竜の国のご都合主義?

文字の大きさ
上 下
259 / 269
未来に向けて

友人とのちょっとした旅で巻き込まれました

しおりを挟む
「はい。心当たりは有りますが…多分ヤツだと…何と申しますか、面倒と言うか、面倒くさい者と言いますか…」

ものすごく嫌そうに答えた。だが、それでもきちんと答えてもらわないと対応に困るのが現状であるからして…

「で?一体どんな『神』なんだ?さっさと言って!」
「はぁ~。わかりました。そのヤツと呼ばれる神は、光と闇の二神の生みの親であり、この世界の創造主の一人。今回の聖女であるアイの前世、神ラミアの末の妹神、エレミアです。末神でもありまして、甘やかされまくりですよね。そこは人も神もよく似ているかと。」
「姉妹なのか?」
「ちなみに、私も多少は…神の世界も神族といえば、ほぼ親族と言っても良いぐらいですから…まぁ、多少の濃い薄いはありますね。神と個々の世界の住民と婚姻しての混血もまぁありますが。ちなみ、私は薄い方ですよ。クフフッ…」

向こうの世界でも兄弟姉妹、下手したら親とって言うのも伝承ではある。なら、そんな感じで、節操なしなのか?
これはあくまで僕の概念というか何というかの考えだ。

「で、甘やかされまくりの神エレミアは、姉である神ラミアに何かと突っかかっていた。もう、側から呆れるぐらいにだ。しまいには、当時婚約中であった神ラミアの夫、神オルベスに恋慕するように。で、最終的には自分の思うようにならなかったから、嫌がらせをしだしての結果だな…」

何だか頭が痛くなってきた。
どんだけ神の勝手なんだろう。
それを未だ続けているってことだよな!?
それも、傍迷惑な方法でだ!

何なんだよ!!もう!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

そばにいてほしい。

15
BL
僕の恋人には、幼馴染がいる。 そんな幼馴染が彼はよっぽど大切らしい。 ──だけど、今日だけは僕のそばにいて欲しかった。 幼馴染を優先する攻め×口に出せない受け 安心してください、ハピエンです。

職業寵妃の薬膳茶

なか
BL
大国のむちゃぶりは小国には断れない。 俺は帝国に求められ、人質として輿入れすることになる。

イケメン王子四兄弟に捕まって、女にされました。

天災
BL
 イケメン王子四兄弟に捕まりました。  僕は、女にされました。

異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします。……やっぱり狙われちゃう感じ?

み馬
BL
※ 完結しました。お読みくださった方々、誠にありがとうございました! 志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。 わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!? これは、とある加護を受けた8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。 おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。 ※ 独自設定、造語、下ネタあり。出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。 ★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★ ★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★

成長を見守っていた王子様が結婚するので大人になったなとしみじみしていたら結婚相手が自分だった

みたこ
BL
年の離れた友人として接していた王子様となぜか結婚することになったおじさんの話です。

7人目の皇子

カエデ
BL
今回のお話は7人目の皇子の話です。 長編になることが予想されます。 短編かもしれません。よく分かりません。 初作品なので甘い目で見て頂けると幸いです。 R18要素は先の方になりますゆえ。 主に体調不良が続きます。 感想待っております。 余談 最近私は欲しいものがあります。 そう、ヴァイオリン🎻です。 あの音色を聞いただけでもう、わぁーーー!!!ってなります。(?)

両腕のない義弟との性事情

papporopueeee
BL
父子家庭で育ったケンと、母子家庭で育ったカオル。 親の再婚によりふたりは義兄弟となったが、 交通事故により両親とカオルの両腕が失われてしまう。 ケンは両腕を失ったカオルの世話を始めるが、 思春期であるカオルは性介助を求めていて……。

身代わりになって推しの思い出の中で永遠になりたいんです!

冨士原のもち
BL
桜舞う王立学院の入学式、ヤマトはカイユー王子を見てここが前世でやったゲームの世界だと気付く。ヤマトが一番好きなキャラであるカイユー王子は、ゲーム内では非業の死を遂げる。 「そうだ!カイユーを助けて死んだら、忘れられない恩人として永遠になれるんじゃないか?」 前世の死に際のせいで人間不信と恋愛不信を拗らせていたヤマトは、推しの心の中で永遠になるために身代わりになろうと決意した。しかし、カイユー王子はゲームの時の印象と違っていて…… 演技チャラ男攻め×美人人間不信受け ※最終的にはハッピーエンドです ※何かしら地雷のある方にはお勧めしません ※ムーンライトノベルズにも投稿しています

処理中です...