竜の国のご都合主義？

未来に向けて

友人とのちょっとした旅で巻き込まれました

だが、そんな嫌がらせの女神だとしても、シルビィとは関係ない気がするんだけど？
そんな事を考えていたら、どうも修行に一貫に関係してくるようだ。

「マスター、私的には余り好ましい行為ではないのですが…この世界の住人や生物、その他に多かれ少なかれ魔力を持っています。空気中にも魔素として。で、生物においては、魔力は血液と同じように身体中を巡っているんです。」

そう話し出したのは、初代聖女であり、英霊のアカリだ。
それに、大賢者のアルストが捕捉しての説明は、まとめると、日頃身体中に魔力が血液のように巡っているが、魔力の消費が多い場合、魔力枯渇を引き起こし、生命維持に危機を生じる恐れがある。それを回避させるために『ポーション』と言う物が存在するのだが、原始的な治療方法としては、魔力譲渡側の体液等を相手に譲渡して魔力を補填させる方法がある。手で触るなどは、皮膚の接触面、そう、わずかに滲み出ている気がつかないぐらいの気発蒸気や汗を通して魔力をを譲渡。親密な関係や緊急性だと血液や精液、愛液などだ。で、修行だけれど、魔力量の底上げに、性行為という修行を行うらしい。だがここで種族間の問題がある。よって、その行為に問題のない『ヒト族』が重宝されるのだとか。『ヒト族』は魔力が多い者も多いし、何と言っても、どの種族にも…しやすいという…この場合は利点なのか？で、しかも、『ヒト族』に子を宿らせれたら、また『ヒト族』を増やしやすく、今後も修行がしやすいと…

「そして、信者の信仰心が多ければ多いほど神の力が増すので、力を増せばヤツ、そう、神エレミアの力が増して、また問題が起こると言う…面倒だな…」
「本当に面倒です。」
「いっそこの私が行って潰して来ましょう。大したことありませんよ。」

ディアブロが、ちょっとお使いに行ってくる感覚で言ってきたが、コイツを下手に一人で行かせるのもどうかと思う。
もう、過激に殺って来そうで恐ろしい。


「落ち着け！」

自分自身を落ち着ける意味でもそう言ってとりあえず止めた。
さて、ならどうする？