竜の国のご都合主義?

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反撃?

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洞窟内は地図で記載されていた通りの順路であり、あの時話に出てきた魔物や魔獣達が襲ってきた。
さすが聖女達とも言える感じで打ちのめしていた。
洞窟内である為、長剣は使用できないし、炎の魔法なども慎重に使用しないと危険だ。
長剣は短剣に変更し、かなり広い場所のみ長剣を使用していた。
魔法においても制御しながら周りの確認も十分に行って…

僕は勿論魔法で対応していった。
師匠の教えが良かったので、無詠唱で行使できる。
それに、僕の影にはディアブロがいた。
ディアも潜んでいるようだ。狭くないんだろうか?影だから大丈夫?そうなんだね。

彼らが防御結界を張ってくれているから、前衛が取り逃した物が僕に襲いかかってこようとも…

あっ、兄が切り伏せたよ。
そのドヤ顔。うん、ありがとう。
父や叔父は母達をしっかりと守っている。
母達も自分の使役している者達を使って応戦していた。
母に精霊がついている事は知っていたけれど…うん、植物系の魔物は枯れて行くし、動物系は何処からか蔓が伸びてきて拘束されていった。そこをサクサクと父や叔父、兄達が片付けて行く。

僕の出番は…余りないなぁ…
まぁ最終的には僕が必要だから力温存の方向って感じか?

そうこうして行くと…
どう見ても怪しい雰囲気がした。
それも、僕に対してのみのような…

特殊対象者のみに反応させる感じで…

叔父が気づいたけれども、ちょうど面倒く魔獣と魔物が現れた為、その応戦で僕に手が回らなかった。
ディアブロも気づいたようだけれど、そこは敢えてと言った感じだ。
何か意図がありそうだけれども、僕にとっては…


足元に魔法陣が現れて、僕の体は包み込まれて…
うん、しっかりと転移して引き離されてしまっていた。


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