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聖女がやって来るみたいです
聖女がやって来るみたいです
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ディアブロに色々お世話されながら、今日は自室で籠った。
アカリもサヤカも戻ってきていない。
用事があるとかで出ていったきりだ。
置き手紙は置いてくれていたんだけどな…
どちらも少し用事を済ませてくるから、待っててという内容だった。
二、三日したら戻ってくると書いてあった。
う~ん…二、三日も一体何しに行ったのだろうか??
しかも何処に??
「マスター、起きられたか」
そう言ってニコニコしながらガラが部屋に入ってきた。
何処に行っていたんだろうか?
「アルスト殿は?」
「此処ですよ」
そう言って僕の目の前にスッと現れ跪いた。
アルストの背後にガラとシェリルがスッと跪く。
「マスター、情報を…」
そう言うと、多重結界を張った。
相変わらずのお手なみに息を呑む。
思わず見惚れてしまった。
「相変わらず見事だね。うん、凄い」
そう言うと、長い髭を撫でながら嬉しそうだ。
「さて、まずはガラからか?」
「はっ…」
そう返事をすると、各国での現状について報告をし出した。
現在この大きな大陸。その大陸中央を位置する『ヒト族の国』であり、神を祀る神殿があり、神殿中央であり、神から直接信託を受けたとされる神都市を含められており、ロザリアン神聖国と呼ばれている。
その周辺を囲むように東側は『獣人の国』エステバン獣王国。西側は『妖精の国』オリクサ王国。南側の『竜の国』 アステード王国。北側は『魔人の国』ディール帝国であった。
僕が住んでいる国はアステード王国だ。
前回のガラ達の報告では、アレングスト山脈の洞窟に扉が出現とか言っていた。
僕のノートに記載した『ディール帝国とエステバン王国国境近くに山脈に扉出現』と言うものだ。
今現在、各国に瘴気が増え、瘴気溜まりが各国に増えてき出した事。そして凶暴な魔獣が増え出していると報告された。
そう、魔獣が増えてるんだ。そして、それを使役する魔族が密かに移動しているとのことだ。
そう、例の洞窟に向かってだ。
アカリもサヤカも戻ってきていない。
用事があるとかで出ていったきりだ。
置き手紙は置いてくれていたんだけどな…
どちらも少し用事を済ませてくるから、待っててという内容だった。
二、三日したら戻ってくると書いてあった。
う~ん…二、三日も一体何しに行ったのだろうか??
しかも何処に??
「マスター、起きられたか」
そう言ってニコニコしながらガラが部屋に入ってきた。
何処に行っていたんだろうか?
「アルスト殿は?」
「此処ですよ」
そう言って僕の目の前にスッと現れ跪いた。
アルストの背後にガラとシェリルがスッと跪く。
「マスター、情報を…」
そう言うと、多重結界を張った。
相変わらずのお手なみに息を呑む。
思わず見惚れてしまった。
「相変わらず見事だね。うん、凄い」
そう言うと、長い髭を撫でながら嬉しそうだ。
「さて、まずはガラからか?」
「はっ…」
そう返事をすると、各国での現状について報告をし出した。
現在この大きな大陸。その大陸中央を位置する『ヒト族の国』であり、神を祀る神殿があり、神殿中央であり、神から直接信託を受けたとされる神都市を含められており、ロザリアン神聖国と呼ばれている。
その周辺を囲むように東側は『獣人の国』エステバン獣王国。西側は『妖精の国』オリクサ王国。南側の『竜の国』 アステード王国。北側は『魔人の国』ディール帝国であった。
僕が住んでいる国はアステード王国だ。
前回のガラ達の報告では、アレングスト山脈の洞窟に扉が出現とか言っていた。
僕のノートに記載した『ディール帝国とエステバン王国国境近くに山脈に扉出現』と言うものだ。
今現在、各国に瘴気が増え、瘴気溜まりが各国に増えてき出した事。そして凶暴な魔獣が増え出していると報告された。
そう、魔獣が増えてるんだ。そして、それを使役する魔族が密かに移動しているとのことだ。
そう、例の洞窟に向かってだ。
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