私の恋愛事情

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巻き込まれて、囚われて……

取り敢えず、寝る!

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イオニシスのマンションを出て帰ろうと思ったら、送っていくと言われ、車で自宅まで送ってもらった。
紳士的なエスコートでドキドキする。
別れ際に、車の中で抱きしめられ、口づけされた時は焦った。
見られたらどうするの!!って感じで、恥ずかしすぎる。

「その時は責任を取りますから、大丈夫。荷物をまとめて、今すぐ一緒に住みますか?身体一つで来ていただいても良いですよ」

そんなセリフを吐かれて、慌てて車を降りて、家の中に駆け込んだ。
クスクス笑って見送ってたけど、悔しい、からかわれたんだ。きっと!!

急いでシャワーを浴びて落ち着かせる。
昨日からのドキドキが止まらない。
最後まではされてないけど、あんなに焦らされ、愛されて……
ダメだ……煩悩が……
身体が疼きそうだ……
落ち着け私……そう何度も唱えて、浴室を出る。
もう、寝よう。
本当は、こんなに天気が良い日は色んなことをしたいんだけど、今は無理。
ベットに潜り込み横になる。
浮かぶのは男の色気漂うイオニシスの顔と香り……

もう、重症だ。
ムクっと起き上がり、キッチンの冷蔵庫を開けて、アルコールをー取り出す。

「アルコールの力を借りて寝てしまおう」

6本いくらで買った酎ハイを一気に飲み干し、水で軽くうがいして再度ベットに戻る
よし、今度こそ寝るぞ!

そう意気込んで、布団をかぶって目を閉じた。
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