異世界で囲われた?!

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異世界生活

一旦調査終了…そして

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無事に城について、侍従や侍女達に連れて行かれて、湯船に浸かっている。
侍従や侍女達が、お世話と称して入ってこようとするのを、そこはできるだけ頑張ってお断りした。

だってそれが彼ら、彼女らの仕事であれば、全て拒否してお断りするのは流石に……

ただ、日本人男児である俺は…
恥ずかしいのだ…

で、自分で身体を洗うけど、髪はお任せすると言う事で妥協案を提示して…
頭皮から首の方までマッサージするようにしっかり洗われて、思わず寝てしまいそうになった。
後、浴室内に準備されているマッサージ台に寝さされて、首から下。足の指までマッサージされたんだ。
背中側ならただ心地いいだけであるが…
身体全面は…
気合いでどうにかした。俺の息子よ反応するなと…

疲れはしっかり取れたけどな…

だけどだ…

「彼ら、彼女の仕事を取らないためにお願いしたのに、なんでお前が??」
「私が許すはずありません。あなたの世話は私の仕事であり、特権ですから!」

総力説してきた男は…俺の番と言い切った男だった。
しかも、湯船までしっかり入ってきたよ。

もう、自分で打ち明けてしまったのだからと、「番」である特権を行使しまくったのだ。
拒否する身体もしっかり洗われて、もう見られまくりの触られまくりだ。
不埒な行為を大いに警戒していたけれど…そこは…うん、ちょっとはやばかったけど、しっかり従者対応でな…

それ以上は聞かないでもらいたい。恥ずかしい…


その後、寝室で少し休眠して、夕方、そう、夕食を同席するよう招待されたんだ。
そこで報告や、呼び返された経緯の説明もするとの事だった。

で、今の俺はぐっすり眠ってスッキリした状態で、身支度中だった。
ここもあの男が中心で、侍女や侍従を補助として使うだけで、俺には極力触れさせないようにしていた。

以前と今の対応の違いに…

こそっとちょっとだけ仲の良い侍女に聞いたら、竜人族の番に対しては、こんんなものだと…これでもまだマシな方だと教えられた。
えっと??

「睨まれてしまいますから…」と、それだけ教えてくれて、そそそっと側から離れていた。
うん、何か室内冷たいか?




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