番だと言われて囲われました。

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愛おし過ぎて……

身体が動かせない……

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身体が動かせない。
まるで人形か何かになった様だ。
カイルにされるがままの自分。

スルスルと服を脱がされはだけていく。

露わにされた肌に唇が這い、掌が這う。
時々ツキッとした痛みを感じ、その場所を舌で舐められた。

「や………やめ………んっ………あぁ……」

自分の声とは信じられない声が上がる。

全てを剥ぎ取られ、羞恥心で朱に染まる。
やめてほしい……でも……身体が………

ゾクゾクと感じていく……よくわからない……わかりたくない……

胸の頂を舐められ、甘噛みされる

「やぁ………あっ……あん……くっ……」

もう片方を指で捏ね回され、弾かれる。
痛いわけではない……これは何??

体は動かない。声と涙………

「可愛い……愛してる。愛してるんだ……」

そう呟いて、上半身をはだけさせて私の上にのしかかっている。
勿論、体重の加減をしているのだろう、重すぎることはない。

「アキ………アキ………」

うわごとの様に私の名前を呼び、唇を甘噛みし、舌で口腔内を貪られる。

絶えず手は身体中を這い回る。

「やめ…………あ…………ん……」
「アキ、もっと鳴いて。魔力で音を遮断しているから、他の者には聴こえないから……誰も入ってこれない様にしているから大丈夫だよ……身体の拘束はもう必要ないかなぁ………ふふっ……乱れて……」

スーツと押さえつけられた見えない力が消える。
カイルの力のみ……

「最後まではしないよ……君が誰のものかわかるまで………可愛がるから……」

押さえられた力は無いが、抵抗できない……

カイルの手が腰を伝う。
唇が徐々に下に降りていく………

まるで女性になってしまったかの様にただシーツを掴み、頭を振るだけ。

自分でも信じられない甘い声を漏らして……

両足を破り開かされ、足の間に陣取られる。

臀部に片手で支えられ、私自身を包み込まれた。
そっと、優しく包んだと思うとさすりあげられた………

「やぁ………やめてくれ………やめ………」

鈴口を爪で突かれ、口づけされる。
甘く漏れた物を舐められ、くちで覆われた。

「あぁ…………」

腰が揺れる。
逃げれない………

臀部を支えていた手が………指が……菊口をなぞる。

菊口をなぞる指先に何か液体の様なものを付けたのか冷んやりとする………
そして、自身を吸い上げられたと同時に入れら、ゆるゆるとかき回された。

目を見開き涙する。
身体中が引きつった感じがして、自身が弾けた………
自分が信じられない……
そのまま意識を手放した。

「アキ……これで少しはわかってくれた?次はこれでは済まないよ………」

唇に付いた液体を舐めとって微笑む。

「私の物だ。逃がさない。」

意識を手放した私の身体を……乱れ汚れたシーツも魔力で清め抱きしめながら呟いた。
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