異世界で囲われた?!

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異世界生活

異世界生活、波乱です

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どのくらいの時間を費やしただろうか。
もう、熱狂しながらの模擬戦までしっかり見学した。
でだ…

この場での訓練は俺には無理な気がする。
異世界チートが余程あれば大丈夫かも知れないが、現在の俺ではちょっと…いゃ、多いに自信がない。
『部活で運動部に所属してました!』ぐらいのレベルでは無理。

「どうされましたか?」
「えっと、物凄く訓練されてるんですね。さすが騎士って感じで感動しました。はぁ…………」

とりあえず最後ため息で見学のお礼と超簡単な感想を述べてみた。

「何か気に触ることでもありましたか?」

一瞬キッとした目力を感じてしまったけれど…気のせいか。
穏やかな表情に戻ってる。

「ほんの少しだけ身体を動かしたいなって思っただけ。でもあの雰囲気では俺みたいなのは邪魔になると思ってさ…」
「なら、私と一緒に簡単なトレーニングをしてみますか?体力アップぐらいの初心者向けが有りますから。」
「初心者向け?」
「はい。いきなり誰しもあそこまで動けるとは限りません。種族的なものも有りますから。英二様は異世界から渡られた人族として過去に来られた方の情報も加味してまずはストレッチと簡単な筋トレ。後、少しずつ距離を伸ばしての走り込みはどうですか?私も一緒させて頂きますから。」

ストレッチと筋トレか。短い距離なら走り込みもいいかも知れない。
しかも、護衛をしながら指導もしてくれる。しかも騎士直々。
良いかも…

「お願いできますか?」
「はい。是非!!」

そこから、城内訓練所の一部を押さえてくれて、毎日少しづつ続けて訓練できるように手配してくれた。
開始は明日から。
動きやすい服も準備してくれるらしい。

ものすごく有り難く、頼りになると感動してしまった。

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