異世界で囲われた?!

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異世界生活

異世界生活、波乱です

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でも、この場所とこの記事が気になるという事は…
二十年以上前?なら、現在はどうなってるんだろうか?

「ここがロデリック神聖王国で、この隣接している国がラザンガ帝国。で~えっと。」

真剣に記事と地図を見比べて、他のもガサガサと…

「ラザンガ帝国は主が竜人族ですね。他の種族も住んでいますが入国が結構厳しいんです。軍事国家ではありますが、自ら戦場に向かう事はありません。竜人族の特徴かもしれませんが。」
「そうなのか?その辺りは良くわからないけれど…ちなみにこの国は?」
「この国はヒト族が多いですね。皇王初めて王族は神族の子孫とされています。一概には言えませんがね。よって神を祀る国として神聖王国です。獣人族や他の種族とかも住んでますね。」

そうなのか…お国事情というものか?
まぁ、多種族が住んでて大丈夫なら良いんだろうけれども…

「この当時の記事とか何か残ってる?姉に要相談だけど、現地を見に行けたらなぁ~。」

最後の方はもう呟き程度だ。
この世界の事を十分に知らず、ただご厄介をかけている自分が調べたいから行きたいなんて言えないだろう。
行かせてもらえるかどうかもわからないし、姉はこの国はに貢献し出してる?かもしれないけれど、俺は姉の付録扱いかもしれないし…

「直ぐに行く事は難しいかもしれませんが、ある程度の情報は集めてご満足いただけるようにしますよ。英二様のためらな。私個人で動いても…まぁ、お側を離れて他の者に世話をさせるような事は致しませんが。憂を祓うよう努力は十分。」

そう言ってニコニコと笑顔を振りまかれた。

「本当か?!そうなら超嬉しいんだけど!」

思わず立ち上がって抱きついてしまう。
ちょっと子供ぽかったけど、それだけ嬉しかったんだ。
受け止めてくれる側は流石軍人という感じだ。しっかりと受け止められて、見た目以上の筋肉にも触ってみて驚いた。
まぁ、筋トレとか一緒にしてくれていたから、多分とは思ったけれど…

少し冷静になってきて、慌てて側を離れる。

「ごめん。急に飛びついて。びっくりしたよな…」

思わず上目遣いになってしまった。相手は俺より背が高いしな…
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