竜の国のご都合主義?

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聖女がやって来るみたいです

聖女がやって来るみたいです♡

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「おはよう」

目の前の温もりを感じてゴソゴソすると、頭上近くから甘い声が聞こえて来た。
僕の好きな声だ。
こんな朝から聞こえるなんて…なんて??

一気に瞳を開ける。
目の前には鍛えられた胸の筋肉が。したには割れた腹筋。
その下は…うん、よかった。ズボンが履かれている。
僕は…寝衣だ。

「おはよう。身体は大丈夫か?昨日は無理をさせたか??」

そう言って僕の身体を少し持ち上げられて、唇を合わせられた。
チュチュと顔全体にキスの雨を降らされ、身体を腕の中に捉えたまま、腰はサワサワとさすられる。

どう言った………

そうだ、昨日……

ボンと音がなりそうなぐらいに頬が火照る。
多分真っ赤に染まっているだろう。

「ふふふっ、そんなに愛らしい表情をされると朝からもっと可愛がりたくなるな…俺の可愛い奥さん」
「えっと…」
「もう、君は僕の妻だ。書類上も身体も…誰にも奪わせない。勿論、君が俺から逃げることもできないし、許しもしないよ。ただ、アカデミーはきちんと卒業させてあげるから、そこは心配しなくていい。ふふふっ」

そう言いながら、つーっと僕の背中を撫でていく。
思わずビクンと震えてしまった。

「魔法で綺麗にしているし、少しは癒しもかけているから大丈夫だ。さて、起きて食事にしよう。その前に風呂に入りたい??」

そう聞かれて思わずコクコクと頷いた。
元日本人は…じゃなくて…

ベットから抱き上げられて、そのまま浴室に連れて行かれる。
テキパキと脱がされて、ディも下に履いていたものを脱ぎそのまま湯船に浸かった。

ディの膝から降ろしてもらえず、お尻から腰に大きなモノがあたる。
僕のよりも立派なモノ…
アレが昨日僕の中に……


「どうした?ふふふっ、ここにまだ俺の魔力を感じるね。」

そう言ってサワサワとお腹を撫でられる。
もう、いっぱいいっぱいだ……

両手で背後から抱きしめられたまま、少しキツイ体勢ではあるが、唇が奪われた。

「あぁ……ん~~」

「止まらなくなりそうだ。」

そう言うと、僕のあそこにディのモノがあてられて、そのまま一気に突き入れられた。
バシャバシャと水飛沫が上がる。
そして、僕のモノとお腹の中のモノが弾けた感じがして……



ぐったりした僕をかいがいしく介抱しながら、そっとベットに戻された。
そして、準備された朝食を、せっせと雛鳥のように食べさせられる。

「ほら、これも美味しいよ。好きだろ?」

そう言って、口を開けるように促され、食べさせられているんだけれど。

竜人族の求愛行動の一つだとはわかっているけれど…

知ってはいたけど…実際に自分がこうなるとは…

もう、ディの好きなようにさせるしかない。

そうしてまるまる三日。室内に篭ることになったんだ………


おそるべし、竜人族…
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