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驚きは急にやってくる
捜索と…
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「それより、リカ…何か感じるか?」
「兄上、あまりその名で呼ばないでください。おかげであのバカまで…女扱いされてるみたいで嫌なんですが!」
「可愛いのに。昔から家族でそう呼んでるのに今更…」
「まぁ、家族だけなら良いじゃない?今は他もいるからさ、リカルトも拗ねない」
「拗ねてません!!」
この双子の兄はこうやってよく僕達をおちょくるように可愛がる…
家族がみんなが愛情たっぷりなのは理解してるけど…
ぶつぶつ文句を言いながらも、周辺を確認する。
双子の兄達は匂いを嗅ぎながら、周辺を些細な情報も逃さないと意気込み凝視している。
僕は、石碑の方に興味を寄せた。
文字自体は特に…
微かに何か感じるが、それが何かは…
「これ…」
「「何かわかったか⁉︎」」
振り向き急いで近づいてくる。
「ハッキリ残っている訳では無いですが…空間転移…そう、転移の痕迹が残っています。魔法陣跡は見られないんですが…普通ありますよね…転移させた場合。魔法陣跡…」
「魔法陣跡が無い転移?そんな高等な事が出来るのは??」
「調べてみる必要性がありますね。他にも何かありますか?」
「何というか…あの時見かけた妖精が、今は…いない気がする。少しは漂ったりしそうなんだけど…」
「う~~~ん」と腕組みをしながら思案する兄2人。
さすが双子。よく似てる。
まぁ、双子だから、見分けがつきにくいのはわかるけどね。
ひいて言えば、泣き黒子が左右違うぐらい。
誤魔化して消してしまえば…わからないね…
右の泣き黒子は『ルシウス』左は『シリウス』だ。
「もっと他も調べてみましょう。まだ何かあるかも知れないし…」
そう言いながら、他の者達にも指示しながら辺りを調べ上げていった。
「兄上、あまりその名で呼ばないでください。おかげであのバカまで…女扱いされてるみたいで嫌なんですが!」
「可愛いのに。昔から家族でそう呼んでるのに今更…」
「まぁ、家族だけなら良いじゃない?今は他もいるからさ、リカルトも拗ねない」
「拗ねてません!!」
この双子の兄はこうやってよく僕達をおちょくるように可愛がる…
家族がみんなが愛情たっぷりなのは理解してるけど…
ぶつぶつ文句を言いながらも、周辺を確認する。
双子の兄達は匂いを嗅ぎながら、周辺を些細な情報も逃さないと意気込み凝視している。
僕は、石碑の方に興味を寄せた。
文字自体は特に…
微かに何か感じるが、それが何かは…
「これ…」
「「何かわかったか⁉︎」」
振り向き急いで近づいてくる。
「ハッキリ残っている訳では無いですが…空間転移…そう、転移の痕迹が残っています。魔法陣跡は見られないんですが…普通ありますよね…転移させた場合。魔法陣跡…」
「魔法陣跡が無い転移?そんな高等な事が出来るのは??」
「調べてみる必要性がありますね。他にも何かありますか?」
「何というか…あの時見かけた妖精が、今は…いない気がする。少しは漂ったりしそうなんだけど…」
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まぁ、双子だから、見分けがつきにくいのはわかるけどね。
ひいて言えば、泣き黒子が左右違うぐらい。
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右の泣き黒子は『ルシウス』左は『シリウス』だ。
「もっと他も調べてみましょう。まだ何かあるかも知れないし…」
そう言いながら、他の者達にも指示しながら辺りを調べ上げていった。
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