異世界で囲われた?!

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異世界生活

行ってみよう!

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そんな感じで湿地帯のような場所を通りすぎ、今は砂漠手前に差し掛かる町に到着した。
ここで馬車は待機らしい。
村に駐屯している騎士の詰所?みたいな所に預けるらしい。で、ここからは騎馬一択。
一旦荷物の確認をして、不足分はここで補充。
ここから目的地までは何もない砂漠だけらしい。
魔道具を利用して進む方向は確認できるらしいんだけどな。

近くの宿泊場所に行って、今日はここで泊まると言われた。
俺はもうお任せだよ。
ただ、見てきたこととか聞いた事は、しっかりとメモだけはしていった。
部屋に行く前に土埃を被ったりした衣服をパタパタさせて払い、部屋で身体を清潔にしたいと思ったが、この世界には風呂というものはあるが、この地域では水自体がかなり貴重なものであるから、入浴をする習慣はないらしい。生活魔法の一つで浄化魔法で身体を綺麗に保つか、濡れた布で拭くぐらいだとか。
俺にそんな事ができるかというと…

『ご主人様、クリーンの魔法使わないのですか?多分できますよ。』

そうシオンが言い、身体をぷるぷる震わせていた。
ぷるぷるするたびに身体がキラキラして…綺麗になってる。

『向こうの世界では見られたらやばいので使ってなかったんです。普通の猫と同じで舌で舐めて綺麗にしてました。』

そうなんだ…凄いな。

『魔法は想像力が大切です。向こうの世界でたくさん見たり体験した事を想像したら…』

そう言われて、とりあえず想像してみた。頭っからシャワーを浴びる感じで汚れが落ちて、そのままドライヤーの風みたいなので全身を乾かす感じ。

一瞬ドバーッと水を被ったみたいになったが、その後は何とか~

「大丈夫ですか!?」

そう言って飛んできたクリスに魔法をかけてもらって何とかなった。
うん、驚いた。

その後もクリスにせっせと世話を焼かれて、俺、クリスがいないと何もできない男になりそうだ。
うん、そうならないように教えてもらおう。
今までも何とか教えてもらい、助けてもらってたんだから…
勿論、お礼はきちんと言うよう。
感謝の気持ちは大切だからな。


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