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聖女と巡礼
聖女巡礼メンバーと別行動です。
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竜体のまま降り立って、飛び降りて降りるのかと思ったら、竜体から人の姿に戻ったディに抱っこされた状態で地上に降り立った。
しかも、スタッていう感じに降り立つディ。僕、もう良いお年頃の男子なんだけどね…
降り立つと、大賢者のアルストはじめ、皆んなが姿を現せた。
移動中は姿を消していたのか、それともただ出てこなかったのか?
この頃は、このいつものメンバーは呼ばなくても勝手に出てくるんだよね。
うん、不思議だよ。
それだけ僕のスキルアップしたのかもしれないけどね。
ゲームでのモブ位置はどうなった?って感じだよ。
まぁ、もう、ゲームではなくて、類似世界だと実感しているんだけどさ。
「向こうの方ね。ガラどう?」
アカリがガラにそう尋ねると
「数体の魔獣が感知できる。少し行ってこよう。」
「じゃ、私も一緒に。」
そう言うと、ガラとシェリルがまるで散歩にでも行くように先行して行った。
対処できたら合図があるらしい。
アルストがそう説明してくれた。
初代聖女のアカリと巡礼の旅メンバーである大賢者:アルスト、忍者マスター:ガラ、戦闘エルフ:シェリルだからか、息が合っているんだろう。
「当初、初めての時は、ガラとシェリルの相性最悪かと思ったんだけどね。次第に連携が凄かったのよ。」
そう言ってアカリがニコニコしながら教えてくれた。
「あの当時は大変だった。」
アルストがため息を大きく吐くぐらいだから、余程のことがあったんだろうなぁ。
過去の文献にはそんな事記載されてなかったと思うんだけど…
「まぁ、旅には色んな事があるものよ。私の時だってね…まぁ、それは置いといて…」
「合図ですね」
サヤカの後、アカリがそう言って教えてくれた。
僕にはよくわからなかったんだけどね。ガラから合図が送られたらしい。
「では、行きましょうか。」
歩き出すと、途中から木々が倒れ、あちこちで踏み荒らされた跡があったのは、ここでガラ達が駆逐していった跡なんだろう。
キラッと光る物の近くに行くと、赤や青などの魔石が転がっていた。
魔獣の魔核が死滅する時に魔石となって転がるんだ。
魔石にも色々な種類があるんだけどね。
アカリとサヤカが楽しそうに拾っていくから、僕も勿論手伝っていく。
拾った物はアイテムバッグに収納だ。
「この辺り、少し瘴気が濃くなって来てるわね。マスター、大丈夫ですか?」
そう言って振り向きざまに訊かれて大丈夫だと答えた。
しかも、スタッていう感じに降り立つディ。僕、もう良いお年頃の男子なんだけどね…
降り立つと、大賢者のアルストはじめ、皆んなが姿を現せた。
移動中は姿を消していたのか、それともただ出てこなかったのか?
この頃は、このいつものメンバーは呼ばなくても勝手に出てくるんだよね。
うん、不思議だよ。
それだけ僕のスキルアップしたのかもしれないけどね。
ゲームでのモブ位置はどうなった?って感じだよ。
まぁ、もう、ゲームではなくて、類似世界だと実感しているんだけどさ。
「向こうの方ね。ガラどう?」
アカリがガラにそう尋ねると
「数体の魔獣が感知できる。少し行ってこよう。」
「じゃ、私も一緒に。」
そう言うと、ガラとシェリルがまるで散歩にでも行くように先行して行った。
対処できたら合図があるらしい。
アルストがそう説明してくれた。
初代聖女のアカリと巡礼の旅メンバーである大賢者:アルスト、忍者マスター:ガラ、戦闘エルフ:シェリルだからか、息が合っているんだろう。
「当初、初めての時は、ガラとシェリルの相性最悪かと思ったんだけどね。次第に連携が凄かったのよ。」
そう言ってアカリがニコニコしながら教えてくれた。
「あの当時は大変だった。」
アルストがため息を大きく吐くぐらいだから、余程のことがあったんだろうなぁ。
過去の文献にはそんな事記載されてなかったと思うんだけど…
「まぁ、旅には色んな事があるものよ。私の時だってね…まぁ、それは置いといて…」
「合図ですね」
サヤカの後、アカリがそう言って教えてくれた。
僕にはよくわからなかったんだけどね。ガラから合図が送られたらしい。
「では、行きましょうか。」
歩き出すと、途中から木々が倒れ、あちこちで踏み荒らされた跡があったのは、ここでガラ達が駆逐していった跡なんだろう。
キラッと光る物の近くに行くと、赤や青などの魔石が転がっていた。
魔獣の魔核が死滅する時に魔石となって転がるんだ。
魔石にも色々な種類があるんだけどね。
アカリとサヤカが楽しそうに拾っていくから、僕も勿論手伝っていく。
拾った物はアイテムバッグに収納だ。
「この辺り、少し瘴気が濃くなって来てるわね。マスター、大丈夫ですか?」
そう言って振り向きざまに訊かれて大丈夫だと答えた。
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