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未来に向けて
エピローグ
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そっと連れて行かれたのは、主人であるディの部屋。
そして扉を開きながら奥に行くのは…
白い布で覆われたベット。
その向こうに見える扉は…多分今後僕が使うことになる部屋に続くのだろう。
そっと抱き上げられたと思ったら、ベットの上に優しく降ろされた。
そして囲い込むようにディの腕の中に閉じ込められる。
覗く瞳には…
もう、そこには愛しい者を捕食しようとする者のみ。
そっと啄むように唇が重なったと思った所から、一気に燃え上がっていくようだ。
怖がらせないように、でも逃がさないようにと僕の反応をみながら時には拘束の手を緩め、緩急をつけて上り詰めらされる。
胸元の尖を執拗に嬲られたと思ったら、僕自身を扱き出す。
上り詰めて息が上がり、一気に白い白濁がディの胸元に飛び散るのを指で拭い舌で舐めとる。
そのまま身体をうつ伏せにされ、クッションを抱き抱え臀部を突き上げるように支えられて、尻を割開きそこに隠された蕾に舌を伸ばして抜き差しされる。
「ディ…あ…あん…やぁ~」
息が絶え絶えにながらも甘えた声が室内に響き渡る。
それを宥めながらも絶えず「可愛い。愛している。」と声を返されてしまう。
もうグスグスになり、「入っても良いか?もう入りたい…」と色香な声で呟かれ、僕はディの顔が見えないのは怖いと泣き出してしまった。そっと向きを変えられて僕の太腿に陣取り顔中にキスの嵐を降り注ぐ。
そして、一気にそれは入ってきた。
かなりの圧迫感で呼吸を忘れそうになるが…
「あっあ~ん…ん~~~~~~」
「もう離さない。カル、私の…俺のカルロス。もう永遠に離さない。例えこの身が滅ぼうとも側にいる。だれにも渡さない。誰にもだ。未来永劫私のモノ…」
そう言って散々翻弄され、気がつけば外に陽が登りかけていた。
それからも怒涛の月日は過ぎ、彼と共に息を引き取るその日まで絶えず側を離れることなく幸せの日々を過ごしていった…
了
そして扉を開きながら奥に行くのは…
白い布で覆われたベット。
その向こうに見える扉は…多分今後僕が使うことになる部屋に続くのだろう。
そっと抱き上げられたと思ったら、ベットの上に優しく降ろされた。
そして囲い込むようにディの腕の中に閉じ込められる。
覗く瞳には…
もう、そこには愛しい者を捕食しようとする者のみ。
そっと啄むように唇が重なったと思った所から、一気に燃え上がっていくようだ。
怖がらせないように、でも逃がさないようにと僕の反応をみながら時には拘束の手を緩め、緩急をつけて上り詰めらされる。
胸元の尖を執拗に嬲られたと思ったら、僕自身を扱き出す。
上り詰めて息が上がり、一気に白い白濁がディの胸元に飛び散るのを指で拭い舌で舐めとる。
そのまま身体をうつ伏せにされ、クッションを抱き抱え臀部を突き上げるように支えられて、尻を割開きそこに隠された蕾に舌を伸ばして抜き差しされる。
「ディ…あ…あん…やぁ~」
息が絶え絶えにながらも甘えた声が室内に響き渡る。
それを宥めながらも絶えず「可愛い。愛している。」と声を返されてしまう。
もうグスグスになり、「入っても良いか?もう入りたい…」と色香な声で呟かれ、僕はディの顔が見えないのは怖いと泣き出してしまった。そっと向きを変えられて僕の太腿に陣取り顔中にキスの嵐を降り注ぐ。
そして、一気にそれは入ってきた。
かなりの圧迫感で呼吸を忘れそうになるが…
「あっあ~ん…ん~~~~~~」
「もう離さない。カル、私の…俺のカルロス。もう永遠に離さない。例えこの身が滅ぼうとも側にいる。だれにも渡さない。誰にもだ。未来永劫私のモノ…」
そう言って散々翻弄され、気がつけば外に陽が登りかけていた。
それからも怒涛の月日は過ぎ、彼と共に息を引き取るその日まで絶えず側を離れることなく幸せの日々を過ごしていった…
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