私が側をは慣れた途端に無茶はしないで欲しい。」
「リリィ、貴女もですよ。我が主人は急に無茶をされる。結果を見据えての行動とは理解していますが、心配です」
「「無茶ををされるなら、我々が戻るまで閉じ込めますよ!!」」
うわ~~~~、2人がはもった。
びっくりだ。
リリィと一緒に頷くと、にっこりと微笑むシロさんとは対照に、ニヤッと笑うクロさん。
頼んだのは、早すぎた?嫌々、早いはずがない!!
そう考えて、2人に再度話し始めた……
クロさんに、後で相談があるからと伝えて…
勿論、シロさんも呼ぶ予定だ。
夕食後、お風呂も済まし、私の部屋に集まった。
リリィの部屋でもよかったんだけどね。なんとなくこっちにしたんだ。
クロさんがお茶の準備をしてくれて、シロさんが遮音などの結界を張ってくれた。
内緒話にちょうどいい。
「クロさんもシロさんもありがとう。今日は2人に、相談があるんだ。」
「ウィルと2人で相談した事なんだけど、2人の協力があれば尚嬉しいと思ってね」
そう言って、切り出した。
この頃の天候と物価上昇の件、作物の事、そして流行病の件だ。
天候が不十分での農作物の影響による被害。
そして、タダの流行病ならまだ薬で抑えられるが、こういう時は新型の流行病が発生する可能性が高い。
そうなると、体力の無いものは命を取られ、体力のあるものは、無症状のまま感染し、他所の地域に運ぶ恐れが高い。よって、考えられるものを被害を最小限に抑えるべく対処が必要なんだと伝えた。
「それで、我が君は?」
「できればクロさんに情報を集めてきて欲しい。で、シロさんには考えうる対処、対応および、薬などの準備を。私たちは南のクロランス領に出向い、彼の仕事内容の現地調査での把握と指導ができればと考えている」
「ウィル、言いたいことはわかった。直ぐに取り掛かろう。だけど、私が側をは慣れた途端に無茶はしないで欲しい。」
「リリィ、貴女もですよ。我が主人は急に無茶をされる。結果を見据えての行動とは理解していますが、心配です」
「「無茶ををされるなら、我々が戻るまで閉じ込めますよ!!」」
うわ~~~~、2人がはもった。
びっくりだ。
リリィと一緒に頷くと、にっこりと微笑むシロさんとは対照に、ニヤッと笑うクロさん。
頼んだのは、早すぎた?嫌々、早いはずがない!!
そう考えて、2人に再度話し始めた……
0
お気に入りに追加
278
あなたにおすすめの小説
春を拒む【完結】
璃々丸
BL
日本有数の財閥三男でΩの北條院環(ほうじょういん たまき)の目の前には見るからに可憐で儚げなΩの女子大生、桜雛子(さくら ひなこ)が座っていた。
「ケイト君を解放してあげてください!」
大きなおめめをうるうるさせながらそう訴えかけてきた。
ケイト君────諏訪恵都(すわ けいと)は環の婚約者であるαだった。
環とはひとまわり歳の差がある。この女はそんな環の負い目を突いてきたつもりだろうが、『こちとらお前等より人生経験それなりに積んどんねん────!』
そう簡単に譲って堪るか、と大人げない反撃を開始するのであった。
オメガバな設定ですが設定は緩めで独自設定があります、ご注意。
不定期更新になります。
つぎはぎのよる
伊達きよ
BL
同窓会の次の日、俺が目覚めたのはラブホテルだった。なんで、まさか、誰と、どうして。焦って部屋から脱出しようと試みた俺の目の前に現れたのは、思いがけない人物だった……。
同窓会の夜と次の日の朝に起こった、アレやソレやコレなお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる