24 / 269
驚きは急にやってくる
僕のスキル?
しおりを挟む
それからしばらく、シルフィーネ…そう、シルフィの力を借りて、数々の風操作をしてみた。
渦巻きの様にしてみたり、刃を作る様にして飛ばしてみたり。
少し飛べないかなぁ…なんてのも挑戦した。
初めから全て思い描く様にいくわけないと思ったけれど、一部はいい感じに使えた。
それは今は秘密。
日が傾きかけ、夕焼けに染まる前に、結構疲れてしまい、今日はお終いと言わんばかりにお礼を言って、練習はお開きにした。
しっかり二人の聖女に癒されて、体力回復させてますとも…
ヘトヘトで帰って、屋敷の者に心配されても困るからね…
隠れて極秘で出て来たんだから…
屋敷について、特に変わった感じがなくてホッとした。
でも、僕の姿が見えなかったら…って思ったら、アルストがまるで僕のコピー人間みたいなのを作っていたみたいだ。
僕が部屋に戻ると、それはスーッと消えていった。
思わず大きな声が出そうなぐらいビックリしたんだけどね…
なんか、驚きの連続がこの所続いているみたいだ…
これって、どこまで家族に内緒にしておいたら良いんだろうか…
「う~~~~ん」
思わず両腕を組んで頭を悩ませる。
「どうされましたか?」
「どうしたの?」
「大丈夫ですか?」
三人ともが心配してくれるから、少し相談してみようか…
ほら、三人とも英霊だし…
シルフィは今は側にいない。
「僕のスキルの事なんだけど、家族にずっと内緒にってのもどうかと思うし…下手に言って何か問題が起こってもと思ってね…」
あの時考えた事を伝える。
もし間違っているなら、どうしたらいいのか教えてもらいたかったんだ。
もしくは、同意を得たいという気持ちが強いから…
「そうですね。今は何処までできるかを確認されて、その後でご両親に説明•相談された後、兄弟の方に説明されたらどうですか?」
「そうね、その方がいいと思うわよ。どこまで出来るかわからなかったら、世間にどれぐらい見せて、後どのくらい隠せば身の危険性が減るか。隠せるかって感じよね。変なのに目をつけられたら、たまったもんじゃないしね…」
「うんうん」
そっか…って言うか、『変なの』って何??
怖いんですけど…
「まぁ、大丈夫だと思うわよ」
そう言って、叔母に背中をバンバン叩かれた。
その根拠はどこから来るのか…
聖女だから?そうなのか?
それとも、母が叔母にとって妹だから?
叔母が何処かの国に嫁いだ経緯も関係?
父の事知ってるから?
すごく目がキラキラしてるよ…
でも、『精霊召喚』も、『英霊召喚』もとんでもないように思うんだけど…
「はぁ…………」
思わず大きなため息が出たが、三人が自身ありありの態度だから…
まぁ、深く考えるのはやめよう…
そう考えを纏めてしまった。
渦巻きの様にしてみたり、刃を作る様にして飛ばしてみたり。
少し飛べないかなぁ…なんてのも挑戦した。
初めから全て思い描く様にいくわけないと思ったけれど、一部はいい感じに使えた。
それは今は秘密。
日が傾きかけ、夕焼けに染まる前に、結構疲れてしまい、今日はお終いと言わんばかりにお礼を言って、練習はお開きにした。
しっかり二人の聖女に癒されて、体力回復させてますとも…
ヘトヘトで帰って、屋敷の者に心配されても困るからね…
隠れて極秘で出て来たんだから…
屋敷について、特に変わった感じがなくてホッとした。
でも、僕の姿が見えなかったら…って思ったら、アルストがまるで僕のコピー人間みたいなのを作っていたみたいだ。
僕が部屋に戻ると、それはスーッと消えていった。
思わず大きな声が出そうなぐらいビックリしたんだけどね…
なんか、驚きの連続がこの所続いているみたいだ…
これって、どこまで家族に内緒にしておいたら良いんだろうか…
「う~~~~ん」
思わず両腕を組んで頭を悩ませる。
「どうされましたか?」
「どうしたの?」
「大丈夫ですか?」
三人ともが心配してくれるから、少し相談してみようか…
ほら、三人とも英霊だし…
シルフィは今は側にいない。
「僕のスキルの事なんだけど、家族にずっと内緒にってのもどうかと思うし…下手に言って何か問題が起こってもと思ってね…」
あの時考えた事を伝える。
もし間違っているなら、どうしたらいいのか教えてもらいたかったんだ。
もしくは、同意を得たいという気持ちが強いから…
「そうですね。今は何処までできるかを確認されて、その後でご両親に説明•相談された後、兄弟の方に説明されたらどうですか?」
「そうね、その方がいいと思うわよ。どこまで出来るかわからなかったら、世間にどれぐらい見せて、後どのくらい隠せば身の危険性が減るか。隠せるかって感じよね。変なのに目をつけられたら、たまったもんじゃないしね…」
「うんうん」
そっか…って言うか、『変なの』って何??
怖いんですけど…
「まぁ、大丈夫だと思うわよ」
そう言って、叔母に背中をバンバン叩かれた。
その根拠はどこから来るのか…
聖女だから?そうなのか?
それとも、母が叔母にとって妹だから?
叔母が何処かの国に嫁いだ経緯も関係?
父の事知ってるから?
すごく目がキラキラしてるよ…
でも、『精霊召喚』も、『英霊召喚』もとんでもないように思うんだけど…
「はぁ…………」
思わず大きなため息が出たが、三人が自身ありありの態度だから…
まぁ、深く考えるのはやめよう…
そう考えを纏めてしまった。
12
お気に入りに追加
136
あなたにおすすめの小説
そばにいてほしい。
15
BL
僕の恋人には、幼馴染がいる。
そんな幼馴染が彼はよっぽど大切らしい。
──だけど、今日だけは僕のそばにいて欲しかった。
幼馴染を優先する攻め×口に出せない受け
安心してください、ハピエンです。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします。……やっぱり狙われちゃう感じ?
み馬
BL
※ 完結しました。お読みくださった方々、誠にありがとうございました!
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、とある加護を受けた8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 独自設定、造語、下ネタあり。出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
転生皇子の新生活
𝐍 𝐢 𝐚🐾
BL
日本に住む青年九条 翠 (くじょう すい)はナサニエル帝国第3皇子 ルーカスとして、第2の生を受ける。
前世は家族とも疎遠で、あまり良い思い出もない。そんな翠がルーカスとして生き、様々な人に愛され恋をして新しい人生を歩んでいく話。
恋愛はルーカスが学園に入ってから主に進めていこうと思います。
初めて書いたので語彙も少なく、拙いですが、暖かい目で見ていただけると嬉しいです。誤字脱字があれば教えて頂けると嬉しいです!定期的に投稿出来るように頑張ります。
※強姦表現や虐待表現があります。
⚠️注意⚠️ この世界の赤子が話し出すのは1歳程ですごく早く、現実とは異なります。
人物紹介の瞳の色の後ろにある( )は、宝石✨️の名前で️す。良ければ調べてみてください!色のイメージがつきやすくなるかも?しれないです!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる