25 / 60
お互いを知ることから……
癒してくれるのだが…
しおりを挟む
午前はカイルの仕事を手伝い、午後はダンスの練習をする。
何故だか、男女両方のパートを練習させられた。
女性パートはカイルと踊るため。
男性パートは女性陣と踊るためとか。
足がもつれそうだ。
何度か足を踏みそうと思ったが、そこはカイル特製魔道具のお陰で無事練習ができた。
ただ、無理矢理動かされるから、慣れるまでは筋肉痛が半端ない。
慣れても疲れて筋肉痛が起こりそうだが……
「無理に動こうとせず、魔道具に任せてついていく感じにしたら良いですよ……」
そう言って、カイルと白銀をパートナーにして練習する。
練習後はカイルが癒してくれたから、筋肉痛が続く事はない。
ただ、癒し方が少し………
この時とばかりに、唇を這わし、掌を這わすから、別の意味で疲れた…………
普通に癒してくれたら良いのに、『この方法の方が魔力を送りやすいから』と言っていた。
私には魔力が無いからわからないが……そうなのだろうか……
「アキ、じっとしててくださいね」
そういわれ、寝室のベッドで癒されるのだが
服を剥ぎ取られ、下着姿で、肌をあらわにされながら、唇が掌が這っていく。
「ん………カイル……そこは……」
「アキ、じっとしてて、治療ですから……」
「あっ……ダメ………あぁ……」
「こんなに凝ってしまって、あぁ、この筋が痛みがありますよね……」
そう言って舐められる。
これは治療。不埒なわけでは………ん……身体が火照る。
ムズムズする……
感じてしまう……
私の身体が変だ……
ピクンと震え、腰が揺れそうになるのを抑える。
「ふふっ、可愛い。終わりましたよ……」
そう言って、ガウンをかけてくれる。
確かに身体は軽くなるが、毎回これではもたない。
「カイル、別の方法は無いのですか?」
「この方法が効果的なので。」
そういわれ続け、断れない。
私のためにしてくれているのだから……
白銀はカイルをジトっと見ていたが、何もいわない。
治療中は隣の部屋でお茶の準備をして待ってくれているし、精霊である白銀が、寝室で何が行われているか、わからないはずがない。
何も言わないのなら………
そう思って、毎回恥ずかしい思いに耐えていた。
カイルはニコニコ顔だが、私はいつも真っ赤になっているだろう……
終わって、カイルに冷たいタオルを渡され、顔を冷やす。
「私以外にその可愛い顔を見せないでくださいね」
そう言いながら……
そして、なんとか様になる頃、皇帝の待つ城に向かうことになった。
カイルの魔力では転移も可能だが、私に色んな景色を見せたいからと、馬車で向かうことになった。
馬車に慣れていない私を勿論癒すのはカイルで……
宿を訪れるたびにあの治療が待っている事は言うまでも無い……
何故だか、男女両方のパートを練習させられた。
女性パートはカイルと踊るため。
男性パートは女性陣と踊るためとか。
足がもつれそうだ。
何度か足を踏みそうと思ったが、そこはカイル特製魔道具のお陰で無事練習ができた。
ただ、無理矢理動かされるから、慣れるまでは筋肉痛が半端ない。
慣れても疲れて筋肉痛が起こりそうだが……
「無理に動こうとせず、魔道具に任せてついていく感じにしたら良いですよ……」
そう言って、カイルと白銀をパートナーにして練習する。
練習後はカイルが癒してくれたから、筋肉痛が続く事はない。
ただ、癒し方が少し………
この時とばかりに、唇を這わし、掌を這わすから、別の意味で疲れた…………
普通に癒してくれたら良いのに、『この方法の方が魔力を送りやすいから』と言っていた。
私には魔力が無いからわからないが……そうなのだろうか……
「アキ、じっとしててくださいね」
そういわれ、寝室のベッドで癒されるのだが
服を剥ぎ取られ、下着姿で、肌をあらわにされながら、唇が掌が這っていく。
「ん………カイル……そこは……」
「アキ、じっとしてて、治療ですから……」
「あっ……ダメ………あぁ……」
「こんなに凝ってしまって、あぁ、この筋が痛みがありますよね……」
そう言って舐められる。
これは治療。不埒なわけでは………ん……身体が火照る。
ムズムズする……
感じてしまう……
私の身体が変だ……
ピクンと震え、腰が揺れそうになるのを抑える。
「ふふっ、可愛い。終わりましたよ……」
そう言って、ガウンをかけてくれる。
確かに身体は軽くなるが、毎回これではもたない。
「カイル、別の方法は無いのですか?」
「この方法が効果的なので。」
そういわれ続け、断れない。
私のためにしてくれているのだから……
白銀はカイルをジトっと見ていたが、何もいわない。
治療中は隣の部屋でお茶の準備をして待ってくれているし、精霊である白銀が、寝室で何が行われているか、わからないはずがない。
何も言わないのなら………
そう思って、毎回恥ずかしい思いに耐えていた。
カイルはニコニコ顔だが、私はいつも真っ赤になっているだろう……
終わって、カイルに冷たいタオルを渡され、顔を冷やす。
「私以外にその可愛い顔を見せないでくださいね」
そう言いながら……
そして、なんとか様になる頃、皇帝の待つ城に向かうことになった。
カイルの魔力では転移も可能だが、私に色んな景色を見せたいからと、馬車で向かうことになった。
馬車に慣れていない私を勿論癒すのはカイルで……
宿を訪れるたびにあの治療が待っている事は言うまでも無い……
2
お気に入りに追加
1,584
あなたにおすすめの小説
王様お許しください
nano ひにゃ
BL
魔王様に気に入られる弱小魔物。
気ままに暮らしていた所に突然魔王が城と共に現れ抱かれるようになる。
性描写は予告なく入ります、冒頭からですのでご注意ください。
イケメンの後輩にめちゃめちゃお願いされて、一回だけやってしまったら、大変なことになってしまった話
ゆなな
BL
タイトルどおり熱烈に年下に口説かれるお話。Twitterに載せていたものに加筆しました。Twitter→@yuna_org
酔った俺は、美味しく頂かれてました
雪紫
BL
片思いの相手に、酔ったフリして色々聞き出す筈が、何故かキスされて……?
両片思い(?)の男子大学生達の夜。
2話完結の短編です。
長いので2話にわけました。
他サイトにも掲載しています。
異世界転生先でアホのふりしてたら執着された俺の話
深山恐竜
BL
俺はよくあるBL魔法学園ゲームの世界に異世界転生したらしい。よりにもよって、役どころは作中最悪の悪役令息だ。何重にも張られた没落エンドフラグをへし折る日々……なんてまっぴらごめんなので、前世のスキル(引きこもり)を最大限活用して平和を勝ち取る! ……はずだったのだが、どういうわけか俺の従者が「坊ちゃんの足すべすべ~」なんて言い出して!?
番に囲われ逃げられない
ネコフク
BL
高校の入学と同時に入寮した部屋へ一歩踏み出したら目の前に笑顔の綺麗な同室人がいてあれよあれよという間にベッドへ押し倒され即挿入!俺Ωなのに同室人で学校の理事長の息子である颯人と一緒にα寮で生活する事に。「ヒートが来たら噛むから」と宣言され有言実行され番に。そんなヤベェ奴に捕まったΩとヤベェαのちょっとしたお話。
結局現状を受け入れている受けとどこまでも囲い込もうとする攻めです。オメガバース。
野獣オメガが番うまで
猫宮乾
BL
第一王子に婚約破棄された俺(ジャック)は、あるい日湖にいたところ、エドワードと出会う。エドワードは、『野獣オメガを見にきた』と話していて――?※異世界婚約破棄×オメガバースアンソロジーからの再録です。
【完結】もふもふ獣人転生
*
BL
白い耳としっぽのもふもふ獣人に生まれ、強制労働で死にそうなところを助けてくれたのは、最愛の推しでした。
ちっちゃなもふもふ獣人と、攻略対象の凛々しい少年の、両片思い? な、いちゃらぶもふもふなお話です。
本編完結しました!
おまけをちょこちょこ更新しています。
第12回BL大賞、奨励賞をいただきました、読んでくださった方、応援してくださった方、投票してくださった方のおかげです、ほんとうにありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる