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聖女がやって来るみたいです
聖女がやって来るみたいです
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どのぐらい寝てしまったのだろうか…
寝れないと思ったけれど、意外と図太い僕は気がつけば、お日様が真ん中あたりまで登っていた。
うん、寝すぎだ。
「おはよう。おそよかな?よく寝てたね」
そう言って笑っていたのは、僕についてくれていた叔母のサヤカだった。
ゆっくりと起き上がり、『おはよう』と返事をした。
「他のみんなは?」
「ん?調べ物かな?地方の状況を見に行ったりとかね」
英霊の皆んなは、元々のスキルと、他にも僕が知らないことも結構できるようだ。
「失礼致します」
そう言って入って来たのはディアブロだ。
朝の洗面セットを持って来てくれたのか。
『ありがとう』と言って受け取り、サヤカには部屋から出てもらった。
いくら叔母とはいえ、見た目若い女性に見られるのは恥ずかしい。
屋敷では、侍女達が世話をするのは当たり前みたいに言われていたけれど、僕は今まで、そう、ディアブロと出会う前までは幼馴染であり、従者にいつもしてもらってたんだ。
特に、前世の記憶を取り戻してからはね。
着替えてとかを済ませ、朝と昼が一緒になった食事をいただく。
うん、今日も美味しい。
一度寝たらリセットされるとはよく言ったものだ。
心がしっかりリセットされた。
不安がないわけではないけれど、とりあえずはスッキリだ。
さてと、この後はどうしようかな…
食後のお茶を嗜みながら考えをまとめることにした。
寝れないと思ったけれど、意外と図太い僕は気がつけば、お日様が真ん中あたりまで登っていた。
うん、寝すぎだ。
「おはよう。おそよかな?よく寝てたね」
そう言って笑っていたのは、僕についてくれていた叔母のサヤカだった。
ゆっくりと起き上がり、『おはよう』と返事をした。
「他のみんなは?」
「ん?調べ物かな?地方の状況を見に行ったりとかね」
英霊の皆んなは、元々のスキルと、他にも僕が知らないことも結構できるようだ。
「失礼致します」
そう言って入って来たのはディアブロだ。
朝の洗面セットを持って来てくれたのか。
『ありがとう』と言って受け取り、サヤカには部屋から出てもらった。
いくら叔母とはいえ、見た目若い女性に見られるのは恥ずかしい。
屋敷では、侍女達が世話をするのは当たり前みたいに言われていたけれど、僕は今まで、そう、ディアブロと出会う前までは幼馴染であり、従者にいつもしてもらってたんだ。
特に、前世の記憶を取り戻してからはね。
着替えてとかを済ませ、朝と昼が一緒になった食事をいただく。
うん、今日も美味しい。
一度寝たらリセットされるとはよく言ったものだ。
心がしっかりリセットされた。
不安がないわけではないけれど、とりあえずはスッキリだ。
さてと、この後はどうしようかな…
食後のお茶を嗜みながら考えをまとめることにした。
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